第108回Festaは、20名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて5/10(土)に開催されました。参加者の内訳は男性5名 女性15名、うち初参加者1名。

まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、極上の音楽と夜景を楽しむ、至福のひと時となった。
第1部
最近のイタリアPOPS界の話題を中心に構成した第1部。
まずは、デンマークのコペンハーゲンで5月10日に決勝戦が行われたEurovision Song Contest 2014にイタリア代表として出場したEmma(エンマ/30歳/Firenze生まれPuglia州Aradeo育ち)が歌った「La mia citta`(意:私の町)」。
結果は21位と振るわなかったものの、英語で歌った歌手が多い中、全部の歌詞をイタリア語のみで歌い、同音楽祭のシード国イタリアの誇りを示した。なお、参加国26ヶ国中、自国語でのみ歌った歌手はEmmaを含め4人しかいなかった。
同曲はアルバム『Schiena vs schiena』(2013)に収録されている。
ちなみに優勝者はオーストリアのドラァグクイーン歌手Conchita Wurst(コンチータ・ヴルスト/25歳)だった。
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世界三大自転車ロードレースのひとつGiro d'Italia(ジロ・デ・イタリア)の2014年大会の公式テーマソングに選ばれたFrankie hi-nrg(フランキー・ハイ・エナジー/45歳/Torino出身)が歌う「Pedala(意:ペダルを漕げ)」。
同曲は同年のサンレモ音楽祭出場曲で、サンレモのステージでFrankie hi-nrgは右足のズボンのすそをクリップで挟むパフォーマンスを披露していた。
ジロ・デ・イタリア2014は2014年5月9日から始まり、約3週間に渡って繰り広げられる。日本でもBS局J SPORTSで生中継している。

4年に一度、サッカー世界王者を決めるFIFAワールドカップだが、2014ブラジルの開催が6月12日に迫って来た。イタリアのナショナルチームの公式テーマソングに選ばれたのはNegramaro(ネグラマーロ)が歌う「Un amore cosi` grande 2014(意:こんなに大きな愛 2014)」。
同曲のオリジナル曲は1976年に大スターClaudio Villa(クラウディオ・ヴィッラ/1926-1987/61歳没/Roma出身)が歌った「Un amore cosi` grande」
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2014年のゴールデン・ウィークに封切られた映画『The Amazing Spider-Man 2(アメイジング・スパイダーマン2)』。このサントラに採用されたイタリア人女性歌手Francesca Michielin(フランチェスカ・ミキェリン/19歳/Veneto州Bassano del Grappa出身)が歌う英語曲「Amazing」。タレントショー番組X Factorから躍り出てまだ2年の10代の歌手からこの快挙が生まれたのも特筆するところ。
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すっかりゴールデン・ウィークの定番イベントとして定着した感のあるイタリア映画祭。2014年に上映された14作品の中で、音楽の側面が充実していて楽しかったのが『Una piccola impresa meridionale(南部のささやかな商売)』。
Erica Mouが歌う「Dove cadono i fulmini」が主題歌であることは4月FESTAで紹介したが、実際に本編を見たところ、その主題歌以上に重要で作品中でも数か所で効果的に使われたいた楽曲が2曲あった。
まずは元娼婦マニョーリア役の女優Barbora Bobulova(バルボラ・ボブロヴァ/40歳/スロヴァキア国出身)のお気に入りの曲として設定された「Sole spento(意:消えた太陽)」。居候先の部屋で同曲を大音量のカラオケでまるまる1曲歌うシーンが効果的に採用されていたが、実際に女優Barbora Bobulovaが同曲をRocco Papaleo監督の前で歌って同役を勝ち取ったと言うエピソードもあったようだ。劇中では、他の同居人達もこの曲を歌いながら灯台をホテルに改築する作業に取り組んでいた。
同曲のオリジナルはCaterina Caselli(カテリーナ・カゼッリ/現68歳/Modena出身)が1967年に歌っている。
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Caterina Caselliは、1960年代後半にティーンエイジャーを中心に絶大な人気を集めた歌手で、型破りな言動やファッションが当時の良識ある大人たちの眉をひそませていたそうだが、後にレコード会社の御曹司と結婚して音楽プロデューサーとなり、後にアンドレア・ボチェッリなど国際的なスターの売りだしに成功して大成する。劇中では周囲から色眼鏡で見られる元娼婦マニョーリアが、終盤で玉の輿にのる人生に変わる事を示していたので、きっとこのCaterina Caselliと重ね合わせて、マニョーリアのその後の人生を暗示していたのではないだろうか。
もう1曲の求心力のある曲は、寝取られ男アルトゥーロ役のRiccardo Scamarcio(リッカルド・スカマルチョ)が歌った「Torna a casa foca(意:アザラシ君、家にお帰り)」。引き籠りの音楽家アルトゥーロの過去のヒット曲という位置付けで、消したい過去のような処遇だった同曲を父親の葬式で弾かざるを得ない状況となり、Scamarcio自身がキーボードを弾きながら、たっぷりと歌を聴かせるのだ。
実は同曲はRocco Papaleo監督が書いたオリジナル曲で、自身が準司会者を務めたサンレモ音楽祭2012で同曲を披露している。
Rocco Papaleo監督が今回来日して舞台挨拶を行い、質疑応答にも答えてくれたが、同曲が自身が初めて作った曲とのこと。さらにリクエストに応えてスキャット部分とダンスを披露してくれ、さらに観客を立たせて躍らせるパフォーマンスが日本でも再現された。
劇中の最後である特殊なカップルの結婚式が行われ、その宴席でテルミン(廃棄物から回収したもの)をフィーチャーしたバンド演奏でScamarcioが歌っていたのが、やはりPapaleo監督のオリジナル曲「La tua parte imperfetta(意:不完全な君の側)」。TV番組でPapaleo監督とScamarcioの共演が実現された。
監督Rocco Papaleoがカンタウトーレとしてリリースしたアルバム『La mia parte imperfetta』(2012)にこの2曲とも収録されている。同アルバムからさらに「Come vivere(生きるように)」をPapaleoのライヴ映像で紹介。
注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2014年に達する年齢で表記。
Continua alla prossima puntata.(続く)










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