第3部
POP/Rockアーティストのアルバムやライヴにもたくさん参加の実績を誇る弦楽四重奏団・Solis String Quartet(ソリス・ストリング・カルテット/1991年Napoliで結成)が、ヴォーカルにAvion Travel(アヴィオン・トラヴェル)のPeppe Servillo(ペッペ・セルヴィッロ/53歳/Piemonte州Arquata Scrivia生まれCampania州Caserta育ち)を迎えて行っているナポレターナのライヴが、初めてCDアルバム化され、「Spassiunatamente(意:公平に/ナポリ語)」(2012)。
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ナポレターナ集とは言っても、ちょっとニッチな選曲で、ナポレターナの定石であるギターとマンドリン主体ではなく、弦楽四重奏で施されたアレンジに載せた途端、また新たなナポレターナの魅力を引き出しており、彼らナポリ人たちの誇りを持って、かつてヨーロッパ文化の中心地だったナポリを再現しようという心意気が感じられる良質なアルバムとなっています。
シングル化された"Malinconico Autunno(意:メランコリックな秋)"
収録された楽曲の中では比較的有名なナポレターナである"Maruzzella(マルッツェッラ)"。アルバムリリースされる以前のライヴ映像で。
そのPeppe Servilloが、Fabrizio Bosso(ファブリツィオ・ボッソ/Tp.)、Javier Girotto(ハヴィエル・ジロット/Sax.)、Furio Di Castri(フリオ・ディ・カストリ/Bass)、Rita Marcotulli(リータ・マルコトゥッリ/Piano)、Mattia Barbieri(マッティア・バルビエリ/Ds.)といったJAZZフィールド寄りのミュージシャンたちと行ったプロジェクト『Memorie di Adriano(意:アドリァーノの回想録)』を収録したDVD「Memorie di Adriano - canzoni del clan di Adriano Celentano(意:アドリァーノの回想録 - アドリァーノ・チェレンターノの仲間の歌)」(2012)。
2011/12/10にReggio EmiliaのTeatro Cavallerizza(意:馬場劇場)で行ったライヴを収録しており、オリジナルとはまた異なるAdriano Celentanoの世界が展開されています。
FESTAでは、"Una carezza in un pugno"、"Il ragazzo della Via Gluck"、"Azzurro"の3曲を紹介しました。
また6人のメンバーのうち、トランペットのFabrizio Bossoは間もなく来日公演を迎えます。(2013/5/26はCotton Club東京、同27-28日はBlue Note東京)
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さてここからは、本家のAdriano Celentano(アドリァーノ・チェレンターノ/75歳/Milano出身)を紹介しましょう。
2011/11/29に発売した意欲作&問題作「Facciamo finta che sia vero(意:我々はあたかも本当のような振りをする)」は、アルバムチャートで最高3位まで上がり、年間チャートでも11に入り、プラチィナディスクを得たヒット作となりました。
2012年のサンレモ音楽祭にゲスト出演し、アルバムからのシングル曲"Ti penso e cambia il mondo(君が思えば世界が変わる)"を、司会を務めたGianni Morandi(ジァンニ・モランディ/69歳/Emilia Romagna州Monghidoro出身)とデュエットで披露し、感動的なステージを見せてくれましたが、その時のライヴ映像と音源、さらにヴィデオクリップ2曲を追加収録したCD+DVDの2枚組限定版を2012/10/2に発売しました。
FESTAでは、その感動的なサンレモ2012でのステージをDVDでご覧いただきました。Morandiが憧れの大スターCelentanoと共演出来た事に感極まって男泣きしているところが見もので、見ているモノも貰い泣きしてしまいそうです。Morandiは少年時代によく彼の真似をしていたそうで、そんな時代の想い出が一気に彼の中に駆け巡って、息が詰まってしまったと語っています。
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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2013年に達する年齢で表記しています。
Continua alla prossima puntata.(続く)







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