今回はITALIANITY-Web Magazine-に書いた『マネスキンを育んだイタリアのイカシタ夏のRock特集!』を映像で紹介するという趣旨。全部で4時間に及ぶので、抜粋して紹介。

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最初はタイトルにも掲げたManeskin(マネスキン)から。「ジッティ・エ・ブオーニ(Zitti e buoni/意:黙ってイイ子にしてな」はサンレモ音楽祭2021優勝&ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト2021優勝曲で、一気に世界中の注目を集めることになった。平均年齢20歳の赤丸注目株だ。日本語字幕入りMVも公開された。

同じくManeskinで「イン・ノーメ・デル・パードレ(In nome del Padre/意:父の名において」。アルバム『テアトロ・ディーラ Vol.1(Teatro d'ira Vol.1/意:憤怒の劇場)』(2021)の中で、一番激しいロックサウンドの楽曲。タイトル名にある“父”は、肉親の父のことではなく、歌詞の中では“父と子と聖霊の名において”とカトリックの三位一体説の概念が繰り返し歌われている。そして放送禁止用語のオンパレード!10/13発売の日本盤には対訳が付く予定なので、どのように訳されるかお楽しみに。
https://youtu.be/utLgYCTNTxk

※当サイトでのManeskinの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Maneskin

おそらくマネスキンが登場する道筋を切り開いたのがThe Kolors(ザ・コロルス)。彼らもオーディション番組出身(マネスキンはX Fctor出身、ザ・コロルスはアミーチ出身)。フロントマンのStash(スタッシュ)の豊かな才能(ギター・ピアノなどのマルチプレイヤー)と190cmに迫る高身長&イケメンの風貌が人気を牽引している。「Frida [Mai, mai, mai](意:フリーダ [決して、決して、決して])」はサンレモ音楽祭2018参加曲。
https://youtu.be/ykenKILgiLs

※当サイトでのThe Kolorsの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/The_Kolors

Pinguini Tattici Nucleari(ピングイニ・タッティチ・ヌークレァーリ/意:戦略核ペンギンたち)のサンレモ音楽祭2020で3位に輝いた楽曲「Ringo Starr(リンゴ・スター)」。ビートルズのリンゴ・スターをモチーフに、天才の中に埋もれがちなままスターになった人々の生き方にスポット当てた楽曲。そのMVは映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のあのシーンを再現した秀逸なもの。その意図は、映画でも使われていた1950年代当時のヒット曲(MVでも冒頭に流れています)を歌っていたのがアメリカの“ペンギンズ”だったため、イタリア語で“ペンギンズ”を意味する名のバンドとして踏襲するという判る人には判るという仕掛けが隠されている。

※当サイトでのPinguini Tattici Nucleariの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Pinguini_Tattici_Nucleari

Eugenio In Via Di Gioia(エウジェニオ・イン・ヴィア・ディ・ジョイア/意:喜びの道中にいるエウジェニオ / メンバーの名前の組み合わせで作られたバンド名)のサンレモ音楽祭2020新人部門参加曲「Tsunami」で、栄誉あるミア・マルティーニ賞(批評家)を受賞。日本語の“津波(つなみ)”をそのままタイトルにしている。
https://youtu.be/fwoJCAGTk_I

※当サイトでのEugenio In Via Di Gioiaの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Eugenio_In_Via_Di_Gioia

ボローニャのラジオDJたちが結成したバンドLo Stato Sociale(ロ・スタート・ソチァーレ/意:社会主義国)のサンレモ音楽祭2021出場曲「Combat pop(コンバット・ポップ)」。彼らが属するラジオ局の名は“ラジオチッタ・フジコ”で、フジコはルパン三世に登場する峰不二子から取られている。
https://youtu.be/2BbZ6ENxZCo

※当サイトでのLo Stato Socialeの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Lo_Stato_Sociale

グラムロックの流れを現代に受け継ぐAchille Lauro(アキッレ・ラウロ)のサンレモ音楽祭2020出場曲「Me ne frego(意:僕は気にしないよ)」。何といっても、サンレモ音楽祭の会期中、毎晩凝った衣装とメイクで魅せた七変化をまとめたMVが見もの!

※当サイトでのAchille Lauroの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Achille_Lauro

Ultimo(ウルティモ)「Tutto questo sei tu(意:これ全部が君だ)」(2019)。24歳で2020年の年間アルバムチャートの首位を獲得し、自身の3枚のアルバム全てが年間チャート10位に入る快挙を果たし、イタリアで長らく続いていた熟年世代がチャートの上位を占める傾向を打ち破ることに貢献した逸材。
https://youtu.be/iDinXwBsQDM

※当サイトでのUltimoの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Ultimo

Moda`(モダー)「Passione maledetta(意:呪われた情熱)」(2015)。POP寄りの楽曲が多いが、この曲はツインギターバンドならではのギターリフがイカしたロックチューン。2009年頃にブレイクし、人気&実力で時代をけん引し続けているトップバンドで、ヴォーカルのKekko(ケッコ)の曲作りの才能が開花し、今では他の歌手にもたくさんヒット曲を提供する売れっ子メロディメーカーにもなってる。
https://youtu.be/Rb5jz3mliM0

※当サイトでのModa`の紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Moda`


第189回イタリアPOPSフェスタ(2021年8月)の元になったPlayList


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2021年に達する年齢で表記。