IMG_6689第64回Festaは、17名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて7/24(土)に開催されました。参加者の内訳は男性6名 女性11名(うち、初参加者2名)。

まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、極上の音楽と夜景を楽しむ、至福のひと時となったかと思います。

集合写真撮影
Pop!Italiano
kazuma氏


第1部

梅雨開けと同時に灼熱の日々が続く、まさに盛夏を迎えました。

7月FESTAの第1部は夏に似合うRoy Paci & Aretuska(ロイ・パーチ・エ・アレトゥスカ)をご紹介いたしました。

Roy Paci(ロイ・パーチ/41歳/Siracusa近郊出身)が、歌、トランペット、曲作り、編曲、プロデュースを務める中心人物で、他のアーティストのアルバムにトランペット演奏者としても引っ張りだこの人物です。

ちなみに幼少期よりピアノを習い始め、トランペットは10歳から始めたものの、13歳の時には楽団内でトップのトランペッターを務めるほどの腕前となり、この時期からJazzも演奏するようになったそうです。


20歳前後の時期にラテンアメリカ、カナリア諸島、アフリカのセネガルを旅し、その体験が彼の音楽に重要な要素になることになったとのことです。確かに彼の音楽は、イタリア音楽というよりも、中南米音楽や南洋の島音楽のテイストが溢れていますし、歌詞もいろいろな地域の言語を積極的に取り入れるスタイルを取っています。


当7月FESTAでは、2010年にリリースされたアルバム「Latinista(ラテン主義者)」をメインにRoy Paci & Aretuskaの魅力をお届けいたしました。

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最初にアルバムの冒頭に収められた短いイントロ曲"Introavailable"、続いてアルバムタイトル曲"Latinisita"を続けて聴いていただきました。


何と言ってもイントロ曲"Introavailable"の冒頭に日本語のセリフ『わたしは日本人でラティニスタです』という日本女性のMCが入るのが驚きでそのあと、アラビア語など様々な国の言葉で同様の意味のMCが入るという仕掛けになっています。


アルバムタイトル曲"Latinista"も、イタリア語、スペイン語、英語などが入れ交じった歌詞の曲で、タイトルのイメージとは少々異なり、メランコリックなタイプの楽曲に仕上がっています。




FESTAではここで一旦Roy Paci & Aretuskaから離れて、日本語のセリフが入るイタリアPOPS楽曲としてCasino Royale(カズィノ・ロイァーレ)の"La sopra qualcuno ti ama(あの上では誰かが君を愛している)"を紹介しました。


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イタリアのスカのジャンルで『The King』の異名を取るGiuliano Palma(ジゥリアーノ・パルマ)がフロントマンを務めていたCasino Royale第1期最後の傑作アルバム「CRX」(1997)のエンディングに収められていた楽曲で、スカ独特の気だるいリズムに乗せた楽曲がひとしきり続いた後、少々のインターバルを置いたゴーズトトラックとして日本女性のナレーションが入ります。

わたしたちは20世紀に向けてもう準備OK。音楽はいつも私たちの冒険なの。センプレ・ピュウ・ヴィチーニ

発音はネイティブな日本語なのですが、発言内容がネイティブっぽくない、機械翻訳のよう。
そしてイタリア語部分はまさにカタカナを読んでいるような発音。


ちなみに"Sempre piu vicini"というタイトルのアルバムをCasino Royaleは1995年にリリースしています。


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再びRoy Paci & Aretuskaに戻り、アルバム「Latinista」から"Fiesta total"をお届けしました。この楽曲も英語、アラブ語、イタリア語、スペイン語、フランス語、そして日本語など、様々な言語をごった煮にした歌詞になっています。


ちなみに日本語部分は

Itariajindesu(イタリア人です)

となっています。Italiajinではなく、Itariajinと、日本語のローマ字綴りになっているところにも感心してしまいました。

この楽曲はまさにラテンっぽいノリの楽曲です。

続いてシングル曲となった"Bonjour Bahia"をPVでご覧いただきました。Roy PaciがJovanotti(ジォヴァノッティ)ことLorenzo Cherbini(ロレンツォ・ケルビーニ)と共作したゴキゲンナ楽曲に仕上がっています。



第1部の最後はRoy Paci & Aretuskaの過去のヒット曲の中から"Cantu siciliano(2002)をDVD映像で楽しんでもらいました。ベストアルバム(CD+DVD)の「BESTiario Siciliano」(2008)から。

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