第4部
2月FESTAはサンレモ音楽祭2010に沿って紹介してきましたが、最後の第4部では、一旦打ち切りとし、2009年のイタリア・アルバムチャートの首位に輝いたベストセラーアルバム「Alla mia età(僕の年齢で)」を祝って、Tiziano Ferro(ティツィアーノ・フェッロ/30歳/Latina出身) の特集。
2008年11月にリリースされた同アルバムは、2009年に入ってもロングヒットを続けた結果、イタリア本国ではプラチナディスク7枚を獲得してダイアモンドディスクを受賞。先に述べたとおり、年間アルバムチャートの首位に輝きました。
スイスでもプラチナディスクを獲得し、年間アルバムチャート4位を記録。
スペインではゴールドディスクと年間アルバムチャート11位。
オーストリア、ベルギー、メキシコでも順調なセールスを築いた結果、年間ワールドチャートでも17位にランクインするというメガヒットアルバムとなりました。
Tizianoがその大ヒットアルバムを掲げて行ったツアーの中から、 2009年6月24日&25日に地元RomaのStadio Olimpicoで行ったコンサートを収録したDVD「Alla mia età in Rome」が2009年11月に発売になりました。
もちろんFESTAではそのDVDで、Tizianoの迫力のステージを体感していただきました。しかしながらそのライヴ映像は商品ですので、ここには貼れません。代わりの映像に差し替えて紹介いたしますのでご了承ください。
まずは"Indietro(後ろへ)"。同アルバムからの3枚目のシングルとなった楽曲で、ここでは人気TV番組『Domenica In』でのTVライブ映像で。
2曲目はナント、TizianoのコンサートにFiorella Mannoia(フィオレッラ・マンノイア/56歳/Roma出身)が登場してデュエットを聴かせてくれたシーンから。
Tizianoのアルバム「Alla mia età(僕の年齢で)」と同日の2008年11月7日に発売されたFiorellaのアルバム「Il movimento del dare(負債の動向)」(2008)に収められていた、Tizianoが書き下ろしてデュエット参加した楽曲"Il re di chi ama troppo(愛しすぎた人の王様)"をステージ上で再現してくれました。
ここでは、Wind Music Awards 2009に出演時の野外ライブの映像を貼っておきます。
※当サイトでのFiorella Mannoiaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Fiorella_Mannoia
3曲目は、"Il sole esiste per tutti(太陽は皆のためにある)"。
同アルバムからの4枚目のシングル曲となった楽曲で、ここでは、RAI Music出演時のライブ映像で。
4曲目は、同アルバムから2枚目のシングル曲となった"Il regalo più grande(もっと大きな贈り物)"
2月FESTA最後の曲は、アルバムタイトル曲"Alla mia età(僕の年齢で)"。アルバム発売に先行して発売された第1弾シングル曲となった楽曲。
DVDに収録されているライブ会場でもPV同様、『FERRO 111番』のサッカーユニフォームで登場します。
この『111(チェルトウンディチ)』は、2003年にリリースされたTizianoのセカンドアルバムタイトルとして有名ですが、実はこの数字には、Tizianoのパーソナルな秘密が隠されています。
実は『111』とは、デビュー前のTizianoの体重なんです!
ストレスに起因する過食症のせいで、かなりの肥満症だったというのが、Tizianoの秘密だったのです。
※当サイトでのTiziano Ferroの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Tiziano_Ferro
注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2010年に達する年齢で表記しています。
次回1月FESTAは、3月20日(土)の開催予定です。
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