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Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Enrico_Ruggeri

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアン・ポップス鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアン・ポップス(イタリアPOPS)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTAにご参加ください。Festa情報→https://piccola-radio-italia.com/archives/cat_50003116.html

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Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第187回イタリアPOPSフェスタ(2021年6月)レポート(第3部:Primo Maggio その3)

引き続き『Concerto del Primo Maggio 2021(意:5月1日のコンサート2021)』から(その3)。毎年メイデー(5月1日)に開催される『5月1日のコンサート』。昼から夜にかけて6時間もかけて開催され、まだ無名のアーティストから赤丸急上昇の気鋭の存在、そしてベテラン勢まで大勢出演するところが見もの。労働者の権利を主張するという、メイデー本来の趣旨があちこちで紹介されるのもイタリアならではの風習だ。2021年はコロナ禍のため観客数を大幅に間引いた形で開催された。
2021-06EV

サンレモ音楽祭2021にも出場していたMax Gazze`(マックス・ガッゼ)はla Magical Mystery Band(ラ・マジカル・ミステリー・バンド)を率いて「Considerando(意:よく考えながら)」(2021)を披露。率いたバンドはカンタウトーレ仲間のDaniele Silvestri(ダニエレ・シルヴェストリ)がリーダーを務めている。

そしてそのバンド編成のままDaniele SilvestriがMCを始め、2021年春に亡くなったばかりのBandabardo`(バンダバルド)のヴォーカリストErriquez(エンリケツ)の名前を上げ、彼に捧げる追悼コーナーが始まる。Bandabardo`のギタリストFinaz(フィナツ)を迎え、さらにPiero Pelu`(ピエロ・ペルー)も加わり、Bandabardo`の「Se mi rilasso collasso(意:もし虚脱が和らいだら)」(2018)をカヴァー。

同曲は彼らの25周年を記念し、1998年の楽曲「Beppeanna(ベッペアンナ)」をリメイクしたもので、レコーディングにはDaniele SilvestriもMax Gazze`も参加していたという縁。他にもStefano Bollani(ステファノ・ボラーニ)、Caparezza(カパレッツァ)、Carmen Consoli(カルメン・コンソリ)が参加していた。

サンレモ音楽祭2021で14位となったNoemi(ノエミ)「Glicine(意:フジ)」。
https://youtu.be/JKeMXiMA65k

Enrico Ruggeri(エンリコ・ルッジェーリ)はコロナ禍のチャリティで一躍有名になったベルガモのヨハネ23世病院からの中継で「Peter Pan(ピータ・パン)」を披露。

そして2021年のPrimo Maggioコンサートで最も見どころとなったのが、Francesco Renga(フランチェスコ・レンガ)のステージだ。なぜならば、コンサートのメイン司会者のひとりAmbra Angiolini(アンブラ・アンジョリーニ)と11年間(2004-2015)事実婚関係にあり、2人の間には子供も2人いる関係だからだ。カメラマンもそのことをちゃんと判っていて、画角にAmbraを入れる構図で中継をしているところがポイントだ。

Rengaが披露した2曲は「Il mio giorno piu` bello nel mondo(意:世界で一番素敵な僕の一日)」(2014)、そして「Ci sarai(意:君がいるだろう)」(2004)。そう、Ambraとの関係が始まった年と終わった年の楽曲で、歌詞の内容もAmbraに捧げたと思わるもの。公の場で2人だけで交わされている想いを垣間見ているようなシーンとなった。ここでは2曲目の映像が紹介できないが、AmbraはRengaとの間に生まれた娘と肩寄せ合って、じっと元夫&実父のステージを見守っているシーンも印象的だった。

ステージが終わってMC陣が登壇する際、2人は照れあって、ナカナカ近づこうとしないのを、他のMC陣が鼓舞して2人を並ばせるのシーンも微笑ましかった。2人とも個別のインタビューで、別れた後も一緒に入れた年月が良いものだったと語っているので、決して憎みあって別れた関係ではないようだ。

サンレモ音楽祭2021で21位となったGhemon(ゲーモン)「Momento perfetto(意:完璧な瞬間)」。オレンジ色のスーツがイカしたいで立ちで登壇し、まるでイタリア版ティモンディ高岸のようw
https://youtu.be/ZaOsoqLBuGA

Primo Maggio 2021のオオトリは、サンレモ音楽祭2021にも出場していたバンドExtraliscio(エクストラリショ)が務め、「La nave sul monte(意:山の上の舟)」(2021)を披露。1バンド名が示す通り、19世紀のイタリアで流行したダンス音楽リショの流れを組むコンセプトのバンドだが、管楽器奏者が複数人いたり、その衣装などが、かつてNHK Eテレで放映していた『ムジカ・ピッコリーノ』(2013)の世界観に通ずるものがある。


第187回イタリアPOPSフェスタ(2021年6月)紹介曲PlayList(演者が異なる楽曲もあり)

Concerto del Primo Maggio 2021全部のPlayList(演者が異なる楽曲もあり)


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2021年に達する年齢で表記。

第169回イタリアPOPSフェスタ(2019年9月)レポート(第3&4部:Dodi Battaglia)

2016年末で50年の活動に終止符を打ったPooh(プー)。1968年から48年間に渡りギタリストとして、コンポーザーとして、甘い歌声のヴォーカリストとして活動していたのがDodi Battaglia(ドディ・バッタリァ/68歳/Bologna出身)だ。

そのDodiが2018年、自身のキャリア50周年記念として自身の誕生日に行ったコンサートが『Dodi Day』だ。自身のキャリアのほとんどを占めるPooh時代の楽曲を中心に、ソロとして発表した作品も含めてたっぷりと披露している。これを収録したCD、そしてDVDがリリースされている。
Dodi Battaglia - Dodi Day Bellaria Igea Marina Live

一時期Poohのアレンジャーを務めていたFio Zanotti(フィオ・ザノッティ)がキーボード奏者&バンドリーダーを務めているのもポイントだが、何と言っても多くの大物ゲストがお祝いに駆けつけて共演しているシーンが最大の魅力だ。Enrico Ruggeri(エンリコ・ルッジェーリ)、Mario Biondi(マリオ・ビオンディ)、Mieta(ミエッタ)、Gigi D'Alessio(ジジ・ダレッシォ)、Luca Carboni(ルカ・カルボーニ)、Silvia Mezzanotte(シルヴィア・メッツァノッテ/元Matia Bazar)、Marco Masini(マルコ・マジーニ)といった歌手たちだけでなく、イタリアを代表するギタリストMaurizio Solieri(マウリツィオ・ソリエリ)も出演し、その多くは2曲も共演を披露してくれているのだ。

※当サイトでのEnrico Ruggeriの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Enrico_Ruggeri

※当サイトでのMario Biondiの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Mario_Biondi

※当サイトでのMietaの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Mieta

※当サイトでのGigi D'Alessioの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Gigi_D'Alessio

※当サイトでのLuca Carboniの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Luca_Carboni

※当サイトでのSilvia Mezzanotteの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Silvia_Mezzanotte

※当サイトでのMarco Masiniの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Marco_Masini

※当サイトでのMaurizio Solieriの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Maurizio_Solieri

Pooh時代の曲ではもともと彼のパートではなかった部分の歌唱も聞けるし、彼のギターソロがフィーチャーされたPooh時代の名曲「Parsifal(パルシファル)」では、Pooh時代とは異なる演奏法、ライトハンド、ピッキングハーモニックス、スラム奏法、ヴァイオリン奏法などを駆使したフレーズも披露しているのも見どころだ。リードギターを弾きながら安定したヴォーカルを聞かせ、難しいフレーズを弾いている時でさえギターの手元をほとんど見ないという圧巻のパフォーマンスだ。

※当サイトでのDodi Battagliaの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Dodi_Battaglia


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2019年に達する年齢で表記。

第152回イタリアPOPSフェスタ(2018年3月)レポート(第3&4部:Umberto Tozzi)

Umberto Tozzi(ウンベルト・トッツィ/66歳/Torino出身)は、1977年に発表した「Ti amo(意:君を愛してる)」が英語圏を含む世界的に大ヒットしたことで、当時"ミスター・ティ・アーモ"の異名を取ったスーパースター。1958年に「Volare(ヴォラーレ)」の大ヒットで世界にイタリア音楽の存在を知らしめたDomenico Modugno(ドメニコ・モドゥーニョ)の再来とまで言われた存在だが、日本ではリアルタイムにリリースされず、これだけ世界的に著名な曲なのに日本ではほとんど知られていないという、日本における英語以外の洋楽に対する鎖国時代が始まったきっかけとなったアーティストでもある。

翌1978年の「Tu(意:君)」も、翌々1979年の「Gloria(グロリア)」も大ヒットして、完全にインターナショナルな存在に認知されたビッグアーティストとなった。1982年になると米歌手Laura Branigan(ローラ・ブラニガン)が「Gloria」を英語でカヴァーして英語圏を中心に大ヒット。そのため日本でも英語版なら聴いたことがあるという人もいることだろう。ちなみにブラニガンは1984年に「Ti amo」も英語カヴァーしている。

そんな「Ti amo」の40周年を記念したライヴCD+DVD『Quarant'anni che Ti Amo in Arena』(2017)は、有名劇場Arena di Veronaで行われたコンサートを収録したもの。豪華なゲストが客演している点でも見逃せない名盤だ。
Umberto Tozzi - Quarant'anni che Ti Amo in Arena

オープニングの「Notte rosa(意:ピンクの夜)」(1981)の後、すぐに件の「Ti amo」(1977)を披露、そして「Gli altri siamo noi(意:他人さ僕らは)」(1991)と各年代の大ヒット曲が続く。そして最初のゲストとして登場するのは、Gianni Morandi(ジァンニ・モランディ/74歳/Emilia-Romagna州Monghidoro出身)とEnrico Ruggeri(エンリコ・ルッジェーリ/60歳/Milano出身)で、この3人でタッグを組んでサンレモ音楽祭1987で優勝した楽曲「Si puo dare di piu`(意:もっと与え合える)」を披露。そしてRuggeriが残って「Dimentica dimentica(意:忘れろ、忘れろ)」(1977)をデュエット。これは当時のシングル盤「Ti amo」のB面に収められたメランコリーな楽曲。

※当サイトでのGianni Morandiの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Gianni_Morandi

※当サイトでのEnrico Ruggeriの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Enrico_Ruggeri

次に登場するゲストはAl Bano(アル・バーノ/75歳/Puglia州Cellino San Marco出身)。Al Banoの出世作「Nel Sole(意:太陽の中で)」(1967)をデュエット。Umberto Tozziは北部のTorino生まれ&育ちだが、実は両親はPuglia州出身で、Umbertoの実兄の歌手Franco TozziはPuglia生まれなので、両親がTorinoに移住してから生まれたのがUmbertoという訳だ。つまりPugliaを代表するスターAl BanoとPuglia繋がりの共演という画になる。

※当サイトでのAl Banoの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Al_Bano

次の見どころは、Raf(ラフ/59歳/Puglia州Margherita di Savoia出身)との共演。前出のサンレモ音楽祭1987優勝後、優勝曲を共作したTozziとRafのコンビでEurovisoin Contestにイタリア代表として出場し、「Gente di mare(意:海の人々)」を歌って3位となり、またしても世界的なヒット曲となったのだ。この2人もまたPuglia繋がりでもあり、名プロデューサー&作詞・作曲家Giancarlo Bigazzi(ジァンカルロ・ビガッツィ)とコラボする仲間でもあった。そして同曲はRafにとっては初のイタリア語詞のヒット曲でもあった。

そのRafが1983年に英語で歌ってイギリスやヨーロッパ大陸で大ヒットした 「Self Control」を2人で共演。ちなみに前出の米歌手Laura Braniganが同曲やRafの1stアルバムから何曲もカヴァーして米市場でも大ヒットとなっている。

※当サイトでのRafの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Raf

そしてTozziのデビュー曲「Donna amante mia(意:僕の愛する女)」(1976)、「Io camminero`(意:僕は歩くだろう)」(1976)と「Ti amo」で大ブレイクする前の内省的な作風が瑞々しい作品が披露される。後者はTozziのオリジナルがリリースされる数ヶ月前にFausto Leali(ファウスト・レァーリ/74歳/Lombardia州Nuvolento出身)に書き下ろした楽曲で、そのLealiとの共演が見もの。

※当サイトでのFausto Lealiの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Fausto_Leali

さらにMarco Masini(マルコ・マジーニ/54歳/Firenze出身)が登場し、Masiniのヒット曲「T'Innamorerai(意:君は恋するだろう)」(1993)を共演。1980年代にTozziのバックバンドでキーボード奏者を務めていたのがソロデビュー前の修行中だったMasiniという師弟関係であり、Bigazziファミリー同士でもある。

※当サイトでのMarco Masiniの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Marco_Masini

ライヴのエンディングは、Tozziが「Ti amo」(1977)一発屋に終わらず、彼の国際的な知名度に貢献した後続のヒット曲「Tu」(1978)、「Gloria」(1979)が続けて披露される。

同アルバムには「Ti amo」40周年記念として米歌手Anastacia(アナスタシア/50歳/シカゴ出身)とのデュエットのスタジオ録音版も収録されている。

FESTAでは2015年にTozziがリリースした新曲「Sei tu l'immenso amore mio(意:はかりしれないほど僕が愛するのは君さ)」も紹介した。

※当サイトでのUmberto Tozziの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Umberto_Tozzi


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2018年に達する年齢で表記。

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記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、記事を書いた年度に達する年齢で表記しています。

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ジョー・バルビエリ(Joe Barbieri)『愛おしき記憶(Tratto Da Una Storia Vera)』(2021/日本盤)ジョー・バルビエリ(Joe Barbieri)『愛おしき記憶(Tratto Da Una Storia Vera)』(2021/日本盤)ライナーノーツを担当

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月例コラム『イタリアPOPSのススメ』

ミュージックラウンドアバウトFM戸塚『ミュージックラウンドアバウト』
雑誌『MusicaVita Italia』特集2013/10/31放送

文化セミナー『イタリアンポップスのすべて』@公益財団法人 日伊協会
文化セミナー『イタリアンポップスのすべて』@公益財団法人 日伊協会
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公益財団法人 日伊協会会報クロナカ138号
公益財団法人 日伊協会会報クロナカ138号
巻頭特集『豊穣なるイタリアン・ポップスの世界』執筆

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CD『永遠のイタリア音楽全集』(2013)
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シーライト パブリッシング
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