Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Valerio_Scanu

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアPOPS鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアPOPS(イタリアン・ポップス)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。

公式facebookページ (facebook ufficiale)
http://www.facebook.com/PiccolaRadioItalia

Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第87回イタリアPOPSフェスタ(2012年8月)レポート(その1/Valerio Scanu, Pierdavide Carone, Lucio Dalla, Gianluca Grignani)

第87回Festaは、18名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて8/18(土)に開催されました。参加者の内訳は男性8名 女性9名(うち、イタリア人1名、初参加者1名)。

SkyTree江東区民まつり 花火

目前に雅ヴァージョンでライトアップされたスカイツリー、すぐ背後に江東区民まつりの花火が間近に臨む絶好のロケーションで極上の音楽を楽しむ、至福のひと時となったかと思います。集合写真

写真撮影
POP!ITALIANO
kazuma氏

第1部

人気TV番組Amici出身で、サンレモ音楽祭2010優勝者でもある若手歌手Valerio Scanu(ヴァレリォ・スカーヌ/22歳/Sardegna州La Maddalena出身)が2012年3月9日にリリースしたアルバム「Cosi diverso(こんなに違う)」から。同アルバムはアルバムチャートで最高6位まで上がりました。

valerio-scanu-cosi-diverso

シングルカットされた楽曲"Amami(僕を愛してくれ)"を公式videoclipで。なお、Valerio Scanuの所属レーベルEMIは、最近ネット上の動画に地域規制をかけることが多く、メジャーな動画サイトにおいてはほとんどの場合、日本は公開不可能地域とされてしまっています。ここでは現時点で閲覧可能なvimeoサイトの動画を引用しておきます。

Valerio Scanuと言えば前出の通り、サンレモ音楽祭2010で予選落ちしたものの敗者復活戦で蘇っただけでなく、逆転優勝を勝ち取るという前代未聞の復活劇を見せた楽曲"Per tutte le volte che...(〜する度に)"のイメージが強いかと思います。

※当サイトでのValerio Scanuの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Valerio_Scanu

この美しい楽曲の作詞・作曲を手掛けたのは、同じAmici出身のカンタウトーレPierdavide Carone(ピェルダヴィデ・カローネ/24歳/Roma出身)。サンレモ優勝曲を手掛けたということで一躍時の人となり、同年にリリースしたデビューアルバムが2010年の年間アルバムチャート4位に輝く好調なデビューを飾りました。

※当サイトでのPierdavide Caroneの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Pierdavide_Carone

デビュー当時には歌唱力にやや難が目立っていましたが、この間に充分なレッスンを重ねたようで、サンレモ音楽祭2012出場時には、自信に満ちた態度で充分な歌手としてのパフォーマンスを見せてくれました。

出場曲"Nani(ナニー)"は、サンレモ音楽祭2012総合5位に留まったものの、何と言ってもLucio Dallaプロデュース&共作&共演という話題性が大きかったうえ、サンレモ会期後僅か10日ほどでLucio Dalla(ルチォ・ダッラ/1943-2012/68歳没)の訃報が舞い込んだため、イタリア社会で広く愛されたこの偉大なカンタウトーレLucio Dallaにとって、サンレモ音楽祭2012がイタリアで最後のステージとなり、出場曲が遺作となってしまったという逸話が後世にまで語られる事を運命づけられることになりました。

※当サイトでのLucio Dallaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Lucio_Dalla

"Nani(ナニー)"とはある娼婦の名前で、ある少年が筆おろしのために、僅か20ユーロ(約2,000円)で買ったNaniに恋をしてしまう物語を悲しくも美しく歌い上げた楽曲です。公式ヴィデオクリップで。ちなみにシングルチャートでは最高11位。

サンレモ音楽祭2012の第四夜のゲストを迎えるステージでは、Gianluca Grignani(ジァンルカ・グリニァーニ/40歳/Milano出身)を招いたステージを見せてくれました。

※当サイトでのGianluca Grignaniの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Gianluca_Grignani

このサンレモ音楽祭2012出場曲"Nani(ナニー)"を含んだPierdavide Caroneの3rdアルバム「Nani e altri racconti... (ナニーとその他の小話)」は、Lucio Dallaがプロデューサーを務めただけでなく、キーボード、クラリネット、SAXなどの演奏も担当して作り上げられています。アルバムチャートでは最高12位まで上がりました。

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シングルカット第2弾となった楽曲は"Basta cosi(これで充分)"。

シングルカット第3弾となった楽曲は"Tra il male e Dio(悪と神の間)"。


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2012年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)

第73回イタリアPOPSフェスタ(2011年6月)レポート (その1 /Valerio Scanu, Loredana Errore, Loredana Berte' Emma)

web第73回Festaは、23名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて6/11(土)に開催されました。参加者の内訳は男性8名 女性15名(うち、初参加者1名)。

まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、間近
に東京スカイツリーを望みながら極上の音楽と夜景を楽しむ、至福のひと時となったかと思います。

集合写真撮影
るりら氏



第1部

200px-Amici_Logo2001年の放送開始から10周年を迎えた人気テレビ番組『Amici di Maria De Filippi(アミーチ・ディ・マリア・デ・フィリッピ)』は、すっかりイタリア音楽界の台風の目となる存在となり、様々な人気歌手やカンタウトーレ、ダンサーを排出する人気タレントショーとして定着するようになりました。

そんなAmici出身の歌手を3人ピックアップして、6月FESTAの第1部で紹介いたしました。

1人目はValerio Scanu(ヴァレリオ・スカーヌ/21歳/Sardegna州La Maddalena出身)。2008年の
Amiciで惜しくも2位となったものの(1位はAlessandra Amoroso)、その後、サンレモ音楽祭2010で優勝に輝く快挙を成し遂げたValerio Scanu。

2010年11月9日にリリースした3rdアルバム「Parto da qui(僕はここから出発する)」では、ヒゲを蓄えてイメージチェンジし、ボーナスDVDと24ページに渡るカラーブックレットを付け、イタリアのアルバムチャートで最高2位に付ける実績を残しました。
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付属のボーナスDVDには、自身の出世作"Sentimento(感情)"の他、アルバム未収録だったカバー曲数曲を歌っているスタジオライヴの映像が収められています。

2010年10月15日にリリースされた先行シングルは、"Mio(僕のもの)"。シングルチャートでは最高8位となりました。

Festaでは、CDに合わせて付属DVD収録のPhoto Galleryを楽しんで貰いましたが、ここではライブ映像を貼っておきます。


このアルバム「Parto da qui」を掲げたツアーを行ったValerioは、イタリア国内だけに留まらず、スイスやスロヴァキア、そしてカナダでもライヴする実績を残しました。

そして2011年4月19日には、元のアルバムにNewシングル"Due stelle(2つの星)"を追加し、新たにボーナスDVDを加えた「Parto da qui (TOUR edition)」を発表し、アルバムチャート6位に付けました。
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ボーナスDVD内には、『Love Show』と名付けられたミニライヴの様子が収められ、CDに追加されたNewシングル"Due stelle(2つの星)"は、同アルバムに収録されている英語曲"Chances"のイタリア語版となります。

FESTAではTVライヴ映像でご覧いただきました。後半はサンレモ音楽祭2010優勝曲"Per tutte le volte che...(…する度に)"も歌っています。


※当サイトでのValerio Scanuの紹介記事はコチラ



Amici出身歌手2人目は、Loredana Errore(ロレダーナ・エッローレ/27歳/ルーマニア国Bucarest生まれ→Sicilia州Agrigento育ち)。

彼女は2010年のAmiciで2位となった歌手で、実力&人気を誇るカンタウトーレBiagio Antonacciがプロデュース&楽曲を書き下ろすという幸運をつかみました。

プラティナディスクとなる大ヒットを記録したデビュー作がミニアルバムだったので、1stアルバムと呼べるフルアルバム「L'errore(意:エラー)」は、2011年3月8日に満を持してのリリースとなりました。
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今回もBiagio Antonacciプロデュースで、全曲Antonacci自身の書き下ろし・共作となっており、共作者としてLoredanaの名前がクレジットされた曲も2曲ほど収められました。

また演奏面では、売れっ子スタジオミュージシャンとして頭角を現してきたDavide Tagliapietra(ダヴィデ・タリァピエトラ)が、ギターもベースも弾き、アレンジにも参加と大活躍をしています。
※父は元Le OrmeのAldo Tagliapietra(アルド・タリァピエトラ)

先行シングル第1弾となった"Il muro(壁)"は、2011年1月21日リリース。Gigi D'AlessioのNew York公演に客演した際のライヴの映像で紹介いたしました。


そして先行シングル第2弾として2011年2月26日リリースされたのは、同じLoredanaという名前を持つ大先輩Loredana Berté(ロレダーナ・ベルテ/61歳/Calabria州Bagnara Calabra出身)とのデュエットで話題となった"Cattiva(悪い女)"。

※当サイトでのLoredana Bertéの紹介記事はコチラ

FESTA会場では、映像無しで見た方が良い曲と判断してCD音源で聴いていただきましたが、その『見ない方がいいライヴ映像』がこちら。音質と画質の悪さもありますが・・・あまりにも見た目に注意が持っていかれてしまい、音楽自体を訊けなくなりそうな映像なので・・・(苦笑)


※当サイトでのLoredana Erroreの紹介記事はコチラ



そして2010年のAmiciで、Loredana Erroreを押さえて優勝したのがEmma(エンマ/27歳/Firenze生まれPuglia州Lecce近郊育ち)。

デビュー盤となったミニアルバム「Oltre」(2010年3月16日発売)は、イタリア年間チャートの2位に収まるという大ヒットとなり、一躍人気スターとなったEmmaは、2010年10月19日に待望のフルアルバム「A me piace così(私はこんなのが好き)」をリリース。前作同様、瞬く間にプラティナディスクを勝ち取りました。
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同アルバムからのシングル第1弾"Con le nuvole(雲と共に)"は、既に4月に開催した『イタリアPOPSスペシャル@イタリア文化会館』でご紹介しましたので、6月FESTAでは、シングル第2弾となった"Cullami(私を惑わして)"を公式videoclipで紹介いたしました。


上記2曲とも、カンタウトーレRoberto Casalino(ロベルト・カザリーノ/32歳/Campagna州Avellino出身)が書き下ろした楽曲で、彼は、Amiciと並ぶタレントショー番組X Factorで2008年にブレイクしたGiusy Ferreriの出世作"Non ti scordar mai di me"をTiziano Ferroと共作したことで脚光を浴びました。

Emmaは2010年11月になると、同アルバムに9曲を加えたSpecial Editionを追加リリースしました。

年が明けて2011年になると、EmmaはModà(モダー)と組んでサンレモ音楽祭2011に出場し、惜しくも2位となったものの、出場曲"Arriverà(やってくるよ)"は、5週間に渡ってヒットチャートの首位を続け、結果としては同年のサンレモ出場曲の中で一番のヒットとなりました。

そしてそのサンレモ出場曲を含む3曲をオリジナル盤に追加して15曲入りとしたSanremo Editionを2011年2月16日にリリース。
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新たに追加された3曲は全て、サンレモ音楽祭でパートナーを組んだModà(モダー)のvocalistのKekko(ケッコ)こと、Francesco Silvestre(フランチェスコ・スィルヴェストレ)のペンになる楽曲。

6月FESTAの第1部の最後の楽曲はそのKekko作の3曲の中から"Io son per te l'amore(私は愛するあなたの為にいる)"を公式videoclipで紹介いたしました。


※当サイトでのEmmaの紹介記事はコチラ


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2011年に達する年齢で表記しています。

第62回イタリアPOPSフェスタ(2010年5月)レポート (その1 / Tony Maiello, Irene Grandi, Valerio Scanu)

102_1392第62回Festaは、14名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて5/29(土)に開催されました。参加者の内訳は男性7名 女性7名。

まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、極上の音楽と夜景を楽しむ、至福のひと時となったかと思います。


第1部

第1部はサンレモ音楽祭2010出場者たちのNewアルバムから3人のアーティストをピックアップ。

1人目は新人部門の優勝を勝ち取った。Tony Maiello(トニー・マイエッロ/21歳/Napoli近郊出身)から。

2008年、人気リアリティショー番組X Factorに応募して4位になった事をきっかけに芸能界入りしたTonyですが、その間リリースされたのはシングル盤のみ。

今回のサンレモ音楽祭出場をきっかけに、ようやくファーストアルバム「Il linguaggio della resa」(2010)がリリースされました。

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アルバム全10曲中9曲に、Tony自身が曲作りに関わっていますので、カンタウトーレといっても良いでしょう。

サンレモ新人部門優勝を勝ち取った"Il linguaggio della resa(降服の言語)"では、作曲に大物プロデューサー&アレンジャーFio Zanotti(フィオ・ザノッティ)が加わり、そのままFio Zanottiがプロデュース役も務めています。

またその他の5曲はベテランカンタウトーレRon(ロン)がポうろデューサーを務めており、うち1曲はRonとTonyとの共作。

以上の様な心強いバックアップを得て滑り出したと言えるのが、Tony Maielloと言えるでしょう。

2月FESTAで既にサンレモ音楽祭新人部門優勝時の映像で、"Il linguaggio della resa(降服の言語)"をご紹介していますので、今回は後にリリースされたPVでご紹介しました。

2曲目は同アルバムからのシングルカット第2弾となった"Come gli altri(他の人のように)"。はライヴ映像でご紹介しました。

続きを読む(leggere la continuazione)

第59回イタリアPOPSフェスタ(2010年2月)レポート (その3/Malika Ayane, Marco Mengoni, Pupo, Emanuele Filiberto, Luca Canonici, Elio e le Storie Tese, Valerio Scanu, Alessandra Amoroso)

その2はコチラ


malikaayane01第2部後半


FESTA第2部の後半は、いよいよサンレモ音楽祭2010の本選のファイナリストのコーナー。


優勝の最有力候補のひとりと噂されていたMalika Ayane(マリカ・アヤーヌ/マリカ・アヤネ/26歳/Milano出身のモロッコ系イタリア人)が歌った"Ricomincio da qui(ここから再開する)"は、3人のファイナリストには残らなかった代わりに、Mia Martini(ミア・マルティーニ)賞こと、批評家賞を受賞しました。

カンタウトーレのPacifico(パチフィコ)らとMalika Ayane自身が共作した落ち着いた曲調ながらも、さりげなく美しい盛り上がりを魅せる佳作だと思います。


※当サイトでのMalika Ayaneの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Malika_Ayane


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そしてサンレモ音楽祭5日目の最終日の後半に発表された3人のファイナリストに残り、総合3位を獲得したのは、Marco Mengoni(マルコ・メンゴーニ/22歳/Lazio州Viterbo近郊出身)が歌った"Credimi ancora(もう一度僕を信じてくれ)"


人気TVオーディション番組X Factorの第3シーズン(2009)で総合優勝に輝いた実績を持つMarco Mengoniは、ヘビメタ系ヴォーカリスト的な歌い方が特徴的なカンタウトーレで、サンレモ出場曲は、元Bottega dell'Arte(ボッテガ・デッラルテ)のCarabrese(カラブレーゼ)兄弟らとの共作です。

サンレモ第4夜には、イタリアPOPSシーンでも引っ張りだこの弦楽四重奏団Solis String Quartet(ソリス・ストリング・クァルテット)を招き、原曲のロックアレンジから、バロック調のアレンジに変えたバージョンを楽しませてくれました。


そして今回のサンレモ音楽祭2010の1位と2位に輝いたのは、どちらも本選の初日・2日目に落選した楽曲が、敗者復活戦で勝ち残った末に、最終的に勝ち残り組を抑えて優勝と準優勝に輝くという、意外な展開。
(・・・というか、これでは勝ち残り方式を採用する意味がどこにあるというのでしょうか・・・・???)

どうやらこの番狂わせの展開をもたらしたのは、TV視聴者による電話投票が大きく順位を動かすことになった模様です。

昨2009年よりオーケストラのメンバーも投票権を持つシステムが採用されていたこともあって、ファイナリスト最有力候補のNoemi(ノエミ)やMalika Ayane(マリカ・アヤーヌ)らが落選した瞬間、オーケストラの面々が不満をあらわにし、楽譜を丸めて放り投げるという暴挙に出たり、観客のブーイングが止まなかったりと、大いに物議をかもしだす事態が発生しました。60回目の節目となるサンレモでの珍事として、イタリア歌謡史に刻まれていくであろう、歴史的な瞬間だったと思います。


pec01特に総合2位となったPupo, Emanuele Filiberto con il tenore Luca Canonici(プポ,エマヌエレ・フィリベルトとテノール歌手ルカ・カノニチ)というトリオは、サンレモ出場者に中でも大きな話題をさらったと同時に、大きな物議を醸し出し、批判の対象になったり、いろいろと揶揄されることとなりました。


Pupo
(プポ/55歳/Arezzo近郊出身)はヨーロッパ市場でのビッグヒットを持つベテラン・カンタウトーレですが、近年は司会業でも成功を収めたためか話題作りには貪欲で、今回はイタリアという国の発祥となった王国サヴォイア家の王子様であるEmanuele Filberto(エマヌエレ・フィリベルト/38歳)をサンレモのステージに担ぎ出したのです。


※当サイトでのPupoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Pupo


Fiorello(フィオレッロ)のような歌える司会者を目指しているとは言うものの、芸事は素人同然の王子様をフォローするためなのか、べテランのテノール歌手 Luca Canonici(ルカ・カノニチ)もラインナップしたところまでは良いのですが、そのテノール歌手Lucaが歌うパートは、Judy Garland(ジュディ・ガーランド)のミュージカル『オズの魔法使』で有名な"Over the Rainbow(邦題:虹の彼方に)"にそっくりという始末。



正式な準優勝曲であるはずのこの"Italia amore mio(イタリア 私の愛)"は、既にパロディの格好のターゲットになってしまっていて、インターネット上ではオリジナル映像を探すほうが困難な始末です。

こちらは1996年サンレモ準優勝経験もあるElio e le Storie Tese(エリオ・エ・レ・ストリエ・テーゼ)によるパロディ版カバー。


さて、波乱の決勝戦となった第60回サンレモ音楽祭を制したのは、Valerio Scanu(ヴァレリオ・スカーヌ/20歳/Sardegna州La Maddalena出身)が歌った"Per tutte le volte che...(〜する度に)"。

valerioscanu

この楽曲は会期第2夜に落選したものの、第3夜の敗者復活戦で復活させることに成功し、優勝までこぎつけることに大きな貢献を果たしたのは、Valerioがデュエット相手に招いたAlessandra Amoroso(アレッサンドラ・アモローゾ/24歳/Puglia州Galatina出身)であると言われています。

元々は、Alessandraにサンレモ出演が依頼されていたそうですが、Alessandraは自身のコンサートとかぶっているため辞退したそうです。サンレモ出演となると最低1週間は拘束されますからね。

ところが同じAmiciのステージで競い合った同僚であり良きライバルでもあるValerioの敗者復活がかかっているとならば、自身のコンサートを一部キャンセルしてまで、サンレモの第3夜と第4夜の2日間の応援出演を果たしてくれたという訳です。

何はともあれ、2年連続で民放他局の看板番組Amici出身の歌手で、奇しくもサルデーニャ出身者が優勝の栄冠に輝いただけでなく、Valerio Scanuはイタリアで最も歴史のある音楽祭において、19歳10ヵ月の若さでのグランプリ優勝者となりました。

※当サイトでのValerio Scanuの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Valerio_Scanu

※当サイトでのAlessandra Amorosoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Alessandra_Amoroso


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2010年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)

2013年3月27日創刊!
イタリア音楽専門誌
『MusicaVitaItalia』
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イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(MusicaVita Italia)』第6号イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(Musicavita Italia)』第6号

cronaca142日伊協会会報『CRONACA』
コラム『YoshioAntonioのイタリアPOPS小事典』連載中。

『紀元2010年 - PFMとアンドレの新たな旅(A.D.2010 - La Buona Novella)』
【2014年5月14日発売】『紀元2010年 - PFMとアンドレの新たな旅(A.D.2010 - La Buona Novella)』(CD)
対訳を監修いたしました!

PFM/『アンドレの詩(PFM canta De Andre')』
【2014年5月14日発売】PFM/『アンドレの詩(PFM canta De Andre')』(CD)
対訳を監修いたしました!

PFM/『イン・クラシック〜モーツアルトからの祭典(PFM in classic | Da Mozart a Celebration)』
【2014年2月19日発売】PFM/『イン・クラシック〜モーツアルトからの祭典(PFM in classic | Da Mozart a Celebration)』(2CD)
対訳を監修いたしました!

イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(MusicaVita Italia)』第5号イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(Musicavita Italia)』第5号

イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(MusicaVita Italia)』第4号イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(Musicavita Italia)』第4号

イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(MusicaVita Italia)』第3号イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(Musicavita Italia)』第3号

公益財団法人 日伊協会会報クロナカ138号
公益財団法人 日伊協会会報クロナカ138号
巻頭特集『豊穣なるイタリアン・ポップスの世界』執筆

イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(MusicaVita Italia)』第2号イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(Musicavita Italia)』第2号

CD『永遠のイタリア音楽全集』(2013)
【2013年6月26日発売】CD『ジリオラ・チンクェッティ/パーフェクト・ベスト』
歌詞対訳を監修いたしました!

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【2013年6月26日発売】CD『永遠のイタリア音楽全集』
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CD『サンレモ音楽祭ベスト!〜素晴らしきカンツォーネの世界』(2013)
【2013年6月26日発売】CD『サンレモ音楽祭ベスト!〜素晴らしきカンツォーネの世界』
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「小さな村の物語イタリア 音楽集」(市販版/別選曲)
【2013年5月22日発売】小さな村の物語イタリア 音楽集(市販版/別選曲)
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京都のCristinaと東京のYoshioAntonioによるプロジェクト。

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Cristina da Kyoto e Yoshio Antonio da Tokio, vorremmo creare la circostanza in cui si può ascoltarla più facilmente anche qua in Giappone. Sperando questo motivo, il progetto si chiama "Piccola RADIO-ITALIA".

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イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(MusicaVita Italia)』第6号イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(Musicavita Italia)』第6号

第2回「イタリアン・ポップス・セミナー 」@日伊協会
第2回「イタリアン・ポップス・セミナー 」@日伊協会
講師を務めました。

cronaca142日伊協会会報『CRONACA』
コラム『YoshioAntonioのイタリアPOPS小事典』連載中。

Bell'Italia6/28開催『百花繚乱!イタリア音楽 Part 4』@ベリタリア
講師を務めました。

『紀元2010年 - PFMとアンドレの新たな旅(A.D.2010 - La Buona Novella)』
【2014年5月14日発売】『紀元2010年 - PFMとアンドレの新たな旅(A.D.2010 - La Buona Novella)』(CD)
対訳を監修いたしました!

PFM/『アンドレの詩(PFM canta De Andre')』
【2014年5月14日発売】PFM/『アンドレの詩(PFM canta De Andre')』(CD)
対訳を監修いたしました!

PFM/『イン・クラシック〜モーツアルトからの祭典(PFM in classic | Da Mozart a Celebration)』
【2014年2月19日発売】PFM/『イン・クラシック〜モーツアルトからの祭典(PFM in classic | Da Mozart a Celebration)』(2CD)
対訳を監修いたしました!

イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(MusicaVita Italia)』第5号イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(Musicavita Italia)』第5号

Bell'Italia4/26開催『百花繚乱!イタリア音楽 Part 2』@ベリタリア
講師を務めました。

シーライトパブリッシング
月例コラム『イタリアPOPSのススメ』

Bell'Italia2/22開催『百花繚乱!イタリア音楽』@ベリタリア
講師を務めました。

イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(MusicaVita Italia)』第4号イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(Musicavita Italia)』第4号

Bell'Italia『イタリアンポップス&フードを楽しむ夕べ』@ベリタリア
講師を務めました。

ミュージックラウンドアバウトFM戸塚『ミュージックラウンドアバウト』
雑誌『MusicaVita Italia』特集2013/10/31放送

イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(MusicaVita Italia)』第3号イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(Musicavita Italia)』第3号

文化セミナー『イタリアンポップスのすべて』@公益財団法人 日伊協会
文化セミナー『イタリアンポップスのすべて』@公益財団法人 日伊協会
講師を務めました。

公益財団法人 日伊協会会報クロナカ138号
公益財団法人 日伊協会会報クロナカ138号
巻頭特集『豊穣なるイタリアン・ポップスの世界』執筆

イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(MusicaVita Italia)』第2号イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(Musicavita Italia)』第2号

CD『永遠のイタリア音楽全集』(2013)
【2013年6月26日発売】CD『ジリオラ・チンクェッティ/パーフェクト・ベスト』
歌詞対訳を監修いたしました!

CD『永遠のイタリア音楽全集』(2013)
【2013年6月26日発売】CD『永遠のイタリア音楽全集』
歌詞対訳を監修いたしました!

CD『サンレモ音楽祭ベスト!〜素晴らしきカンツォーネの世界』(2013)
【2013年6月26日発売】CD『サンレモ音楽祭ベスト!〜素晴らしきカンツォーネの世界』
歌詞対訳を監修いたしました!

「小さな村の物語イタリア 音楽集」(市販版/別選曲)
【2013年5月22日発売】「小さな村の物語イタリア 音楽集」(市販版/別選曲)
歌詞対訳を監修いたしました!

イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(MusicaVita Italia)』イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(Musicavita Italia)』
編集長に就任!

ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX第2弾
【2013年2月末発売予定】ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX第2弾
歌詞対訳を監修いたしました!

2012/6/29開催 - Attico 初夏の『イタリアン・パーティー』
2012/6/29開催 - Attico 初夏の『イタリアン・パーティー』でDJ&VJを務めました!

2012/6/24開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)
2012/6/24開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)でナヴィゲーターを務めました!

ジリオラ・チンクェッティ / シングル・コレクション
【2012年7月5日発売】ジリオラ・チンクェッティ / シングル・コレクション
歌詞対訳を監修いたしました!

2012/5/27開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)
2012/5/27開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)で講師を務めました!

『イタリアブックフェア2012』@イタリア文化会館
『イタリアブックフェア2012』@イタリア文化会館でイベント『イタリアPOPSスペシャル』を担当しました!

★秋のイタリア収穫祭★東京ガス
★秋のイタリア収穫祭★東京ガスで音楽コーナーを務めました!

逢いびき〜魅惑のイタリアン・ポップス BS日テレ「小さな村の物語 イタリア」音楽編(通販限定)
【2011年10月1日発売】逢いびき〜魅惑のイタリアン・ポップス BS日テレ「小さな村の物語 イタリア」音楽編(通販限定)
歌詞対訳を監修いたしました!

シーライト パブリッシング
『イタリアPOPSのススメ』連載コラム@シーライト パブリッシング

『イタリアブックフェア2011』@イタリア文化会館
『イタリアブックフェア2011』@イタリア文化会館でイベント『イタリアPOPSスペシャル』を担当しました!

NHK-BShi『Amazing Voice 驚異の歌声』Mina特集
NHK-BShi『Amazing Voice 驚異の歌声』Mina特集で資料映像協力しました

ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX
【通販限定】ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX
歌詞対訳を監修いたしました!

世界の音楽情報誌Latina
Claudio Baglioniインタビュー
取材協力いたしました!


【通販限定】VIVA SANREMO! Canzone Collection ビバ サンレモ!〜カンツォーネ・コレクション(CD4枚組/日本盤)
歌詞対訳を監修いたしました!

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「イタリアン・ポップ・ミュージック 50年の変遷」@PolyCultureClubTokyo

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シカゴピザ公式サイトでのイタリア音楽コラム執筆(分社化により現在は該当サイト消滅)

Tra te e mare(海のように)/Laura pausini
Tra te e mare(海のように)/Laura pausini(ラウラ・パウジーニ)
ライナーノーツを担当いたしました!

Storie di tutti i giorni(過ぎ行く日々の物語)/Riccardo Fogli(リッカルド・フォッリ)
Storie di tutti i giorni(過ぎ行く日々の物語)/Riccardo Fogli(リッカルド・フォッリ)
シングル盤リリース時に歌詞注釈を担当いたしました!

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Opera prima(オペラ・プリマ)/Pooh(プー)
日本盤初リリース時にコラム記事を執筆いたしました!

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