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Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Cesare_Cremonini

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアン・ポップス鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアン・ポップス(イタリアPOPS)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTAにご参加ください。Festa情報→https://piccola-radio-italia.com/archives/cat_50003116.html

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Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第65回イタリアPOPSフェスタ(2010年8月)レポート (その1/ Luca Marino, Max Gazz���, Cesare Cremonini, Sergio Cammariere)

IMG_6891第65回Festaは、16名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて8/21(土)に開催されました。参加者の内訳は男性6名 女性10名(うち、初参加者1名)。

まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、極上の音楽と遠景に浮かぶ花火を楽しむ、至福のひと時となったかと思います。

集合写真撮影
POP!ITALIANO
kazuma氏 


第1部

4人のカンタウトーレ(男性シンガーソングライター)をピックアップ。

1人目は、サンレモ音楽祭2010の新人部門に出場していたLuca Marino(ルカ・マリーノ/29歳/Varese近郊出身)。惜しくも入賞を逃してしまい、その後、出場曲にも、デビューアルバムにも特に大きな注目が集まることはありませんでした。

筆者もサンレモ出場組を紹介するFestaの際にLuca Marinoは割愛してしまっていたのですが、最近になって彼の楽曲の味わいがジワジワと効いてきて、紹介したくなってしまった次第です。

Luca Marinoは、演奏面では、ギターも弾くしドラマーでもあります。そしてカンタウトーレとして楽曲を作る際には、特に作詞に重きを置くタイプのようです。

デビューアルバム「Con la giacco di mio padre(父のジャケットと共に)」(2010)は9曲入りで、様々なタイプの楽曲が収められ、歌詞は難しくは無いものの、一風変わったタイトルをつけた楽曲が目立ちます。

img165

まずはサンレモ2010出場曲"Non mi dai pace(君は僕に平和をくれない)"。サンレモ向きのオーケストレーションを効かせた次第に盛り上がるタイプの楽曲です。

公式PVのサンプルはこちら
https://liberitutti.info/luca/video

2曲目は"Levriero(グレーハウンド)"。大道芸のBGMのようなどこか陽気な感じの漂う楽しい楽曲です。

3曲目は"Delirio delle tre(3時の錯乱)"。不思議なタイトルが付けられた割に明るいPOPS調の楽曲ですが、これは失恋ソング。ため息ばかりで眠れない午前3時に気が狂いそうになってしまう、という内容で、そのやり場のない気持ちを、彼の故郷Vareseから遠く離れたRomaに託す歌です。

ローマに行きたいな
君から遠く
僕から遠く
起こってしまった事から遠く

ローマは誰から遠いのだろう?
僕らから遠いのだ
起こってしまった事から遠いんだ

あと5年〜10年ぐらい修行すれば、きっと骨太のカンタウトーレに成長したLuca Marinoに出会えるような気がしませんか?



2人目のカンタウトーレはMax Gazze(マックス・ガッツェ/43歳/Roma出身)。ソロ活動よりもベース奏者として様々なアーティストとバンド活動する仕事の方が多いかもしれないMax Gazzeですが、今回のソロアルバム「Quindi?(それで?)」(2010)は、アルバムチャート6位にまで登り、今も20位台に留まる快調な売れ行きを示しています。

img212

ミュージカル映画『Basilicata coast to coast』という映画のサントラに抜擢された"Mentre dormi(君が眠っている間に)"を収録したアルバム、という付加価値が効いているのかもしれません。メランコリックな楽曲です。




3人目のカンタウトーレはCesare Cremonini(チェーザレ・クレモニーニ/30歳/Bologna出身)。1999年の19歳の時にバンド編成のLunapop(ルナポップ)として大ブレイクをし、ソロになってからもその確かな音楽的才能を発揮して活躍してきたおかげで、30歳になったばかりながら既にベテランの威厳と風格を兼ね備えるカンタウトーレです。


Lunapop時代を含む自身のヒット曲を集めたベストアルバム「1999-2010 THE GREATEST HITS」(2010)をリリースするや、アルバムチャート3位にまで登り、その後も常にベスト10上位に留まる快調なセールスを記録しています。

cesare_cremonini-1999-2010_the_greatest_hits_a

新たに収録された未発表の新曲"Mondo(世界)"は、Jovanotti(ジォヴァノッティ/44歳/Roma出身)をゲストに迎えたのが、最大級の話題を集めたのも功を奏したようです。

続きを読む(leggere la continuazione)

第44回イタリアPOPSフェスタ(2008年11月)レポート (その3 / Cesare Cremonini, Marco Carta)

その2はコチラ


 

第3部は20代の若手2人にスポットを当てました。


1人目はCesare Cremonini(チェーザレ・クレモニーニ/28歳/Bologna生まれ)。1999年にバンド編成のLùnapop(ルナポップ)としてデビューするや、たちまちミリオンセラーを叩き出し、その卓越したソングライティング能力と、確かな音楽の才能、19歳という年齢相応のやんちゃな人柄などで、音楽的にも人物的にも一躍人気者になった人物です。

28歳の若手とはいっても、もう9年のキャリア。19歳だった少年は28歳の青年となり、口髭を蓄えるようになりましたが、気さくでやんちゃな人柄は健在です。

Cesare Cremonini/Il primo bacio sulla lunaソロのオリジナルアルバムとしては3枚目に当たるのが、2008年9月26日にリリースされたアルバム「Il primo bacio sulla luna(月面で最初のキス)」。(前作のライブアルバムを含めると4枚目)

発売の1週目にベスト10入り。iTunesイタリアではダウンロードNo.1を達成。発売2週間でゴールドディスクを獲得するヒットを記録しました。

アルバム発売前に先行して発表されたのが"Dicono di me(僕の事が言われている)"。Cesareお得意の軽快なピアノ・ロックの楽曲。

この曲だけをアルバム発売の何と4ヶ月も前の5月にFestivalbar(フェスティヴァルヴバール)用にリリースしたことについて、Cesareは『ブルドーザー役(の楽曲)だった』と語っています。Lùnapop時代の先行シングル"50 special"を再現したかったようです。(詳細は2007年2月Festa参照)

アルバムタイトル「Il primo bacio sulla luna」の『luna』とは、もしかするとLùnapopの事を意味しているのかもしれませんね。

FestaではPVで楽しんでいただきました。ロンドンで撮影されたそうです。

彼が彼女の両親に挨拶をしに行くストーリーになっておりますが、彼女の両親や家は厳格そのもの。少しの冗談も通じず、針のむしろ状態。

やっとの事で開放されたカップルはカジュアルに着替えて、友達のCesareが演奏するクラブへ踊りに出かけます。踊る若者の間を分け入って進んでいくと・・・厳格な彼女の家の召使たちが踊っている・・・そして、その向こうにはあの厳格な両親も・・・・

しかめっ面の頑固オヤジは彼に近づくと『こいつぅ、Cesareの知り合いとはなぁ!』と言わんばかりの親愛表現を見せるというオチ。

第2弾シングルとして選ばれたのは"Le sei e ventisei(6時26分)"。ロマンティックなPopRock作品。Cesareは『ちょっとした慎ましい小説』とこの作品について語っています。『聖なる対象(夜間照明された教会)と俗世間の対象(街娼)を鑑賞しながら、午前6時26分の夜明け前の街を彷徨う孤独な男。彼を微笑ますことができるのは、あるひとりの娼婦だけだろう・・・』

Cesare Cremoniniの3曲目は、"Il Pagliaccio(道化師)"。ピアノの美しい調べに導かれて始まるミディアムスピードのバラード。ピアノ、ドラム、ギター、ストリングスなどの楽器のハーモニーがはっきり感じ取れるアレンジが施され、少し哀愁を帯びたメロディは、Lunapop時代から脈々と流れる彼の魅力が濃縮された楽曲。



第3部2人目はさらに若手のMarco Carta(マルコ・カルタ/23歳/Sardegna州Cagliari出身)。

 

Ti Rincontreròベルルスコーニ首相が運営するMediaset社のCanale 5のタレントショー番組"Amici di Maria De Filippi(マリア・デ・フィリッピの友人たち)"で、2007年10月から2008年4月という半年に及ぶ全放送期間を勝ち抜けて優勝し、30万ユーロの賞金とWarner Music Italyからのメジャーデビューというビッグタイトルを手中に収めたシンデレラボーイ。

2008年6月13日に発売されたデビューアルバム「Ti Rincontrerò」は、発売1週間でゴールドディスク獲得。2ヵ月後の8月、プラティナディスクまで勝ち取ってしまうという快挙を成し遂げました。

続きを読む(leggere la continuazione)

第23回イタリアPOPSフェスタレポート(第4部 / Gino Paoli, Ornella Vanoni, Cesare Cremonini, Lunapop)

(第3部はこちら

第4部

9月FESTAFabrizio De Andrè(1940-1999)、1月FESTABruno Lauzi(1937-2006)と紹介してきた『Scuola genovese dei cantautori』(ジェノヴァ派カンタウトーレ/自作自演歌手)。イタリア音楽史に大きな史跡を残した彼らジェノヴァ派カンタウトーレの中で、数少ない生存者として、今でも第一線の活動を続けるGino Paoli(73/F.Venezia-Giulia州Monfalcone生まれ~Genova育ち)。

Paoliは母が弾くピアノから音楽に情熱を持つようになり、前出のジェノヴァ派カンタウトーレの中心メンバーとして行動するようになります。ちなみにFabrizio De Andrèを見出し、ジェノヴァ派グループに引き込んだのもPaoliですし、イタリア音楽史に残る現役ビッグスターLucio Dalla(64/1月FESTAで紹介)を発掘したのもPaoliと言われています。

1960年にデビューするや"La gatta(メス猫)"がいきなりヒット。Mina(67)に書いた"Il cielo in una stanza(部屋の中の空/邦題:しあわせがいっぱい)"も大ヒット。
後者はイタリア人なら誰でも知っていると言われる名曲で、

あなたが僕と居てくれると
この部屋にはもう壁が無くなり
永遠の森に居る気分になれるよ

あなたが僕の傍に居てくれると
このすみれ色の天井は
もう存在しない
ほら 僕らの上には空が見えるよ

と歌われるロマンティックな愛の歌ではありますが、実はPaoliが娼婦のために書いた歌、というエピソードが存在するのが興味深いところ。

貧しい者、身分の低い者と同じ視線で描かれる芸術は、イタリア大衆の心をがっちりと掴みますので、それがこの歌を単なる愛の歌ではなく、究極の愛の歌にしているのかもしれません。

翌1961年にはOrnella Vanoni(73)と知り合い、意気投合。その後現在まで続く、長い信頼関係が保たれています。(下世話な推測では、当時二人は恋仲であったとも言われています)

1962年にはイタリア国内の長いツアーに出かけますが、そこでStefania Sandrelli(61)と知り合い、彼らは恋に落ちます。この事実はイタリア中で大きなスキャンダルとなりました。なぜならPaoliは28歳の既婚者(別居中だったが)で、Stefaniaはまだ未成年の16歳だったから。1964年にはとうとう未婚のままStefaniaはPaoliの子を身ごもってしまいます。

1960年代初頭のキリスト教の総本山のお国では、当時はまだ離婚も許されていないぐらいですから、結婚なしの妊娠、不倫、中絶などは許されざること。Stefaniaは中絶せず、未婚の母となる道を選び、娘Amandaを出産します。
(離婚は1974年、中絶は1980年に法案改正され認可される)

Stefania Sandrelliは、映画『Divorzio all'italiana(イタリア式離婚狂想曲)』(1961)や『Sedotta e abbandonata誘惑されて棄てられて』 (1964) でPietro Germi監督に白羽の矢を当てられたシンデレラガールでしたが、娘Amandaを産んだ後も『Novecento(1900年)』(1976)などのイタリア映画史に残る作品に出演しています。1980年以降は、エロティシズムを題材にした映画で大胆なポーズを見せています。


『La Tarantola dal ventre neroタランチュラ 』(1971)

 

 

 

『Alfredo, Alfredoアルフレード・アルフレード』(1972)

『La Chiave 』(1984)

 

 

 

 

『Jamón, jamónハモン・ハモン 』(1992)

しかし1960年代当時のイタリアの社会は厳格で、Paoliを許しませんでした。スキャンダルで攻め続けられたPaoliは、曲を書けなくなり、レコード会社との契約も切れ、Liguria地方でわずかなギャラを稼ぐためのドサ周りをして食いつないで行く生活に入ります。この時期にPaoliは、オーヴァードラッグとも、自殺とも思える行動で、何度も命を落としかけています。1970年代から徐々にメジャーシーンに復帰し、1980年代からは完全カムバックを果たし、今日に至ります。


Stefaniaとの間に生まれた娘Amanda Sandrelli(43) も女優になり、『Nirvanaニルバーナ』 (1997)などにも出演しています。彼女が29歳の時(1993年)には、ディズニー映画『美女と野獣』のイタリア語版の主題歌を、父Paoliと仲睦ましくデュエットしています。

Gino Paoli/Musica d'autoreそんな怒涛の人生を生きてきたPaoliも流行のオリジナルの3枚組ベスト盤「Canzoni da Ricordare(思い出される歌たち)」(2006)を発表しました。2月Festaでは、2004年にOrnella Vanoniと共演したライヴDVDから、Paoliソロのステージを3曲紹介。

"Lo specchio(鏡)"(2004)。とにかくこのライヴはオーケストラが豪華なので、この曲の再現にぴったりのシチュエーション。豊かなオーケストラの響きから、淡々と歌うGino Paoli。歳を重ねたカップルをモチーフにした内容で、

君の鏡はかつての君をもう映し出したりはしない・・・・
でも僕の瞳の中にある鏡を見れば
再発見できるだろう
君は今でもきれいだと・・・・

あのようなやんちゃな経歴から想像できないほど、柔和な表情の品のあるお爺さま然としたPaoli。彼がスキャンダル後、いかに辛酸をなめ、そのどん底から必死に這い上がって来たか、その後の人生をどれだけ真摯に生きてきたかなどを感じました。でなければあんな歳の重ね方はできないでしょう。
    
そしてPaoliの代表曲、否、イタリア人なら現代でも知らない人は居ないであろう20世紀を代表する名曲のひとつ"Sapore di sale(塩の味)"(1963)。それを証明するかのように、歌い出しは観客全員による大合唱!老いも若きも、見事なまで皆口ずさんでいます。途中からPaoliがヴォーカルを取ります。この曲の他、今でもイタリア人の記憶や遺伝子に残るPaoliの名曲の数々が、デビューから数年で書かれていた事は今さらながら驚愕の事実ですね。

CD収録の方では名曲"Che cosa c'è(何があるの?)"(1961)の一節から始められる
"Una lunga storia d'amore(ある長い愛の物語)"(1992)ですが、DVDではそこは残念ながらカットされています。それでもPaoliが情感込めて歌い上げる美しい曲。自身の波乱万丈の恋愛遍歴を振り返って歌っているのかもしれません。

貴重な生存するジェノヴァ派としても、イタリア音楽界の隆盛の時代を生き抜いた古参カンタウトーレとしても、今後とも生涯現役でがんばってもらいたいものです。



Cremonini su Virgin2月FESTAのオオトリは、Cesare Cremonini(27/Bologna出身)。Paoliという古参カンタウトーレから一転、若手カンタウトーレにスポットを当てる訳ですが、若手とは言っても、Cremoniniは実力派で、現在も既に幅広い世代に認められる名声を得ており、今後イタリア音楽界を牽引していく一人であることは間違いないでしょう。

 

医者の父と大学教授の母という裕福な家庭に生まれたCremoniniは、幼少時よりピアノ教室に通い、小学生の時にはクラシック音楽のコンサートにもいくつも出演していたそうです。11歳の時に同級生の女の子のために秘密のノートを作り、そこに愛の詩を書き溜めていくという体験から曲作りに目覚めていき、12歳の時Queenを聴いてから、クラシック音楽への情熱はPop/Rockの方向へ切り替えられます。16歳になるとバンド活動を始め、これがLùnapopプロジェクトの原型になります。

Lunapop/50Special1999年にLùnapopとしてのファーストアルバム「...Squérez?」を完成させますが、どこの音楽出版社も契約してくれません。試しにシングル1枚なら・・・という小さな音楽出版社と契約し、出したシングルが"50 special"(1999)。これは当時イタリアでもリバイバル人気が沸騰していたスクーター、Vespa50ccのビンテージモデルを題材にしていて、若者の弾ける気持ち溢れる歌詞とサウンドで、たちまちヒットし、イタリアのディスコでも良くかかるほどでした。

Vespaはイタリアが戦後すぐの1946年に量産化始めたスクーターで、ヘリコプター技術を応用したモノコックボディやその愛らしいシルエットと愛嬌のあるエンジン音で一躍イタリアで大ヒット。Vespa(蜂)というネーミングはそのエンジン音が蜂の飛ぶ音に似ているから名付けられたとも、蜂のような魅惑的なボディラインをしているからとも言われるとおり、Vespaは常にセクシーなイメージをまとい、戦後イタリア文化の象徴として君臨します。

Chi 'vespa' mangia le mele といういう有名なキャッチコピーの広告があり、
1970年代当時、セックスシンボルでもあったPatty Pravo(59/Venezia出身)にそれを言わせたものだから、センセーショナルな話題となりました。

"mangiare le mele(リンゴを食べる)"というフレーズは、キリスト教社会において、人間がエデンの園から追われる原因となった事件を意味し、「禁断を犯すこと」転じて「人間らしい振る舞い」とも解釈できると思えます。

Chi 'vespa' mangia le mele の"vespa"が文法上、何を意味するのかも当時大きな話題となり、形容詞説、副詞説、使役動詞説、助動詞説などいろいろ挙がりましたが、最も有力だったのが動詞説。

Chi 'vespa' mangia le mele(Vespaするものはリンゴを食べる)、すなわち、『Vespaに乗ることは、禁断の魅力があって、セクシーで、ある意味もっとも人間が生き生きできること』というメッセージだったようです。

Lunapop/50Special (Piaggio)こういったイタリア人に文化的な面でも大きな影響を与えたVespaを題材にしたというのが功を奏し、Lùnapopの"50 special"は快調な滑り出しをし、その後Vespaの製造メーカーであるPiaggio社の協賛を得たSpecialバージョンなど、計5バージョンがリリースされる事となりました。

Lunapop/...Squelez?こうして"50 special"のヒットのおかげでアルバム「...Squérez?」(1999)の発売にこぎつけたLùnapopですが、その後、アルバム収録曲の5曲がシングル化され、どれもが大ヒット、アルバムも2年間にわたり上位にランクし続けるという、超ミリオンセラー&ロングセラーとなりました。

どうやら子供たちに対してもアイドルやヒーローのように人気があり、ポケモンカードの裏面がLùnapopのメンバーの写真になっていたり、キャラクター文具の1シリーズとしてLùnapopキャラも用意されていました。

要するに、Lùnapopはノリのよい新しいサウンドで若者を夢中にし、ビジュアル面で女性や子供たちに受け入れられ、音楽的なバックボーンがしっかりした楽曲とその再現力、どこか懐かしさを感じる絶妙の曲作りで大人のファンを捕らえたモンスタープロジェクトに成長した訳です。

Ballo発売から2年経過して、ようやく「...Squérez?」がチャートから落ち、誰もがLùnapopのセカンドアルバムを期待し始めました。2002年になってようやくCesare Cremoniniソロ名義でシングルがリリースされ、メンバーはベースのBallo(25/Bologna出身)だけクレジットされていました。どうやらLunapop自体はCesare Cremoniniというソロアーティストのプロジェクトにしか過ぎなかったということのようです。

2月FESTAオオトリを務めるのに相応しく、Cesare CremoniniのNewアルバム「1+8+24」(2006)はライブアルバムでDVD付き! またタイトルが示すとおり、1=Cremonini、8=バンドメンバー数、24=オーケストラ団員数を現し、総計33人の音楽家がつむぎ出す豪華サウンドのステージ。

まずはそのLùnapopが世に出るきっかけとなった"50 special"(1999)を。ノリのよい曲だけあって、会場は大興奮。オーケストラの特にブラスセクションの間奏が素晴らしい。Cremoniniはところどころ歌い崩し、演奏もオリジナルと違うアレンジをあちこち入れていますが、Cremoniniの安定感ある歌唱力は一糸も乱れません。

2曲目"Le tue parole fanno male(君の言葉は傷つける)"(2005)は、ソロ名義2枚目のアルバム「Maggese(休閑地)」(2005)から。イタリアらしいマンドリンの調べでイントロが構成されたスローテンポの曲。一瞬、南イタリアの海のキラメキが情景に浮かびます。オーボエの響きも美しく、Lunapop時代の"Vorrei(欲しい)"(1999)を彷彿とさせる世界観の歌です。
    
2月FESTAのラストは、Lùnapop時代の名曲"Un giorno migliore(より良き日)"(1999)
オーケストラとバンドのサウンドの混ざり合いが心地良く、Cremoniniの持ち味である、切ないラブソング。

僕は明日の何を待っているのだろう・・・
太陽?いや、本当はまだ願っているんだ・・・・
君が僕の明日に居てくれたらいいなと

明日君に会えたら、君の手に軽く触れたいな
群衆の中で僕と君だけ
ベンソン&ヘッジスのタバコの火で温まろう

君が僕を求めてくれたら
明日は今日より良い日になるのにな・・・・判るだろう?

君なしでは僕は何も要らない
君は君が思うよりもっとすごい人さ 
僕の冬の中に存在する、君は太陽で雨。

君が僕を求めてくれたら
明日は今日より良い日になるのにな・・・・判るだろう?

London Telefilmonic Orchestraをバックに据えてのシアターライヴとなったCesare CremoniniのNewアルバム「1+8+24」は、Cremoniniが単なる「いい男」ではない、その音楽センスや力量をまざまざと見せ付けた名盤でした。

彼が導く21世紀のイタリアPOPSに期待しつつ、2月FESTAは幕を下ろしました。


 

二次会

今回はニコラさん、タジリさん、ぷんとくん、Yoshioの4人で二次会を行いました。
いつものように、ワインを飲みながら、いろんなテーマで談義。

三次会は4名全員で、西大島名物「蘭丸」に行きました。
初めての座敷に陣取り、ニコラさん&タジリさんは「醤油ラーメン」を、ぷんとくん&Yoshioは「塩そば」を頼んで待っていたら、まず塩ラーメン登場!

年配のおかみさんが丼を両手に持って配膳しようとしたその時、座敷の前の段差につまずき、両の手に持ったラーメンを半分は座敷に、半分はあがりまちにぶちまけてしまいました!

座敷にぶちまけられた分は端に座っていたタジリさんの方へ・・・・
だが運良く座布団の裏に少々染み込んだだけで被害なし。
ところが、あがりまちにぶちまけられたところには・・・・ニコラさんの靴だけが・・・!

そんな事態にも人間が出来ているニコラさんは、両腕に火傷を負ったはずのおかみさんを気遣い、代金を返すという申し出も断り、「帰ってから靴下洗えば済みますから」とだけ。ニコラさんの人間の大きさを垣間見る事ができました。

そんなニコラさんには、おかみさんは名物のチャーシューを丸ごと1本差し出しましたし、僕らには餃子を出してくれたし、後でニコラさんに聞いたところによると、新しい靴を買って、もう捨てる寸前の靴を履いて来ていたという、不幸中の幸いだったそう。(さすがに帰宅途中は足元ラーメン臭くて困ったそうですがw)

そんな事件があっても大丈夫。「蘭丸」は代替の効かないラーメン屋なので、また行きますよ!


 

次回FESTA

3月FESTAは、引き続き「ミュージック・ラウンジ♪バーン」にて、3/10(土)15時〜19時の開催予定です。今回参加できなかった方は、ぜひご参加を!

注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2006年に達する年齢で表記しています。

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Banco - Orlando -Le Forme dell’Amore バンコ『オルランド〜愛のかたち』(2022)
バンド創始者による解説原文の翻訳担当しました。

Maneskin - Chosen (2017.2022-Japan) マネスキン『テアトロ・ディーラ Vol.I(来日記念盤)』(2021/2022日本盤)
イタリア語歌詞対訳担当しました。

Maneskin - Chosen (2017.2022-Japan) マネスキン『イル・バッロ・デッラ・ヴィータ』(2018/2022日本盤)
イタリア語歌詞対訳担当しました。

Maneskin - Chosen (2017.2022-Japan) マネスキン『チョーズン』(2017/2022日本盤)
イタリア語歌詞対訳担当しました。

ITALIANITYITALIANITY -WEB MAGAZINE-
イタリア音楽コラム連載。

Opus Avantra Loucos (2021) オパス・アヴァントラ『ロウコス - 魔法の場所(ヴェネツィアの幻影)』(2021)
オリジナルメンバーによる解説文の和訳担当しました。

PFM - Ho sognao pecore elettriche (2021) PFM『電気羊の夢を見た』(2021)
歌詞対訳担当しました。

Maneskin - Teatro d'ira (2021-Japan) マネスキン『テアトロ・ディーラ Vol.I』(2021)
歌詞対訳担当しました。

SONAR MUSIC
J-WAVE「SONAR MUSIC」
YoshioAntonio出演

ジョー・バルビエリ(Joe Barbieri)『愛おしき記憶(Tratto Da Una Storia Vera)』(2021/日本盤)ジョー・バルビエリ(Joe Barbieri)『愛おしき記憶(Tratto Da Una Storia Vera)』(2021/日本盤)ライナーノーツを担当

イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(MusicaVita Italia)』イタリア音楽専門情報誌『ムジカヴィータ・イタリア(Musicavita Italia)』

Banco - Transiberiana(J)-s バンコ『トランシベリアーナ〜シベリア横断、人生の旅路』(2019)
歌詞対訳担当しました。

小さな村の物語 イタリア 音楽選集-s『小さな村の物語 イタリア 音楽選集』(5CD/2019)
制作協力しました。

CD『小さな村の物語 イタリア 音楽集(ライフスタイル編)』(2018)
【2018年12月19日発売】CD『小さな村の物語 イタリア 音楽集(ライフスタイル編)』(2018)
歌詞対訳を監修いたしました!

CD『瞳はるかに~魅惑のイタリアン・ポップス』(2013)
【2018年10月10日発売】CD『瞳はるかに~魅惑のイタリアン・ポップス』
歌詞対訳協力を行いました

『Viva!イタリア Vol.4』『Viva!イタリア Vol.4』【映画の音楽ネタ】

cronaca日伊協会・年刊学術誌『日伊文化研究』第56号(2018年)
「1960年代のイタリア音楽(ポップス)について」掲載

ジリオラ・チンクェッティ2017年来日公演ジリオラ・チンクェッティ2017年来日公演

ジョー・バルビエリ(Joe Barbieri) / 折り紙(Origami)(2017/日本盤)ジョー・バルビエリ(Joe Barbieri) / 折り紙(Origami)(2017/日本盤)ライナーノーツを担当

『Viva!公務員(Quo vado?)』(2015)『Viva!公務員(Quo vado?)』(2015)【映画の音楽ネタ】

Camillo Pace - Credo nei raccontiCamillo Pace『Credo nei racconti』(2017)

Max Gazze` a Tokyo 2016Max Gazze`,Zephiro来日公演

NegritaNegrita, Zephiro来日公演

Gianluca Paganelli - DestinoGianluca Paganelli『Destino』(2016/日本盤)

集まれ、イタリア好き!@湘南T-SITE集まれ、イタリア好き!@湘南T-SITE
5/7&5/22映像ライヴ敢行!

Gigi D'Alessio(ジジ・ダレッシオ)初来日公演Gigi D'Alessio(ジジ・ダレッシオ)初来日公演!

第3回「イタリアン・ポップス・セミナー 」@日伊協会
2015/7/25開催 第3回『イタリアン・ポップス・セミナー 』@日伊協会

Ligabue a Tokyo2015/2/3 Ligabue来日公演

決定盤!永遠のシャンソンコレクション『決定盤!永遠のシャンソンコレクション』(CD5枚組/日本盤)

第2回「イタリアン・ポップス・セミナー 」@日伊協会
2014/7/26開催 第2回『イタリアン・ポップス・セミナー 』@日伊協会

『紀元2010年 - PFMとアンドレの新たな旅(A.D.2010 - La Buona Novella)』
【2014年5月14日発売】『紀元2010年 - PFMとアンドレの新たな旅(A.D.2010 - La Buona Novella)』(CD)
歌詞対訳協力を行いました

PFM/『アンドレの詩(PFM canta De Andre')』
【2014年5月14日発売】PFM/『アンドレの詩(PFM canta De Andre')』(CD)
歌詞対訳協力を行いました

PFM/『イン・クラシック〜モーツアルトからの祭典(PFM in classic | Da Mozart a Celebration)』
【2014年2月19日発売】PFM/『イン・クラシック〜モーツアルトからの祭典(PFM in classic | Da Mozart a Celebration)』(2CD)
歌詞対訳協力を行いました

シーライトパブリッシング
月例コラム『イタリアPOPSのススメ』

ミュージックラウンドアバウトFM戸塚『ミュージックラウンドアバウト』
雑誌『MusicaVita Italia』特集2013/10/31放送

文化セミナー『イタリアンポップスのすべて』@公益財団法人 日伊協会
文化セミナー『イタリアンポップスのすべて』@公益財団法人 日伊協会
講師を務めました。

公益財団法人 日伊協会会報クロナカ138号
公益財団法人 日伊協会会報クロナカ138号
巻頭特集『豊穣なるイタリアン・ポップスの世界』執筆

CD『永遠のイタリア音楽全集』(2013)
【2013年6月26日発売】CD『ジリオラ・チンクェッティ/パーフェクト・ベスト』
歌詞対訳協力を行いました

CD『永遠のイタリア音楽全集』(2013)
【2013年6月26日発売】CD『永遠のイタリア音楽全集』
歌詞対訳協力を行いました

CD『サンレモ音楽祭ベスト!〜素晴らしきカンツォーネの世界』(2013)
【2013年6月26日発売】CD『サンレモ音楽祭ベスト!〜素晴らしきカンツォーネの世界』
歌詞対訳協力を行いました

「小さな村の物語イタリア 音楽集」(市販版/別選曲)
【2013年5月22日発売】「小さな村の物語イタリア 音楽集」(市販版/別選曲)
歌詞対訳協力を行いました

ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX第2弾
【2013年2月末発売予定】ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX第2弾
歌詞対訳協力を行いました

2012/6/29開催 - Attico 初夏の『イタリアン・パーティー』
2012/6/29開催 - Attico 初夏の『イタリアン・パーティー』でDJ&VJを務めました!

2012/6/24開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)
2012/6/24開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)でナヴィゲーターを務めました!

ジリオラ・チンクェッティ / シングル・コレクション
【2012年7月5日発売】ジリオラ・チンクェッティ / シングル・コレクション
歌詞対訳協力を行いました

2012/5/27開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)
2012/5/27開催『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)で講師を務めました!

『イタリアブックフェア2012』@イタリア文化会館
『イタリアブックフェア2012』@イタリア文化会館でイベント『イタリアPOPSスペシャル』を担当しました!

★秋のイタリア収穫祭★東京ガス
★秋のイタリア収穫祭★東京ガスで音楽コーナーを務めました!

逢いびき〜魅惑のイタリアン・ポップス BS日テレ「小さな村の物語 イタリア」音楽編(通販限定)
【2011年10月1日発売】逢いびき〜魅惑のイタリアン・ポップス BS日テレ「小さな村の物語 イタリア」音楽編(通販限定)
歌詞対訳協力を行いました

シーライト パブリッシング
『イタリアPOPSのススメ』連載コラム@シーライト パブリッシング

『イタリアブックフェア2011』@イタリア文化会館
『イタリアブックフェア2011』@イタリア文化会館でイベント『イタリアPOPSスペシャル』を担当しました!

NHK-BShi『Amazing Voice 驚異の歌声』Mina特集
NHK-BShi『Amazing Voice 驚異の歌声』Mina特集で資料映像協力しました

ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX
【通販限定】ジリオラ・チンクェッティ紙ジャケBOX
歌詞対訳協力を行いました

世界の音楽情報誌Latina
Claudio Baglioniインタビュー
取材協力いたしました!


【通販限定】VIVA SANREMO! Canzone Collection ビバ サンレモ!〜カンツォーネ・コレクション(CD4枚組/日本盤)
歌詞対訳協力を行いました

user_p
「イタリアン・ポップ・ミュージック 50年の変遷」@PolyCultureClubTokyo

header_logo
シカゴピザ公式サイトでのイタリア音楽コラム執筆(分社化により現在は該当サイト消滅)

Tra te e mare(海のように)/Laura pausini
Tra te e mare(海のように)/Laura pausini(ラウラ・パウジーニ)
ライナーノーツを担当いたしました!

Storie di tutti i giorni(過ぎ行く日々の物語)/Riccardo Fogli(リッカルド・フォッリ)
Storie di tutti i giorni(過ぎ行く日々の物語)/Riccardo Fogli(リッカルド・フォッリ)
シングル盤リリース時に歌詞注釈を担当いたしました!

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Opera prima(オペラ・プリマ)/Pooh(プー)
日本盤初リリース時にコラム記事を執筆いたしました!

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