イタリアRock界の帝王Vasco Rossi(ヴァスコ・ロッスィ/ヴァスコ・ロッシ/65歳/Emilia Romagna州Zocca出身)の白熱のライヴアルバム『Tutto in una notte Live Kom 015(意:すべて一夜に)』(2016)。2CD+2DVD+1BluRayのなんと5枚組にして20ユーロ程度の破格値。2016年の年間チャートで16位(総合19位)に入った。

Vascoのライヴツアーは、2011年から"Live Kom"というタイトルがつけられ、ほぼ毎年のように行われている。初年度のはライヴアルバムとしても発売された。この"Kom"とは、ファンがVascoに用いる敬称"Komandante"の略で、"Comandante(意:司令官)"のこと。
"Live Kom 015"のセットリストのメインに位置づけられるのは、スタジオ録音アルバム『Sono innocente(意:俺は潔白)』(2014)収録曲。2014年の年間アルバムチャート1位に輝く大ヒット作で、2015年にはDX盤のCD+DVDも追加発売され、付属DVDにはRAI3で放映された番組『Il Decalogo di Vasco(意:ヴァスコの十戒)』の他、同アルバムからリリースされた7曲の公式ヴィデオクリップなどが収録されている。

2月FESTAでは『Live Kom 015』に収録された2015年6月3日のNapoliのStadio San Paolo公演の映像のうち、『Sono innocente』(2014)収録曲を中心に紹介した。
ライヴのオープニング曲は、シングル第5弾「Sono innocente ma…(意:俺は潔白だが・・・)」
シングル第1弾「L'uomo piu` semplice(意:最も素朴な男)」はStadio(スターディオ)のヴォーカリスト&コンポーザーのGaetano Curreri(ガエターノ・クッレリ)らとVascoの共作。VascoとGaetanoは、まだ両者が無名時代からのつきあい。
※当サイトでのStadioの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Stadio
シングル第3弾「Dannate nuvole(意:呪われた雲々)」https://youtu.be/SuRDEtNJd8A
シングル第6弾「Guai(意:災難)」。Gaetano Curreri + Saverio Grandiとのトリオで書かれた楽曲。https://youtu.be/SDZptTOCzPM
シングル第8弾「Il blues della chitarra sola(意:ギター1本だけのブルーズ)」https://youtu.be/nSAMtclrc0o
シングル第7弾「Quante volte(意:何回)」。これもGaetano Curreri + Saverio Grandiとのトリオで書かれた楽曲。https://youtu.be/8Snnup8ONZA 同曲は31年前のVascoの代表作「Vita spericolata(意:無謀な人生)」のメロディーをモチーフにした作品。「Vita spericolata」はサンレモ音楽祭1983出場曲だったが、最下位から2番目に甘んじる。しかし会期後、同曲は年間シングルチャートの6位に入る大ヒットとなった曰く付きの楽曲。https://youtu.be/Xg_D_hrSO-I
※当サイトでのVasco Rossiの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Vasco_Rossi
注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2017年に達する年齢で表記。
Continua alla prossima puntata.(続く)


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