第2部

Emma(エンマ/31歳/Firenze生まれPuglia州Aradeo育ち)が2014年7月7日に行った野外ライヴを収録したCD+DVD『E live』(2014)。

Emma - E Live

タレントショー番組Amiciを経てソロデビュー後僅か4年にして、由緒あるArena di Veronaでソロコンサートを行える実力派スターになったことが認定された、彼女のキャリアの中で大きなステップとなったのは間違いない。当日は生憎の雨模様となったが、歴史的なコンサートを象徴する現象ともいえる様相を呈している。

オープニングは彼女自身が曲作りに参加した「Amami(意:私を愛して)」(2013)で幕を開ける。ヒットチャートの3位になった楽曲だ。ここでは公式videoclip映像で。

同DVDには20曲が収録されていて、Emmaの魅力が引き出された佳曲が多いことに気づかされるが、FESTAでの紹介時間は限られるため、ヒットチャート上位を記録した楽曲を中心に紹介することに。「Saro` libera(意:私は自由)」(2011)はチャート4位まで登った。しっとりと歌い上げる美しい楽曲。ここでは公式videoclip映像で。

本コンサートにゲスト出演したスペインの歌手David Bisbal(ダビッド・ビスバル/36歳)と2曲デュエットしているが、Bisbalの持ち曲「Hombre de tu vida(意:君の人生の男)」(2014)を。同曲はBisbalがブラジル女性スターSandy(サンディ)と歌ったものがオリジナルだが、Emmaとの共演ヴァージョンもリリースされている。ちなみにBisbalもスペインのタレントオーディション番組出身。

「Non e` l'inferno(意:地獄ではない)」(2012)はサンレモ音楽祭優勝を勝ち取ったEmmaの代表曲。ここでは公式videoclip映像で。

「Arrivera`(意:やってくるよ)」(2011)はその前年のサンレモ音楽祭でModa`(モダー)との共演で準優勝に輝いた楽曲。本コンサートではEmmaのソロヴァージョンで、新しい&かっこいいアレンジで披露された。ここではModa`との共演映像で。もちろんヒットチャート首位を記録している。

「Cercavo amore(意:私は愛を探していた)」(2011)。ヒットチャート1位に輝いた楽曲だが、本コンサートでは不響和音を多用したかっこいいストリングス・アレンジで披露された。ここでは公式videoclip映像で。

そして記念すべきEmmaのソロデビュー曲「Calore(意:熱意)」(2010)。ヒットチャート1位を記録して、Emmaのキャリアが順調な滑り出しとなったのも記憶に新しい。もちろんコンサート会場は最高に盛り上がる。ここでは公式videoclip映像で。

そしてイタリア代表としてEurovision Song Contest 2014の出場曲となった「La mia citta`(意:私の街)」でコンサートは幕を閉じる。Emmaの目に光る涙と、ステージに膝をついて深く頭を垂れるEmmaの真摯な姿が印象に深く残る。ここではEurovision出場時の映像で。

本CDには未発表曲「Resta ancora un po'(意:もうほんの少し残って)」のスタジオ録音版が収録されている。同曲は同じタレントショー番組Amici出身の先輩歌手Antonino(アントニーノ)にEmmaが2012年に提供した作品。つまりセルフカヴァーとなる。

さて、このコンサートが行われた2014年7月7日以降のEmmaの活躍を追ってみよう。

前出の楽曲のうち、2011&2012年のサンレモ音楽祭で準優勝&優勝を勝ち取り、Emmaの大きなステップとなった楽曲を書いたのが、Moda`のKekko(ケッコ/36歳/Milano出身)だが、そのModa`がライヴ盤『2004-2014 L'originale』(2014)で、過去の曲「Come in un film(意:映画の中のように)」を再録音して発表、これがEmmaとの共演ヴァージョンとなった。

※当サイトでのModa`の紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Moda`

さらにClub Dogo(クラブ・ドーゴ)のDon Joe(ドン・ジョー)がリリースした楽曲「Ora o mai piu`(意:今、それとももうないか)」もEmmaをフィーチャリングした。これらのことから、Emmaの歌唱力と存在感は、着実にアーティスト仲間内にも定着していると言えるだろう。

そしていよいよNewアルバムに向けて始動を始めたEmmaは、先行シングル「Occhi profondi(意:深い眼差し)」(2015)をリリースしたばかり

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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2015年に達する年齢で表記。

Continua alla prossima puntata.(続く)