Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Gigi_Finizio

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアPOPS鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアPOPS(イタリアン・ポップス)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。

Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第23回イタリアPOPSフェスタレポート(第2部)

(第1部はこちら)

第2部

Renato Zero(57/Roma出身)は、警察官の息子として、ローマの郊外で生まれ育ちました。中学を終えると、志していた芝居や音楽の道に飛び出していきます。
芝居やグラムロックの影響を受けた派手なメイクと衣装、舞台がかった演出のステージを好み、男色家であることもカミングアウトしたエキセントリックな存在ながら、イタリアの大衆の心をがっちりと掴むことに成功したイタリアが誇るビッグスター。

1970年代の半ばからヒット曲が続き、一発屋で終わらずスターダムに伸し上がっていきます。1980年代は徐々に化粧を薄くしていったせいか、少々人気が下がり、危機的な状況を迎えますが、中絶・ドラッグ・安易なセックスなどに反対するメッセージが込められた姿勢が幅広い年齢層を掴み、1990年代以降は、押しも押されぬ人気を獲得しました。

芸名のZeroは、O型RH-の血液型で出生し、危篤状態だったので、全ての血液を入れ替えたという経験から付けたそうです。(イタリアでは「オー型」ではなく「ゼロ型」と呼ぶため)ちなみにドナーは神父様だったとか。三つ子の魂百まで、の言葉のように、この体験は彼の人生のなかで大きな存在のようで、芸名にしただけでなく、特に初期においては、アルバムタイトルに『Zero』を多用し、「EroZero(ゼロだった)」(1979)というアルバムは明らかに『O型だった』という意味で用いられているとのこと。

Renato Zero/Renatissimo!そんなビッグスターのRenato Zeroも待望の3枚組オリジナルベストがついに2006年暮れにリリースされました!!その名も大胆な「Renatissimo!」(Renatoの最上級形、転じて「最高のレナート!」の意)通常版と限定版の2種類がリリースされ、限定版はDVDと同じトールサイズで、書籍同様の装丁が施され、表2の部分にCD1が、表3の部分にCD2と3が半分ほど重ねて収められ、その間には写真集が挿入されています。2曲の未発表曲と2つの未発表エディションが収録されたベスト。

未発表曲のひとつ"Sono innocente(僕は無垢)"。静かな歌い出しから、徐々に盛り上がって行き、ストリングスの甘い調べが入る、Zeroお得意の極上POPSが展開されます。

初期のヒット曲"Morire qui(ここで死ぬこと)"(1977)は、未発表エディションであるExtended Versionにて。当時の流行だったディスコ調のドラムとベースに乗せて、オーケストラが大胆に起用され、Zeroが低音ヴォイスを乗せて歌うという、初期のZeroの特徴ともいえるサウンドの見本のような曲。厚いドーランを塗り、白いドレスのドレープを揺らせて踊り歌うZeroの姿が目に浮かびます。

Zeroの最後はもう一つの未発表曲"Fammi sognare almeno tu(僕に夢をみせてくれ、少なくとも君は)"。分厚いオーケストラを従えたサウンドですが、タイトル通り穏やかで、子守唄的な優しい雰囲気に満ち、聴いていると眠りに溶けてしまいそう。


第2部2人目は、Gigi Finizio(42/Napoli出身)。5歳からピアノと作曲を始め、9歳にしてS.I.A.E.(イタリア作曲家協会)の認定試験にパスしたという神童だったそうです。ナポリでは未就学児からTV出演する人気者でしたが、イタリア全国区に進出するのは1990年頃。

Gigi Finizio/Musica e speranza2006年のサンレモ音楽祭に中学生ユニットi Ragazzi di Scampiaのゲスト歌手として登場し、その風貌に似合わぬ高音の美声とナポリターノらしい歌いまわしの妙で、大いに会場を沸かしたGigi Finizio。
参加曲"Musica e speranza"を中心に3月に発売されたアルバム「Musica e speranza(音楽と希望)」(2006)に、地元Napoliでのライヴ映像を納めたDVDを追加したスペシャル版が追加発売されました。

まずはピアノ弾き語りの"Come stai(元気かい)"。スローなバラードで、サビの高音が堪りません。老若男女に渡る実に幅広い客層、地元Napoliのライヴだけあって、観客の盛り上がりは激しく、臨場感バツグンです。

2曲目はラテンフレーバー溢れる"Ma quest'amore(でもこの愛は)"。男女ペアのダンサーが3組出てきて、ラテンダンスを踊ります。男女とも露出度が高い衣装なので、視線はそちらに奪われますが、そこに美しく力強いGigiのヴォーカル。どちらも邪魔にならず、一体感のあるスペクタクルショーと化しています。

第2部の最後は、"Amore amaro(苦い愛)"。アコーディオンを抱えて弾き語りするGigiの姿を堪能できました。この曲はCDの方には収録されておらず、DVDだけで楽しめます。

確かな作曲能力と高く澄み切った美声、安定感のあるヴォーカル力。顔を見ているとただの中年男性なのに、なんと素晴らしい音楽家なのでしょう!

Continua alla prossima puntata.(続く)

Check

第15回イタリアPOPSフェスタレポート

2006年6月FESTA6/10(土)の第15回Festaは、再びいつもの土曜日夜の開催。
参加者総数は25名(男性14名+女性11名)うち、新顔さん3名、イタリア人1名の参加となりました。

 


第1部は2006年サンレモ音楽祭出場者の新作アルバムを中心に。

女性部門出場者のNicky Nicolai(46/Roma出身)は、2006年の新作アルバムL'altalenaから2曲。
まずは"Lei ha la notte"をサンレモ出演時の映像で。ヨーロッパのジャズシーンで大活躍中のサックス奏者Stefano Di BattistaJovanottiへのアルバム参加でも知られるキーボーディストGiovanni Alleviがゲスト応援として参加した日のものです。

2005年にはNiky Nicolai & Stefano Di Battista Jazz Quartetとしてグループ部門からサンレモ音楽祭にグループ部門1位・総合4位に入ったのも記憶に新しいところ。今年はソロ部門からの挑戦となりました。

そしてアルバムタイトル曲"L'altalena"。心地よいJazzフレーバーを感じさせる大人っぽい曲。JAZZ畑で育ったNickyですが、このアルバム全体としてはJazzテイストを全面に押し出しすぎることなく、POPSアルバムとして仕上げています。プロデューサーは夫君でもあるStefano Di Battista。

ragazzi di scampiaそしてグループ部門出場のI Ragazzi Di Scampia。ナポリのある中学校に於いて、学校教育の幅を広げるプロジェクトの一つとして始まった中学生による音楽活動が元になりました。Gigi Finizioにこの話が伝わり、このムーブメントの種を大きく育てるために彼が一肌脱ぐことになったそうです。さらに、いまやナポリを越えた全国区の音楽家として成功しているGigi D'Alessioに伝わり、彼がアルバムのプロデューサー役を買ってでてくれました。それから先はナポリの枠を飛び出し、イタリア全土のプロ歌手たちがこのプロジェクトに加わり、一大ムーブメントと化してしまいました。

Gigi Finizio(41/ナポリ出身)をボーカルに据えた"Musica e speranza"をサンレモ出演時の映像でご紹介。ゲスト出演者として、イタリアのドラム界の第一人者であり、JAZZやプログレシーンでも大活躍しているTullio De Piscopoのドラムが加わっていました。ナポリのにぎやかさと楽しさを彷彿とするノリの良いナンバーで、Gigi D'Alessioのペンになるもの。

残り1曲を紹介するのに、どれにするべきか悩みました。Spagnaの"Io te vurria vasà"、Giardino dei Sempliciの"Funicli funiclà"、Simone Cristicchiの"Tu vuò fa l'americano"といった、気鋭の歌手たちによるナポレターナの名曲カバーも捨てがたかったのですが、今回はMariella Nava(46/Taranto出身)によるナポレターナの名曲カバー"Fenesta vascia"を選びました。

Spagna第1部のラストは、女性部門出場者のSpagna(50/Verona郊外出身)。"Noi non possiamo cambiare"をサンレモ出演時の映像でご紹介。80年代から90年代にかけてのセックス・シンボル的存在だったSpagna。50歳の声が聞こえてきても相変わらず妖艶な魅力とあでやかさにクラクラ来てしまいそうです。

2005年発表のアルバムにサンレモ出場曲を加えた、いわゆる「サンレモ・エディション」版のアルバム“Diario di Bordo-voglio sdraiarmi al sole”に、おまけとして追加された2005年のシングルカット曲"Day by day"のビデオクリップをご紹介。ややブラック系のソウルフルな曲で、キュートなSpagnaの映像も楽しめました。


第2部も引き続きサンレモ音楽祭出場者の新作アルバムコーナー。

RONまずはRon(53/Pavia郊外出身)。サンレモ出場時の映像で"L'uomo delle stelle"。ウクレレのバッキングが心地よいトロピカルテイストの良い曲です。いくら曲が良くても、こんなトロピカルな曲で真冬のサンレモ音楽祭に出演したのが、低い順位に終わってしまった原因かもしれません。

しかしサンレモ後に発売されたアルバム"Ma Quando Dici Amore"は、珠玉のデュエットアルバム!
Carmen ConsoliJovanottiRaf、Nicky Nicolai、Claudio BaglioniLuca CarboniSamuele Bersani、Mario Lavezzi、Loredana Bertè、Toscaとヨリドリミドリ状態ではありますが、ここはアルバムタイトル曲でもあり、FESTAでまだ紹介した事の無いElisaとのデュエット曲"Ma quando dici amore"をピックアップ。Elisaのナチュラルな感性と歌声にピッタリの素直な曲です。

そして最近シングルカットされた"Le ragazze"。これは兄貴分のスーパースターLucio Dallaとのデュエット。

L'Aura第2部最後は、新人部門出場者のL'Aura(22/Brescia出身)。サンレモ出演時の映像で出場曲 "Irraggiungibile"を。歌い出しのメロディがやや、不均衡な危うさを感じさせる不思議な曲。彼女自身のピアノの弾き語りから始まり、徐々に歌い上げていき、サビはイタリアっぽさのある良い曲です。

6歳からピアノとヴァイオリンを学び、16歳でアメリカは、サン=フランシスコのバークレーに移り住みます。確かな音楽力と英語力を身に付け、帰国後は英語で歌うシンガーとしてキャリアをスタートさせたようです。
満を持して発売したファーストアルバム"Okumuki"にも、かなりの英語曲が収録されていますが、イタリア人が歌う英語曲にしては、英語曲がめちゃくちゃ良いのも納得です。アルバムタイトルの"Okumuki"は「奥向き」を意味し、各曲も日本語のタイトルがさりげなく割り振られているところからも、彼女は日本ファンでもあるようです。

2005年のシングル曲"una favola(寓話)"のビデオクリップ。これを流した途端、常連のtonto氏が騒ぎ出しました。何でも半年間、タイトル名&歌手名を探していた曲だったとのこと。早速FESTA翌日、HMVでアルバムを入手をしたとのこと。良かったですね。

そしてサンレモ後にシングルカットされた"Domani(明日)"。スピード感のあるキャッチーな曲ですね。


第3部はリクエスト・コーナー

Pensiero!のもあさんからの3ヶ月越しのリクエストにお応えして、Amedeo Minghi(59/Roma出身)の1990年当時のライブビデオから"Rosa"を、POP! ITALIANOのKazumaさんが見せてくれました。
当時43歳だったAmedeoですが、既に白髪に見えました。でも美しい白馬のような雰囲気。そして、自らキーボードを弾きながら歌っていました。最近はシンガーとして全面に立ったまま歌う姿が多く、こうして演奏しながら歌っている映像はあまり見ることができないかもしれません。そしてアルバムでは打ち込み系が多いAmedeoですが、さすがライブは生ドラムが入って心地よいサウンドでした。


 

FiordalisoMorandi DVDそして常連のニョッキさんからの「Fiordalisoの動く姿を拝みたい!」というリクエストにお応えして、1983年のGianni Morandiのライブにゲスト出演時の映像から、まずはソロの"Oramai"。Fiordaliso(50/Piacenza出身)は当時27歳。情熱的でパンチの効いたハスキーボイスとそのキュートなルックスが堪能できました。Gianni Morandi(62歳/Bologna近郊出身)も当時は39歳。この2人で踊りながら歌う軽快な"In bicicletta"を紹介。そう5月FESTAで参加者からの大人気を博したRiccardo Coccinateの代表曲のひとつですね。

passaporto第3部最後は、ついに発売されたGatto Panceri(44/Monza出身)の新作アルバム"Passaporto"から、まずはシングルカット曲"è solo musica"。シングル向きの覚えやすい曲。サビのところで、リズムのウラから「è solo musica〜」と歌うところが心地よい。

そして前作の傑作アルバム"7 vite"の人気曲"Accarezzami domani"を髣髴させる"Respirarti"。アコースティックギターの調べと時折入るマンドリンのトレモロ奏法。そしてGattoの裏声の重なり合いの魅力にゾクゾクします。

2005年Gatto来日の立役者Almaz社代表のYさんが「女性なら誰でもこの曲にゾッコン!」というお墨付きの"Nebbia trasparente"。結果ですが、FESTA会場内の女性は「誰でも」ではなかったかもしれません・・・・

最後はノリの良い覚えやすい曲・ライブで盛り上がれる曲として、"Gioia"を。"Grazie!"、"Bella!"、"Gioia!"と拳を振るい上げて歌いたくなりました。


FESTA最後の第4部は、再び新作コーナー。

まずはMassimo Di Cataldo(38/Roma出身)の2枚組みベストアルバム"I consigli del cuore"から、彼の最高のヒット曲、1996年の"Anime"。もちろん、セネガル出身のワールド・ミュージックの第一人者Youssou N'Dourとのデュエットバージョンから。
そして2曲の未発表曲の中から、アルバムタイトルでもある"I consigli del cuore"。初めて聞いてもサビの部分が口ずさめるような良い曲でした。

参加者からも催促があったので、Eros Ramazzottiの2005年10月発表のアルバム"Calma apparente"から。
Eros節全開の"Bambino nel tempo"。メイキングビデオ映像がうまく見つからなかったため、DualDiscの利点である歌詞スクロール機能で聴いてもらいました。

そして絶対外せない全欧で大ヒットしたAnastaciaとのデュエット曲"I belong to you (Il ritmo della passione)"。
アメリカ人のAnastaciaは主に英語で歌い、Erosはイタリア語で通すという歌い方ですが、不思議と違和感無く聞こえるところが面白いところ。せっかくなので、2006年のサンレモ音楽祭にゲスト出演した時の2人のデュエット映像で観てもらいました。


Simone Cristicchi6月FESTAの大トリは、2006年サンレモ音楽祭の新人部門で2位となった鬼才Simone Cristicchi(29/Roma出身)。
サンレモ参加曲はすでに3月FESTAで紹介していますので、今回は2005年のアルバムにサンレモ曲を追加して再リリースされた"Fabbricante di Canzoni"から。

まずは、彼が一躍脚光を浴びる事となった出世作"Vorrei cantare come Biagio"のビデオクリップ。「Biagio Antonacciのようになりたい」と、やや笑いを取りながらも、ひたむきなBiagio賞賛歌となっていて、実際2005年のBiagio Antonacciのコンサートに呼ばれて披露して爆発的なヒットになったようです。

続いて"Studentessa universitaria"のビデオクリップ。意中の女子大生の視界に入るように一生懸命な、イタリア版「電車男」のような設定で、ラストシーンでは、Simoneがもともと漫画家志望だったというエピソードを感じさせる"オチ"があり、面白い構成になっています。

Simoneのサウンドはややノスタルジーを感じさせる哀愁を帯びたサウンドをベースにしながら、歌詞の乗せ方はラップ・ミュージック的。それでも全体としては「歌」になっているという高度な手法です。しかしながら彼の音楽経験の出発点は、ごく普通のティーンエイジャーと同じく17歳の時に見よう見まねでギターを手にした事が最初で、初めて結成したバンドがヘヴィー・メタルのNirvanaのコピーバンドだった、というエピソードも興味深いところ。

最後に彼のアコースティックソロとインタビューを交えた映像を流しました。ガット・ギターをエネルギッシュにかき鳴らしながら歌うSimone。その姿はイタリアのカンタウトーレの祖Domenico Modugnoの往年の姿を彷彿させます。

インタビューの中で、彼は詩にとても重きを置いており、「カンタウトーレの父」として彼が敬愛する歌手の名前を挙げていました。まず最初に出てきたのがFabrizio De Andrè。そしてFrancesco De GregoriIvano FossatiGiorgio Gaber、Luigi Tenco。De AndrèやDe Gregoriの名前は当然ですが、29歳のイタリア人の口からLuigi Tencoという名前が出てくる事にビックリしました。そして彼の人生の中での最高の栄誉はSergio Endrigoと出会えて、デュエットできたこととも言及していました。確かにこのアルバムの最後にはEndrigoとのデュエット曲"Questo è amore"が収められています。Endrigoが他界してしまったのが2005年ですから、運良く彼に出会えてデュエット音源を残せた事は確かに最高の栄誉でしょうね。


入梅した直後のFESTAとなりましたが運良く雨は降らず、楽しい夜をすごせました。

7月FESTAは7/8(土)18時より。今回参加できなかった方は、ぜひご参加を!

注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2006年に達する年齢で表記しています。

Check

第5回Festa報告


#5 tutti insieme8/20(土)の第5回Festa、予想以上に充実した内容となりました。 遅めの盆休みや、盆休み後の多忙さなどで参加表明者が10名程度と少なく、おそらくこじんまりとしたFestaになるだろうと予測していたのですが、当日の飛び入り参加も数名あり、最終的には19名の参加者が集まりました。

最近恒例になりつつあるコーナー、イタリアPOPS情報サイトの大御所のWebmasterさんによるCDレビューですが、今回は特に大好評になりました。

まずはPoohlover.netのSiriusさんに、Marco MasiniGianluca GrignaniCesare Cremoniniの3人のNewアルバムを紹介してもらいました。Masiniは彼の長所の熱唱型ボーカルを充分に生かした作品になっており、『名盤』とのお墨付きが出ました。Grignaniは、かなり渋みを増した作風になってきた事を感じ取れました。LunapopのCremoniniは、前作とは異なり、かなりLunapop風に戻った感じの曲でした。しかし、アルバム中ではいろんな側面を盛り込んだ作りになっているとのことでした。

そして、POP! ITALIANOのKAZUMAさんには、Gigi FinizioのDVD付き新作を。ナカナカ都会的なサウンドですが、ところどころの歌いまわしにナポリの風を感じる作風になっていました。Dirotta Su Cubaファンのpizzanoさんを始め、会場の若い女性の心を掴んだようです。ちょっと意外な展開でした。

さらにはPensiero!のもあさんに、Antonella RuggieroMatia Bazar時代から、ソロ転向後の多様なスタイルを打ち出した世界を紹介してもらいました。その勢いのまま、DVDコーナーではMatiaBazar時代の懐かしい映像やソロの映像を楽しみました。1980年代に日本で最も売れたイタリアのバンドで、メンバーが変われど現在も活動している現役バンドでもあるので、大いに盛り上がりました。

そして8/26に80年代の4タイトルが日本で紙ジャケ発売になるPoohの紹介。今回発売されるアルバムAlohaから、当時の彼らのビデオクリップ。そして2004年ライブから、現在でも大人気の彼らの様子を紹介しました。

聞き比べコーナーでは、PosterをオリジナルのClaudio Baglioniバージョンと、New Trollsによる素敵なカバーバージョンを紹介。オリジナルももちろん素晴らしいですが、New Trollsのは、単なるカバーではなく、別の素晴らしい作品と読んでも良いぐらいの出来になっている事を確認しました。

さらにはUna Rosa BluをオリジナルのMichele Zarrillo版とDennisのカバー版。Dennisは悪くないけど、やっぱり声が若い・・・若すぎる。あのメロディの上に、この歌詞を乗せて歌うためには、もう少し『男の渋み』が欲しいところ。歌詞の意味が青臭くなっちゃうので。しかし、10年後ぐらいは楽しみだな、と感じさせてくれるDennis君でした。

そしていつも皆で歌うAnima Mia。オリジナルのCugini di CampagnaClaudio Baglioniのカバー、Mister MaxによるRemixバージョンを聴いていただきました。この曲はオリジナルよりもBaglioniのバージョンの方が人気でしたね。 Mister Maxは無名中の無名なので、さすがに「通」の方にも知られていませんでした。パロディだからといっても、充分楽しんでもらえるサウンドになっていたと思います。

また、新しく日本で発売されたCD『Buono! Italia』から、看板曲「ガラスの部屋」(ヒロシのBGM)を始め、23曲も詰め込まれた珠玉のイタリアン・グラフィティの中から数曲紹介しました。

恒例の皆で歌うコーナーでは、初心者の方でも歌い易い曲をピックアップしました。まずは歌詞カードを手元に配布し、原曲を聴いて歌詞を目で追ってもらい、メロディを口ずさんでもらったので、かなり歌い易くなったようです。イタリア人なら誰でも知っているIl cielo in una stanzaやAzzurro、Ti amo、Anima miaなどを皆で歌いました。

皆がまとまって、親睦を図りながら、音楽も充分楽しめた会になったと思います。 今回からマイクロフォンを導入したのもその成功要因のひとつだったかも知れません。CD解説の声がきちんと聞き取れるし、歌うコーナーでも合図が聞き取り易かったですからね。

また今回のFestaには、ナポレターナを得意ジャンルとする歌手・松本淳子さんが、最初の1時間ほど遊びに来てくれました。淳子さん、今度はゆっくりと「本編」を楽しんでいってくださいね。

今回の参加者は19名、うち新顔が5名、イタリア人が1名、日伊ハーフが1名という構成でした。

次回は9月17日(土)に開催したいと思います。今回参加できなかった方、ぜひお待ちしていますよ!
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5/27・6/24『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)開催決定!

『イタリア音楽&イタリアンブランチ』@Attico

【発売中】当サイト協力日本盤CD / [In vendita]CD della edizione giapponese a cui abbiamo collaborati
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記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、記事を書いた年度に達する年齢で表記しています。

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京都のCristinaと東京のYoshioAntonioによるプロジェクト。2人とも音楽業界人ではありませんが、趣味としてイタリア音楽の普及活動を行う際のコードネームが、Piccola RADIO-ITALIA(ピッコラ・ラディオ=イタリア)です。

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい、という目標が込められた名前です。

Cristina da Kyoto e Yoshio Antonio da Tokio, non siamo professionisti nel settore musicale, ma come fan della musica pop italiana vorremmo creare la circostanza in cui si può ascoltarla più facilmente anche qua in Giappone. Sperando questo motivo, il progetto si chiama "Piccola RADIO-ITALIA".

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