第3部
Franco Fasano(フランコ・ファザーノ/51歳/Liguria州Savona近郊出身)は、1981年にソロ歌手としてサンレモ音楽祭に出場して音楽家としてのキャリアをスタート。並行して作曲家としても他の歌手に数々の楽曲を提供し始め、数多くの子供向け番組やアニメ番組のテーマソングの作者としても大御所となるなど、1990年ぐらいから作曲家活動に大きくシフトし、表立った歌手活動をしなくなってしまったカンタウトーレですが、2012年6月26日に突如、12年振りのアルバムにして2枚組の「fff fortissimissimo」をリリースしました。
自身が歌った歌、未発表曲に加え、これまで他の歌手に書いて来た楽曲の中からピックアップした曲を初めてセルフカヴァーして収録された曲が26トラックを埋め尽くしていることが、何よりも嬉しいことです。またスタジオ録音時のアレンジが重厚で素晴らしく、ぜひお買い求めのうえじっくり聞いていただきたいアルバムに仕上がっています。
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FESTAでの1曲目は"Regalami un sorriso(意:僕に微笑みを贈ってくれ)"。1984年にDrupi(ドゥルピ)に書いた楽曲。ここではTV出演時のライヴ映像で。
2曲目は名曲"Mi manchi(意:君が愛しい)"。1988年にFausto Leali(ファウスト・レアーリ)に書いた楽曲で、2006年にAndrea Bocelli(アンドレア・ボチェッリ)にカヴァーされて世界中に知られる事となった名曲。ここではTV出演時のライヴ映像で。
3曲目はBruno Lauzi(ブルーノ・ラウツィ)と組んで最大御所Mina(ミーナ)に提供した楽曲"Certe cose si fanno(意:いくつかのことが成される)"。アルバムに収められたヴァージョンでは、最後の方にSilvia Mezzanotte(スィルヴィア・メッツァノッテ)が、電話の女声を務めています。ここではTV出演時のライヴ映像で。
そしてこの曲を一緒に書き上げたBruno Lauziの2006年の逝去に捧げたコンサートからのワンシーンを。
こちらは収録時のBackstage映像。
4曲目は、Feranco Fasano自身が歌手として1989年のサンレモ音楽祭に出場した時の楽曲"E quel giorno non mi perderai piu(意:そしてあの日 君はもう僕の事を失うことは無いだろう)"。ここではTV出演時のライヴ映像で。
そして子供対象のリアリティショー番組『Ti lascio una canzone』でMario Scucces(マリォ・スクーチェス)少年とデュエットした際の映像を。世代を超えて歌い継がれている歌であることが実感できるシーンが印象的ですね。2009年、48歳時の映像。
5曲目は1989年サンレモ音楽祭の優勝曲で、Anna Oxa(アンナ・オクサ)とFausto Leali(ファウスト・レアーリ)に歌われた名曲"Ti lascero [le ultime tre cose](意:君をそのままにしておくよ[最後の三つの事柄]))"。ここではTV出演時のライヴ映像で。
こちらは収録時のBackstage映像。
6曲目はこのアルバムに収められた唯一のデュエット曲"Il giorno che la musica fini(意:音楽が終わったその日)"。共作相手であり、デュエット相手を務めたのは盟友Gatto Panceri(ガット・パンチェーリ)。1997年作の楽曲ですが、今まで未発表だった楽曲。
こちらは収録時のBackstage映像。
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7曲目でFESTAのオオトリとなった楽曲は、同アルバムで一番の話題を集めた曲となった"La luna(意:月)"。1995年にMia Martini(ミア・マルティーニ)のために書き下ろしたものの、Miaが同年この世を去ってしまったため、歌われずに終わってしまったという数奇な運命を持つ楽曲。Aida Cooper(アイダ・クーパー)が女声パートを務めた録音に仕上がっています。最後の歌詞は:
E mi ricorda Mimi(そして僕を覚えてるかい ミミ)(訳注:MimiはMia Martiniの旧芸名かつ愛称)
という、印象的なセリフで締められています。
こちらは収録時のBackstage映像。
ドラマーがAndy Surdi(アンディ・スルディ)、ベーシストがGigi Cappellotto(ジジ・カッペッロット)と、凄腕を集めているのも、Franco Fasanoがいかにミュージシャンズ・ミュージシャンであることを伺い知ることができますね。
この2人のベテランセッションマンは、1970年代にMaurizio Fabrizio(マウリツィオ・ファブリツィオ)と共にAngelo Branduardi(アンジェロ・ブランドゥアルディ)のバックを務めた、逸材たちです。
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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2012年に達する年齢で表記しています。
Continua alla prossima puntata.(続く)




今回はまさにクリスマス当日のFESTAとなりましたので、いつもの音楽紹介中心のFESTAとは趣向を変え、全体的にパーティモードで行いました。












さらにはプライベートな時間を取って、来日スケジュールのほとんどを憧れの京都観光にあてた関係もあり、ギターを持って来ておらず、当初はパーティ出演者のクラシックギターを借りて歌う予定だったとか。






イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(Musicavita Italia)』































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