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第3部

第3部はLigabue(リガブエ/50歳/Correggio出身)の2010年Newアルバム「Arrivederci, mostro!(アバヨ、怪物！)」(2010)のみにスポットを当てて紹介しました。

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オリジナルアルバムとしては5年ぶりとなる2010年5月11日にリリースされるや、4週連続でアルバムチャート1位をキープし、発売1カ月未満でマルチ・プラチナ・ディスクに輝く大成功を収めました。

またこのアルバムは1990年リリースの1stアルバム「Ligabue」からちょうど20年目の節目となるアルバムとして意識して制作されました。

5年ぶりの新作とは言っても、その間は休んでいたわけではなく、毎年別の企画のツアーを精力的に敢行し、5枚組ツアーDVD、新曲を含むアンソロジー集を2セット、ライヴCD&DVDを積極的にリリースし、そのどれもが記録的な大ヒットとなり、さらに他のアーティストへの楽曲提供＆コラボなども積極的に行い、ファンクラブ限定CD・DVDもリリースするという、Ligabueにとっては、むしろ最も多忙な5年となったかもしれません。

その結果、ファン層をさらに大きく広げることに成功してLigabueは、いまや人気・実力とも最頂点に達した超スーパースターとしての地位を確固たるものにしたと言えるでしょう。

今回もプロデュースを務めたCorrado Rustici(コッラド・ルスティチ)が、ちょうど4月に来日公演を行った際に、Ligabueの話題を振ると、Corradoが興奮したようにLigabueのNewアルバムの事を語っていた事が、筆者には嬉しく思い出されます。

そうか、こんなスゴイ大ヒットとなるアルバム制作だったんだ・・・なるほど、今にして思えばCorradoのあの興奮ぶりは納得できるなぁ。

Corrado Rustici来日時の記事はこちら
https://piccola-radio-italia.com/archives/51810897.html

さてまずはシングル曲となった"Un colpo all'anima(心への打撃)"をPVで。Ligaの男臭い魅力が楽曲と映像に溢れています。
ここでは2010年もArena di Veronaで開催されたWind Music Award出演時のライヴ映像を貼っておきます。

続いては"Nel tempo(時の中で)"。往年のLigabueが得意としたタイプのロックチューン。人気TV番組『Che tempo che fa』出演時のTVライヴ映像で。


再びWind Music Award2010の映像から"La verità è una scelta(真実は選択だ)"。重たいベースサウンドが楽曲全体を牽引するタイプのロック。

Ligabue最後の楽曲は、"Quando canterai la tua canzone(君が君の歌を歌う時)"。近年のLigabueの作品らしい、ロックリズムの上で低音の声域ながらも、メロディアスに軽やかに歌える楽曲。同じくWind Music Award2010のステージ映像で。

※当サイトでのLigabueの紹介記事はコチラ
https://piccola-radio-italia.com/tag/Ligabue

注）記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2010年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く）

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