Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Ornella_Vanoni

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアPOPS鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアPOPS(イタリアン・ポップス)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。

Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第77回イタリアPOPSフェスタ(2011年10月)レポート (その1 / 小さな村の物語イタリア、Ludovico Einaudi)

第77回Festaは、22名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて10/23(土)に開催されました。参加者の内訳は男性9名 女性13名(うち、初参加者3名、イタリア人1名)。FESTA2011-10-08

まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、極上の音楽と夜景を楽しむ、至福のひと時となったかと思います。

集合写真撮影
POP!ITALIANO
kazuma氏
http://musica.itreni.net/


第1部

人気TV番組「小さな村の物語 イタリア」の公式CDが、ついに2011年10月1日に発売開始となったのを記念して、特集を組むことにしました。

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※CD発売の紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/archives/51961799.html

番組のテーマソングとして番組で毎回かかる楽曲が"L'appuntamento(逢いびき)"。

原曲は、イタリアでも大活躍したブラジルのシンガーソングライターRoberto Carlos(ロベルト・カルロス/70歳)と、イエイエの帝王と称されたErasmo Carlos(エラズモ・カルロス)が共作し、Erasmoの歌唱でブラジルで大ヒットした楽曲です。

このポルトガル語の歌に、イタリアのカンタウトーレBruno Lauzi(ブルーノ・ラウツィ)がイタリア語詞を付け、Ornella Vanoni(オルネッラ・ヴァノーニ/日本語表記:オルネラ・ヴァノーニ/現77歳/当時36歳/Milano出身)が1970年に歌ったのが、番組テーマソングとなった"L'appuntamento(逢いびき)"です。

ここでは、イタリアの歌唱コンテストCanzonissima(カンツォニッスィマ)1971での映像を貼っておきます。

ちなみに映像内で司会を務めているのはRaffaella Carrà(ラッファエッラ・カッラ)。

奇遇ですが、当フェスタのオープンニングテーマソングは、当時のCanzonissimaのテーマソングだったRaffaella Carràの"Ma che musica maestro(まぁなんて素晴らしい音楽なのかしら、先生)"を長らく使っていますので、この映像は期せずして、日本のTV番組と音楽フェスタのテーマソングに採用された二人が映っているという奇遇ぶりです。さらに、両曲とも1970年に発表されたという点も合致しています。

この後は、Johnny Dorelli(ジョニー・ドレッリ/日本語表記:ジョニー・ドレルリ/現74歳/当時28歳/Meda出身)の小粋な楽曲"Montecarlo(モンテカルロ)"(1965年録音)、Bruno Lauzi(ブルーノ・ラウツィ/1937-2006/69歳没/当時28歳/アフリカ・エリトリア国Asmara生まれ)のしっとりとした美しい楽曲"Ti ruberò(君を奪う)"(1965年録音)を続けて聴いていただきました。

そしてFausto Leali(ファウスト・レアーリ/現67歳/当時32歳/Brescia近郊出身)が歌ったUmberto Tozzi作のほのぼのした楽曲"Io camminerò(僕は歩くだろう/邦題:明日への道)"に続いて、New Trolls(ニュー・トロルス/1966年Genovaで結成)の名曲"Una miniera(鉱山)"を続けて。

「小さな村の物語 イタリア」は、家族や地域社会での人との触れ合いを大切に描いていますので、この番組の切り口にマッチする内容の2曲だと思います。

前者は2人の男女が暖かな家庭を創り上げて行く未来予想図の物語。
後者は鉱山で働く男たちの苦悩と、家で待ちわびる女たちの胸騒ぎを見事に歌い上げています。

このCD「逢いびき〜魅惑のイタリアン・ポップス〜小さな村の物語 イタリア 音楽編」は、通販限定販売です。お求めは、以下のショップまで。
ワーナー・ミュージック・ダイレクト(楽天市場)


第1部2人目のアーティストは、いよいよ10月21日〜23日の来日公演が目前に迫ったLudovico Einaudi(ルドヴィコ・エイナウディ/56歳/Torino出身)の最終予習コーナー。

※来日情報はこちら
http://piccola-radio-italia.com/archives/51930992.html

前回のフェスタでピアノソロの映像をご紹介しましたので、今回はオーケストラ入りの楽曲を。
同じく「The Royal Albert Hall Concert London, 2nd March 2010」(2010)のDVDからで、"Eros(恋愛の神・エロス/ギリシャ神話)" と"La nascita delle cose segrete(秘めた事柄の誕生)"を2曲続けて。

※日本のiTunesストアでダウンロード購入可能です。

2011年10月5日には来日記念盤(日本盤)も発売となりました。

☆「ルドヴィコ・エイナウディ /来日記念ベスト(原題:Islands)」(2011年作品)
HMV

Amazon Japan

また、Ludovico Einaudiは日本盤も2タイトル発売されております。
☆「光、溢れる日々(原題:La Scala Concert 03.03.03)」(2003年作品)
HMV

Amazon Japan

☆「希望の扉(原題:Divenire)」(2006年作品)
HMV

Amazon Japan

※当サイトでのLudovico Einaudiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Ludovico_Einaudi


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2011年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)

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「イタリアPOPSスペシャル」@イタリア文化会館レポート(その1/1950年代〜カンツォーネ黄金時代)

2011年4月10日(日)は、「イタリアPOPSスペシャル」と題した音楽イベントをイタリア文化会館(東京)のB2Fホワイエにて行いました。

イタリア文化会館(東京)主催の春季恒例のイタリアブックフェアの中のスペシャルイベントとしての位置付けで、入場無料、全席自由席で行われました。

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50席超が用意された会場でしたが、ほぼ全ての席が埋まり、途中退席者もほとんどおらず、特に後半の第2部は立ち見が出るほどの大盛況の来場者となりました。ご参加いただいた皆様、どうもありがとうございました!


写真撮影
Pop!Italiano
kazuma氏


第1部(前半)/11:15-12:30 カンツォーネ黄金時代のヒットパレード

第1部はイタリアの大衆歌謡が世界のヒット曲の中心地だった1960年代を中心に紹介しました。

この時代の日本では、カタカナで書いた『カンツォーネ』という言葉がイタリアの大衆歌謡を意味する用語として定着します。もちろん、原語のcanzoneには『歌』という意味しかなく、特定の国や時代やジャンルを意味するイタリア語ではありませんので、日本でしか通用しない和製外来語です。

日本のTVやラジオでもイタリア語の歌が良く流れていたし、日本語でカバーされた曲もたくさんあり、イタリア人歌手が日本語でカバーした楽曲がリリースされたり、本場イタリアのサンレモ音楽祭に出場してイタリア語で歌った日本人歌手も存在していた時代です。

第二次世界大戦で敗戦国となったイタリアは、戦後の復興のために特に観光業に力を入れ、冬場の観光客獲得のために始められたのが、1951年に始まったサンレモ音楽祭。

歌のコンテストスタイルのショーで、それが好評となったため、毎年開催されるよになると、毎回、趣向を凝らして発展して行くようになり、特に1960年代にその存在が一躍クローズアップされ、まさに世界のヒット曲の発信拠点に育っていったということになります。

今年2011年で61年目を迎えたサンレモ音楽祭。
昨今は世界への発信力も国内への影響力も以前より落ちてしまったことは否めませんが、それでも5日間に渡って開かれ、その全てがTVで生中継され、平均視聴率が45%前後を誇るという、他国には例がないほど巨大な伝統ある音楽祭で有り続けています。

特に昨2010年は60回目の記念事業、今年2011年はイタリア統一150周年記念事業の一環という、スペシャルな内容となったため、非常に注目を集めることとなりました。

そのサンレモ音楽祭の出演歌手たちの映像を収録したDVDが、今春イタリアの雑誌の付録として10週連続で1タイトルずつリリースされ始め、この記事を書いている時点で8巻まで発行されました。

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もちろん「イタリアPOPSスペシャル」第1部では、このサンレモDVD「Sanremo Story」DVDシリーズからの映像を主に紹介する事に致しました。


まずは1951年、記念すべき第1回のサンレモ音楽祭の優勝曲は"Grazie dei fiori(花をありがとう)"。歌ったのは、『サンレモの女王』の異名を取ったNilla Pizzi(ニッラ・ピッツィ/Bologna近郊出身/1919-2011/91歳没)。

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サンレモ音楽祭出演当時の32歳の時の映像がこちら。

楽屋に届けられたたくさんの花束の中で、別れた男からの花束がすぐ判ってしまう女性歌手の心の痛みを歌った歌。

Nilla Pizziは昨2010年の60回記念のサンレモ音楽祭に、記念すべき第1回の優勝者として特別ゲストに招かれて、91歳と思えぬ素晴らしい声で歌ってくれました。それが、翌1962年の第2回サンレモ音楽祭の優勝曲"Vola colomba(飛べよ小鳩)"

日本が東北地方太平洋沖地震に見舞われた翌日2011年3月12日に、このサンレモの女王は惜しくもこの世を去ってしまいました。


1950年代にTOPクラスの人気と実力を誇った大歌手で、『Re(キング=王様)』の愛称で親しまれたのがClaudio Villa(クラウディオ・ヴィルラ/Roma出身/1926-1987/61歳没)。

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1957年のサンレモ音楽祭で優勝した時の楽曲が"Corde della mia chitarra(ギターの絃)"。ステージ上で手が震え、思う通りにギターを鳴らせず、意中の人に想いが届かないと焦るミュージシャンの心境を歌った歌。

サンレモ音楽祭出演当時31歳の映像で。とても30代に見えない風貌ですが・・・汗。




そして伝説の1958年。イタリアの大衆歌謡に世界中の注目を向ける事に貢献する楽曲が登場するのです。それは"Nel blu dipinto di blu(青の中に描いた青/邦題:ヴォラーレ)"。

役者として芸能生活を始めていたDomenico Modugno(ドメニコ・モドゥーニョ/Bari近郊出身/1928-1994/66歳没)が自作し、同年のサンレモ音楽祭で披露したこの楽曲は、同音楽祭で優勝しただけでなく、海を渡りアメリカでグラミー賞まで獲得してしまうという、世界的な大ヒット曲となったのです。

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ひたすらメランコリックな世界観や甘い恋愛観を歌った作風にうずもれかけていたイタリア歌謡界の閉塞感を、Domenico Modugnoはオーヴァーアクション気味の派手なステージングと共に、解釈によってはかなり濃厚なラブシーンを連想させる歌詞を歌って、こういう破天荒な作風だってアリなんだ!歌は作者が自由に作って、自由に歌ったっていいじゃないか!と示したともいえます。

それは同時に、この後、綿々と続き、現在もなお主流として続くカンタウトーレ(=シンガーソングライター)ブームの先駆けの存在となったのは言うまでもありません。

※当サイトでのDomenico Modugnoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Domenico_Modugno


いよいよ黄金の60年代。

1961年のサンレモ音楽祭で第2位となったのが、新世代の旗手Adriano Celentano(アドリアーノ・チェレンターノ/Milano出身/当時23歳/現73歳)が歌った"24 mila baci(2万4千回のキッス)"。この曲は日本語カバーで藤木タカシさんが歌ったので、日本でもおなじみの曲になりましたよね。


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Adriano Celentanoは、このまま不良のイメージを持ち続けて芸能界を渡っていくものの、多くのフォロワーを生み、自身の親分肌も発揮して、その後の長い芸能生活で常にTOPの座をキープしたまま現在に至っています。

現在も新作アルバムは必ずアルバムチャートの首位となるほどで、名実共に現在のイタリアPOPS界の首領(ドン)であることはもちろん、人気の政治討論番組を持つなど、文化人としても絶大に評価されている稀有な存在です。

※当サイトでのAdriano Celentanoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Adriano_Celentano


そして今もなお女性歌手の頂点に君臨し続けているのが、『女王』の異名を取るMina(ミーナ/Varese近郊出身/現71歳)。


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そのMinaが頭角を現したのは1959年発表の"Tintarella di luna(月焼け/邦題:月影のナポリ)"。これも日本語カバーが森山佳代子ら多くの日本人歌手によってカバーされましたね。1962年当時Mina22歳の映像で。

今年2011年の2月にNHK BS-hiで放映された番組『Amazing Voice』でMina特集が組まれ、大きな反響を呼んだことが記憶に新しいMina。その後も既に数回の再放送がされるほど、NHK BS内でヘビーローテーションされる人気コンテンツになっています。

番組の詳細はこちら↓
http://piccola-radio-italia.com/archives/51900127.html

※当サイトでのMinaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Mina


さて、Minaが出たからには、当時Minaを含めて『三大プリマドンナ』と称されていた女性歌手たちを紹介しなければなりません。

まずはMilva(ミルヴァ/Goro出身/現72歳)から。

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1961年のサンレモ音楽祭で第3位となった"Il mare nel cassetto(引き出しの中の海)"。引き出しの中に海の箱庭を持っている女性が語る物語。砂浜には『T'amo(貴方を愛してる)』って書けるだけの砂を入れているわ、という素敵な愛の歌。1961年当時Milva22歳の映像から。

Milvaは1970年代ごろから次第に活動の拠点をイタリア国内から海外へ移すようになり、その一環で来日コンサートも何回も行い、日本で最も観客動員数を誇るイタリア人歌手と言って良いでしょう。イタリア人POP歌手の中で、唯一の『徹子の部屋』出演者でもあります。

昨2010年には引退を表明したMilvaですが、レコーディング活動は続ける兆しがあるようです。


『三大プリマドンナ』の最後の一人は、Ornella Vanoni(オルネッラ・ヴァノーニ/Milano出身/現77歳)。

1960年代初頭は、同時期に彗星のように現れた天才肌のカンタウトーレGino Paoli(ジーノ・パオーリ/Monfalcone出身/現77歳)と意気投合し、彼の書いた楽曲を積極的に歌っていました。

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"Che cosa c'è(何があるの)"を1963年当時両人29歳のデュエット映像から。

プライヴェートでも親密な仲になりかけていたと噂される二人ですが、その後は音楽を通じた同志としての関係をキープしたまま今日に至り、共に71歳になった2005年には素敵なジョイントコンサートを楽しませてくれました。

若いころのプレイボーイ的な悪癖で一時は芸能界から干されたこともあるGino Paoliですが、落ち着いた素敵なお爺様に変貌した姿を見ていると、その後に彼がいかに真摯な姿勢で人生を生きて来たかを感じ取ることができます。最近はフランス大統領夫人となったCarla Bruni(カルラ・ブルーニ/日本語表記:カーラ・ブルーニ)と素敵なデュエットも発表してくれました。

※当サイトでのOrnella Vanoniの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Ornella_Vanoni

※当サイトでのGino Paoliの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Gino_Paoli


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2011年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)

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第69回イタリアPOPSフェスタ(2010年12月)レポート (その2/Simona Molinari verra` in Giappone)

その1はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/archives/51890965.html


さて、2010年12月FESTA前半で2010年に来日したイタリア人アーティスト達をざっと紹介した後には、2011年最初の来日を飾る事となったSimona Molinari(スィモーナ・モリナリ/日本語表記:シモーナ・モリナーリ/27歳/Napoli生まれL'Aquila育ち)の代表曲を紹介いたしました。

【来日情報】
2011 1.25(火)Blue Note Tokyo
[1st]Open5:30p.m. Start7:00p.m.
[2nd]Open8:45p.m. Start9:30p.m.
チャージ料金:¥5,250(税込)
http://www.bluenote.co.jp/jp/artist/simona-molinari/

SimonaMolinari

Simona Molinariは、幼い時にアメリカの古いミュージカルに心躍らせ、8歳から歌のレッスンを始めたそうです。16歳になるとPOPSやJAZZも歌い始め、NapoliとRomaで勉強を重ねます。

そしてクラシック音楽の分野でもその才能を開花させ、子供のころに移り住んだ街L'Aquila(ラクイラ)のAlfredo Casella音楽院を卒業して、音楽のプロの世界に入る事になりました。

当面はピアノバールの歌手を始め、やがて劇場の舞台で歌う仕事につき修行を積みます。2008年夏には自身のバンドと共にCanadaに招かれ、TorontoやMontrealなどでコンサートを行い、絶賛を集めます。

同年には事実上サンレモ音楽祭への登竜門となっているSanremo Labに応募し、Arisaと共にファイナリストに選出され、翌2009年に念願のサンレモ音楽祭新人部門に出場します。

そしてこのサンレモ出場曲である自作曲"Egocentrica(我がまま女)"がそのまま出世作となりました。

この作品はところどころSwingしていて、ジャズィーな雰囲気を充分に醸し出してくれています。

サンレモ音楽祭のゲストを招いたステージでは、何とOrnella Vanoni(オルネッラ・ヴァノーニ)を招いて、Jazzがお得意なこの二人が楽しいステージを見せてくれましたね。

こうしてサンレモ出場で注目を浴びる事となったSimona Molinariですが、その直後に彼女の人生に取って忘れる事が出来ない大惨事が発生します。2009年4月6日、彼女が育った街L'Aquilaが大地震の惨劇に見舞われたのです。

その復興支援のチャリティイベントで最大規模のひとつとなったAmiche per l'AbruzzoにももちろんSimonaは参加し、Nicky Nicolai(ニッキィ・ニコライ/50歳/Roma出身), Karima(カリマ/25歳/Livorno出身)と共に、故・Lucio Battisti(ルチォ・バッティスティ)の唯一のサンレモ出場曲"Un'avventura(冒険)"(1969)をカバーして披露してくれましたね。

その後、サンレモ出場曲を含むデビューアルバム「Egocentrica」から2枚目のシングルに選ばれたのは、"Nell'aria(空気の中に)"。メジャーデビュー前の舞台で共演した、サンレモ音楽祭優勝経験もあるショーマンGio' Di Tonno(ジォ・ディ・トンノ)との共作。

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Simonaは大震災で崩壊した故郷L'AquilaをバックにしたPVでこの哀愁に満ちた楽曲の魅力を伝えてくれました。

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5/27・6/24『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)開催決定!

『イタリア音楽&イタリアンブランチ』@Attico

【発売中】当サイト協力日本盤CD / [In vendita]CD della edizione giapponese a cui abbiamo collaborati
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記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、記事を書いた年度に達する年齢で表記しています。

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L'età degli artisti non è reale, ma anni che compiranno nel anno in cui gli articoli si scrivono.

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京都のCristinaと東京のYoshioAntonioによるプロジェクト。2人とも音楽業界人ではありませんが、趣味としてイタリア音楽の普及活動を行う際のコードネームが、Piccola RADIO-ITALIA(ピッコラ・ラディオ=イタリア)です。

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい、という目標が込められた名前です。

Cristina da Kyoto e Yoshio Antonio da Tokio, non siamo professionisti nel settore musicale, ma come fan della musica pop italiana vorremmo creare la circostanza in cui si può ascoltarla più facilmente anche qua in Giappone. Sperando questo motivo, il progetto si chiama "Piccola RADIO-ITALIA".

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