第4部

2015年2月10日から14日まで、サンレモ音楽祭2015が開催される。伝統的なルールとして大会前に観客の前で演奏したり、メディアで放送された楽曲は失格となるが、数年前より新人部門出場者に限り、このルールが撤廃されたため、大会開催前のサンレモ特集として、新人部門出場アーティストとその出場曲を紹介することにした。

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Giovanni Caccamo(ジォヴァンニ・カッカモ/25歳/Sicilia州Modica出身)の「Ritornero` da te(意:僕は君のもとにまた戻るよ)」。ピアノ弾きのカンタウトーレらしい作品。

Enrico Nigiotti(エンリコ・ニジォッティ/28歳/Toscana州Livorno出身)の「Qualcosa da decidere(意:決めるべきなにか)」。ギター弾きのカンタウトーレ。

Rakele(ラケーレ/20歳/Napoli出身)の「Io non lo so cos'e` l'amore(意:愛とは何か私は知らない)」。イタリアでは貴重な若い女の子らしい可愛らしさが魅力。

Chanty(シャンティ/23歳/アフリカ・タンザニア国出身)の「Ritornerai(意:あなたは戻って来るわ)」。純イタリア人よりもイタリアらしい曲調に意外性がある。

Kaligola(カリーゴラ/18歳/Roma出身)の「Oltre il Giardino(意:庭の向こう)」は、は、新人部門で唯一のラップ作品。昨年の新人部門優勝曲もラップだったので、さて今年はどうなるか?

Serena Brancale(セレーナ・ブランカーレ/26歳/Puglia州Bari出身)の「Galleggiare(意:浮かぶ)」。まだ26歳というのにこの落ち着きとアダルトな雰囲気とは。。。末恐ろしい。

Amara(アマラ/31歳/Toscana州Prato出身)の「Credo(意:私は信じる)」。何の予備知識なく声だけを聴いた時、男性ヴォーカル曲か?と勘違いするほどの低くて太い声が特徴的。ちなみにSimona MolinariやRenzo Rubinoと同じ事務所なので、来日の可能性もあるかも?

KuTso(クッツォ/Romaで結成)の「Elisa(エリーザ)」。今大会唯一のバンドで、まるでコミックバンドのような思い切りの良いパフォーマンスが楽しめそう。

ちなみにヴォーカルのMatteo(マッテオ)は、Zephiro(ゼーフィロ)が2010年に数ヶ月間日本に滞在してJapan Tourを行っていた時のヴォーカリストを務めていた。メンバーの仮装にジャパン・テイストが入っているのも、そんなMatteoの体験が元になっているのかも。

Zephiro2010

Zephiro2010

Zephiro2010年来日時の記事はこちら。
http://piccola-radio-italia.com/archives/51815000.html

※当サイトでのZephiroの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Zephiro

2015年2月13日に決まった新人部門の結果は以下の通り。

優勝:Ritornero da te/Giovanni Caccamo

2位:Elisa/KuTso

3位:Qualcosa da decidere/Enrico Nigiotti
   Credo/Amara

5位:Ritornerai/Chanty
   Oltre il giardino/Kaligola
   Io non lo so cos'e l'amore/Rakele
   Galleggiare/Serena Brancale


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2015年に達する年齢で表記。

次回のイベントは、2月21日(土)に東京・表参道のベリタリアに於いて『みんなで歌おう イタリアンポップス』を開催。詳細情報→http://piccola-radio-italia.com/archives/52163275.html

次回の月例FESTAは、3月7日(土)に通常のFESTA形態で開催予定。