Loredana Berte`(ロレダーナ・ベルテ/70歳/Calabria州Bagnara Calabra出身)の70歳記念TV番組『Non sono una signora(意:私は婦人ではない)』(2021)は、ベテラン&大御所から新進気鋭までの多くのゲストが出演して話題となった。
Loredana Berte  - TV-Non sono una signora (2021)

ロレダーナはあの伝説の歌姫・故Mia Martini(ミア・マルティーニ)の実妹であり、ビヨン・ボルグ(テニス選手)の元妻でもあり、そして何よりもレディ・ガガがリスペクトし、そのパフォーマンスを度々踏襲している存在。

最初の楽曲はBoomdabash(ブームダバッシェ)の「Non ti dico no(意:あなたにノーとは言わない)」(2018)。ロレダーナをフィーチャリングしてリリースされた楽曲だ。
https://youtu.be/E9DmEcS0VZ4

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そして早くも大御所Zucchero(ズッケロ)が登場して「Diamante (ディアマンテ/=ズッケロの祖母の名前)」(1989)を共演。ロレダーナも姉のミア・マルティーニもカヴァーしている楽曲だ。
https://youtu.be/sSKFhk--Vb0

そしてズッケロのソロで「Facile(意:容易い)」 (2020)
https://youtu.be/g6MNTTOcYcY

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ロレダーナのソロで「Luna(意:月)」(1997)。
https://youtu.be/kGEyCBFPrlc

番組タイトルにも据えられた「Non sono una signora」(1982)は彼女の70年代後半から80年代を支えた実力派カンタウトーレにして敏腕音楽家&プロデューサーのIvano Fossati(イヴァーノ・フォッサーティ)の書き下ろし。
https://youtu.be/UVhxf3ATWrM

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「Dedicato(意:献身的な)」(1978)もイヴァーノ・フォッサーティ作。ギターのイントロが印象的な楽曲。
https://youtu.be/sLjdEOIDwC0

「Maledetto luna-park(意:忌まわしい遊園地)」(2018)
https://youtu.be/5SIJFu6FvKI

「In alto mare(意:航海中/解決にはほど遠い)」(1980)は同期生のMarcella Bella(マルチェッラ・ベッラ)との共演。同曲はギタリスト&カンタウトーレにして敏腕音楽家&プロデューサーのMario Lavezzi(マリオ・ラヴェッツィ)の書き下ろし。
https://youtu.be/BKlFlRFldsM

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「Amici non ne ho(意:友だちは私にはいない)」(1994)は、引き続きMarcella、そしてGiusy Ferreri(ジューズィ・フェッレーリ)と女優Asia Argento(アーシア・アルジェント/『サスペリア』のダリオ・アルジェント監督の娘)が登場し、タイトルに反して3人の盟友と共演で魅せる。
https://youtu.be/Zb7KJsEO7g0

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「E la luna busso`(意:そして月がノックする)」(1979)は、イタリア初のレゲエ曲と目されているヒット曲。ロレダーナはひと休みして、MarcellaとGiusyの2人に新たにGaetano Curreri(ガエターノ・クッレリ/Stadioのフロントマン)とClementino(クレメンティーノ/ラッパー)が加わったパフォーマンス。同曲もMario Lavezziの作曲。
https://youtu.be/iOxNPoivzO0

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「Il mare d'inverno(意:冬の海)」(1983)は、カンタウトーレEnrico Ruggeri(エンリコ・ルッジェーリ)が作詞し、Ivano Fossatがプロデュース。
https://youtu.be/GqwpSE1UpWI

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「Fotografando(意:写真を撮りながら)」(1986)は再びClementinoとの共演で、タイトルにちなんでAsia Argentoが父親譲り?のカメラワークを魅せつけるパフォーマンスも。同曲はカンタウトーレの故Mango(マンゴー)作でフェスティヴァルバール1986出場曲。まだスマホも自撮りやセルフィ―という言葉も存在していない時代に、パジャマ姿でポラロイドカメラで自撮りするロレダーナのパフォーマンスも話題となった。
https://youtu.be/bCOy7MzTO2Y

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「Re(意:王様)」(1986)も故Mango作品。同年のサンレモ音楽祭出場曲で、ロレダーナ自身もダンサーも全員妊婦を模した扮装で踊り狂うパフォーマンスを魅せ、大きな社会論争を巻き起こしたスキャンダルとなった。25年後にレディ・ガガがそのパフォーマンスを踏襲して披露したが、そのネタ元がロレダーナであることはイタリア以外にはほとんど知られていない。今回のTV番組ではダンサーのみ妊婦の扮装。
https://youtu.be/Cxp7ZZsybdg

Loredana Berte - Re (SR1986)
ロレダーナ・ベルテ(1986)

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レディ・ガガ(2011)

「Mi manchi(意:あなたが恋しい)」(1993)はロレダーナ自身が作詞を担当した楽曲。
https://youtu.be/sg-K8jYPi-Y

「Buongiorno anche a te(意:あなたにもこんにちは)」(1980)は偉大なカンタウトーレだった故Pino Daniele(ピーノ・ダニエレ)提供曲。
https://youtu.be/CC104PvSHUA

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「Petala(意:花弁/※ポルトガル語)」(1984)〜「Jazz(ジャズ)」(1983)はブラジルのDjavan(ジャヴァン)作品。イタリア語詞はIvano Fossatiが書いている。後者は三たびGiusy Ferreriとの共演で魅せる。
https://youtu.be/Wd0RVKBXYks

「Anima carbone(意;石炭魂)」(2018)は、60歳以上限定のオーディション番組 『The Voice Senior 2020』の優勝者Erminio Sinni(エルミーニオ・シンニ)との共演。同番組でエルミーニオはロレダーナが率いるチームに所属して戦ったという間柄。
https://youtu.be/LDGL0wVURto

「Cosa ti aspetti da me(意:あなたは私から何を待っているの)」(2019)は、サンレモ音楽祭2019で惜しくも4位となった楽曲。書き下ろしたGaetano Curreriが再び登場しての共演。これは見もの。
https://youtu.be/Chhf9byfBNY

「Figlia di(意:…の娘)」(2021)サンレモ音楽祭2021のスーパーゲストとして登壇したロレダーナが披露した2021年の新曲。ロレダーナ自身も楽曲作りに参加している。
https://youtu.be/yhYAo1mg-9w

実姉ミア・マルティーニとナポレターナの第一人者だったRoberto Murolo(ロベルト・ムーロロ)のデュエット曲「Cumm'e`(意:どのように)」(1992)。作者でカンタウトーレのEnzo Gragnaniello(エンツォ・グラニャニエッロ)とロレダーナとの共演で再現された。

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故ミア・マルティーニの永遠の名曲「Almeno tu nell'universo(意:宇宙の中で少なくともあなただけは)」(1989)の実妹ロレダーナによるカヴァー。敏腕音楽家&プロデューサーMaurizio Fabrizio(マウリツィオ・ファブリツィオ)が作曲、カンタウトーレの故Bruno Lauzi(ブルーノ・ラウツィ)が作詞したものの、17年間もの間発表されずに引き出しの中で熟成されていたと言われる楽曲。
https://youtu.be/_X9ZKi_du1Q

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最後はロレダーナの最初のヒット曲「Sei bellissima(意:君は最高に美しい)」(1976)。楽曲アレンジはVince Tempera(ヴィンチェ・テンペラ)。当時プロミュージシャン軍団Il Volo(イル・ヴォーロ)のキーボード奏者やアニメ『UFOロボ』のイタリア版テーマ曲を作曲したりしていた人物だ。
https://youtu.be/hSjpnn9vWH8

※当サイトでのLoredana Berte`の紹介記事
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第186回イタリアPOPSフェスタ(2021年5月)紹介曲PlayList(カヴァー曲はオリジナルヴァージョンを収録)


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2021年に達する年齢で表記。