2017年は前年に引き続き多くのイタリア人アーティストが来日した。ここでは非クラシック&非ジャズ系のアーティストを列挙して紹介する。
4月16日、Ludovico Einaudi(ルドヴィコ・エイナウディ)来日公演。

2017年9月9日に公開された日本映画『三度目の殺人』の音楽も担当し、同映画はヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に正式出品し、日本でも初日2日間で映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となる大ヒットとなった。
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5月20・21日はArisa(アリーザ)が『イタリア・アモーレ・ミオ』のメインゲストとして来日ステージを披露。
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5月29日は超大物Zucchero(ズッケロ)が初の来日フル公演。昨年の初来日時は『イタリア・アモーレ・ミオ』のイベント屋外会場でわずか30分のステージだったため、消化不良ぎみだったことが払拭された。布袋寅泰もゲスト出演。


(撮影:Michiko Yamamoto)
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6月21〜27日、Giovanni Allevi(ジョヴァンニ・アレヴィ)が日本ツアーを敢行。

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8月12日・13日はクラブチッタで『ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック Vol,5,6』が開催され、メインアクトとして両日に出演したDelirium(デリリウム)、12日出演のSemiramis(セミラミス)、13日出演のRaccomandata Ricevuta Ritorno(ラッコマンダータ・リチェヴータ・リトルノ)の3バンドが饗宴を開いた。

10月21日、RanestRane(ラーネストラーネ)がイギリスのバンドMARILLION (マリリオン) 来日公演のオープニングアクトに出演。

10月28日、Goblin(ゴブリン)来日公演。昨年の映画『サスペリア』を全編上映しながら、そのサウンドトラックをGoblinが生でシンクロ演奏するという企画で大好評となったため、今回は映画『サスペリア 2』を上映しながら同様に演奏する企画となった。

11月18・19日、Gigliola Cinquetti(ジリオラ・チンクェッティ)の24年振りの来日公演が実現。

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11月29日・12月1日、Il Volo(イル・ヴォーロ)来日公演。

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12月1日、Mario Venuti(マリオ・ヴェヌーティ)が在日イタリア商工会議所のガラ・ディナーのゲストとして来日。

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続いて惜しくも2017年にこの世を去った物故者。
2月28日、Leone di Lernia(レオーネ・ディ・レルニア)、満79歳で逝去。ラジオ番組のパーソナリティとして著名で、社会風刺&馬鹿騒ぎを特徴とするカンタウトーレでもあった。
3月30日、Fausto Mesolella(ファウスト・メゾレッラ)、満64歳で逝去。サンレモ音楽祭優勝歴もある異色バンドAvion Travel(アヴィオン・トラヴェル)のギタリスト&コンポーザーであり、ソロとしても活動していた孤高の音楽家でもあった。
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4月16日、Gianni Boncompagni(ジァンニ・ボンコンパーニ)、満84歳で逝去。Raffaella Carra`(ラッファエッラ・カッラ)らに多くの楽曲を書き(主に作詞)、カルト的TV番組『Non e` la RAI(ノネ・ラ・ライ)』の制作を手掛けたTVプロデューサーとしても活躍した。彼が書いたヒット曲には「Ragazzo triste(意:悲しい青年)」(1966)/Patty Paravo(パッティ・プラヴォ)、「Tuca tuca」(1971)/Raffaella Carra`などがある。

4月30日、Rino Zurzolo(リーノ・ズルゾロ)、満59歳で逝去。Pino Daniele(ピーノ・ダニエレ)を支えた"ナポリタン・パワー"と呼ばれた凄腕ミュージシャン群のベーシスト。コントラバスを中心にエレキベースも操るミュージシャンズ・ミュージシャンたる存在だった。
8月4日、Bruno Canfora(ブルーノ・カンフォラ)、満92歳で逝去。オーケストラ指揮者&作曲者のマエストロで、彼が書いたヒット曲には「Zum zum zum」(1968)/Sylvie Vartan(シルヴィー・ヴァルタン)(他にMinaやGigliola Cinquettiもカヴァーしたが、Sylvie Vartan版が一番ヒットした)や、Mina(ミーナ) に多数の楽曲を書き下ろしたことで知られていた。

8月26日、Nanni Svampa(ナンニ・ズヴァンパ)、満79歳で逝去。Lombardia方言歌手の第一人者で、I Gufi(イ・グーフィ)というグループを率いたリーダーでもあった。

11月15日、Luis Bacalov(ルイス・バカロフ)、満84歳で逝去。アルゼンチン生まれでイタリアに帰化した作曲&編曲家で、数多くの映画音楽を担当。最も有名なのは映画『イル・ポスティーノ』でオスカー賞に輝いたことだ。イタリアPops界でも多くの楽曲の編曲を担当し、「Legata a un granello di sabbia(邦題:愛の砂)」(1961)/Nico Fidenco(ニコ・フィデンコ)、「Io che amo solo te(邦題:君だけを愛して)」(1962)/Sergio Endrigo(セルジォ・エンドリゴ)、「Come te non c'e` nessuno(邦題:恋の意気地なし)」(1962)/Rita Pavone(リタ・パヴォーネ)などの往年のヒット曲を手掛けただけでなく、70年代になると後にプログレと呼ばれる前衛的なロック畑に進出し、特にクラシックとロックの融合を試みた作品、「Concerto grosso(邦題:コンチェルト・グロッソ)」(1971)/New Trolls(ニュー・トロルス)、「Milano Calibro 9(邦題:ミラノ・カリブロ 9)」(1972)/Osanna(オザンナ)、「Contaminazione(邦題:汚染された世界)」(1973)/Rovescio della Medaglia(ロヴェショ・デッラ・メダーリァ)などを手掛けた。その後はカンタウトーレ作品にも手を貸し、「Sabato pomeriggio(意:土曜日の午後)」(1975)/Claudio Baglioni(クラウディオ・バリォーニ)などでもその存在を発揮した。

11月26日、Enrico Boccadoro(エンリコ・ボッカドーロ)、満42歳で逝去。サンレモ音楽祭2005の新人部門出場歴のあるカンタウトーレだった。
12月9日、Lando Fiorini(ランド・フィオリーニ)、満79歳で逝去。Canzone Romana(ローマ語歌唱)の第一人者者だった。








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