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Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Fabrizio_De_Andre'

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアン・ポップス鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアン・ポップス(イタリアPOPS)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTAにご参加ください。Festa情報→https://piccola-radio-italia.com/archives/cat_50003116.html

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Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第202回イタリアPOPSフェスタ(2022年9月)レポート(日本盤CD・対訳の世界)

イタリアPOPS日本盤の歌詞対訳や原文翻訳、解説などの実績を持つ当フェスタ主宰のYoshioAntonio。その経験の中から、特に心に残った歌やその歌詞のポイント、知っておきたいアーティストのエピソードやこぼれ話を紹介するスペシャル企画となった9月Festa。楽曲が表現している世界観を説明するだけでなく、一聴しただけでは聞き漏らしてしまうような細部にもスポットを当て、公共の場所では発言したり書けないことにも言及した内容となり、参加者の満足度がかなり高い回となった。
YoshioAntonio CD

このWebレポートでは、(閉ざされた空間ではない故)要点だけを簡単に触れるだけに留めておく。


まずは2022年8月に待望の初来日を果たしたManeskin(マネスキン)の『テアトロ・ディーラ Vol.I(Teatro d'ira Vol.I)』(2021)から。日本盤ではアルバムタイトルも収録曲も原曲をカタカナ表記するだけに留める方針でリリースされたので、何を歌っているか?は日本盤を入手しないと判らないはず。
Maneskin - Teatro d'ira(2021.2022Japan tour edition)

「イン・ノーメ・デル・パードレ(In nome del Padre)」は、アルバム収録曲中、最も激しいロック調の楽曲で、直訳すると“父の名において”だが、“父”に値する“Padre”が大文字で始まっているところに注目。これは肉親の父のことではなく、キリスト教における“創造主たる神”を意味している。

そしてカトリック教会の教義の根幹となっている《三位一体説》では、父なる創造主、その子たるイエス・キリスト、そして聖霊が三者でひとつであるという教義となっており、それを象徴する祈りの締めのフレーズが“in nome del Padre del Figlio Spirito Santo(意:父と子と精霊の御名において)”であり、このフレーズの直後に“アーメン”で締めくくられる定番フレーズだ。

マネスキンは敬虔なクリスチャンが毎日クチにするこのフレーズを歌の中で繰り返し叫んでいるが、その他の部分は放送禁止用語や隠語を多用して他者を口汚く罵っている、という対比を味わうのがポイント。なぜならばこのアルバムのタイトル『テアトロ・ディーラ(Teatro d'ira)』の“ira”とは“怒り”を意味し、キリスト教における“七つの大罪”のひとつ“憤怒”でもあり、アルバムのテーマは彼らが味わってきた“憤怒”の感情を歌に変えて収めているというコンセプトアルバムでもあるのだ。

では、弱冠20歳ちょっとのマネスキンの面々が抱く“憤怒”とは何なのだろうか?主には、自分たちを見くびっていた周囲の大人たちへの怒りだ。マネスキンの面々がそういう大人たちが作った壁にぶち当たっては打ち破ってきたことが、自分たちの人生にどのように影響したのか?をこの楽曲に描き出している。

余談ではあるが、この楽曲タイトルの“In nome di...(〜の名において)”という言い回しのうち、有名なもののひとつを紹介したい。

Sono venuta fin qui per punirti in nome della Luna(ソノ・ヴェヌータ・フィン・クイ・ペル・プニルティ・イン・ノーメ・デッラ・ルーナ/意:私はここまで来た オマエを罰するために 月の御名において)

そう、これは日本産の漫画&アニメの金字塔的作品のひとつ『美少女戦士セーラームーン』の決め台詞“月に代わってお仕置きよ!”のイタリア語版での言い回しだ。
Sailor Moon


次にPFMことPremiata Forneria Marconi(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ)の『電気羊の夢を見た(Ho sognato pecore elettriche)』(2021)から。
PFM - Ho sognao pecore elettriche (2021)

SFファンならタイトルからピンとくる通り、SF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(1968)の世界観を踏襲したコンセプト・アルバムで、同小説を題材にした作品で他に有名なのには映画『ブレードランナー』(1982)シリーズもある。
ブレードランナー

原作小説&映画も、リアルの人間とアンドロイド(映画ではレプリカント)の区別や交流によって何が生まれるのか?をテーマにしているが、PFMはそれらへのアンサーソングのようなタイトルで“僕は電気羊の夢を見た(Ho sognato le pecore elettriche)”としている。

Festaではアルバム中でもっともpopで聴き易い「ミスター“それは知らない”(Mr. Non Lo So)」を紹介。アンドロイドの根幹となるAIの視点で、何も知らない状態から少しずつ学習していく様が歌われている。


BS日テレの人気番組『小さな村の物語 イタリア』のオープニングで必ずかかるテーマソングで、Ornella Vanoni(オルネッラ・ヴァノーニ)が歌う「逢いびき(L'appuntamento)」(1970)。イタリア語の楽曲のうち、日本の公共放送で流れる回数はおそらくこの10年超でNo.1を続けているという存在だ。Festaではなぜこの曲が“不倫の歌”と呼ばれるのか?について、歌詞のあちこちに散りばめられたキーワードを指摘して解説をした。そして番組の生みの親のプロデューサーにインタビューをした時のエピソードもこぼれ話として紹介した。


同番組で流された楽曲のコンピレーションアルバムが何タイトルかリリースされていて、どれもがベストセラーとなっているが、その中から『小さな村の物語 イタリア 音楽集 II (ライフスタイル編) 』(2018)に収められたAnnalisa(アンナリーザ)のサンレモ音楽祭出場曲「星降る窓に (Una finestra tra le stelle)」(2015)。
小さな村の物語 イタリア 音楽集供淵薀ぅ侫好織ぅ詈圈

イタリアで大きな人気を獲得しているバンドModa`(モダー)のヴォーカリストKekko(ケッコ)が書き下ろした楽曲で、彼が紡ぎ出すメロディと詩の世界がイタリア人の若い世代のハートを捉えて離さないのが人気の秘密だ。それが歌詞のどういう部分に現れているのか?を解説。

また、MVのロケ現場となった建物の美しさと、タイトルに表されているように“窓”から見える景色の移り変わりを表現したアナログな演出も見どころ。

まるで美術館のようなクラシカルな様式美を持つ建物は、Veneto州Veronaにあるワイナリー“ヴィラ モスコーニ ベルターニ (ヴィラ ノヴァーレとしても知られる)”で、18 世紀の新古典主義様式で建てられている。


番組名こそ冠しなかったものの、そのジャケットデザインが『小さな村の物語 イタリア』のオープニング映像を思い起こさせるコンピレーションアルバム『瞳はるかに~魅惑のイタリアン・ポップス』(2018)。
瞳はるかに~魅惑のイタリアン・ポップス0

収録されたGianni Nazzaro(ジャンニ・ナッザーロ)のサンレモ音楽祭出場曲「道はひとすじ(A modo mio)」(1970)は、まだ駆け出しだった(後の大御所)カンタウトーレClaudio Baglioni(クラウディオ・バリォーニ)が、当時のスター歌手Nazzaroに書き下ろした楽曲で、現在もなおサンレモ音楽祭出場歴を持たないBaglioniが作曲者として初めてサンレモ音楽祭と接点を持った楽曲でもある。

タイトルに据えた成句“A modo mio(意:僕のやり方で)”の使い方が学べる楽曲であり、1番の歌詞は今までどんなことも自己流のやり方で乗り越えてきた主人公の生き様が描かれていて、2番の歌詞ではそんな主人公の人生観をガラッと変えた女性との出会いを歌っており、その対比の妙を味わえるところがミソ。

今ではBaglioniのセルフカヴァー版の方が有名な楽曲であるが、ナポリ出身のNazzaroの発音の違いを味わうのも一興だ。Nazzaroは“ア・モード・ミオ”ではなく、“あんもーど・みお〜”と“ん”が入る発音なのも聴きどころ。


BS日テレ「小さな村の物語 イタリア」の公式音楽集の市販版第1作となったアルバム『逢いびき〜魅惑のイタリアン・ポップス BS日テレ「小さな村の物語 イタリア」音楽編』(2011)。
逢いびき_J写

日本のプログレファンにも人気と知名度を持つNew Trolls(ニュー・トロルス)の最初期の楽曲「鉱山(Una miniera)」(1969)。石炭鉱山で労働の過酷さと、家族との愛の結びつきを歌い上げた傑作で、New Trollsならでの演奏力と美しい高音コーラスも聴きどころ。サビ部分がイタリア語の半過去で歌われているという解釈について解説。また前半の“scava scava(スカーヴァ・スカーヴァ/意:掘れ、掘れ)”の部分で鉱山をシャベルで掘る擬音を金属を打ち付ける音が重ねているところも聴きどころ。


60年代に沸き起こった世界的なカンツォーネ・ブームを牽引して、世界の歌姫に登り詰めたGigliola Cinquetti(ジリオラ・チンクェッティ)の日本盤シリーズの中から、サンレモ音楽祭&ユーロヴィジョンのW優勝(イタリア人初)を果たした「夢みる想い (Non ho l'eta`)」(1964)。
Gigliola Cinquetti - Single Collection#0

易しいイタリア語で歌われている楽曲であるものの、サビの部分には接続法という高度な文法で綴らている点について着目し、なぜ接続法が使われているのか?についてを探求した。


『ビバ サンレモ!〜カンツォーネ・コレクション』(2010)は、私YoshioAntonioが初めて歌詞対訳を手掛けた記念すべき作品集。
Viva Sanremo

収録曲の中から第2回サンレモ音楽祭優勝曲「飛べよ小鳩 (Vola colomba)」(1952)をピックアップ。Festaでは当時の映像で紹介したが、70年前のモノクロ映像ながら、綺麗に残されているのが驚異的だ。そして何と言っても、コーラス隊を起用せず、アンジェリーニ楽団の楽器演奏者たちがコーラスも担当しているのが素晴らしい。

一聴すると、切ない恋心を歌っているように聴こえる楽曲だが、歌詞のところどころに様々な違和感を感じる伏線があることから、別の意味が込められた楽曲であることを、その伏線をひとつひとつ回収して説明。そうこれはイタリア最北東の街トリエステに捧げられた歌である、というのが事実だ。

1952年という時代は、第二次世界大戦後の復興期であり、敗戦国であるイタリアはまだ“未回収のイタリア”と呼ばれる、イタリアに復帰できていない地域を抱えていたのだ。その代表的な街が国境の街トリエステ。東欧との接点となる位置の街ゆえに、東西冷戦の熾烈な対立が深まるという状況下を配慮し、国連管理下に置かれていたのだ。

“復帰していない”トリエステの街に捧げて、“生き別れになった愛しのひと、戻ってきて”と歌っているのだ。その願いが通じたのか、2年後の1954年にトリエステの半分がイタリアに戻るものの、全てがイタリアに復帰するのは1975年まで待たなければならない、というイタリアの近代史を学べる教材としても重要だ。


Festa最後の紹介曲となったのは、前出のPFMのアルバム『アンドレの詩(PFM canta De Andre')』(2008/日本盤は2014年発売)から。
PFM - Canta De Andre'

60年代から活動を開始し、次第にイタリア人の心を打つ偉大なカンタウトーレとなったFabrizio De Andre’(ファブリツィオ・デ・アンドレ)の作品をPFMがカヴァーしたライヴアルバムだが、単なるカヴァーアルバムという位置付けではなく、元々デ・アンドレのオリジナル録音のバック演奏を務めていたのがPFMという密接な関係性であるのが重要なポイント。

まるでラップのように早口で歌い綴られるタイプの楽曲が多いデ・アンドレの作品世界は、言語の壁がある異国人には容易に理解することはできないので、PFMによるカヴァーとはいえ、デ・アンドレ作品の日本盤が出て、その日本語対訳が正式に発表されたということが非常に大きな功績となったのだ。

Festaで取り上げたのは名作「薔薇の口(Bocca di rosa)」(1967)。タイトルはある娼婦の源氏名だ。デ・アンドレが歌った娼婦に捧げた楽曲のうち、有名な作品のひとつでもある。

“薔薇の口”が小さな町にやって来た。仕事モードではなく、情熱を込めて彼女の天職を務めるタイプの娼婦なので、すぐに町中の男たちを骨抜きにしてしまう。すると当然、町の奥様たちの反感を買い、薔薇の口は誹謗中傷され、在らぬ咎で警察に訴えられてしまう。結果、町を追放されることになった薔薇の口だが・・・という物語がシニカルな視点とコミカルな視点を織り交ぜて綴られていくという、デ・アンドレが得意とする物語的作品の代表作のひとつだ。


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2022年に達する年齢で表記。



CD『瞳はるかに 〜魅惑のイタリアン・ポップス〜』

第122回イタリアPOPSフェスタ(2015年7月)レポート(第1部:Massimo Bubola)

第1部

Massimo Bubola(マッスィモ・ブボラ/マッシモ・ブボラ/61歳/Verona近郊Terrazzo出身)のアルバム『Il testamento del capitano(意:隊長の遺言)』(2014)から。

Massimo Bubola - Il testamento del capitano

70年代中頃から活動を開始したカンタウトーレだが、すぐ後の1970年代後半にファブリツィオ・デ・アンドレと長きに渡る共作を始めたため、作曲者としてのイメージの方が強いブボラであるが、本アルバムのタイトルおよび収録曲の半数は、世界大戦中の民間伝承歌/レジスタンスの歌/フォルクローレをカヴァー(アレンジはブボラ)している。

アルバムタイトル曲「Il testamento del capitano(意:隊長の遺言)」は、今まさに死にゆくアルプス兵団の隊長が部下を呼び集めて遺言という形で命令する。

私が死んだら体を5つに切り分けて欲しい。
ひとつ目は祖国に。二つ目は大隊に。
三つ目は母に。息子の形見として。
四つ目は愛しい人に。初恋の思い出として。
最後のは山に。やがて薔薇が咲くように。

曲調は賑やかだが、その詞は涙無くして聴けない。

2曲目は「Ta pum(タ・プム)」。

若い兵隊は母を置いて戦場に来た。明日は突撃。
橋の裏に兵隊たちの墓がある。もうすぐ会いに行くよ。

と歌われる。タイトルは行軍してゆく擬音。

日本の戦争時代の歌は士気高揚目的の軍歌が主体だが、イタリアのそれは、個としての視点で、報われない運命を歌う悲しいものが多い。

3曲目はブボラ作のオリジナル曲「Rosso su verde(意:緑の上に赤)」。“緑の大地の上に流される赤い血”という意味で、やはり反戦歌と解釈できる。

ところで、ブボラの名を一躍高めたのは、前出の通り1978年から始まったFabrizio De Andre’(ファブリツィオ・デ・アンドレ/1940-1999/58歳没/Genova出身)との共作活動。1980年に彼らが共演した貴重な映像から「Una storia sbagliata(意:ある間違えられた物語)」。デ・アンドレ40歳。ブボラは実に26歳。

当時のインタビューの中で、デ・アンドレは同曲についてこう語っている。

≪「Una storia sbagliata」の歌詞で、俺はピエル・パオロ・パゾリーニ(注:映画監督)の悲劇的な出来事(注:暴行を受けた他殺死体で発見され、現在も未解決)を追想している。これは依頼を受けて作った歌であり、もしかすると俺が発注を受けた唯一の歌かもしれない。その依頼内容は、パゾリーニとヴィルマ・モンテージの死(21歳の女性が1953年に他殺死体で発見され、捜査線上に多くの著名人があがり、現在も未解決)に関するふたつの調査記録のための曲ということだった≫

※当サイトでのFabrizio De Andre’の紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Fabrizio De Andre’

ここからはブボラが2010年にリリースしたライヴDVD『Live in Castiglione』から。

Massimo Bubola - Live in Castiglione

ブボラがデ・アンドレと共作した多くの曲の中から著名な「Fiume sand creek(意:サンド・クリーク川)」(1981)。

「La sposa del diavolo(意:悪魔の花嫁)」(2004)。コーラス担当のErika Ardemagni(エリカ・アルデマーーニ)とのデュエット。

そして「Camicie rosse(意:赤シャツ隊)」(1996)。1860年のイタリア統一運動の立役者として知られるGiuseppe Garibaldi(ジゥゼッペ・ガリバルディ)が率いていた私設軍事組織の事を歌っている。

実はガリバルディはそれ以前は南米でレジスタンス活動に身を投じ、ウルグアイを周辺国からの侵略から救った立役者として、南米でも偉人として語り継がれている。その卓越した戦術は、後の時代に中南米を舞台に活動したチェ・ゲバラ(エルネスト・ゲバラ)に影響を与えたと言われている。

同曲はFiorella Mannoia(フィオレッラ・マンノイア)にも提供されたが、次の「Il cielo d'Irlanda(意:アイルランドの空)」(1994)は彼女の代表曲のひとつとなった。ブボラによるセルフカヴァー。ここではイメージ映像のものを貼っておく。

そのFiorella Mannoia(61歳/Roma出身)が2014年にリリースしたカヴァーアルバム『Fiorella』で、ブボラとのデュエット・ヴァージョンが新たに収録された。

FIORELLA MANNOIA - FIORELLA

※当サイトでのFiorella Mannoiaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Fiorella_Mannoia

※当サイトでのMassimo Bubolaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Massimo_Bubola


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2015年に達する年齢で表記。

Continua alla prossima puntata.(続く)

第113回イタリアPOPSフェスタ(2014年10月)レポート(その1/Diodato, Ron)

第112回Festaは、18名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて10/4(土)に開催。参加者の内訳は男性8名 女性10名、うち初参加者1名。

まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、極上の音楽と夜景を楽しむ、至福のひと時となった。


第1部

サンレモ音楽祭2014新人部門に出場して第2位となった「Babilonia」を歌ったカンタウトーレ、Diodato(ディオダート/33歳/Aosta生まれTaranto育ち)。

圧倒的な審査員票を集め、最有力優勝候補だったが、一般投票で覆されたため、2位に甘んじた。このため、真の優勝曲とささやかれることとなった。ロマンティックでスケールの大きな楽曲だ。

同曲を含むアルバムが『E forse sono pazzo(意:そしておそらく僕は狂ってる)』(2014)。

Diodato - E forse sono pazzo

同アルバムに収録されたもう一つの注目曲は「Amore che vieni, amore che vai(意:やって来る愛、過ぎゆく愛)」。Fabrizio De Andre'(ファブリツィオ・デ・アンドレ/1940-1999/58歳没)が1966年に発表した楽曲のカヴァーで、ダニエレ・ルケッティ監督映画『ハッピー・イヤーズ(Anni felici)』(2013)のサントラに採用され、2014年のファブリツィオ・デ・アンドレ賞を受賞した。

映画は子供の回想で始まる。1974年の両親グイドとセレーナ。グイドは前衛芸術家で、ブルジョワの家庭を牢獄のように感じてる。でもセレーナはグイドを愛している。2人の息子は不安定な家族のいいこと悪いことを数え上げて、結局合計は幸せじゃないかと感じている。でもグイドの芸術生活にスランプが訪れるが、セレーナはフランスでヴァカンス。2人は破局。グイドはますます苦しむ。でも突然、グイドの芸術は成功し、幸せの予感を感じ始めるが・・・・

ディオダートが歌う「Amore che vieni, amore che vai(意:やって来る愛、過ぎゆく愛)」は、まさにこの夫婦関係を歌っているようで、観客の心を捉えるのだ。

オリジナルのFabrizio De Andre'ヴァージョンも紹介しておこう。

※当サイトでのDiodatoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Diodato

※当サイトでの Fabrizio De Andre'の紹介記事はコチラ
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サンレモ音楽祭2014大賞部門出場曲「Sing in the Rain」を歌ったのはRon(ロン/61歳/Dorno出身)。1996年大会の優勝経験を持つベテラン・カンタウトーレだ。FESTA会場ではサンレモ出場時の映像で紹介したが、現在サンレモ2014の映像はネット上から削除されてしまっているので、ここでは静止画動画で。

同曲を含むアルバムが『Un abbraccio unico(意:ただひとつの抱擁)』(2014)で、サンレモに持ち込んだもう1曲「Un abbraccio unico」も収録。アルバム・タイトル曲でもあるし、サンレモに持ち込んだ2曲のうち、Ron自身の本命はこっちの曲だったのだろう。人気TV番組Domenica In出演時の映像で。

Ron - Un abbraccio unico

サンレモ2014第4夜目は余興の日となり、イタリアを代表する楽曲を出場アーティストたちがカヴァーを歌ったが、Ronが選んだのは師匠Lucio Dalla(ルーチォ・ダッラ/1943-2012/68歳没)の「Cara(意:いとしの女性)」だった。イタリア国内で最後のステージとなったサンレモ音楽祭のステージで披露することに大きな意味があり、観客も偉大なカンタウトーレをしのんだ。

※当サイトでのLucio Dallaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Lucio_Dalla

サンレモ出場後にリリースしたシングル曲が「America」

※当サイトでのRonの紹介記事はコチラ
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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2014年に達する年齢で表記。

Continua alla prossima puntata.(続く)

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【2018年10月10日発売】CD『瞳はるかに~魅惑のイタリアン・ポップス』
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5/7&5/22映像ライヴ敢行!

Gigi D'Alessio(ジジ・ダレッシオ)初来日公演Gigi D'Alessio(ジジ・ダレッシオ)初来日公演!

第3回「イタリアン・ポップス・セミナー 」@日伊協会
2015/7/25開催 第3回『イタリアン・ポップス・セミナー 』@日伊協会

Ligabue a Tokyo2015/2/3 Ligabue来日公演

決定盤!永遠のシャンソンコレクション『決定盤!永遠のシャンソンコレクション』(CD5枚組/日本盤)

第2回「イタリアン・ポップス・セミナー 」@日伊協会
2014/7/26開催 第2回『イタリアン・ポップス・セミナー 』@日伊協会

『紀元2010年 - PFMとアンドレの新たな旅(A.D.2010 - La Buona Novella)』
【2014年5月14日発売】『紀元2010年 - PFMとアンドレの新たな旅(A.D.2010 - La Buona Novella)』(CD)
歌詞対訳協力を行いました

PFM/『アンドレの詩(PFM canta De Andre')』
【2014年5月14日発売】PFM/『アンドレの詩(PFM canta De Andre')』(CD)
歌詞対訳協力を行いました

PFM/『イン・クラシック〜モーツアルトからの祭典(PFM in classic | Da Mozart a Celebration)』
【2014年2月19日発売】PFM/『イン・クラシック〜モーツアルトからの祭典(PFM in classic | Da Mozart a Celebration)』(2CD)
歌詞対訳協力を行いました

シーライトパブリッシング
月例コラム『イタリアPOPSのススメ』

ミュージックラウンドアバウトFM戸塚『ミュージックラウンドアバウト』
雑誌『MusicaVita Italia』特集2013/10/31放送

文化セミナー『イタリアンポップスのすべて』@公益財団法人 日伊協会
文化セミナー『イタリアンポップスのすべて』@公益財団法人 日伊協会
講師を務めました。

公益財団法人 日伊協会会報クロナカ138号
公益財団法人 日伊協会会報クロナカ138号
巻頭特集『豊穣なるイタリアン・ポップスの世界』執筆

CD『永遠のイタリア音楽全集』(2013)
【2013年6月26日発売】CD『ジリオラ・チンクェッティ/パーフェクト・ベスト』
歌詞対訳協力を行いました

CD『永遠のイタリア音楽全集』(2013)
【2013年6月26日発売】CD『永遠のイタリア音楽全集』
歌詞対訳協力を行いました

CD『サンレモ音楽祭ベスト!〜素晴らしきカンツォーネの世界』(2013)
【2013年6月26日発売】CD『サンレモ音楽祭ベスト!〜素晴らしきカンツォーネの世界』
歌詞対訳協力を行いました

「小さな村の物語イタリア 音楽集」(市販版/別選曲)
【2013年5月22日発売】「小さな村の物語イタリア 音楽集」(市販版/別選曲)
歌詞対訳協力を行いました

ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX第2弾
【2013年2月末発売予定】ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX第2弾
歌詞対訳協力を行いました

2012/6/29開催 - Attico 初夏の『イタリアン・パーティー』
2012/6/29開催 - Attico 初夏の『イタリアン・パーティー』でDJ&VJを務めました!

2012/6/24開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)
2012/6/24開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)でナヴィゲーターを務めました!

ジリオラ・チンクェッティ / シングル・コレクション
【2012年7月5日発売】ジリオラ・チンクェッティ / シングル・コレクション
歌詞対訳協力を行いました

2012/5/27開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)
2012/5/27開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)で講師を務めました!

『イタリアブックフェア2012』@イタリア文化会館
『イタリアブックフェア2012』@イタリア文化会館でイベント『イタリアPOPSスペシャル』を担当しました!

★秋のイタリア収穫祭★東京ガス
★秋のイタリア収穫祭★東京ガスで音楽コーナーを務めました!

逢いびき〜魅惑のイタリアン・ポップス BS日テレ「小さな村の物語 イタリア」音楽編(通販限定)
【2011年10月1日発売】逢いびき〜魅惑のイタリアン・ポップス BS日テレ「小さな村の物語 イタリア」音楽編(通販限定)
歌詞対訳協力を行いました

シーライト パブリッシング
『イタリアPOPSのススメ』連載コラム@シーライト パブリッシング

『イタリアブックフェア2011』@イタリア文化会館
『イタリアブックフェア2011』@イタリア文化会館でイベント『イタリアPOPSスペシャル』を担当しました!

NHK-BShi『Amazing Voice 驚異の歌声』Mina特集
NHK-BShi『Amazing Voice 驚異の歌声』Mina特集で資料映像協力しました

ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX
【通販限定】ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX
歌詞対訳協力を行いました

世界の音楽情報誌Latina
Claudio Baglioniインタビュー
取材協力いたしました!


【通販限定】VIVA SANREMO! Canzone Collection ビバ サンレモ!〜カンツォーネ・コレクション(CD4枚組/日本盤)
歌詞対訳協力を行いました

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「イタリアン・ポップ・ミュージック 50年の変遷」@PolyCultureClubTokyo

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シカゴピザ公式サイトでのイタリア音楽コラム執筆(分社化により現在は該当サイト消滅)

Tra te e mare(海のように)/Laura pausini
Tra te e mare(海のように)/Laura pausini(ラウラ・パウジーニ)
ライナーノーツを担当いたしました!

Storie di tutti i giorni(過ぎ行く日々の物語)/Riccardo Fogli(リッカルド・フォッリ)
Storie di tutti i giorni(過ぎ行く日々の物語)/Riccardo Fogli(リッカルド・フォッリ)
シングル盤リリース時に歌詞注釈を担当いたしました!

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Opera prima(オペラ・プリマ)/Pooh(プー)
日本盤初リリース時にコラム記事を執筆いたしました!

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