第3部

サンレモ音楽祭2014・新人部門に出場したBianca(ビアンカ/21歳/Torino出身)は、落ち着いたアルトの声でムーディな楽曲を歌い、外見も大人っぽく見えるが、1993年生まれで出場時はまだ20歳だった。14歳で歌に目覚め、ジャズ・スクールで初めて歌のレッスンを始めている。アレックス・ゲイドウに見出され、様々なコンサートに出演して実績を身に付け、2013年にアレア・サンレモ(コンテスト)に出場して、その声で審査員を魅了し、翌年のサンレモ音楽祭新人部門への参加枠を勝ち取った。

出場曲「Saprai(意:あなたは判るでしょう)」を公式ヴィデオクリップ映像で。

同曲を収録したデビューアルバム『L'altra meta(意:もう一方の半分)』(2014)は前出のアレックス・ゲイドウが全曲を書き下ろしてプロデュースを務めている。

Bianca - L'altra meta`

同アルバムからのシングル第2弾は「Meglio di no(意:ノーの方が良い)」

アルバム収録曲の「Stella(意:星)」をライヴ映像で。


元Casino Royale(カジノ・ロイアーレ)のヴォーカリストで"The King"の異名を取るソウル&スカ系のアーティストGiuliano Palma(ジゥリアーノ・パルマ/49歳/Milano出身)のアルバム『Old boy』は、彼が出逢った愛すべき年上の男たち(=Old Boys)に捧げられており、アルバム全体に1960〜70年代アメリカのモータウン・サウンド調のテイストが散りばめられているが、イタリア語詞なのでよりウキウキさせてくれる。

Giuliano Palma - Old boy

アルバム先行シングル曲「Ora lo sai(意:今僕は知っている)」。

サンレモ音楽祭2014・大賞部門11位となった楽曲「Cosi` lontano(意:こんなに遠く)」は、Nina Zilli(ニーナ・ズィッリ)らとの共作曲。公式ヴィデオクリップで。

サンレモ2014に持ち込んだもう1曲は「Un bacio crudele(意:残酷なキス)」。公式ヴィデオクリップで。

サンレモ第4夜の余興"Sanremo Club"で披露したのは、Pino Daniele(ピーノ・ダニエレ)の「I say i' sto cca'(意:僕はここに居ると言う)」(1980)。ホーンセクションやコーラスガールを率いたGiuliano Palmaオーケストラを率いた粋なステージを見せてくれた。FESTA会場ではサンレモ出場時の映像で紹介したが、既にネット上では同映像は削除されているので、ここでは割愛。

アルバム収録曲のうち大半となる9曲をパルマがプロデュースを務めるファビオ・"サー"・メリゴらと共作している。ラッパーのマッラカシュとの共演や、バート・バカラック作で83年にイギリスのニュー・ウェイヴ・デュオ、ネイキッド・アイズがヒットさせた楽曲も、英語のままカヴァーされている。最後にスキャットのゴースト・トラックあり。

※当サイトでのGiuliano Palmaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Giuliano_Palma


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2014年に達する年齢で表記。

Continua alla prossima puntata.(続く)