2010年4月17日、Corrado Rustici(コッラド・ルスティチ)トリオの来日ステージ(@STB139)を見て参りました。
ナポリのオルタナロックシーンで活躍の後、イギリスやアメリカなどの英語圏に渡り、ギタリストとしてプロデューサーとして世界的な成功を収め、その手腕を今やイタリアのアーティスト達に注ぎ込んでいる、イタリアPOPS界の立役者Corrado Rustici(コッラド・ルスティチ)。
※当サイトでのCorrado Rusticiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Corrado_Rustici
そのCorradoのステージを日本で見る日が来るなんて、予想できませんでしたが、今夜、あの人は確かに東京・六本木のSTB139のステージに立っていました。
そもそも250人ほど収容できるというSTB139ですが、集客率は7割ぐらいかな。それでもCorradoの日本での知名度から想像すると、これだけの人が集まるなんて、ちょっとびっくり。
Journey(ジャーニー)の黄金期のメンバーとして活躍したドラムのSteve Smith、1980年代以降のJethro Tull(ジェスロ・タル)を支えたPeter-John Vetteseの存在が集客に貢献したようにも感じ取ることができました。あとはフュージョンファンかな??
来日スケジュールは発表されたものの、どんな楽曲を演奏するのかが未公表のままだったのですが、来日調整のギリギリのところでSugarMusic側との交渉が成立し、今回のツアーのセットリストの中心をCorradoの傑作ソロアルバム「Deconstruction of a post modern musician」(2006)をメインにすることに決ったと、会場で発表がありました。
しかも、来日記念盤として日本盤発売(限定1,000枚プレス)に漕ぎつけられたという嬉しいお知らせ付きで。

言われてみれば確かにそのアルバムは、今回の来日メンバー3人がメインとなって作り上げたものでしたからね。納得です。
この音楽的に優れたアルバムを、Corradoの頭脳的なギタープレイはもちろんのこと、キーボードのPeterもドラムのSteveも卓越した腕前で再現しただけでなく、ライブという魔法のエッセンスを加えて存分に楽しませてくれるステージとなりました。
アルバムのゲストボーカルを務めたElisaやNegramaroは当然不在ですが、もう1曲のボーカル曲"Chiudi gli occhi(瞳を閉じてごらん)"をCorradoのイタリア語の優しげなボーカルを聴けたのも嬉しかった。
CD購入者にはサイン会に参加できるというので、日本盤を購入(これで2枚目だぁ)。イタリア盤は三面開きのデジパック仕様でしたが、日本盤はプラケース仕様。日本語解説が入っていますが、イタリア盤に付属のブックレットが付かないので、楽曲やミュージシャンのクレジットが見れないのはいただけませんねぇ。
さてそこそこ長い列ができたサイン会。Corradoにイタリア語で話しかけると、ビックリしてました。
我らがPiccola RADIO=ITALIAの活動を話し、FESTAではよくCorradoが関わった作品をかけているよ。例えばElisa、Negramaro、Ligabueなどなど・・・・と話したら、Corradoがちょっと興奮して「Ligabue!」と言いました。
なんでもちょうどLigabueのNewアルバムの仕事が終わったばっかりなんだ、と説明してくれました。「Arrivederci, mostro!」というタイトルになるとか。
そういえばここ数年で飛躍的にイタリアRock界の頂点を極めたかのようなLigabueですが、スタジオ録音のオリジナルアルバムは2005年以来でしたっけ。
この間の5年間は、集大成的なベスト企画が2タイトル、5枚組DVDのライブ盤、Arena di Veronaでの夢のライヴDVDなど、単なるベストやライヴとは一線を画した優れた作品で、商業的にも大ヒットを収めてはいましたが、確かにそろそろ新作アルバムが聴きたいですからね。
こうしてCorradoとちょっとしたおしゃべりをした最後に、
「日本であなたのステージを見ることができるなんて、信じられないよ!」
と声をかけて、今回の来日に感謝の意を伝えることができました。

イタリア盤CDの見開き部分に3人のサインを入れてもらいました!
この東京公演の後は西日本でのライブステージが4/23まで行われます。
4/19 (月) 名古屋 Bottom Line
4/20 (火) 神戸 Chicken George
4/21 (水) 倉敷 RED BOX
4/22 (木) 福岡 Gate's7
4/23 (金) 大阪 JANUS
現在のイタリアPOPSを支える敏腕プロデューサー/アレンジャー/ミュージシャンの雄姿を、皆さまにもぜひご覧いただきたいと思います。
詳しくは主催者のWebサイトで



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『小さな村の物語 イタリア 音楽選集』(5CD/2019)













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