その1はコチラ
https://piccola-radio-italia.com/archives/51937267.html


第2部

第2部は、女性デュオPaola & Chiara(パオラ・エ・キァーラ) から。

人気グループ883のコーラスガールに抜擢されてキャリアをスタートし、やがてデュオとして独立、1997年のサンレモ音楽祭の新人部門で優勝してキャリアを切り開いた美人姉妹で、姉はブルネットのPaola Iezzi(パオラ・イエッツィ/38歳/Milano出身)、そして妹はブロンドのChiara Iezzi(キァーラ・イエッツィ/37歳/Milano出身)。共に曲作りを行うカンタウトリーチェのコンビで、最近はそれぞれソロ活動を行う事も増えています。

2000年のアルバム「Television」からは、積極的にスペイン語でも歌うようになり、2002年のアルバム「Festival」からは、セクシーなビジュアルを前面に押し出したイメージチェンジを図り、2007年のアルバム「Win the Game」では、主に英語で歌うスタイルを取りました。

そんなPaola & Chiaraが2010年11月9日にリリースしたのが、アルバム「Milleluci(千の光)」。再びイタリア語曲をメインにしたアルバムに仕上がりました。同時発売されたデラックスヴァージョンでは、ボーナストラック1曲と2つの映像作品が追加収録され、さらに3D加工されたジャケ写とミニポスター、3Dメガネが封入されています。Paol & Chiaraのセクシーな肢体を3Dで楽しむこともできるという仕掛けになっています。

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このアルバムは、日本のiTunesストアでもダウンロード購入が可能です。

そのDX版アルバムに収録された公式videoclipは、なぜか"Pioggia d'estate(夏の雨)"のスペイン語版・・・・ですが、もちろんイタリア語版のvideoclipもリリースされており、そちらは日本のiTunesストアで購入が可能です。

2曲目は、アルバムタイトル曲"Milleluci"。公式videoclipで。

さて、とてもアラフォーには見えない魅力的なルックスを誇るこの美人姉妹が、デュエットとして独立するきっかけとなったサンレモ音楽祭1997年出場時のDVDで"Amici come prima(最初に出逢った頃のような友だち)"を楽しむ事にしました。その初々しさは必見です!時にPaola24歳、Chiara23歳。ケルト風の音楽スタイルだったことを垣間見ることができます。

※当サイトでのPaola & Chiaraの紹介記事はコチラ
https://piccola-radio-italia.com/tag/Paola_e_Chiara
 



さて、そのサンレモ音楽祭で本年2011年の新人部門優勝を勝ち取ったのは、JazzピアノマンスタイルのRaphael Gualazzi(ラファエル・グァラッツィ/30歳/Urbino出身)。

同サンレモ音楽祭では、さらにMia Martini賞などの数々の副賞も独り占めしたうえ、イタリアが13年ぶりに出場する事となったEurovision Song Contestにもイタリア代表として出場する事となりました。

ドイツのデュッセルドルフで開かれた、このEurovision Song Contest 2011のファイナルは2011年5月14日に実施され、Raphael Gualazziは準優勝を勝ち取る快挙を成し遂げました!

審査を有利に通過するために英語詩の出場曲が多い中、Raphaelはサンレモ音楽祭2011の新人部門優勝曲"Follia d'amore(愛の狂気)"のイタリア語詩を基に、若干の英語詩を追加した形に留めた楽曲で、このポジションを勝ち取ったのですから、優秀な成績を収めたと言ってよろしいでしょう。(優勝は西アジアのアゼルバイジャン国ですが、英語詩でした)

このEurovison Song Contest版のRaphael Gualazziの楽曲名は"Madness Of Love"。原曲の"Follia d'amore"を直訳した英語タイトルですね。

Madness Of Love - Raphael Gualazzi single


※当サイトでのRaphael Gualazziの紹介記事はコチラ
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ここで来日公演が発表されたアーティストの特集に移りました。

まずは2011年10月23日(日)の来日公演が決定したLudovico Einaudi(ルドヴィコ・エイナウディ/56歳/Torino出身)。

※来日公演情報はこちら
https://piccola-radio-italia.com/archives/51930992.html

本来5月に来日公演が予定されていたのですが、震災の影響で延期しての開催が決定されました。

Ludovico Einaudiは、自身のオリジナル曲を演奏するピアニストで、クラシック音楽と現代音楽やアンビエント音楽が融合した、独自のスタイルを持つ音楽家。

イタリアでは、報道番組などで彼の音楽が流れている事が多く、映画音楽のサウンドトラックにも多く採用されており、偉大なMaestroと称賛されながらも、日常生活と密接した音楽を奏でるアーティストとして人気を誇っています。

クラシックチャートの1位を獲得したり、イギリスのチャートの上位にも楽曲が入るように、イタリアを超えてヨーロッパ全土で評価されています。

2008年に初来日し、日本でのデビューアルバム「光、溢れる日々(現代:La Scala -  Concert 03.03.03 )」(2003)をリリース。翌2009年には、「希望の扉(原題:Divernire)」(2006)をリリースと、日本でも着実に評価を得てきています。

2008年の来日コンサートに行かれた方々にも非常に満足度が高かったようで、『演奏者についてもその音楽についても何の予備知識なくコンサートに足を運んだが、心が洗われて、自然に涙が溢れて来た』というような声が!

6月FESTAでは、近作「The Royal Albert Hall Concert -
London, 2nd March 2010」(2010)から、"Divenire(分岐する/邦題:希望の扉)"を紹介いたしました。
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そして2011年8月28日(日)のProgressive Rock Fes 2011への参加が決定したPFMこと、Premiata Forneria Marconi(プレミアータ・フォルネリーア・マルコーニ)。

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イタリア初のインターナショナルなRockバンドで、日本にも1975年の初来日、2002年の2回目の来日、2006年に現3人のオリジナルメンバー編成での来日を果たしています。

※当サイトでのPFMの紹介記事はコチラ
https://piccola-radio-italia.com/tag/PFM

Progressive Rock Fes 2011では、既に出演が決定していた米のKansas、英のWishborn Ashに続き、PFMが3番目の枠を獲得したと発表されたのがFESTA直前の6/6。

そこで急遽、PFM特集を組むことにいたしました。まずは、2002年の来日公演の映像から、短めの歌モノで"Il banchetto(饗宴)"

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ここでは、2010年のイタリアTaorminaでのライヴ映像を貼っておきます。

そして、イタリアの音楽シーンを切り開いた3大カンタウトーレのひとり、Fabrizio De Andre(ファブリツィオ・デ・アンドレ)が、Sardegnaで隠遁生活を送っていたのを、1979年に再びシーンに引っ張り出すという、歴史的に偉大な貢献を果たしたPFM。

そして、De Andre没後10周年を機に、現在のPFMが精力的に行っている活動が、『PFM canta De Andre(PFM、デ・アンドレを歌う)』。

※時代を切り開いた3大カンタウトーレについての記事はこちら
https://www.c-light.co.jp/modules/column/index.php/Iwasa_10/iwasa_10_02.html

その最近のPFMの活動をお伝えするために選んだのは、CD+DVD+CDspecialの3枚組「Amico Faber(友人ファーベル)」(2011/訳注:Faberとは、Fabrizio De Andreの愛称)から、DVD映像で"Il pescatore(漁師)"(1970年のDe Andre作品)。
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ここではTV放映された時の映像を貼っておきます。

 



注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2011年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)