Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Elisa

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアン・ポップス鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアン・ポップス(イタリアPOPS)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。

公式facebookページ (facebook ufficiale)
http://www.facebook.com/PiccolaRadioItalia

Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第121回イタリアPOPSフェスタ(2015年6月)レポート(第4部:Elisa, Negramaro)

第4部

Elisa(エリーザ/38歳/Trieste生まれ)の初の全曲イタリア語詞アルバム『L'anima vola』(2013)に未発表曲3曲とカヴァー曲2曲を追加収録し、同アルバムを掲げたツアーのライヴ映像を収録したDVDを加えたCD+DVD『L'anima vola - Deluxe edition』。

Elisa - L'anima vola -Deluxe Edition

FESTAではもちろん付属DVDのライヴ映像から紹介。同じ映像は基本的にネット上に出回っていないので、ここでは代替映像で紹介する。

「L'anima vola(意:魂は飛んでいく)」

「Pagina bianca(意:白いページ)」

「A modo tuo(意:あなたのやり方で)」は、Ligabue(リガブーエ)がElisaに書き下ろした楽曲。

「Ancora qui(意:再びここに)」は、ElisaとEnnio Morricone(エンニォ・モッリコーネ/日本語表記:エンニオ・モリコーネ)との共作で、映画『ジャンゴ 繋がれざる者(Django unchaind)』(2013/タランティーノ監督)の主題歌に抜擢された楽曲。

「Basta cosi`(意:これで充分)」は、Negramaro(ネグラマーロ)のアルバム『Casa 69』(2010)にElisaが客演した楽曲。

※当サイトでのNegramaroの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Negramaro

「Ti vorrei sollevare(意:私をあなたを安心させたい)」は、Elisaのアルバム『Heart』(2009)にNegramaroのGiuliano Sangiorgi(ジゥリァーノ・サンジォルジ)が客演した楽曲。

「Ecco che(意:なんと)」は、そのGiulianoとElisaとの共作。

「Un bel di` vedremo(意:ある晴れた日を私たちは見る事でしょう)」は、Giacomo Puccini(ジァコモ・プッチーニ/日本語表記:ジャコモ・プッチーニ)作のオペラ『Madama Butterfly(蝶々夫人)』 第2幕のアリア「ある晴れた日に」をElisaがソプラノの声で披露したもの。

「Maledetto labirinto(意:呪われた迷宮)」

※当サイトでのElisaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Elisa


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2015年に達する年齢で表記。

次回のイベントは、6月14日(日)に東京・代官山のライヴハウス「晴れたら空に豆まいて」に於いて『歌って楽しむイタリアン・ポップス』を開催。詳細情報→http://piccola-radio-italia.com/archives/52178960.html

その次のイベントは、6月27日(土)に東京・表参道のベリタリアに於いて『イタリアンポップス講座』を開催。詳細情報→http://www.bellitalia.jp/wp-content/themes/bellitalia/pdf/culture/pops.pdfml

さらに7月11日(土)に東京・表参道のベリタリアに於いて『みんなで歌おう!イタリアン・ポップス』も開催。詳細情報→http://www.bellitalia.jp/wp-content/themes/bellitalia/pdf/culture/karaoke.pdf

7月の通常FESTAは、7月19日(日)に開催予定。

第107回イタリアPOPSフェスタ(2014年4月)レポート(その2/イタリア映画祭2014, Elisa)

第2部

イタリア映画祭2014

第1部に引き続き、イタリア映画祭2014で上映される作品の中で、イタリアPOPSが重要な取り扱いされている作品を。残り1作品は、『無用のエルネスト(L'ultima ruota del carro)』(2013/Giovanni Veronesi監督)。代表作に『恋愛マニュアル』シリーズを持つ人気監督の作品だけに期待が持てるハートウォーミングな喜劇で、どこにでもいそうな男の人生をたどりながら、1960年代以降の実際の出来事も盛り込んでイタリア社会を振り返った作品。ローマ国際映画祭特別招待作品。

無用のエルネスト(L'ultima ruota del carro)

同映画の音楽担当者としてクレジットされているのはElisa(エリーザ/37歳/Trieste生まれ)で、予告編の後半に流れる主題歌は「Ecco che(意:ほらこれが…)」で、Negramaro(ネグラマーロ)のGiuliano Sangiorgi(ジゥリアーノ・サンジョルジ)とElisaの共作。

Elisa - L'anima vola

同曲が収録されたElisaのアルバム『L'anima vola(意:魂は飛ぶ)』(2013)は、Elisa初の全曲イタリア語アルバム。Elisaは自国の誰もが理解できる母国語で自分の力を試してみたくなったと語っており、プロデュースとアレンジもエリーザ自身が務めている。当初2013年1月発売予定だったものの、第2子を妊娠したため発売延期となり、2013年10月15日発売となった。

アルバムタイトル曲「L'anima vola」は、先行シングルとしてリリースされ、Elisaの2人の子供の父親&エリーザのギタリスト、Andrea Rigonat(アンドレア・リゴナット)に捧げた楽曲。

第3弾シングルは「Un filo di seta negli abissi(深海の中の絹糸)」。

2000年代当初からサントラに楽曲が採用されることの多かったElisaだが、米映画『Django unchaind (ジャンゴ 繋がれざる者)』(2012/Quentin Tarantino監督)の主題歌「Ancora qui(意:再びここに)」も歌っており、本アルバムに収録されている。

マカロニ・ウエスタン通なら同映画の原題『Django unchaind』でピンとくる事だろう。『Django(邦題:続・荒野の用心棒)』(1966/Sergio Corbucci監督/Franco Nero主演)へのオマージュとして制作されており、イタリア系アメリカ人のタランティーノ監督らしい。原題の"unchaind(繋がれざる者)"とは、黒人奴隷の解放を意味している。タランティーノ監督は、米映画で正面から描かれることの無かった"アメリカの人種差別問題の歴史"に取り組みたかったとも語っている。

主題曲「Ancora qui」は、Ennio Morricone(エンニオ・モリコーネ)作曲&Elisa作詞で制作され、アルバム『L'anima vola』収録時には冒頭にベートーヴェンの「エリーゼのために」のピアノ演奏が収録されている。これはモリコーネからElisaへのプレゼント。なぜなら「エリーゼのために」のイタリア語題は「Per Elisa(エリーザのために)だから。」

「A modo tuo(意:あなたのやり方で)」は、Ligabue(リガブエ)の書き下ろし。ライヴ映像で。

※当サイトでのElisaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Elisa


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2014年に達する年齢で表記。

Continua alla prossima puntata.(続く)

第92回イタリアPOPSフェスタ(2013年1月)レポート(その2/ Italia Loves Emilia parte1)

第2部

イタリア音楽界では、年末シーズンにはギフト要素の高いBOXセットや豪華仕様の限定セット、超話題作が発売される事が多いのですが、2012年の同時期にもいくつものプレミアム価値の高い作品がリリースされました。

そのうちのひとつ「I Love Emilia - Il concerto 22 Settembre 2012 Campovolo Reggio Emilia」の4CD+2DVDを1月FESTAの残り時間全部を使って紹介する事にしました。

この作品は、2012年5月に発生したイタリア北部地震の被災地となったエミリア地方の復興支援のために、イタリアのビッグアーティストたち13名が集結して行ったチャリティコンサート「Italia Loves Emilia」を完全収録したもの。Emiliaの飛行場Campovolo(カンポヴォーロ)のイヴェント会場に15万人超の観客を動員して、2012年9月22日に開催。その後僅か2ヶ月の期間で2012年11月27日にアルバムとしてリリースされました。

ItaliaLovesEmilia

その13アーティストは出演順に:Zucchero(ズッケロ)、Nomadi(ノーマディ)、Giorgia(ジォルジァ)、Tiziano Ferro(ティツィアーノ・フェッロ)、Fiorella Mannoia(フィオレッラ・マンノイア)、Renato Zero(レナート・ゼロ)、Negramaro(ネグラマーロ)、Elisa(エリーザ)、Claudio Baglioni(クラウディオ・バリォーニ)、Litfiba(リトフィバ)、Biagio Antonacci(ビアージォ・アントナッチ)、Jovanotti(ジォヴァノッティ)、Ligabue(リガブエ)。

本来はLaura Pausini(ラウラ・パウズィーニ/日本語表記:ラウラ・パウジーニ)が出演する予定でしたが、会期1週間前に妊娠を発表し、ドクターストップにより参加を断念したことが、唯一の残念点となりましたが、このチャリティコンサートは、イタリア音楽史に残るビッグイヴェントであることは間違いありません。

またCD4枚+DVD2枚という大作にも関らず、僅か30ユーロ(約3,000円)という破格値が付けられたので、多くの人がこのアルバムを入手でき、その歴史的なイベントの音と映像を楽しむと同時に、チャリティに参加できる、秀逸な企画となりました。

この13アーティストたちは、それぞれ3曲を披露すると申し合わせたようで、ほとんどのアーティストが最新作、代表作を中心に選曲をしていましたが、めったに揃うことのない大物13アーティストが終結したチャンスを活かすべく、共演やデュエットをふんだんに取り入れたのが特筆する処であり見物。中には、もともとのオリジナル曲自体が、この13アーティストの中に共演者が居るという好条件が揃ったアーティストも。

最初に出演したのは地元出身のZucchero(ズッケロ/当時57歳/Reggio Emilia出身)。FESTAで紹介したのは共演曲"Madre Dolcissima(意:最愛の母)"で、なんとイギリスから名ギタリストJeff Beck(ジェフ・ベック)を招いた上に、Elisa(エリーザ)とFiorella Mannoia(フィオレッラ・マンノイア)がデュエットに加わるという豪華なシーンを見せ付けてくれました。

ItaliaLovesEmilia-Zucchero

Zucchero+Elisa+Mannoia-ItaliaLovesEmilia

※当サイトでのZuccheroの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Zucchero

2番目に登場したのはNomadi(ノーマディ)。ほとんどのメンバーがEmiliaの出身の1960年代初頭から活動を続けて来たイタリア最古参バンド。2012年から3代目ヴォーカリストCristiano Turato(クリスティアーノ・トゥラート)を迎えたものの、Nomadiの世界観は大きく変わることなく、いつものように安定したサウンドを聴かせてくれました。FESTAで紹介したのは、彼らの最大の代表曲である"Io vagabondo(意:僕は放浪者)"(1972)。なんとClaudio Baglioni(クラウディオ・バリォーニ)がデュエットに加わりました。また40年前の楽曲にも関らず、この曲のヒット時に生まれてもいなかったような若いオーディエンスたちも大合唱に加わっているのが印象的で、イタリアPOPSの名作は単なる流行歌ではなく、時代を超えて新しい世代に受け継がれている事が実感できます。

ItaliaLovesEmilia-Nomadi

Nomadi+Baglioni-ItaliaLovesEmilia

※当サイトでのNomadiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Nomadi

3番目の登場はGiorgia(ジォルジァ/当時41歳/Roma出身)。FESTAで紹介したのは、1番目に出演したJovanottiがGiorgiaに書き下ろした楽曲"Di sole e d'azzurro(意:太陽の そして 紺碧の)"。圧倒的な歌唱力を見せ付けてくれています。

ItaliaLovesEmilia-Giorgia

※当サイトでのGiorgiaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Giorgia

4番目の出演者はTiziano Ferro(ティツィアーノ・フェッロ/当時32歳/Latina出身)。FESTAで紹介したのは近作から"La differenza tra me e te(意:僕と君の間の違い)"。Tizianoは過去Laura Pausiniとデュエットした曲があるものの、今回Lauraが出演できなかったためか、誰ともデュエットしなかったのも少々残念でした。ここではRADIO-ITALIAの中継映像を(DVD収録のものとは異なります)

ItaliaLovesEmilia-TizianoFerro

※当サイトでのTiziano Ferroの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Tiziano_Ferro

5番目の出演者はFiorella Mannoia(フィオレッラ・マンノイア/当時58歳/Roma出身)。FESTAでは彼女の代表曲"Quello che le donne non dicono(女たちが言わない事)"。いつものアレンジと趣を変えて、コンガなどのパーカッションを中心にしたラテンっぽいサウンドで披露しました。

ItaliaLovesEmilia-FiorellaMannoia

※当サイトでのFiorella Mannoiaの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Fiorella_Mannoia

そのFiorella Mannoiaが、NegramaroのヴォーカリストGiuliano Sangiorgi(ジゥリアーノ・サンジォルジ)を呼んで披露したのは、同2012年に急逝したEmilia出身の偉大なカンタウトーレLucio Dalla(ルチォ・ダッラ)に捧げるコーナーで、Lucio Dalla作のAnna e Marco(アンナとマルコ)。

Mannoia+Sangiorgi-ItaliaLovesEmilia

6番目の出演者はRenato Zero(レナート・ゼロ/当時62歳)。FESTAで紹介したのは、Zeroの代表作"I migliori anni della nostra vita(意:僕らの人生の良き歳月)"。

ItaliaLovesEmilia-RenatoZero

※当サイトでのRenato Zeroの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Renato_Zero

7番目の出演者はNegramaro(ネグラマーロ)。この5年ほどで急速に大物バンドに成長し、特にヴォーカリストのGiuliano Sangiorgi(ジゥリアーノ・サンジォルジ/当時33歳/Salento出身)は、優れた若手コンポーザーとしてイタリアPOPS界の中で一目置かれる存在にもなっています。FESTAで紹介したのは彼らの人気がブレイクした時期の代表曲のひとつ"Mentre tutto scorre(意:あらゆるものが流れる間)。

ItaliaLovesEmilia-Negramaro

※当サイトでのNegramaroの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Negramaro

8番目の出演者はElisa(エリーザ/当時35歳/Monfalcone)。FESTAで紹介したのは、"Ti vorrei sollevare(私はあなたを安心させたい)。オリジナル曲同様、前出のNegramaroのGiuliano Sangiorgiとのデュエットで披露してくれました。

ItaliaLovesEmilia-Elisa

Elisa+Sangiorgi-ItaliaLovesEmilia

またElisaは披露した3曲中2曲がデュエット曲で、2曲ともオリジナルのデュエット相手が出演者の中に居るという幸運に恵まれました。2曲目の共演曲は"Gli ostacoli del cuore(心の中の障害物)。デュエット相手はもちろん、同曲の作詞作曲者でもあるLigabue(リガブエ)。さらに少年少女合唱団を率いての見事な演出も加えてくれました。

Elisa+Ligabue-ItaliaLovesEmilia

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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2013年に達する年齢で表記しています。

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「イタリアン・ポップ・ミュージック 50年の変遷」@PolyCultureClubTokyo

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シカゴピザ公式サイトでのイタリア音楽コラム執筆(分社化により現在は該当サイト消滅)

Tra te e mare(海のように)/Laura pausini
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