Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Ron

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアPOPS鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアPOPS(イタリアン・ポップス)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。

Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第46回イタリアPOPSフェスタ(2009年1月)レポート (その3)

その2はコチラ



第3部

ちょうど10年前の1999年1月11日、イタリア人の心を捉え続けて20世紀最大の詩人と評されたFabrizio De André(ファブリツィオ・デ・アンドレ/1940-1999/58歳没/Genova出身)が他界してしまいました。

10周忌となる2009年1月11日に向けて、2008年の終わり頃から様々なムーヴメントが沸き起こり、いつもは事前準備がお世辞にも上手と言えないイタリア社会において、珍しく用意周到に準備されていたことも大きく評価すべき記念事業だったと思います。まさにイタリア人の心の拠り所として国民的英雄であったことを改めて思い知ることができました。

奇しくもDe andréの死の直前の1998年9月9日には、これまたイタリア人の魂を歌った国民的英雄のLucio Battisti(ルチォ・バッティスティ)を亡くし、世紀末論の根強いイタリア社会が大きな失意に伏せたのは言うまでもありません。

Lucio Battistiは主に作曲面において感性を発揮した人でしたが、De Andréは作詞に才能を開花させます。疎外された者、反逆者、娼婦など、一般社会の辺境に位置する人々の視線で歌いあげる彼の作品は、イタリア大衆の心をがっちりと捉え、イタリア文壇でも良く引用されるほど幅広い評価を得ており、まさに詩人として現在もなおイタリア人のアイデンティティに問いかけ続けてる偉人と言えるでしょう。

Fabrizio De Andre'/in concerto彼の10周忌に向けて出版、TV番組を始め、CDやDVDも企画されましたが、音楽作品として鑑賞できる映像作品はなく、ドキュメンタリー映像ばかり。つまり映像作品としては既発売であり、亡くなる年に収録された最後のコンサート映像作品DVD「in concerto」(1998)しか存在していないようです。

Festaでは、まずFabrizio De André自身のことを紹介しなければ始められませんでしたので、このDVD「in concerto」から、彼の遺作となったアルバム「Anime salve(安全な魂)」(1996)に収められていた"Dolcenera(甘草/カンゾウ)"を紹介いたしました。

民族音楽的な女性コーラスが特徴的な楽曲で、この晩年のライヴでは実娘のLuvi De André(ルヴィ・デ・アンドレ)が、3人の女性コーラス隊の真ん中に立って父のステージを支えております。先妻との間に生まれたCristiano De André(クリスティアーノ・デ・アンドレ)も父の斜め後ろに位置して、様々な楽器を奏でております。(この楽曲ではパーカッション)

Fabrizio De Andre'/Effedia-sulla mia cattiva stradaさて、彼の10周忌に向けて発売されたものの中で、レアな音源やプライヴェートな映像も収録されていて、一番資料性が高く、ファン必携のアイテムになりそうなのが、2CD+DVDの3枚組アルバム「effedia-sulla mia cattiva strada(僕の劣悪な道程で)」(2008)ではないでしょうか。

続きを読む(leggere la continuazione)
Check

第43回イタリアPOPSフェスタ(2008年10月)レポート (その3)

その2はコチラ



第3部

Ron/Quando saro' capace d'amare第3部からは、深まる秋を楽しむのにぴったりな楽曲をラインナップ。先鋒を務めるのはRon(ロン/55/Pavia近郊Dorno出身)。2007年に傑作ライヴアルバムをリリースし、その優雅で美しい楽曲の魅力を円熟したパフォーマンスで見せつけてくれたRon(2008年1月FESTAを参照のこと)ですが、2008年はスタジオ盤「Quando sarò capace d'amare」をリリースと、精力的な活動をみせてくれました。

Giorgio Gaber 3CDタイトル曲"Quando sarò capace d'amare(僕が愛することができるだろう時)"は、イタリアの最初期カンタウトーレムーブメントの中心人物だった故Giorgio Gaber(ジォルジォ・ガーベル)のカバー。Giorgio Gaberは、Ligabue(リガブエ)の"Buonanotte all'Italia"のPVにも登場していたり(2008年9月FESTAを参照)、若手カンタウトーレのSimone Cristicchi(スィモーネ・クリスティッキ)が影響を受けたアーティストとして真っ先に名前を挙げるなど、現在のTOPアーティストにも深く影響を与え続けている、イタリア歌謡史に名が残る名カンタウトーレ。

Signor G(スィニョール・ジー)の愛称で親しまれたGaberが晩年の1994年に発表した楽曲を、Ronは丁寧にカバーし、オリジナルよりも光るようなテイストに仕上げることに成功しています。

続きを読む(leggere la continuazione)
Check

第34回イタリアPOPSフェスタ(2008年1月)レポート (その3)

70/00その2はコチラ



RONから届いたメール

第2部の最後にRONの「Rosalino Cellamare in concerto」のDVDを紹介した後、RON本人から届いたメールを紹介しました。

RISPOSTA RON [Fri, 11 Jan 2008 09:22:43 +0100]

CIAO YOSHIO, E' UN PIACERE CONOSCERTI...
MA E' ANCHE UN PIACERE SAPERE CHE TI PIACE LA MIA MUSICA...
E CHE VUOI CONDIVIDERLA CON I TUOI 40 AMICI....
POSSO VENIRE ANCH'IO? ....MA SEI IN GIAPPONE O IN ITALIA?...
PERCHE' SE SEI IN GIAPPONE SAREBBE UNA BELLISSIMA OCCASIONE
PER VISITARE IL TUO PAESE CHE MI AFFASCINA MOLTO.....
COMUNQUE VADA, SAPPI CHE SABATO SARO' CON VOI...
SICURAMENTE COL MIO CUORE E CON LA MUSICA....
POI....SI VEDRA'....
UN ABBRACCIO SINCERO A TE E AI TUOI AMICI...

A PRESTO
RON

 

RONからの返信 [Fri, 11 Jan 2008 09:22:43 +0100] 

チャオ、Yoshio, 君と知り合えて嬉しいよ・・・
君が僕の音楽を気に入ってくれていると知って、さらに嬉しく思うよ・・・
僕の音楽を今回、君は40人の友達と分かち合いたいんだね・・・
僕も行っていいかい?・・・それにしても君は日本に居るの?イタリア?・・・
もし日本に居るのなら、とっても良い機会だよね
僕をとっても魅了する君の国を訪れることができるのだから・・・
ともかく 土曜日は僕は君たちと一緒にいるってことだよ・・・
確かに 僕の心と音楽は・・・・判るだろう・・・
君と君の友達に心を込めて抱擁を・・・

またね
RON

Ron/InConcerto今回のFESTAで、このDVDを紹介することをRONのサイトからRONのパーソナル・マネージャー宛に送っておいたのですが、FESTAの前日に、幸運にもRON本人のメールアドレスからFESTAへの応援メッセージが届いたのです! 何て律儀な人なんでしょう!

それに『僕も行ってもいいかい?』なんて気の利いたセリフ。泣かせます。

『土曜日は僕は君たちと一緒にいるってことだよ』のところで、FESTA会場からも大きな拍手が沸き起こりました。

昔、イタリアのテレビ番組に『Mi ritorni in mente』という、Lucio Battistiの曲名をそのまま番組名に掲げたものがありました。一般のファンが集まったリビングルームのセットに、毎回、歌手がゲスト参加して、膨大なRAIの映像ライブラリーの中から、その歌手自身やゆかりのある歌手の過去の映像を鑑賞するというスタイル。ゲスト歌手自身から当時のエピソードを披露してくれたり、その場で即興演奏することだってある、という夢のような番組。

もし、今回RONが実際に来てくれたら、当FESTAはその番組と同じスタイルとなりましたね。


第3部

Francesco De Gregori第3部は、今回紹介した4人の歌手の曲をオリジナルを聴きながら歌って覚えるコーナー。今回は年代順に歌ってみました。

1曲目は

(おやすみ 小さな花よ)"(1973)。ほのぼのとした可愛い感じの曲調で、70年代の曲らしく歌い易さが魅力です。しかしこの歌は恋人の突然の事故死の哀しみから立ち上がろうとする、残された男の生き様を歌った、De Gregori自身の実体験だと言われている曲。2007年3月FESTAで歌詞の意味も含めて紹介してありますので、ご参照を。

70/002曲目はRonの"Joe Temerario(向う見ずのジョー)"(1984)。やや節回しが早くなり、曲としての難易度がやや上がりますが、軽快な曲に乗って歌うので、大勢で楽しさを感じ易いタイプの曲ですね。

アクロバット飛行のパイロットが、まだお話しができない赤ちゃんの息子と、もし話し合うことができたら・・・というバーチャルなシチュエーションの元、『向う見ずのジョー』と呼ばれるようになった曲芸飛行士の孤独な生き様を歌い上げています。

The Best of Laura Pausini: E Ritorno Da Te3曲目はLaura Pausiniの"Incancellabile(消し去る事ができない)"(1996)。恋人を盲目的に愛する若い女性の不安定な気持ちを見事に表現した愛の歌。繰り返されるのは、Tu non lasciarmi mai! Tu non lasciarmi!(私を決して離さないでね)という不安に駆られた懇願と、Incancellabile tu sei oramai(もう今ではあなたは消し去る事ができない存在)という諸手を挙げての全面降伏のセリフ。当時22歳のLauraが全てを委ねていた、24時間一緒に居るマネージャーAlfredo Cerrutiに対する忠信的な恋心を現すかのような歌に仕上がっています。

しかしながらこの曲は、どちらかというと男性に好まれる曲のようで、聴いていて心地がいいんですね。男性にとって、女性からこんな献身的な愛の言葉を囁かれるのは。現実には『消し去る事が出来ない』ほどまで後を引く恋愛って、男性には多いようですが女性には少ないという説があります。

イタリア語の感覚で語るなら、男性の過去の恋愛って『半過去(imperfetto)』タイプなんですね。imperfetto=不完全、すなわち『未完了』のニュアンスがある。過去に終わった事ではあるのだけれど、まだどこか気持ちが続いている。未練は無くなっていても、心の奥底では『なかなか会えない遠い親戚』みたいな中途半端な位置付けで残っているものです。例:Lei era la mia ragazza.

ところが女性にとって過去の恋愛は『遠過去(passato remoto)』タイプ。remotoとは、時間的にも空間的にも『遠い』ことを意味します。完全に終わってしまった、歴史上の出来事と同等の大昔の話に近い感覚、といったところでしょうか。例:Lui fu il mio ragazzo.

案の定、この楽曲"Incancellabile"は、男性作詞家Cheope(名作詞家Mogolの息子)のペンに寄る作品。

Caterpillar練習曲の最後は、Elisaの"Gli ostacoli del cuore(心の中の障害物)"(2006)。こちらはオリジナル音源から、Ligabueとのデュエットしているヴァージョンで歌ってみました。耳馴染みの良いメロディと平易な節回しと単語で、初めての方でも歌い易い曲で、練習曲として最適だったと思います。

こうして本格的なカラオケコーナーへ突入する前のウォーミング・アップが完了し、最後のカラオケ・コーナーへ突入しました。


今回のFESTAでピュウ・イタリアとの合同形式を終了し、2月より従来のオリジナル作品をたくさん紹介するスタイルに変更いたします。
次回は2/9(土)開催予定です。


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2008年に達する年齢で表記しています。

Check
5/27・6/24『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)開催決定!

『イタリア音楽&イタリアンブランチ』@Attico

【発売中】当サイト協力日本盤CD / [In vendita]CD della edizione giapponese a cui abbiamo collaborati
当サイトが執筆中のコラム
『イタリアPOPSのススメ』
@シーライト パブリッシング
シーライト パブリッシング
fan page in facebook
「いいね!」ボタンをクリック!
ご案内/Guida
2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアPOPS鑑賞会を開催しております。
このWebサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアPOPS(イタリアン・ポップス)を紹介しております。

FESTA会場で流した音楽や映像には、Webサイト上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。

記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、記事を書いた年度に達する年齢で表記しています。

Diamo la festa mensile ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.

Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

L'età degli artisti non è reale, ma anni che compiranno nel anno in cui gli articoli si scrivono.

♪プロフィール
 Profilo

Piccola RADIO-ITALIA

京都のCristinaと東京のYoshioAntonioによるプロジェクト。2人とも音楽業界人ではありませんが、趣味としてイタリア音楽の普及活動を行う際のコードネームが、Piccola RADIO-ITALIA(ピッコラ・ラディオ=イタリア)です。

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい、という目標が込められた名前です。

Cristina da Kyoto e Yoshio Antonio da Tokio, non siamo professionisti nel settore musicale, ma come fan della musica pop italiana vorremmo creare la circostanza in cui si può ascoltarla più facilmente anche qua in Giappone. Sperando questo motivo, il progetto si chiama "Piccola RADIO-ITALIA".

メッセージはこちらから       messaggio a noi

facebook di YoshioAntonio
livedoor プロフィール

記事検索 / Cerca nel blog
♪月刊アーカイヴ
Archivi
アーティスト名索引
Indice dell'artisti

A  B  C  D  E  F  G  H  I  J  K  L  M  N  O  P  Q  R  S  T  U  V  W  X  Y  Z  #

Lista dei dischi
当サイト協力作品 /
Lavori che abbiamo collaborato

『イタリアブックフェア2012』@イタリア文化会館
『イタリアブックフェア2012』@イタリア文化会館

★秋のイタリア収穫祭★東京ガス
★秋のイタリア収穫祭★東京ガス

逢いびき〜魅惑のイタリアン・ポップス BS日テレ「小さな村の物語 イタリア」音楽編
【2011年10月1日発売/予約受付中!】逢いびき〜魅惑のイタリアン・ポップス BS日テレ「小さな村の物語 イタリア」音楽編
歌詞対訳を監修いたしました!

シーライト パブリッシング
『イタリアPOPSのススメ』連載コラム@シーライト パブリッシング

『イタリアブックフェア2011』@イタリア文化会館
『イタリアブックフェア2011』@イタリア文化会館

NHK-BShi『Amazing Voice 驚異の歌声』Mina特集
NHK-BShi『Amazing Voice 驚異の歌声』Mina特集

ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX
【通販限定】ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX
歌詞対訳を監修いたしました!

世界の音楽情報誌Latina
Claudio Baglioniインタビュー
取材協力いたしました!


【通販限定】VIVA SANREMO! Canzone Collection ビバ サンレモ!〜カンツォーネ・コレクション(CD4枚組/日本盤)
歌詞対訳を監修いたしました!

user_p
「イタリアン・ポップ・ミュージック 50年の変遷」@PolyCultureClubTokyo

header_logo
シカゴピザ公式サイトでのイタリア音楽コラム執筆(分社化により現在は該当サイト消滅)

Tra te e mare(海のように)/Laura pausini
Tra te e mare(海のように)/Laura pausini(ラウラ・パウジーニ)
ライナーノーツを担当いたしました!

Storie di tutti i giorni(過ぎ行く日々の物語)/Riccardo Fogli(リッカルド・フォッリ)
Storie di tutti i giorni(過ぎ行く日々の物語)/Riccardo Fogli(リッカルド・フォッリ)
シングル盤リリース時に歌詞注釈を担当いたしました!

operaprima
Opera prima(オペラ・プリマ)/Pooh(プー)
日本盤初リリース時にコラム記事を執筆いたしました!

♪当サイトは携帯からもアクセス可能です!
QRコード
イタリア情報Webマガジン
GEKKAN

ダンテ・アリギエーリ協会東京支部『イタリア語の世界』イタリア情報WebマガジンGEKKAN

当サイトのリンク用ロゴ
Logotipo al sito

Piccola_RADIO-ITALIA


イタリア中部地震復興支援
Amazonイタリア
日本のAmazonとシステムは同じ。同様の設定でスグ買えます!
AmazonJapanでも
イタリアのCD/DVD
入手可能
HMVでも
イタリアのCD・DVD
入手可能!
東京・神保町で
イタリアPOPSが買える
(通販可)

イタリアものCDショップならTACTO

イタリア関連の出版物なら
シーライト パブリッシング

シーライト パブリッシング


SONY製品買うなら
ソニーストア
男性向け商品も充実!
セシール
  • ライブドアブログ