2010年4月2日、Osanna(オザンナ)の来日ステージ(@クラブチッタ川崎)を見て参りました。

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1970年代初期に活躍したOsannaですが、今回が初来日。

来日メンバーのうち、オリジナルメンバーがヴォーカルのLino Vairetti(リーノ・ヴァイレッティ)ただ一人、というのが残念ではありますが、その分、スペシャルゲストとして、同じく1970年代に脚光を浴びたイギリスのバンドVan Der Graaf Generator(ヴァン・ダー・グラーフ・ジェネレーター)のDavid Jackson(デイヴィッド・ジャクソン)を管楽器に、Balletto di Bronzo(バレット・ディ・ブロンゾ)のGianni Leone(ジァンニ・レオーネ)をキーボードにという興味をそそられるラインナップ。

まず最初にナポリの映像をバックに、ナポリ語歌詞の楽曲"Fuje'a Chisti Paese"からステージがスタート。

ファーストアルバムの強烈なインパクト通り、メンバー全員が顔にフェイスペインティングを入れ、VocalのLinoはさらにPulcinella(プルチネッラ/ナポリ伝統劇に登場する道化師)のお面を被って、ナポリから来たバンドであるというアイデンティティを強烈に魅せつけてくれました。

キーボードを弾きながらLinoのヴォーカルに絡むセカンドヴォーカルやコーラスを聴かせて活躍していたのは、Linoの息子Irvin Luca Varietti。

もちろん他のメンバーたちも卓越したテクニックを持った安定した演奏を聴かせ、往年のOsannaのおどろおどろしい世界観を充分に再現してくれました。

アヴァンギャルドな演奏法を聴かせるフルートとサックスが、強力なグループの個性になっているバンドだけに、David Jacksonは最初から全曲に参加。有名なアルトサックスとテナーサックスの2本同時吹奏を存分に楽しませてくれました。

Gianni Leoneは、途中から舞台に登場。フェイスペインティングはなしですが、青いショールを羽織ったその姿が現れた途端、ステージの雰囲気が一新されました。ただそこに居るだけでも後光が射すような、とても華がある人物でした。

もちろん演奏を始めると、あの驚異のテクニックのキーボードワークが光り輝き、その派手なステージアクションと、とても50代に見えない端正なルックスの全て相乗効果となり、とても素敵なステージを魅せてくれました。

演奏の途中でステージ前方に出て来ると、客席に向かってビラを投げ撒き、さらにはステージから降りて客席に降りてきて、ビラを投げ歩くパフォーマンス。

僅か2曲ほどの演奏でステージから姿を消してしまったのがとても残念でした。

Osannaの代表曲をずらっとセットリストに並べただけでなく、彼らの前身となったCittà Frontale(チッタ・フロンターレ)、Gianni LeoneのバンドBalletto di Bronzo、David JacksonのバンドV.D.G.G.の代表曲を盛り込んだ膨大なラインナップを披露してくれましたが、きっかり2時間のステージとなりました。

※当サイトでのOsannaの紹介記事はコチラ
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また会場となったクラブチッタ川崎では、目を見張る速報が掲示されていました。

なんとMauro Pagani(マウロ・パガーニ)とFlavio Premoli(フラヴィオ・プレモーリ)の来日公演を9月4日と5日に行うとのこと。

共にPFMことPremiata Forneria Marconi(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ)のオリジナルメンバーであり、現在はPFMを脱退している2人。

そして2人ともイタリアPOPS界に多大に貢献し、大きな影響を与え続ける音楽職人。とても楽しみですね。

※当サイトでのMauro paganiの紹介記事はコチラ
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