第3部

サンレモ音楽祭2013新人部門に出場して、最優秀作詞賞を獲得したIl Cile(イル・チーレ/34歳/Arezzo出身)の2ndアルバム『In Cile veritas(意:チリに真実が)』(2014)。

Il Cile - In cile veritas

シングル第1弾は「Sole cuore alta gradazione(意:太陽・心・高いグラデーション)」は、ドラムとベースがしっかりとグルーブを作った上に、シンセのストリングスやコーラスが乗った耳触りの良い佳曲。

シングル第2弾は「Sapevi di me(意:君は僕のことを知っていた)」

「Liberi di vivere(意:生きる自由)」。

全曲を他の作者と共作して、イタリア語歌詞で歌っているものの、イタリア臭さはなく、汎ヨーロッパ的なポップス・サウンド。現在のイタリアの30代のカンタウトーレに多いタイプで、グループ名のような芸名を使っていることからも、5人編成ぐらいのバンドで再現できるサウンドを目指しているのかも。

※当サイトでのIl Cileの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Il_Cile


Gianluca Grignani(ジァンルカ・グリニャーニ/43歳/Milano生まれ)の11thアルバム『A volte esagero(意:たびたび僕は大げさに言う)』(2014)。

Gianluca Grignani - A volte esagero

全曲を自身で作詞作曲、プロデュースとアレンジは自身とマエストロAdriano Pennino(アドリアーノ・ペンニーノ)のコンビ。イタリアン・ロックのレジェンド格のAlberto Radius(アルベルト・ラディウス・Gt)やマイケル・トンプソン(米/Gt)が参加しているのも注目。リズム隊は売れっ子のCesare Chiodo(チェーザレ・キォード/B)とLele Melotti(レレ・メロッティ/Ds)。

シングル第1弾「Non voglio essere un fenomeno(意:非凡な人でありたくない)」はエレポップ調のサウンド・メイキングが施されている。

シングル第2弾はアルバムタイトル曲「A volte esagero」は、出だしは敢えて打ち込みサウンドにしているが、サビから生演奏の分厚いサウンドに包まれ、メロディアスな世界が奏でられる。

シングル第3弾は「L'amore che non sai(意:君が知らない愛)」。

このアルバムを出した翌年、Gianluca Grignaniはサンレモ音楽祭2015に出場して、同アルバムに数曲を追加した、いわゆる"サンレモ・エディション"ヴァージョンを追加リリース。

サンレモ2015で8位となった「Sogni infranti(意:破れた夢)」。

同サンレモ音楽祭の第3夜に開催されたイタリアの名曲をカヴァーして披露するコンテストでGianluca Grignaniが披露したのはLuigi Tenco(ルイジ・テンコ)の「Vedrai vedrai」。TV局の権利関係で出演時の映像はネット上に出回っていないので、ここでは音声のみで紹介しておく。

※当サイトでのGianluca Grignaniの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Gianluca_Grignani


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2015年に達する年齢で表記。

Continua alla prossima puntata.(続く)