Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Ligabue

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアン・ポップス鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアン・ポップス(イタリアPOPS)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。Festa情報→http://piccola-radio-italia.com/archives/cat_50003116.html

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Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第132回イタリアPOPSフェスタ(2016年7月)レポート(第2部:Negrita)

第2部

2016年10月21日の来日公演が決定したNegrita(ネグリータ/1991年Arezzoで結成/1994年アルバムデビュー)特集。

Negrita a Tokyo 2016N

4年振り9枚目のスタジオ録音アルバム『9』(2015)はチャート1位に輝くヒット作となり、そのアルバムを掲げたツアーの中から2015年4月18日にMilanoのMediolanum Forum di Assago公演を収録したライヴアルバム『9 Live&Live』(2016)から、今回のFestaでは、『9』収録の新曲をピックアップして紹介。

Negrita - 9 Live&Live

まずはアルバム収録のスタジオ録音の2つ新曲のうち「I tempi cambiano(意:時代が変わる)」は、Ligabue(リガブーエ)が詞を書いた話題作。公式ヴィデオクリップには、Ligabueもカメオ出演している。

Negritaは既にLigabueの1997年のツアーに帯同していた経緯もあるが、最大の繋がりは何と言っても、Negritaのデビュー前から現在まで彼らを支え続けているマネージャー&プロデューサー、そして共作者でもあるFabrizio Barbacci(ファブリツィオ・バルバッチ/53歳/Arezzo出身)が、2000年代初頭のLigabueのプロデューサー&ギタリストを務めていたことだ。

Fabrizio Barbacciは、1980年代後半のニューウエイヴ・バンドModa(モーダ)のギタリストとして活動していた経歴の持ち主で、このバンドのヴォーカリストとして、後のソロ・カンタウトーレとして活動を始めるAndrea Chimenti(アンドレア・キメンティ/現57歳/Reggio nell'Emilia出身)が在籍していた事も注目点だ。

そんなModaの当時の映像から「Hey mama」(1989)を。

さて、本題のNegritaのライヴDVDのハイライトシーンはこちら。

Festaで紹介した楽曲は:「Mondo politico」、「Poser」、「Baby I'm in love」、「Se sei l'amore」、「1989」、「Il gioco」の6曲。このページでは公式ヴィデオクリップの映像を(公式ヴィデオクリップが存在する楽曲のみ)。

「Mondo politico(意:政治の世界)」

「Poser(意:気取り屋)」

「Se sei l'amore(意:もし君が愛なら)」

「1989」

「Il gioco(意:ゲーム)」

Negritaの結成当時から不動のオリジナルメンバーは、ステージでもフロントに立つ3人で、リード・ヴォーカルのPau(パウ)、リードギターのDrigo(ドリゴ/向かって右側)、そしてサイドギターのMac(マック/向かって左側)だ。

Drigoはロックギタリストとしては珍しく、ピックを使わずフィンガーピッキングのみでリードギターを弾くため、独特のサウンドを醸し出す。反面Macはロックギタリストらしいタイプ(風貌も)。それにPauのミドル音域の強力なヴォーカルが乗る。この3人が共作して楽曲のメインコンポーザーを務めている。

そして、2005年加入のCris(クリス/ドラム)と2014年加入のGiacomino(ジァコミーノ/ベース)のリズム隊は、Negritaが得意とする後ノリのグルーヴを生み出し、2013年加入のGhando(ガンド)はNegrita初のキーボーディストで、彼らのサウンドに新しい要素を付け加える役割を果たし、何曲かにも共作参加している。

2014年公演のイタリア版『ジーザス・クライスト・スーパースター(Jesus Christ Superstar) 』のピラト総督役としてヴォーカルのPauが出演し、このロックオペラの全編に渡ってNegritaが生演奏するという実力を見せつけていたことも特筆しておく。ちなみにマグダラのマリア役はSimona Molinari(シモーナ・モリナーリ)、カヤパ役はShel Shapiro(シェル・シャピロ/元Rokes)が務めている。

※当サイトでのSimona Molinariの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Simona_Molinari

※当サイトでのNegritaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Negrita

さて、Negritaの前作アルバム『Dannato vivere』(2011)より、楽曲を共作するようになったIl Cile(イル・チーレ/35歳/Arezzo出身)が、今回の『9』でも5曲を共作しており、しかも前出の「Poser」「Se sei l'amore」「1989」「Il gioco」と、公式ヴィデオクリップが製作されるほど、核となる楽曲を手掛けているのがポイント。

Il Cileは、Fabrizio Barbacciに発掘され、2012年デビュー(つまりデビュー前からNegritaと共作開始)。サンレモ音楽祭2013新人部門に楽曲「Le parole non servono piu`(意:言葉はもう役に立たない)」で出場。残念ながら予選で敗退して5位に留まるものの、Sergio Bardotti賞(最優秀作詞賞)を受賞する栄誉に輝いた。

※当サイトでのIl Cileの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Il_Cile


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2016年に達する年齢で表記。

第127回イタリアPOPSフェスタ(2016年1月)レポート(第3部:Ligabue)

第3部

2015年2月に奇跡の来日公演を果たしたイタリアの超TOPスターLigabue(リガブーエ/56歳/Emilia Romagna州Correggio出身)。(来日公演情報:http://piccola-radio-italia.com/archives/52159185.html

現在のイタリアで年間チャート首位を何度も獲得し続けている真のスーパースターが、リアルタイムで日本公演を行ったのは、おそらく1960年代のカンツォーネ・ブーム以来、半世紀に渡って"皆無"だったに等しいので、イタリア音楽ファンにとっては感無量となる一大イベントとして、大きく刻まれることになったのは間違いない。

ソロ・アーティストの有料ライヴの観客動員数のヨーロッパ記録(チケット販売数16.5万、実質動員数:18万人)を持ち、巨大スタジアムで7日間連続公演を行っても、チケットが一瞬で売り切れになるというスーパースターが、日本では僅か300人+α収容のライヴハウスで、フルバンド編成でライヴを行ったのも特筆するところで、本国ではライヴ会場でさえ巨大モニター越しにしか拝むことしか叶わないスーパースターを手が届く距離で楽しめたのだから。

Ligabue自身も来日時インタヴューの中で、
《本国でのステージのように巨大スクリーンや大掛かりな映像演出などに神経を使う必要がないため、音楽と生の観客だけに意識を集中することができ、駆け出しの頃の原点に連れ戻してくれた。》
《初めて観客のイタリア人比率が低い公演だったにも関わらず、多くの日本人が一緒に歌ってくれるのを目の当たりにして感激した。日本でもイタリア語が通じるのかとさえ思った。》
と語ってくれた。(来日時インタヴュー:http://piccola-radio-italia.com/archives/52172945.html

その日本公演を含むワールドツアーを音と映像でまとめた『Giro del mondo(意:世界一周)』(2015)。DX盤は3CD+2DVDの5枚組、または3CD+1Blu-Rayの4枚組に豪華なブックレットを含む特製パッケージに収められた永久保存版仕様だ。(通常版は2CD+DVDの3枚組、アナログ盤の3LP仕様もあり)

Ligabue - Giro del mondo

Festaでは、DVDの中から、ワールドツアー各地をフィーチャーした楽曲を紹介。ネット上には公式映像はUPされていないので、ここでは楽曲名と都市名のみを挙げておく。

「Con la scusa del rock'n'roll (意:ロックンロールのせいだと言い訳して)」/(イタリアの各スタジアム公演映像のコラージュ)
「Ho meso via (意:向こうに持って行った)」/(南米サンパウロ&ブエノス・アイレス)
「Una vita da mediano (意:ミッドフィールダーのための人生)」/(北米トロント&マイアミ)
「Ti sento (意:君を感じる)」/(豪州シドニー&メルボルン)
「Urlando contro il cielo (意:空に向かって叫びながら)」/(ニューヨーク)
「Tu sei lei (意:君は彼女だ)」/(東京&上海)
「Certi notti (意:いくつかの夜)」/(世界公演各地のコラージュ)
「Balliamo sul mondo (意:世界の上で踊ろう)」/(世界公演各地のコラージュ)

同年9月にはデビュー25周年を記念して三度となるCampovolo公演を行い、15万人を動員。この一夜の公演の興行収入が700万ユーロ(約9億円)を超え、ダントツでイタリア記録を更新した。

そのCampovolo公演の2週間ほど前に、2夜に渡ってLigabueのTV特番『Giro del mondo da Tokyo a Campovolo(意:世界一周・東京からカンポヴォーロへ)』が放映された。Festaで紹介した世界ツアーDVDに収録されている映像も随所に出てくる。(東京&上海公演の「Tu sei lei」は30分当たりから。InterFMにゲスト出演したシーンや、NHKイタリア語会話で放映されたインタヴューシーンも挟まれている)

このLigabueの日本公演に手応えを感じた招聘チームが、2016年はGigi D'Alessio(ジジ・ダレッシオ)公演を企画。Ligabueの奇跡の日本公演は、日本における真の現代イタリア音楽公演の礎となり始めた。この灯が消えないよう、応援し続けよう!

※当サイトでのLigabueの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Ligabue


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2016年に達する年齢で表記。

第122回イタリアPOPSフェスタ(2015年7月)レポート(第3部:Francesco De Gregori)

第3部

鎮重カンタウトーレのFrancesco De Gregori(フランチェスコ・デ・グレゴーリ/64歳/Roma出身)が《人生の中で心に秘めていたアルバム》《自身の作品を改めてカヴァーしたアルバム》と表現する2枚組『Vivavoce(意:生きてる声/声、万歳)』(2014)。アルバムタイトルは、同アルバムにも収録された楽曲「Finestre rotte(意:壊れた窓)」の歌詞の内容を要約したもので、“ひとが話している時は、イヤホンを外して聴きなさい”というメッセージだそうだ。ジャケットやブックレット内に描かれた絵やデザインもDe Gregori自身が筆をとっている。チャート最高4位、2014年間アルバムチャートの10位にランクイン。

Francesco De Gregori - Vivavoce

先行シングル「Alice」(オリジナルは1973年発表)は、Ligabue(リガブーエ/55歳/Emilia-Romagna州Correggio出身)との共演で大きな話題となった。

《リガブーエの参加は偶発的なもので、リガの声が加わることで、この古い曲に新しい色彩を添えてくれた。しかもオリジナリティを失わないまま。まるで数日前に彼と共作したような感覚だった》

とDe Gregoriは語っている。

※当サイトでのLigabueの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Ligabue

「La donna cannone(意:大砲女)」(1983)も名曲中の名曲。サーカスや大道芸の“人間ロケット”役の女性に捧げた楽曲。

「Generale(意:将軍)(1978)は、反戦歌と感じ取れる名作。(De Gregoriは平易な言葉で詞を書くものの、直接的な主張などは明言せず、リスナーの感性に委ねる)

ちなみに同曲は、Vasco Rossi(ヴァスコ・ロッシ/63歳/Emilia-Romagna州Zocca出身)にもカヴァーされている。大スターのVascoが他者の書いた曲を歌い、好んで歌い継いでいることは特例中の特例と言ってよいだろう。

※当サイトでのVasco Rossiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Vasco_Rossi

「La leva calcistica della classe '68(意:1968年生まれのサッカーの要)」(1982)。

最後に、現時点でアルバム未収録の新曲「Sei mai stata sulla Luna?(意:君は月に行ったことある?)」を。同名の映画(2015年1月公開)の主題歌でもある。

Sei mai stata sulla Luna

※当サイトでのFrancesco De Gregoriの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Francesco_De_Gregori


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2015年に達する年齢で表記。

次回の定例FESTAは、8月22日(土)に通常のFESTA形態で開催予定。

次回のイベントは、7月25日(土)に東京・日伊協会に於いて『第3回「イタリアン・ポップス・セミナー』として開催。詳細情報→http://piccola-radio-italia.com/archives/52182596.html

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