ローマ時代の遺跡にして現代もなお屋外イベントが行われているArena di Veronaで2022年6月2日に開催され、翌6月3日にTV放映されたばかりの野外コンサート『DallArenaLucio(ダッラレーナルーチォ/意:アレーナからルーチォ)』(2022)から。日本からは視聴不可コンテンツ。

DallArenaLucio

イタリアの国民的カンタウトーレだった故Lucio Dalla(ルーチォ・ダッラ/1943-2012/Bologna出身)の没後10周年の節目の年に、Fiorella Mannoia(フィオレッラ・マンノイア)の音頭で集まったアーティストたちがLucio Dallaの楽曲をカヴァーして披露した。

【レポートその2】

【レポートその1】


【レポートその3】
長年に渡りLucio Dallaのバックでコーラスを務めたIskra Menarini(イスクラ・メナリーニ)と、サンレモ音楽祭でLucio Dallaの最後の共演者となったPierdavide Carone(ピエルダヴィデ・カローネ)が少年少女合唱団Piccolo coro dell'Antoniano(ピッコロ・コーロ・デッラントニァーノ)を率いて、Ron(ロン)が書いてDallaが歌った「Attenti al lupo(意:オオカミに気を付けて)」(1990)をカヴァー。イタリアでは絵本にもなっているほど、子供たちにもおなじみの楽曲。
Iskra e Pierddavide Carone - DallArenaLucio

ここからはサンレモ音楽祭優勝経験者が次々と登壇する。まずはMarco Masini(マルコ・マジーニ)は「Futura(意:未来の)」(1980)を熱唱。
Marco Masini - DallArenaLucio

Francesco Gabbani(フランチェスコ・ガッバーニ)は「Stella di mare(意:海の星)」(1979)。
Francesco Gabani - DallArenaLucio

Tosca(トスカ)は「Latin lover(ラテン・ラヴァー)」(1993)を。

そして1996年のサンレモ音楽祭優勝時のデュオ編成でRon(ロン)とTosca(トスカ)の共演で「La casa in riva al mare(意:海のほとりの家)」(1971)。
Ron & Tosca - DallArenaLucio

1970年代にLucio Dallaのバックバンドを務めていたメンバーたちでデビューしたバンドStadio(スターディオ)はDallaがStadioのために書き下ろした楽曲「Grande figlio di puttana(意:娼婦の偉大な息子)」(1986)をセルフカヴァー。
Stadio - DallArenaLucio

フィナーレは特にLucio Dallaと密接な交流を持っていたStadio、Ron、Samuele Bersani(サムエレ・ベルサーニ)にFiorella Mannoiaが加わって、BersaniがDallaと共作した「Canzone(意:歌)」(1996)を歌いまわして大団円を迎える。
Finale - DallArenaLucio


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2022年に達する年齢で表記。