第3部

2013年12月に来日が決まった2人の若手スターを紹介しましょう。(来日情報は文末にて紹介)

まずはRaphael Gualazzi(ラファエル・グァラッツィ/32歳/Urbino出身)。サンレモ音楽祭2011で新人部門優勝&批評家賞獲得、同年のユーロヴィジョンに13年振りのイタリア代表として参加し、準優勝を遂げたジャズ系カンタウトーレ。実父は故Ivan Graziani(イヴァン・グラツィアーニ)とビートバンドAnonima Sound(アノニマ・サウンド)を結成した経歴を持っています。

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アルバム『Happy mistake』(2013)は、13曲中イタリア語曲は4曲のみのため、イタリア臭さは少ないものの、楽曲のクォリティは高く、アルバムチャートでは5位まで登っています。

Raphael Gualazzi-Happy Mistake

同アルバムに収められたサンレモ2013で5位となった楽曲が「Sai [ci basta un sogno](意:君は知っている[ひとつの夢で充分だ])」。

サンレモ2013に持ち込んだもう1曲が「Senza ritegno(意:遠慮なく)」。

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同時に来日するもう一人の若手歌手はMalika Ayane(マリカ・アヤーヌ/29歳/Milano出身/イタリア&モロッコのハーフ)。

2008年に彗星のようにイタリアPOPS界に登場してプラティナディスクを獲得して注目を集めた若手歌手の旗手のひとりとなっていますが、その音楽キャリアの発祥は、11歳の時から所属していた由緒あるミラノ・スカラ座の合唱団。19歳からは並行して、映画音楽制作にも参加していました。

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2012年に発表した3rdアルバム『Ricreazione(意:レクレーション)』にサンレモ音楽祭2013参加曲等3曲を追加した『Ricreazione - Sanremo edition』を2013年2月14日にリリースしています。

Malika Ayane - Ricreazione

サンレモ2013で第4位となった楽曲が「E se poi(意:そしてもし)」。Negramaro(ネグラマーロ)のGiuliano Sangiorgi(ジゥリアーノ・サンジォルジ)が書き下ろした作品。歌い方だけでなくルックスもすっかりOrnella Vanoni(オルネッラ・ヴァノーニ)っぽくなりました。

サンレモ2013に持ち込んだもう1曲が「Niente(意:何も)」こちらもNegramaroのGiuliano Sangiorgi作品。同アルバムから3枚目のシングル曲となっています。

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2012年リリースのシングル第1弾だったのが「Tre cose(意:3つのこと)」。カンタウトーレのAlessandro Raina(アレッサンドロ・ライーナ)とMalikaの共作。

2012年リリースのシングル第2弾だったのが「Il tempo non inganna(意:時は裏切らない)」。カンタウトーレのPacifico(パチフィコ)とMalikaの共作。アルバムジャケットと同じ設定の公式videoclip。

サンレモ2013の余興ステージSanremo StoryでMalikaが披露したのは、1969年のヒット曲「Cosa hai messo nel caffe?(意:あなたはコーヒーの中に何を入れたの?/邦題:愛の妙薬)」のカヴァーでしたが、同アルバムにも収録し、5月24日に同アルバムからの第5弾シングルとして公式vedeoclipも制作されました。

同曲はサンレモ1969参加曲で、オリジナルはRiccardo Del Turco(リッカルド・デル・トゥルコ)で、作曲はRiccardo自身、作詞は名匠Giancarlo Bigazzi(ジァンカルロ・ビガッツィ)。≪あなたの家であなたの淹れてくれたコーヒーを飲んでいると、うっとりとしてしまう・・・いったいあなたはコーヒーの中に何を入れたの?≫という情景描写と心理描写に優れた世界観の名曲です。

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オリジナルのサンレモ1969ではコルシカ出身のフランス歌手Antoine(アントワーヌ)も歌いました。

Malika Ayaneは2ndアルバム「Grovigli」(2010)でも1970年のNicola Di Bari(ニコラ・ディ・バリ)のヒット曲「La prima cosa bella(はじめての大切なもの)」をカヴァーし、同年の同タイトルの映画のエンディング曲として採用されるなど、過去のイタリアのヒット曲をカヴァーしてリバイバルさせた実績も積み重ねて来ています。

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来日情報

在日イタリア商工会議所主催のガラ・パーティの音楽ステージのゲストとして出演します。Raphael GualazziもMalika AyaneもCaterina CaselliのSugarレーベル所属なので、Sugarレーベル一押しの若手2人が同時来日&出演という、またと無い貴重な機会になるかと思います。

日時:2013年12月5日(木)
場所:パレスホテル東京
会費:一般25,000円(ICCJ会員22,000円)
※フルコースディナーが饗されますので、ディナーショーや結婚式の相場程度の値段設定でしょう。

詳細&お申込みは在日イタリア商工会議所の特設サイトまで:
https://iccjgala.com/
https://iccjgala.com/music/


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2013年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)