Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Seba

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアン・ポップス鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアン・ポップス(イタリアPOPS)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。Festa情報→http://piccola-radio-italia.com/archives/cat_50003116.html

公式facebookページ (facebook ufficiale)
http://www.facebook.com/PiccolaRadioItalia

Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第75回イタリアPOPSフェスタ(2011年8月)レポート (その1 / Bruno Martino, Milva, Sergio Endrigo, Franco Battiato, Giuni Russo, Pago, Caterina Caselli, Mango, Seba, Negramaro)

第75回Festaは、18名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて8/6(土)に開催されました。参加者の内訳は男性10名 女性8名(うち、初参加者3名)。

IMG_8390まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、極上の音楽と夜景を楽しむ、至福のひと時となったかと思います。

集合写真撮影
POP!ITALIANO
kazuma氏
http://musica.itreni.net/


第1部

8月FESTAのオープニングはいつもと趣向を変えて、昔からイタリアで親しまれ続けている夏の歌をピックアップしてご紹介しました。名付けて『Estate Special(夏特集)』コーナー。

#もっとも代表的なイタリアの夏をイメージする楽曲は、出版社シーライト パブリッシングさんのWebコラム04.イタリアの夏とPOPSに書きましたので、そちらもご覧ください。

まずは1960年代より、数多の歌手に歌われ続けているBruno Martino(ブルーノ・マルティ−ノ/1925-2000/74歳没/Roma出身)作曲、Bruno Brighetti(ブルーノ・ブリゲッティ)作詞の"Estate(夏)"。当初の原題は"Odio l'estate(私は夏が嫌い)"で、夏の日の恋とその破局の心境をしんみりと綴った楽曲。

Jazzピアニストとしてヨーロッパ中のナイトクラブを舞台に活躍したBruno Martinoは、ある日のステージでたまたま歌手がステージを降りてしまったため、自身で歌って穴をふさいだ事で歌手としても活躍するようになったという異色の経歴を持つアーティスト。 『Principe dei nights(ナイトクラブの王子様)』という異名で親しまれました。

1960年に発表した楽曲"Estate"は、作曲者のBruno Martino(ブルーノ・マルティーノ)自身の他、Milva(ミルヴァ/現72歳/当時21歳/Goro出身)やJimmy Fontana(ジミー・フォンタナ)などが歌いましたが、当時のイタリアではおよそヒットしたとは言い難い評価に甘んじました。

※日本のiTunesストアでダウンロード購入可能です。

ボサノヴァ創始者の一人として名高いブラジルのJoao Gilberto(ジョアン・ジルベルト)が、1977年になってイタリア語歌詞のままカヴァーしたことをきっかけに世界的に知られる事となり、以来、Bossa Novaのジャンルではイタリア語で歌う事が慣例になっており、Jazzの世界では英語詩で歌われることが多いという、すっかり世界的なスタンダードナンバーとなっています。

※日本のiTunesストアでダウンロード購入可能です。

イタリアではその世界的な人気を逆輸入する形で定着し、Mina(ミーナ)、Mia Martini(ミア・マルティーニ)、Ornella Vanoni(オルネッラ・ヴァノーニ)、Vinicio Capossela(ヴィニーチォ・カポッセラ)、La Crus(ラ・クルス)、Irene Grandi(イレーネ・グランディ)、Andrea Bocelli(アンドレア・ボチェッリ)、Sergio Cammariere(セルジォ・カンマリエーレ)、Stefano Bollani(ステ−ファノ・ボッラーニ)、Giusy Ferreri(ジゥズィ・フェッレーリ)らがこぞって自身のレパートリーに取り上げています。


『Estate Special』の2曲目は、1963年にSergio Endrigo(セルジォ・エンドリゴ/1933-2005/72歳没/Croazia国Pola生まれ)が書いて歌った"Era d'estate(夏だった)。この曲もまた過ぎ去った夏の恋を忍ぶような、しんみりとした楽曲。

※日本のiTunesストアでダウンロード購入可能です。

※当サイトでのSergio Endrigoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Sergio_Endrigo

最近では、2008年に巨匠Franco Battiato(フランコ・バッティアート/66歳/Catania近郊出身)もカヴァーしています。

※当サイトでのFranco Battiatoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Franco_Battiato


Franco Battiatoが出ましたので、ここでBattiatoがプロデュースした夏のヒット曲を。 Giuni Russo(ジウニ・ルッソ/1951-2004/53歳没/Palermo出身)が1982年に歌った"Un' Estate Al Mare(ある夏 海へ)"。

1980年代に青春時代を過ごした年齢層のイタリア人が夏をイメージさせる歌として挙げることの多い楽曲です。

※日本のiTunesストアでダウンロード購入可能です。

※当サイトでのGiuni Russoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Giuni_Russo

2008年にはこの楽曲にインスピレーションを受けた同名の映画も制作されています。


そして1970年代にフランスのMichel Fugain(ミシェル・フュガン)が書いて歌った"Une belle histoire(ある美しい物語/邦題:愛の歴史)"は、世界中のそれぞれの言語でカヴァーされて大ヒット。

日本ではコーラスグループのサーカスが"Mr.サマータイム"のタイトルで日本語でカヴァーして、1978年に大ヒット。

イタリアでは"Il Maestro(巨匠)"の異名を取るカンタウトーレ・Franco Califano(フランコ・カリファノ/73歳)がイタリア語詞を付けて、"Un'estate fa(ひと夏前)"というタイトルでリリースされ、Franco Califano自身が歌った他、Mina(ミーナ)、Homo Sapiens(オモ・サピエンス/ホモ・サピエンス)、Delta V(デルタ・ヴー)らにカヴァーされています。

最近では2008年にPago(パーゴ/40歳/Cagliari近郊出身)がFranco Califanoをフィーチュアリングしたヴァージョンでカヴァーしています。

※日本のiTunesストアでダウンロード購入可能です。

オリジナルのMichel FugainがイタリアのCaterina Caselli(カテリーナ・カセッリ)とデュエットした貴重な映像も。


そして1987年にMango(マンゴ/現57歳/当時33歳/Potenza近郊出身)がヒットさせた夏の歌が"Bella D'Estate(夏の美女)"。

※日本のiTunesストアでダウンロード購入可能です。

※当サイトでのMangoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Mango


2006年になって突然シーンに現れ、"Domenica d'estate(夏の日曜日)"をスマッシュヒットさせたのがカンタウトーレのSeba(セバ/Sicilia州Catania出身)。子供にも好かれる楽しさの溢れる楽曲で、まずはアニメ仕立ての公式videoclipで。

そしてFestival出演時のライヴ映像で。

※日本のiTunesストアでダウンロード購入可能です。

※当サイトでのSebaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Seba


『Estate Special』最後の楽曲は、現代の人気Rockバンド・Negramaro(ネグラマーロ)の"Estate(夏)"。2005年に発表されたこの楽曲は、空前の大ヒットを記録し、Negramaro自身の出世作になっただけでなく、ここ5年ぐらいですっかり夏の定番ヒット曲として定着しています。

※日本のiTunesストアで楽曲、videoclip共にダウンロード購入可能です。

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※当サイトでのNegramaroの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Negramaro


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2011年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)

第30回イタリアPOPSフェスタ(2007年9月)レポート (その1 / Petra Magoni, Paolo Benvegnu`, Ares Tavolazzi, Monica Demuru, Daniele Battaglia, Seba, Afterhours)

ACID第30回Festaは東京・新宿CLUB ACIDにて9/15(土)に開催しました。

三連休の初日という日取りでしたが、参加者数32名+Yoshio@主宰の33名が集まり、大盛況となりました。

33名の内訳は、男性14名 女性19名、うち、新顔さん9名、イタリア人4名と、楽しい顔ぶれが揃い、賑やかな会となりました。



第1部

Cime Domestiche第一部からいきなり、あらゆるジャンルのてんこ盛りの企画がスタート!
まずは、Paolo Benvegnu`, Monica Demuru, Petra Magoni, Ares Tavolazziという4名のアーティストの連名による企画アルバム「Cime domestiche(国内最高峰の山々=国内最高のアーティストたち)」(2007)。オーストリア寄りのアルプス山麓の町、Trentoのトラッドソングをベースにしたアルバムの仕上がりになっています。


Paolo Benvegnu`は、1993年にオルタナバンドSismaを結成したギタリスト&カンタウトーレ。数々のコンテストで優秀な成績を収めた後、ソリストに転向します。Monica Demuruは舞台女優として活動する女性。そしてPetra Magoni(35/Pisa出身)は、ご存知、Petra Magoni e Ferruccio Spinettiとして2006年に大ブレイクした女性歌手。(2006年11月FESTAレポート参照)

そしてAres Tavolazzi(Ferrara出身)は、1970年代にイタリアのジャズ=ロックの金字塔を打ち立てたスーパーグループAreaのベース奏者だった人で、Areaの解散後は、多くのイタリア人アーティストのレコーディングやJazzバンドに参加し、イタリアを代表する名コントラバス奏者となっている人物。

1曲目は"Serenata trentina(トレントのセレナーデ)"。Aresの奏でるコントラバスのみの伴奏に併せて、4人がハーモニーを聴かせます。男性2名の低い声に乗せて、女性2名が自由に歌声を合わせるその心地よさにうっとり。Aresの弾く年季の入ったコントラバスの音色は、Ferruccio Spinettiとはまた違った、ベテランらしい落ち着いた中にも正確さのあるプレイ。

彼らの2曲目は"Tuti i me dis"。方言のため意味不明ですが、どうやら『Tutti mi dicono(みんなが私に言う)』という意味らしいです。こちらは夢の中にいるような気持ちにさせてくれる穏やかな曲。男性2名の弾くギターとベースに合わせて、女性2名が絶妙のハーモニーを聴かせる子守唄風の楽曲。

この企画ユニットは、今回のアルバム限りの限定ユニットなんでしょうか?それとも今後も活動するのでしょうか?



Daniele Battaglia/Fresco2人目はDaniele Battaglia(26/Bologna出身)。5月FESTAにて紹介した通り、PoohのギタリストDodi Battagliaの息子。デビューシングルはデュエット作品だったものの、その路線は止めて、どうやらこのシングル"Fresco(涼気)"からソロ路線で進めるようです。そのためか、父Dodiがプロデューサー役を務め、曲作りにも参加、当然ギタリストとして演奏にも参加しています。

ビデオクリップでDanieleの爽やかな雰囲気と長身のルックスを楽しんでもらいました。ミドルテンポながら、少しスペインやラテンっぽい感じがある曲調ですね。間もなくリリースされるであろうファーストアルバムが待ち遠しいところ。



Seba/Quadri d'Autore3人目のアーティストは2006年にアルバム「Quadri d'Autore(巨匠の絵画)」デビューした新人Seba(Sicilia州Catania出身)。バイオグラフィや写真が公開されていない(アルバムジャケットはイラストのみ)謎が多いカンタウトーレですが、そのサウンドは、バイオリンやアコースティックギターを多用したアコーステックサウンドで、どことなくジプシーっぽさも漂う、新人ながらどこか懐かしさのある温もりサウンド。

日伊協会の今年の夏期講習で教材に採用されたというDomenica d'estate(夏の日曜日)。実に生き生きとした躍動感のあるアコースティックサウンドです。

2曲目は"Minigonna blu(青いミニスカート)"。カントリーミュージックぽい曲調ですが、アメリカのとはまた異なるヨーロッパの香りがあるサウンドとなっています。

Sebaのデビューと同時にアルバムを入手し、アルバムレビューを書いていたPoohlover.netのSiriusさんから紹介してもらいました。



Afterhours/NonUsatePrecauzioni/FateviInfettare(1985-1997)第1部の最後のアーティストはAfterhours。1986年の結成ですから、いつの間にか活動歴が20年を超えた長命のオルタナ・バンド。ドラム、ベース、管楽器、バイオリン、ギター&キーボード弾きx2名の6名編成のバンドで、それなりにメンバーチェンジを重ねていますが、リーダーとボーカルは一貫してManuel Agnelli(41/Milano出身)が務めています。

この度、彼らの活動の記録として、2枚組DVDが2タイトルもリリースされました。ビデオクリップを中心にした「Non Usate Precauzioni/Fatevi Infettare(予防措置はしないで/染してあげるよ)」(2007)と、ライブテイクを中心にした「IO NON TREMO(僕は怯えない)」(2007)。Afterhours/IO NON TREMO (1997-2007)

1曲目は彼らの最大のヒット曲"Non e per sempre(永遠ではない)"(1999)をビデオクリップで。特徴的なサウンドとメロディで、一度聴いたら耳について離れない不思議な魅力のある楽曲。オルタナ色のない、ポップなチューン。

2曲目はオルタナらしいハードなサウンドの"Dentro Marilyn(マリリンの中に)"。こちらはライブ映像で。彼らのサウンドの特徴のひとつであるバイオリンの絡み付きが心地よい楽曲。



Continua alla prossima puntata.(続く)

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