Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Pino_Daniele

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアPOPS鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアPOPS(イタリアン・ポップス)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。

Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第94回イタリアPOPSフェスタ(2013年3月)レポート(その3/ "4 Marzo" per Lucio Dalla parte1)

第3部

2013年3月4日に行われたライヴイベント"4 Marzo(意:3月4日)"を紹介。

4-marzo

2012年3月1日に急逝した偉大なカンタウトーレLucio Dalla(ルチォ・ダッラ/1943-2012/68歳没/Bologna出身)の一周忌と、ちょうど生誕70年(1943/3/4生まれ)を記念してのコンサートで、Lucioの盟友Gianni Morandi(ジァンニ・モランディ)が司会を務め、30組弱のアーティストたちがLucio Dallaの残した偉大な作品を歌い、彼の死を悼むとともにその偉大な功績を称えたコンサートになりました。

※当サイトでのLucio Dallaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Lucio_Dalla

※当サイトでのGianni Morandiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Gianni_Morandi

出場したアーティストは以下の通り。新人から超ベテランの幅広い世代に渡っての出演で、Lucio Dallaが与えた大きな影響範囲を伺い知ることが出来ます。

Renato Zero(レナート・ゼロ)、Marco Mengoni(マルコ・メンゴーニ)、Stefano Di Battista(ステーファノ・ディ・バッティスタ)、I Calciatori del Bologna(ボローニャのサッカー選手団)、Iskra Menarini(イスクラ・メナリーニ)、Zucchero(ズッケロ)、Andrea Bocell(アンドレア・ボチェッリ)、Samuele Bersani(サムエレ・ベルサーニ)、Pino Daniele(ピーノ・ダニエレ)、Gigi D'Alessio(ジジ・ダレッスィオ)、Negramaro(ネグラマーロ)、Fiorella Mannoia(フィオレッラ・マンノイア)、Ron(ロン)、Luca Carboni(ルカ・カルボーニ)、Angela Baraldi(アンジェラ・バラルディ)、Stefano Ligi(ステーファノ・リージ)、Paolo Fresu(パオロ・フレス)、Paolo Rossi(パオロ・ロッスィ)、Stadio(スターディオ)、Pierdavide Carone(ピエルダヴィデ・カローネ)、Ornella Vanoni(オルネッラ・ヴァノーニ)、Chiara Galiazzo(キァーラ・ガリアッツォ)、Mario Biondi(マリォ・ビオンディ)、Il Cile(イル・チーレ)、Antonio Maggio(アントニオ・マッジォ)、Paolo Simoni(パオロ・スィモーニ)

会場となったのは、Lucio Dallaの大ヒット曲"Piazza Grande(意:大広場)"の舞台となったBolognaのPiazza Maggiore(マッジョーレ広場)。

イタリアで3時間超に渡ってTV生中継もされたコンサート映像を、僅か4日後の東京のFESTAで紹介する快挙となりましたが、実質3時間のコンサートですので、名シーンに絞って紹介しました。

Renato Zero(レナート・ゼロ/63歳/Roma)はGianni Morandi(ジァンニ・モランディ/69歳/Bologna近郊Monghidoro出身)との共演で"L'anno che verrà(やって来る年)"を披露。イタリアでは年末年始時期の定番楽曲。

※当サイトでのRenato Zeroの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Renato_Zero

Lucio DallaのJazzクラリネットの映像に合わせてソプラノ・サックスの演奏を披露したStefano Di Battista(ステーファノ・ディ・バッティスタ/44歳/Roma出身)。そしてそのStefanoの演奏をバックに"Tu non mi basti mai(意:君は僕には全く充分ではない)"を歌ったのは、2013年のサンレモ音楽祭優勝から僅か2週間後の出演となったMarco Mengoni(マルコ・メンゴーニ/25歳/Lazio州Ronciglione出身)

※当サイトでのMarco Mengoniの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Marco_Mengoni

プロサッカーチームBologna Football Club 1909(ボローニャFC)の選手団が登場し、ダンスを披露したのは"Attenti al lupo(意:オオカミに気を付けて)"。インストラクター役を買って出たのは、Lucioのバックで長年コーラスを務めたIskra Menarini(イスクラ・メナリーニ/67歳)。東京のFESTA会場でも参加者全員で踊って楽しみました。

※当サイトでのIskra Menariniの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Iskra

このコンサートのタイトルにもなった"4 marzo 1943(1943年3月4日)"。Lucio Dallaの誕生日をそのままタイトルに据えたこの楽曲は、Lucio Dallaの音楽人生の中で大きなターニングポイントとなったと語るGianni Morandi。1960年代の音楽シーンは今と全く異なり、Lucio Dallaは自身のオリジナリティを発揮できずにスランプに陥っていた際、この曲が降って来たとのこと。Andrea Bocelli(アンドレア・ボチェッリ/55歳/Toscana州Lajatico出身)を招いて披露。

※当サイトでのAndrea Bocelliの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Andrea_Bocelli

Samuele Bersani(サムエレ・ベルサーニ/43歳/Rimini出身)は"Canzone(意:歌)"をカヴァー。

※当サイトでのSamuele Bersaniの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Samuele_Bersani

Pino Daniele(ピーノ・ダニエレ/58歳/Napoli出身)は、世界的な名曲となった"Caruso(カルーソー)"を歌とギターで披露。

※当サイトでのPino Danieleの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Pino_Daniele

Lucio Dallaと数々の共作・共演を果たしたRon(ロン/60歳/Pavia近郊Dorno出身)を中心に、LucioのコーラスガールとしてキャリアをスタートさせたAngela Baraldi(アンジェラ・バラルディ)、Samuele Bersani、Luca Carboni、Stefano Ligiらが歌ったのは"Cosa sarà(意:どうなるかな)"。

※当サイトでのRonの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Ron

※当サイトでのAngela Baraldiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Angela_Baraldi


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2013年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)

第88回イタリアPOPSフェスタ(2012年9月)レポート(その2/Pino Daniele, Sergio Cammariere, Cesare Cremonini)

第2部

3人のカンタウトーレの2012年新作アルバムを集めた第2部。

1人目のカンタウトーレは、ベテランのPino Daniele(ピーノ・ダニエレ/57歳/Napoli出身)が3月20日に発売したアルバム「La grande madre(偉大な母)」(2012)から。

PINO DANIELE_La Grande Madre

同アルバムの初回生産分は、豪華なブックレット仕様で、4曲ほどは譜面も掲載されています。

第1弾シングル曲"Melodramma(音楽劇メロドランマ)"。Pinoの代表曲のひとつ"Napule è(ナポリは・・・)"を故Luciano Pavarotti(ルチァーノ・パヴァロッティ)と1998年にModenaで共演した際のサウンドをイメージして、新たに作った楽曲であると、アルバムの中で当時の共演写真を掲載して述べています。ちなみにドラムスは世界的に著名なセッションマンSteve Gadd(スティーヴ・ガッド)が務めています。重厚な曲調がらもPinoの粋なギターと高音ヴォーカルがキマッテいる楽曲。

第2弾シングル曲"Niente e come prima(何もかもが最初のようではない)"。ドラムスをこれまた世界的に著名なセッションマンOmar Hakim(オマール・ハキム)が務め、Pino自身がギターに加えベースも演奏して録音しています。PinoらしいJAZZ-FUNK的な楽曲。

同アルバムには、Eric Clapton(エリック・クラプトン)の"Wonderful Tonight"のイタリア語カヴァーも収録しており、ブックレットにはEric ClaptonとPinoのメッセージを掲載しています。また『Save the children』プロジェクトに捧げた英語曲"Searching for the water of life(命の水を探して)"を収録しています。

※当サイトでのPino Danieleの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Pino_Daniele


2人目のカンタウトーレは、JAZZ系カンタウトーレとして知られるSergio Cammariere(セルジォ・カンマリェーレ/52歳/Calabria州Crotone出身)が3月に発売したアルバム「Sergio Cammariere」(2012)。

sergio cammariere

既に何枚ものソロアルバムに加え、数多くのサントラ盤も手掛けているにも関らず、まるで新人のアルバムのように自身の名前を冠したアルバムをリリースしたのは意外な事でしたが、Sergioは、このアルバムを2011年に亡くなった友人のPepi Morgia(ペピ・モルジァ/照明アーティスト/61歳没)に捧げるとクレジットしており、自身の中にある音楽要素、ジャズからボサノヴァ、サンバからバルカン・リズム、クラシックからワールドミュージックやプログレなどを調和させて綴った作品集であると述べています。

シングル第1弾"Ogni cosa di me(僕のあらゆること)"

2曲目は、ブラジルの音楽家Vinicius De Moraes(ヴィニシウス・ヂ・モライス)作品のイタリア語カヴァー"Come è che ti va?[Onde anda você](やぁ、最近どうだい?)"。イタリアを代表するトランペッターFabrizio Bosso(ファブリツィオ・ボッソ)を迎えて録音されています。2008年のPremio Tenco(テンコ賞)のステージ映像で。

※当サイトでのSergio Cammariereの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Sergio_Cammariere


3人目のカンタウトーレは、Cesare Cremonini(チェーザレ・クレモニーニ/32歳/Bologna出身)が5月22日に発売したアルバム「La teoria dei colori(色彩理論)」(2012)から。

Cesare Cremonini-La teoria dei colori

初登場でアルバムチャート2位を記録している通り、若手ながら実力と人気を兼ね備えたアーティストとして一目置かれる存在です。

第1弾シングル曲は"Il comico [Sai che risate](コメディアン[笑っちゃうね])"

シングル第2弾は"Una come te(君のような女性)"。人気TV番組『Quelli che』で2012/9/16に放送されたばかりの映像で。

※当サイトでのCesare Cremoniniの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Cesare_Cremonini


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2012年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)

『イタリアPOPSスペシャル』2012@イタリア文化会館レポート(その2 / イタリア最新ヒット曲コーナー:3位〜1位)

その1はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/archives/52007476.html


第1部 /13:00-14:30 イタリア最新ヒット曲コーナー(最新アルバムチャート3位〜1位, DVDチャート3位〜1位)

イタリアの最新アルバムチャート(2012年4月初頭付け)を基にしたヒット曲をずらりと揃えたラインナップのいよいよベスト3!

ベスト10の4位以下には、今回も若手歌手もいくつかチャートインする最近のイタリアPOPSシーンの傾向が感じられましたが、ベスト3はさすが円熟世代が活躍するイタリア。50代後半以上のアーティストで牛耳られております。


[アルバムチャート3位]

La grande madre(偉大なる母) / Pino Daniele(ピーノ・ダニエレ/57歳/Napoli出身)

PINO DANIELE_La Grande Madre

新世代のナポリ歌謡を牽引してきたカリスマ的なカンタウトーレのPino Danieleが、2012年3月20日にリリースしたばかりの最新アルバム。初登場で3位にランクイン。

シングルカットされた"Melodramma(音楽劇/メロドラマ)"は、そのタイトル通りスケールの大きな楽曲で、ギタリストとしても定評のあるPino Danieleのパフォーマンスが楽しめます。

※当サイトでのPino Danieleの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Pino_Daniele


[アルバムチャート2位]

12000 lune(12,000個の月) / Lucio Dalla(ルチォ・ダッラ/1943-2012/68歳没/Bologna出身)

luciodalla12000lune2006

2012年の最新アルバムチャートの中で、2006年発売のこのアルバムは、この1ヶ月間ずっと週間アルバムチャートの首位をキープし続けていました。

それは2012年3月1日に突然この世を去った偉大なカンタウトーレLucio Dallaの、最も新しい公式ベストアルバムだから。

※Lucio Dallaの訃報についての紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/archives/52001543.html

しかもこのアルバム以外にもLucio Dallaの過去のアルバム2〜3タイトルが、ベスト10に入っていたのがここ1ヶ月間のアルバムチャートでした。それだけLucio Dallaの突然の訃報にイタリア中が悲しんだのと同時に、Lucio Dallaという偉大なアーティストが残した作品が再評価された事に間違いないでしょう。

残念ながら、日本ではLucio Dallaは有名になることはありませんでしたが、彼の作品の中では、Luciano Pavarotti(ルチァーノ・パヴァロッティ)らがこぞってカヴァーした楽曲"Caruso(カルーソー)"が最も知られているかと思い、今回のイベントでは、2006年のライヴDVDから、クラシックアレンジ版の同曲のパフォーマンスを紹介いたしました。

稀代の名テノールEnrico Caruso(エンリコ・カルーソー/1873-1921)に捧げられた楽曲です。

※当サイトでのLucio Dallaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Lucio_Dalla


[アルバムチャート1位]

L'altra metà del cielo(空のもう半分) / Vasco Rossi(ヴァスコ・ロッスィ/60歳/Zocca出身)

Vasco Rossi-l-altra-meta-del-cielo

1ヶ月間に渡ってアルバムチャート1位をキープしていたLucio Dallaをやっと2位に退けたのは、Vasco Rossiでした。

2012年3月30日に発売されたばかりのアルバム「L'altra metà del cielo(空のもう半分)」は、初登場でいきなり首位に輝くという、相変わらずのVasco Rossiの人気をまざまざと見せつけてくれました。

※前作は2011年・年間アルバム1位に輝いています。

イタリアRockスターの頂点に長らく君臨し続けて来ているVasco Rossiですが、このアルバムはいつものVasco Rossi人気に加えて、Milanoのスカラ座オーケストラをバックにVasco作品をクラシックアレンジ版で収録しているので、今回のようなぶっちぎりの首位に拍車がかかったと思われます。

代表曲"Albachiara(明るい夜明け)"

また舞踊劇『L'altra metà del cielo / Vasco Rossi alla Scala』としてMilanoスカラ座で公演を行っています。観客の拍手喝采が6分間に及んだという話が伝わってきています。

※当サイトでのVasco Rossiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Vasco_Rossi


[DVDチャート3位]

Legend(伝説) / Pooh(プー/1966年結成)

Pooh-Legend-#1

結成から45年以上の年月に渡り、休止期間も挟まずに、新作アルバム制作もライヴツアーもこなし続けてきているイタリアを代表する現役バンド。

その長い活動の歴史を綴った映像集『Legend』はDVD4枚組仕様で、2012年3月6日待望のリリース。

※Pooh Legendの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/archives/52000698.html

※2012年春、待望の初来日公演が敢行されます!詳しくはこちら
http://piccola-radio-italia.com/archives/51996077.html

ItaloProgFes2012Primavera

フライヤーのPDFはコチラからダウンロードできます。
http://piccola-radio-italia.com/ItaloProgFes2012Primavera.pdf

※当サイトでのPoohの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Pooh


[DVDチャート2位]

Questa storia qua - il film(この歴史はここ / 映画) / Vasco Rossi(ヴァスコ・ロッスィ/60歳/Zocca出身)

Vasco Rossi - questa storia qua

1980年代からイタリアのRockスターのTopを走り続けて来たVasco Rossiの幼少時代、その音楽活動の歴史などを映像で綴ったドキュメンタリー映画作品。DVD版に加え、ブルーレイ版もラインナップ。

※当サイトでのVasco Rossiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Vasco_Rossi


[DVDチャート1位]

Campovolo - il film(カンポヴォーロ / 映画) / Ligabue(リガブエ/52歳/Correggio出身)

Ligabue - campovolo - dvd_bd

2000年代に人気絶頂時期を迎え、快進撃中のLigabueが2011年に行った、11万人を動員した歴史的な野外ライヴの模様を綴った映画作品が映像作品化され、2012年3月7日に待望の発売となりました。ブルーレイ版は劇場公開同様、3D版と2D版の2ヴァージョン収録、DVD版は2D版のみの収録となっています。

※当サイトでのCampovolo 2.011の紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/archives/51995668.html

"Il meglio deve ancora venire(良いことは再び遣って来るに違いない)"

同ライブには、Corrado Rustici(コッラド・ルスティチ)やMauro Pagani(マウロ・パガーニ)といった、敏腕音楽家&プロデューサーとの共演シーンも盛り込まれている点も見ものです。

2010年のスタジオ録音アルバムが2010年・年間アルバムチャート1位に輝いているLigabueらしく、DVDチャートでは堂々の首位!

※当サイトでのLigabueの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Ligabue


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2012年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)

第47回イタリアPOPSフェスタ(2009年2月)レポート (その1 / Anna Tatangelo, Gigi D'Alessio, Pino Daniele)

第47回Festaは、15名の参加者が集まり、東京・水道橋のYou Meにて2/11(水・祝)に開催しました。参加者の内訳は男性5名 女性10名(うち、初参加者2名)。

中2階の小ルームですが、防音完備&ドレスアップの改装後ということで、前回の同スペース利用時とはまた一味違った体験になったかと思います。

今回は、イタリアで2008年11月に発売されたアルバムを中心に紹介いたしました。


AnnaTatangelo/nel mondo delle donne第1部

 

Anna Tatangelo(アンナ・タタンジェロ/22歳/Lazio州Sora出身)の4枚目のアルバム「nel mondo delle donne(女たちの世界の中で)」(2008)は、2008年11月28日に発売。

アルバムのリーフレットの冒頭には、このアルバムの企画についてAnna自身の言葉で語られています。

女性たちが持つ強い感情について語ってみたいと以前から思っていたの。

幸福感や高揚感、妊娠の兆しとか、人生を満たす大いなる愛の存在など、
そしてはっきりと作り笑いの表情をすることなどが、
私たち女性の中には共存しているってこと。

こうしたちょっとした瞬間に 私たちは苦痛を被るでしょ。
終わった恋愛とか偶然始まる恐れとかで。

もっと悪い事に、誰かに服従して生きている女性がいて、
その人は力を持っていなくて
周囲に知らせることも出来ないでいるわ。

拒食症の悲劇は、スタイル良く見せたい願望とともに始まり、
劇的な展開で終わる。

こんな事柄をこの私のCDの中に、
あなた達は見つけることができると思うの。
ほんの些細なことだけど、こうした感覚のシーソーゲームが
「女たちの世界の中で」ということ。

日に日に私を成熟させ成長させる経験に生きていることを実感しながら、
これらが私を澄み切った到達点へと連れて行ってくれることを願っているの。
ここまで私を追って来てくれたあなた達みんなにも同じ事を願うわ。

愛を込めて
Anna

プロデュースはまたも、予想通りGigi D'Alessio(ジジ・ダレッスィオ)ではありますが、21歳を超えて事実上大人の世界に足を踏み入れたAnna自身に主体性を委ねたアルバムと言えるかもしれません。この師匠Gigi D'Alessioが曲を書いたのは11曲中4曲と、従来よりも少なめなのも、その表れかも。

アルバムに先駆けて2008年11月5日に先行シングルとして発売されたのは、"Profumo di mamma"。直訳すれば、『ママの香り』ですが、どちらかといえば『ママの兆し』、すなわち『妊娠の予感・実感』を差していると思います。前出のAnnaのコメント中にもある『妊娠の兆し-Quella notizia dell'arrivo di un figlio(子供が出来た時のあの知らせ)』というテーマですね。Gigi D'AlessioとAdriano Pennino(アドリアーノ・ペンニーノ)の共作による、軽やかなPOPチューン。
Raffaella Carrà(ラッファエッラ・カッラ)が司会を務める人気番組『Carramba!(カッランバ)』に出演した時に映像で紹介しました。

何といってもギタリストがトランペットに持ち換えて吹く間奏がかっこいい。フレーズもイカシテいるし、ギターを抱えたままトランペットを吹くスタイルもサマになっています。TVライブではトランペットを構えていますが、フリューゲルホルンっぽい音色なので、調べてみたらやはり実際レコーディングに用いられているのはフリューゲルホルンですね。

2曲目は第2弾シングルに選ばれた"Rose spezzate(砕かれた薔薇)"。こちらはEnzo Rossi(エンツォ・ロッスィ)の作詞作曲の楽曲で、失った恋について内省的に歌っています。

Annaを一躍お茶の間の人気者に押し上げたVideo-Italia出演時の映像で紹介しました。古巣での楽曲披露ということで感極まったのか、歌い終わって涙ぐむAnnaを垣間見ることができます。

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ライナーノーツを担当いたしました!

Storie di tutti i giorni(過ぎ行く日々の物語)/Riccardo Fogli(リッカルド・フォッリ)
Storie di tutti i giorni(過ぎ行く日々の物語)/Riccardo Fogli(リッカルド・フォッリ)
シングル盤リリース時に歌詞注釈を担当いたしました!

operaprima
Opera prima(オペラ・プリマ)/Pooh(プー)
日本盤初リリース時にコラム記事を執筆いたしました!

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