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Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Vinicio_Capossela

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアン・ポップス鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアン・ポップス(イタリアPOPS)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTAにご参加ください。Festa情報→https://piccola-radio-italia.com/archives/cat_50003116.html

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Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
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第44回イタリアPOPSフェスタ(2008年11月)レポート (その2 / Antonella Ruggiero, Roberto Colombo, Bandabardo`, Vinicio Capossela)

その1はコチラ


第2部は、異色&エキセントリック路線のアーティストや作品をラインナップ。

colomboruggiero/Pomodoro genetico1人目はcolomboruggiero(コロンボルッジェーロ)名でリリースされたアルバム「Pomodoro Genetico(トマトの原種)」(2008)から。colomboruggieroとは、Roberto Colombo(ロベルト・コロンボ)とAntonella Ruggiero(アントネッラ・ルッジェーロ/56歳/Genova出身)の夫妻による実験的企画アルバム。(2008年10月3日発売)

極力リズム楽器を廃し、電子サウンドと生ストリングスと歌詞なしの声の融合に挑戦しています。歌詞がなく全編スキャットだけのヴォーカルなので、もはやイタリアPOPSとは呼べないかもしれませんが、Roberto Colomboは、PFMやMatia Bazar(マティア・バザール)のプロデュースでその才能を発揮し、知名度を上げた名プロデューサーであり、Antonella Ruggieroはイタリアの国宝級の女性ヴォーカリストですから、彼らの動きには注目せざるを得ません。

11月Festaでは、CDに附属されたDVDに収められた映像作品"attesa(予期)"を紹介。お世辞にもビジュアル系とは言えない56歳のAntonella Ruggieroを妖しく美しく、神秘的な映像世界で表現することに成功しています。やや実験音楽の要素が強い、緊張感のあるサウンドの楽曲。

2曲目はリラクゼーションやヒーリングミュージックとも呼べそうな楽曲"Leggero(軽やかに)"。Antonellaのヴォーカルの妙を充分に堪能できる楽曲で、オーケストラのかぶさり方も実に心地よい。

アルバムに収められたほとんどの楽曲は、この曲のようなヒーリング系のサウンドの楽曲になっており、お昼寝のお供に良さそうです。Antonellaでなければこのような企画アルバムは成り立たないのは明らかですね。


Ottavio2番目のアーティストは、Bandabardò(バンダバルド)。1993年から活動を続けるFirenzeで結成されたフォークロック・グループで、バンド名はフランスの大女優Brigitte Bardot(ブリジット・バルドー)を意識して命名されているそうです。

デビュー以来、きっちり2年毎にアルバムをリリースする活動を続けており、2008年9月5日にリリースしたのが、「Ottavio(オッターヴィオ)」(2008)。Ottavioという男が、幼い時から愛に餓えていたことに気付いて行くストーリー仕立てのアルバム構成になっています。

アルバム1曲目に収められたのはシングルカットされた"Bambino(小さな男の子)"。FESTAでも1曲目に採用。まずは何も説明せずに聴いていただきました。古くからベテランファンには耳覚えのある曲・・・曲を終わってから参加者の声を聞いてみます。

続きを読む(leggere la continuazione)

第23回イタリアPOPSフェスタレポート(第3部 / New Trolls, Banco, Vinicio Capossela)

(第2部はこちら)

第3部

第3部は名付けて『プログレファン向けコーナー』
2006年の初来日で大喝采を浴びたNew Trollsの再来日公演。ただし今回は単なる再来日ではなく、オリジナルメンバーで中心的役割を果たしていたひとり、Nico Di Paoloが復帰しての来日との事。

当然、イタリア随一とも呼ばれた神業的ギターテクニックと、魅惑のハイトーンヴォーカルを期待してしましますが、交通事故の重い後遺症からカムバックしたばかりということなので、多くを望まない方が良いかもしれません。でもそれにもまして、中心格のVittorio De ScalziとNico Di Paloの2人が立つステージを日本で拝めるだけでも貴重な事。また録音中と噂されている「Concerto grosso N.3」を聴かせてくれるとか?

いずれにせよ、New TrollsはプログレファンもイタリアPOPSファンも最高に楽しませてくれることは、昨年のステージで証明済み。イタリア音楽を愛する全ての人にお奨めします。

昨年は金・土の2公演に日曜日の追加公演の3公演だったものの、今年は最初から4/7(土)・4/8(日)の2公演。早期売り切れ必至ですので、興味のある方はお早めにお求めいただいた方が良いでしょうね。

NewTrolls/ilMeglioそんなNew Trollsが世に放った数々の名曲の中から、プレゼンター役Poohlover.netのSiriusさんが、"Là nella casa dell'angelo(邦題:天使の家)"(1981)というNicoのカラーが強い曲をピックアップしてくれました。

Nicoのハイトーンヴォーカルに他のメンバーのとろけるようなコーラスワークが重なりNew Trollsの良質POPSグループの面を体感できました。今年のステージで演奏してくれると良いですね♪

 


 

続いて5/26(土)、5/27(日)の来日公演が決定し、一般発売が開始されたばかりのBanco del Mutuo Soccorso(『共済銀行』の意)。既に残席僅かと表示されているので、こちらも急ぐべし。

Banco/1980 Live(DVD)"R.I.P. (Requiescant in Pace/平和の中に憩われん事を)" (1972)を発売されたばかりのDVD「1980 Live」より。重たいツインキーボードサウンド、激しいリズムに乗せて、クラシックのベルカントのようなFrancesco Di Giacomoの美声が響きます。そうそうこのサウンドとこのヴォーカルの対比がBancoの最大の魅力です。

しかしながら初めてBancoを見る人には、その激しいサウンド以上に、Francescoのダルマのような体型と胸まで垂れた長い髭に度胆を抜かれてしまったようでしたw

続いて、"Non mi rompete(僕をつぶさないで)"(1973)。落ち着いたサウンドのため、Francescoのクラシカルなヴォーカルがより一層楽しめます。オーヴァーオールのジーンズを着込み、タンバリンを叩きながら歌うその巨体がなぜか、可愛く感じてしまうのはなぜでしょう?



第3部2人目は、8月FESTAで紹介したところ大好評を博したVinicio Capossela(42/独・ハノーファー生まれ/Emilia-Romagna育ち)。

VinicioはベテランカンタウトーレのFrancesco Guccini(67/Modena出身)により見出され、25歳の時(1990年)にアルバムデビューを果たします。画家の生涯を歌で表現し、その後は映画のサントラを多く手がけるようになります。

 

31歳の時(1996年)に出したアルバム「Il Ballo di San Vito」が彼の転換期となり、その後は現在のようなレトロな雰囲気の曲から良質なPOPS、土着的な音楽、呪術的な要素、前衛的なものまで、何でもありの捉えどころのない作品を産出していきます。

vinicioそんなマニアックな音楽スタイルながら、1900年代の近代文学や南イタリアの土着宗教などを題材にしていることもあってか、イタリアでは大ヒットを記録した近作「Ovunque proteggi(至るところで汝は守る)」(2006)のライブツアーを収録したCD+DVD「Nel niente sotto il sole(太陽の下の無意味の中には)」(2006)が発売されました。

Vinicio Capossela/Nel niente sotto il sole - grand tour 2006まずはその呪術的で土着宗教色が強い1曲「Brucia troia(メス豚を燃やせ)」。土着宗教の祈祷師や教祖と思える、牛(?)の被り物を被ったまま、Vinicioは低音のダミ声で怒鳴るようなヴォーカルを聞かせます。鼻から口にかけて、仮面が前面に突き出しているため空間があり、その空間にVinicioの声が反響し、独特の効果音となっています。

Vinicioの怪人ぶりが炸裂し、Festa会場はそれを楽しめる人と、付いて行けない人とに別れてしまったかもしれません(汗)。そんな曲でもイタリアのRadioではシングル曲のように良くかけられていたヒット曲、というのだからイタリアの音楽業界は侮れません。

少し尖がった雰囲気を元に戻すために、ラテンフレーヴァー溢れるチャチャチャのダンスナンバー"Medusa cha cha cha"をかけました。曲はとてもノリが良いPOPな曲ですが、そこは怪人Vinicio、普通には演奏しません。今度は頭が蛇のメドゥサの黄金のマスクを付けて歌います。

どうしてもそういった奇をてらったコスプレに視線が行ってしまい勝ちですが、Tom WatsとコラボをよくしているギタリストMarc Ribot(53/米・NewJersey生まれ/ヘブライ系)を始め、演奏力の豊かなバンドメンバーが揃っており、この曲では特に、音程操作の難しいテルミンをフューチャーするなど、通好みの構成になっています。

他の曲もロシア風の帽子を被ってみたり、ローマ皇帝や東洋の王様のかっこうしてみたり、本当にコスプレ、特に『カブリモノ』が大好きなVinicioが確認できました。

第3部のラストは、怪人Vinicioによる極上ワルツ"Pena de l'alma(魂の痛み)"
会場には影絵で二人の男女が優雅にワルツを踊るのを照らし出し、Vinicioの静かなピアノと切ない声で、しっとりと観衆を包み込んでしまいます。こんなメルヘンティックな曲が、あの破壊的で呪術的な曲と同じアルバムに収められた曲に思えません。DVD版ではあまり感じられませんでしたが、ライブCDの方のテイクでは、観衆が後半大合唱していて、胸が熱くなります。ゲテモノ嗜好に見え勝ちなVinicioですが、こういう曲を書くから本当に侮れません。

Continua alla prossima puntata.(続く)

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CD『瞳はるかに~魅惑のイタリアン・ポップス』(2013)
【2018年10月10日発売】CD『瞳はるかに~魅惑のイタリアン・ポップス』
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『Viva!イタリア Vol.4』『Viva!イタリア Vol.4』【映画の音楽ネタ】

『日伊文化研究』第56号(2018年)日伊協会・年刊学術誌『日伊文化研究』第56号(2018年)
「1960年代のイタリア音楽(ポップス)について」掲載

ジリオラ・チンクェッティ2017年来日公演ジリオラ・チンクェッティ2017年来日公演

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第3回「イタリアン・ポップス・セミナー 」@日伊協会
2015/7/25開催 第3回『イタリアン・ポップス・セミナー 』@日伊協会

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決定盤!永遠のシャンソンコレクション『決定盤!永遠のシャンソンコレクション』(CD5枚組/日本盤)

第2回「イタリアン・ポップス・セミナー 」@日伊協会
2014/7/26開催 第2回『イタリアン・ポップス・セミナー 』@日伊協会

『紀元2010年 - PFMとアンドレの新たな旅(A.D.2010 - La Buona Novella)』
【2014年5月14日発売】『紀元2010年 - PFMとアンドレの新たな旅(A.D.2010 - La Buona Novella)』(CD)
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PFM/『アンドレの詩(PFM canta De Andre')』
【2014年5月14日発売】PFM/『アンドレの詩(PFM canta De Andre')』(CD)
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PFM/『イン・クラシック〜モーツアルトからの祭典(PFM in classic | Da Mozart a Celebration)』
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月例コラム『イタリアPOPSのススメ』

ミュージックラウンドアバウトFM戸塚『ミュージックラウンドアバウト』
雑誌『MusicaVita Italia』特集2013/10/31放送

文化セミナー『イタリアンポップスのすべて』@公益財団法人 日伊協会
文化セミナー『イタリアンポップスのすべて』@公益財団法人 日伊協会
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公益財団法人 日伊協会会報クロナカ138号
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巻頭特集『豊穣なるイタリアン・ポップスの世界』執筆

CD『永遠のイタリア音楽全集』(2013)
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CD『サンレモ音楽祭ベスト!〜素晴らしきカンツォーネの世界』(2013)
【2013年6月26日発売】CD『サンレモ音楽祭ベスト!〜素晴らしきカンツォーネの世界』
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「小さな村の物語イタリア 音楽集」(市販版/別選曲)
【2013年5月22日発売】「小さな村の物語イタリア 音楽集」(市販版/別選曲)
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ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX第2弾
【2013年2月末発売予定】ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX第2弾
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2012/6/29開催 - Attico 初夏の『イタリアン・パーティー』
2012/6/29開催 - Attico 初夏の『イタリアン・パーティー』でDJ&VJを務めました!

2012/6/24開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)
2012/6/24開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)でナヴィゲーターを務めました!

ジリオラ・チンクェッティ / シングル・コレクション
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