ローマ時代の遺跡にして現代もなお屋外イベントが行われているArena di Veronaで2022年6月2日に開催され、翌6月3日にTV放映されたばかりの野外コンサート『DallArenaLucio(ダッラレーナルーチォ/意:アレーナからルーチォ)』(2022)から。日本からは視聴不可コンテンツ。

DallArenaLucio

イタリアの国民的カンタウトーレだった故Lucio Dalla(ルーチォ・ダッラ/1943-2012/Bologna出身)の没後10周年の節目の年に、Fiorella Mannoia(フィオレッラ・マンノイア)の音頭で集まったアーティストたちがLucio Dallaの楽曲をカヴァーして披露した。

【レポートその1】


【レポートその2】
イタリア音楽界で最高年齢層となる88歳の現役歌手Ornella Vanoni(オルネッラ・ヴァノーニ)がRon(ロン)との共演で「Chissa` se lo sai(意:あなたは知っているかしら)」(1986)をカヴァー。Lucio DallaとRonが共作した美しいラヴソング。男女間の恋愛を超越したラヴソングとして解釈できる楽曲。
Ornella Vanoni & Ron - DallArenaLucio

元Thegiornalisti(ザジョルナリスティ)のTommaso Paradiso(トンマーゾ・パラディーゾ)はノリのいい楽曲「L'ultima luna(意:最後の月)」(1979)を披露。
Tommaso Paradiso - DallArenaLucio

Noemi(ノエミ)は「Tutta la vita(意:人生のすべて)」(1984)を選曲。
Noemi - DallArenaLucio

Brunori Sas(ブルノリ・サス)は「Disperato erotico stomp(意:絶望的なエロティックな足踏み)」(1977)をカヴァー。
Brunori Sas - DallArenaLucio

番組進行役も務めるFiorella Mannoiaが登壇し「Se io fossi un angelo(意:もし私が天使だったなら)」(1986)を丁寧にカヴァー。
Fiorella Mannoia - DallArenaLucio

サンレモ音楽祭優勝歴を持つコンビFabrizio Moro(ファブリツィオ・モーロ)とErmal Meta(エルマル・メータ)が登壇し、淡々とした中にもエネルギッシュさが込められた楽曲「Come e` profondo il mare(意:海はなんと深いことか)」(1977)を歌い分ける。
Ermal Meta & Fabrizio Moro - DallArenaLucio

近年、こうしたイベントの常連となりつつあるLa Rappresentante di Lista(ラ・ラップレゼンタンテ・ディ・リスタ)は、80年の大ヒット曲「Balla balla ballerino(意:踊れ 踊れ 舞踊家)」(1980)を元気よくカヴァー。
La Rappresentante di Lista - DallArenaLucio


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2022年に達する年齢で表記。