Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Tazenda

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアPOPS鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアPOPS(イタリアン・ポップス)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。

公式facebookページ (facebook ufficiale)
http://www.facebook.com/PiccolaRadioItalia

Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第97回イタリアPOPSフェスタ(2013年6月)レポート(その1/ Angelo Branduardi, Tazenda, Niccolo Fabi, Mina)

第97回Festaは、19名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて6/8(土)に開催されました。参加者の内訳は男性7名 女性12名。

まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、極上の音楽と夜景を楽しむ、至福のひと時となったかと思います。2013-06FESTA

集合写真撮影
POP!ITALIANO
kazuma氏

第1部

1970年代にケルト民族音楽を取り入れた異色の世界観でデビューし、民族音楽ブームを巻き起こしたカンタウトーレAngelo Branduardi(アンジェロ・ブランドゥアルディ/63歳/Milano近郊Cuggiono出身)のアルバム『Camminando camminando 2(意:歩きながら 歩きながら 2)』(2012)。1996年のライヴアルバムの続編を意味するアルバムタイトルになっていますが、本作はライヴではなく、1996年以降の傑作選といった趣のアルバム。

AngeloBranduardi-CamminandoCamminando2

新曲「Rataplan(意:ドンドンという音)」も追加されています。

2009年の楽曲「La Tempesta(意:嵐)」

※当サイトでのAngelo Branduardiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Angelo_Branduardi


イタリア初のエスノ・ロックグループTazenda(タゼンダ)の4年ぶりのスタジオアルバム『Ottantotto(意:88)』(2012)。全曲を同バンドのギタリストGino Marielli(ジーノ・マリエッリ)が作詞作曲しています。

tazenda-ottantotto

シングル曲「Mielacrime(意:私の涙)」

伝説的なヴォーカリストAndrea Parodi(アンドレア・パロディ)の死後(2006年)、存続の危機を迎えたTazendaの支援役を買って出た、既に実績のあるミュージシャンBeppe Dettori(ベッペ・デットリ/ヴォーカル)ですが、このアルバムのリリース後に若きヴォーカリストNicola Nite(ニコラ・ニーテ)に交代しています。

※当サイトでのTazendaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Tazenda


2010年6月にまだ22ヶ月だった愛娘オリヴィアを髄膜炎で失ったカンタウトーレNiccolò Fabi(ニッコロ・ファビ/45歳/Roma出身)を励ますために、彼のアフリカの医療支援プロジェクトのチャリティコンサート"parole di lulu'"が2010年8月30日に開催されています。友情出演したのは、Max Gazzè(マックス・ガッゼ)、Daniele Silvestri(ダニエレ・スィルヴェストリ)、Samuele Bersani(サムエレ・ベルサーニ)、Cristina Donà(クリスティーナ・ドナ)、Simone Cristicchi(スィモーネ・クリスティッキ)、Gianni Morandi(ジァンニ・モランディ)、Jovanotti(ジォヴァノッティ)、Paola Turci(パオラ・トゥルチ)、Alex Britti(アレックス・ブリッティ)、Stefano Di Battista(ステーファノ・ディ・バッティスタ)、Velvet(ヴェルヴェット)、Elisa(エリーザ)、Marina Rei(マリーナ・レイ)、Luca Barbarossa(ルカ・バルバロッサ)、Pier Cortese(ピエール・コルテーゼ)、Paolo Vallesi(パオロ・ヴァッレーズィ)、Fiorella Mannoia(フィオレッラ・マンノイア)、Franco Mussida(フランコ・ムッスィーダ)、Giuliano Sangiorgi(ジゥリァーノ・サンジォルジ)、Manuel Agnelli(マヌエル・アニェッリ)、Mauro Ermanno Giovanardi(マウロ・エルマンノ・ジォヴァナルディ)、Tosca(トスカ)、Malfunk(マルファンク)、Pilar(ピラール)、Alberto Fortis(アルベルト・フォルティス)、Roy Paci(ロイ・パーチ)、Enrico Ruggeri(エンリコ・ルッジェーリ)、Claudio Baglioni(クラウディオ・バリォーニ)、Pacifico(パチフィコ)、Teresa De Sio(テレーザ・デ・スィオ)、Subsonica(スブソニカ)といった面々。

ParoleDiLulu'

上記チャリティディスクはCD+DVDの2枚組ですが、映像はドキュメンタリーになっており、残念ながらコンサートのライヴではありません。CDにはシングルとなったNiccolò FabiとMina(ミーナ/73歳/Busto Arsizio生まれCremona育ち)とのデュエット曲「Parole parole(意:言葉・言葉)」が収録されています。同曲はLulùbellaの愛称で呼ばれていた亡き娘Oliviaが愛した曲だったそうです。

※当サイトでのMinaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Mina

そのNiccolò Fabiが、やっと失意の底から立ちあがってリリースしたオリジナルスタジオアルバム『ecco』(2012)。この"ecco"は特に会話の中で様々な場面で使われる言葉ですが、この場合は"(ひと段落した時の)よし"に近いニュアンスでしょう。

NiccoloFabi-Ecco

同アルバムのほぼ全曲のスタジオライヴ映像を自身の動画チャネルで公開しているのも特筆するところ。アルバム1曲目の「Una buona idea(意:良い理念)」は、一聴するといつもの彼のメランコリックなスタイルを払拭するかのような明るく前向きのサウンドに聴こえるものの、歌詞がまだまだ痛々しい。全編に"Orfano(孤児)"という言葉を使い、サビの"Mi basterebbe essere padre di una buona idea(僕は良い理念の父親であれば充分なんだが)"が悲痛に聴こえます。

「Lontano da me(意:僕から遠く)」も陽気な曲調ですが、内容は、ただ忘れるためだけにシチリアに旅立つストーリー。サビは"io sto bene quando sto lontano da me(自分から遠ざかる時、僕は元気)"。

※当サイトでのNiccolò Fabiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Niccolo`_Fabi


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2013年に達する年齢で表記しています。

第61回イタリアPOPSフェスタ(2010年4月)レポート(その4 / Andrea Parodi, Elena Ledda, Mauro Pagani, Tazenda, Balentes)

その3はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/archives/51814064.html


第4部

4月FESTAの最終楽章は、癌に蝕まれ、2006年に51歳の若さで他界してしまったAndrea Parodi(アンドレア・パロディ/1955-2006/51歳没/Sardegna州Porto Torres出身)の追悼コンサートをDVDで紹介いたしました。

サルデーニャという、イタリアの中でも異文化の香りが色濃く残る地域をバックボーンにした、イタリア初のエスノロックとしてシーンに登場したTazenda(タゼンダ)。その中でも超高音域の個性的なヴォーカリストとして独特な存在感を魅せつけていたのがAndrea Parodiです。

※当サイトでのAndrea Parodioの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Andrea_Parodi

※当サイトでのTazendaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Tazenda

彼の死の翌2007年に開催された追悼コンサートを映像に収録した映像作品が、2009年になってようやく「CANTANO ANDREA PARODI 2007」(2009)として、CD+DVDの2枚組で発売されたので、さっそくDVDで紹介することにした次第です。

img153

DVDの冒頭は、Andreaが最後の力を振り絞ってレコーディングとコンサートを行った2006年のライヴ映像を鑑賞する形で始まります。おそらく実際の追悼コンサートでもそうだったことでしょう。

曲目は"Gracias la vida(人生よありがとう)"。オリジナルはチリの歌手Violeta Parra(1917-1967)の1966年の作品。

遺作となったアルバム「Rosa Resolza(薔薇ナイフ)」(2007)の最後に収められた楽曲で、同アルバムはElena Ledda(エレーナ・レッダ/51歳/Sardegna州Cagliari郊外出身)との最初で最後の共演作となりました。
Andrea Parodi & Elena Ledda /Rosa Resolza

2曲目はMauro Pagani(マウロ・パガーニ/64歳/Brescia近郊出身)で、楽曲は"Dä me Riva"。

同曲は故Fabrizio De André(ファブリツィオ・デ・アンドレ)がオリジナルで、当時彼を音楽面やプロデュース面で全面的にサポートしていたMauro Paganiが、2004年にアルバムごとカバー&リメイクした際に、同曲のVocal部分を担当したのがAndrea Parodiだったという縁ですね。

Creuza de Ma

ギリシャの民族楽器ブズーキをかき鳴らしながら歌うMauro Pagani。イカシテます。

実は2010年、そんなMauro Paganiの来日公演まで発表されました。楽しみですね。

『Andreaが大好きな曲だったんだよ』と解説を入れながら、Andreaの古巣Tazendaの面々が歌うのは"Armentos"。珍しく作曲者でありギタリストのGino Marielli(ジーノ・マリエッリ)がリードボーカルを取るのが新鮮です。

ここではAndrea Parodiが歌ったオリジナルバージョンを貼っておきます。

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第53回イタリアPOPSフェスタ(2009年8月)レポート (その2 / Pooh, Tazenda, Marco Carta, Gianluca Grignani, L'Aura)

その1はコチラ



第2部

 

1972年以来37年間、不動の4人のメンバーで、休むことなく精力的に活動してきたPooh(プー)。

この4人の誰かが死ぬまで、このメンバーのラインナップは変わらない、と誰もが信じていたものの、ドラムスのStefano D'Orazio(ステーファノ・ドラツィオ/61歳/Roma出身)が突然引退を表明。

2009年は4人のメンバー在籍の最後のツアーになるので、日本のPoohファンたちも騒いでいる矢先、日本のPooh研究家第一人者であるPoohloverのSirius氏が7月にイタリアまでコンサートを見に行ってきたということで、FESTAでも口頭で報告してもらいました。

お馴染みのヒット曲をラインナップしつつも、ちょっと珍しい曲も織り交えたセットリストで充分に楽しめたそうです。
(詳しくはPoohloverサイト内のレポートをご覧ください)

Pooh/Ancora una notte insiemePoohの長い歴史の中で、またひとつの大きなターニング・ポイントとなる事が決定した2009年、彼らがリリースしたアルバムはアンソロジー集の「Ancora una notte insieme(もう一晩、一緒に)」(2009)。前出のSiriusさんは、イタリアのツアー会場で買い求めた、同ジャケットがプリントされた特製Tシャツを身に付けてFESTAに来場してくれました。(メンバー4人のサインプリント入り)

曲のラインナップは、明らかにStefanoをフィーチュアリングした選曲で、Stefanoのヴォーカルパートがある曲を積極的にラインナップしたように2枚のCDに納められています。

FESTAでは、タイトル曲でもある唯一の新曲"Ancora una notte insieme"をピックアップ。もちろん、4人のメンバー全員で歌い継いでいくタイプの楽曲です。人気TV番組『Domenica In』出演時のスタジオライブ映像で紹介しました。


イタリア初のエスニックロックバンドと称されるTazenda(タゼンダ)。看板ヴォーカリストを失いつつも、新生Tazendaとして見事に蘇り、2007年、2008年と1年毎にアルバムを発表。そして2009年の今年、ライブアルバム「Il nostro canto-Live in Sardinia(僕らの歌-ライブ・イン・サルディーニァ)」をリリースしてくれました。
注)標準語ではSardegna(サルデーニァ)ですが、サルド語ではSardinia(サルディーニァ)
(Tazendaの詳細は2008年8月FESTAを参照

Tazenda/Il nostro canto-Live in Sardinia2009年のサンレモ音楽祭では、同じサルデーニァ出身のMarco Carta(マルコ・カルタ)の応援に駆けつけ、彼を総合優勝に導いたのも記憶に新しいところ。
2009年3月FESTA参照

そのサンレモのステージでMarco Cartaと共に、優勝曲"La forza mia(僕の力)"を、サルド語バージョンで披露してくれましたが、その一夜限りのライブテイクになるはずだったそのサルド語バージョンを、スタジオ録音して発表してくれました。もちろんMarco Cartaと共に。曲名もサルド語にして"Sa forza mea"とクレジットされています。

新生Tazendaとしての第1弾アルバム(2007年)には、Eros Ramazzotti(エロス・ラマッツォッティ)、第2弾アルバム(2008年)には、Francesco Renga(フランチェスコ・レンガ)といった、人気&実力を兼ね備えたスーパースターたちとのデュエット曲を盛り込むのが続いたのを受けて、第3弾とも言えるこのライブアルバムでTazendaの面々が白羽の矢を立てたのは、Gianluca Grignani(ジァンルカ・グリニァーニ/37歳/Milano出身)。

楽曲のタイトルは"Piove luce(光が降り注ぐ)"。Pioveは本来、雨が降るという意味しかない動詞。つまり、『光が(雨のように)降る』というニュアンスが込められたタイトルです。

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第45回イタリアPOPSフェスタ(2008年12月)レポート (その3 / Raf, Umbrto Tozzi, Enrico Ruggeri, Ivana Spagna, Tazenda)

その2はコチラ



第2部(前半)

クリスマスモードを一旦中断して、リクエストコーナー。参加できずに逃したコンテンツを再度体験する機会が欲しいと、参加者の一部から声が上がっていたので、それを受けた形で、事前にリクエストを募ったところ、11月festaで紹介したばかりの『Raf(ラフ)をぜひ!』との声が。

 

Raf/Sogni...e` tutto quello che c'e`Raf(49歳/Puglia州Margherita di Savoia出身)の新作アルバムからシングルカットされてた映像は11月Festaのレポートから見れるので、彼の唯一のDVD「Sogni…è tutto quello che c'è(夢は・・・存在するもの全て)」(1991)から紹介することにしました。

知名度があって、いい曲で、見ごたえがある映像で・・・と考えていったら、やっぱり"Gente di mare(海の人々)"になりました。1987年のユーロヴィジョンコンテストで兄貴分のUmberto Tozzi(ウンベルト・トッツィ/56歳/Torino出身)とデュエットして4位となった楽曲で、その後ヨーロッパ中で大ヒットとなりました。Raf:28歳、Tozzi:36歳。

このDVDでは当時、新進気鋭のカンタウトーレとして注目を浴びていたPaolo Vallesi(パオロ・ヴァッレーズィ/44歳/Firenze出身)と共演しています。当時Raf:32歳、Vallesi27歳。こちらは商品化されている映像なので、このサイト上に掲載はさし控えることにします。ネット上にも出回っていないようです。


Il Regalo di Nataleここから再びクリスマスモードに戻ります。POP! ITALIANOのkazuma氏からの紹介でEnrico Ruggeri(エンリコ・ルッジェーリ/51歳/Milano出身)のクリスマス企画アルバム「Il Regalo di Natale(クリスマス・プレゼント)」(2007)から、2曲ほど紹介してもらいました。

イタリアでは年末にクリスマス商戦を狙った企画アルバムがリリースされることが多いのですが、11月下旬〜12月にかけて発売になるために、12月FESTAで紹介するタイミングに間に合わない事が多く、こうして1年遅れで紹介する形になりがちです。

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