第94回Festaは、17名の参加者が集まり、東京・亀戸の某所にて3/9(土)に開催されました。参加者の内訳は男性6名 女性11名(うち、初参加者1名)。

Tutti Insieme2013-03まさに『隠れ家』となるプライヴェートなバンケットルームを貸し切り、極上の音楽と夜景を楽しむ、至福のひと時となったかと思います。

集合写真撮影
POP!ITALIANO
kazuma氏

第1部

イタリアの国民的音楽イヴェント『63°Festival della Canzone Italiana di Sanremo / 第63回サンレモ・イタリアの歌フェスティヴァル(通称:サンレモ音楽祭)』が開催されました。

司会&アート・ディレクターにイタリアの人気TV番組の司会者として著名なFabio Fazio(ファビオ・ファツィオ)が抜擢され、彼とTV番組でよく共演しているLuciana Littizzetto(ルチァーナ・リッティツェット)との息の合ったコンビでこのビッグイベントを盛り上げました。またイタリア音楽ファンには、イタリア音楽界のマエストロ、Mauro Pagani(マウロ・パガーニ)が音楽監督&オーケストラ指揮を務めたことも特筆するところでしょう。

sanremo-2013-FabioFazio

SR2013-MC

MauroPagani

MusicaVita Italia n°1

平均視聴率が45%前後と好調で、会期後に悪く批評される点もなく(例年、多いのですが)、大成功のサンレモ音楽祭だったと言って良いでしょう。

このサンレモ音楽祭2013の全結果と詳細については、イタリア音楽情報誌『MusicaVita Italia』創刊号に掲載されますので、そちらをご参照ください。

※イタリア音楽情報誌『MusicaVita Italia』についてはこちら
http://piccola-radio-italia.com/archives/52063370.html

まずは新人部門(categoria GIOVANI)から。8組の新人部門から、例年通り4組が本選に進み、順位を争うルールで行われました。

sanremo-2013-giovani

新人部門第4位となった楽曲は"Dietro l'intima ragione(意:きわめて内面的な道理の後ろに)"、歌ったのはオルタナバンドのBlastema(ブラステマ/1997年Emilia-Romagna州で結成)。公式ヴィデオクリップで。

新人部門第3位となった楽曲は"Il postino[amami uomo](意:郵便配達人[ 男よ私を愛せ])"、自作して歌ったのはRenzo Rubino(レンツォ・ルビノ/25歳/Puglia州Martina Franca出身)。新人部門のMia Martini賞(批評家賞)も受賞。公式ヴィデオクリップで。

新人部門第2位となった楽曲は"In equilibrio(意:平衡して)"、自作して歌ったのはIlaria Porceddu(イラリア・ポルチェッドゥ/26歳/Sardegna州Assemini出身)。公式ヴィデオクリップで。

新人部門の優勝に輝いた楽曲は"Mi servirebbe sapere(意:知るのに役立つかな)"、自作して歌ったのはAntonio Maggio(アントニオ・マッジォ/27歳/Puglia州San Pietro Vernotico出身)。X Factor2008で優勝したAram Quartet(アラム・クアルテット)の元メンバー。公式ヴィデオクリップと、サンレモのステージで優勝する瞬間の映像で。

※当サイトでのAram Quartetの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Aram_Quartet

そして本選部門(categoria CAMPIONI)。今回は新ルールが導入され、それぞれの歌手が候補曲2曲を持ち寄り、2曲続けて披露し、第2夜目までに1曲に絞って、フィナーレに進む方式となり、その先は例年のように上位3組が上位入賞者としてフィナーレに進み、最終的に優勝を掛けて競い合う方式が採用されました。

sanremo2013_campioni

本選部門3位となった楽曲は"Se si potesse non morire(意:もし死ぬことが無いなら)"、歌ったのはModà(モダー/Milanoで結成)。フロントマンのKekko(ケッコ)は、昨2012年サンレモ音楽祭優勝曲"Non è l'inferno(意:地獄ではない)"の作曲者。公式ヴィデオクリップで。

※当サイトでのModàの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Moda`

本選部門2位となった楽曲は"La canzone mononota(意:モノトーンの歌)"、歌ったのはElio e le Storie Tese(エリオ・エ・レ・ストリエ・テーゼ/Milanoで結成)。メンバー全員が音楽院で教育を受けた実力派ながら、一貫してコミックバンドとしての体面を装い続けているベテランバンド。今回はタイトルが意味する通り、ほぼドの音だけで歌うというチャレンジングな楽曲ながら、Mia Martini賞(批評家賞)とSergio Bardotti賞(作詞賞)を独占。オーケストラ票を集めたり、記者団に大受けするなど、特にツウから絶大な評価を受けました。

※当サイトでのElio e le Storie Teseの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Elio_e_le_Storie_Tese

そして総合優勝に輝いた楽曲は"L'essenziale(意:本質的要素)"、自作して歌ったのはMarco Mengoni(マルコ・メンゴーニ/25歳/Lazio州Ronciglione出身)。下馬評通りの結果となった。公式ヴィデオクリップと、サンレモのステージで優勝する瞬間の映像で。

※当サイトでのMarco Mengoniの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Marco_Mengoni

以上のように、サンレモ音楽祭2013は、ベテラン部門優勝、新人部門優勝&2位をタレントショー番組『X Factor』出身者に牛耳られる形となりました。

また現在までのサンレモ音楽祭での活躍を『キャリア賞』として称えたサンレモ市賞が4人の功労者Toto Cutugno(トト・クトゥーニョ)、Ricchi e Poveri(リッキ・エ・ポーヴェリ)、Al Bano(アル・バーノ)、Pippo Baudo(ピッポ・バウド/司会者)に贈られました。うち、2人がゲストアーティストとしてステージを披露してくれました。

Toto Cutugno(トト・クトゥーニョ/70歳/Toscana州Fosdinovo出身)は、Albatros(アルバトロス)時代の出場を含めると15回のサンレモ音楽祭出場と、歴代最多出場者の3人(他2人:Milva、Peppino Di Capri)に名を連ね、うち優勝1回、準優勝6回を誇る活動を評価されました。

今回はロシアからil Coro dell'Armata Rossa(赤軍コーラス団)を招いて、1983年の名曲"L'italiano(イタリア男)"を披露。国際的なヒット曲であることを示唆してくれました。

※当サイトでのToto Cutugnoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Toto_Cutugno

そしてAl Bano(アル・バーノ/70歳/Puglia州Cellino San Marco出身)は、サンレモ音楽祭出場14回を数え、うち優勝1回、準優勝2回、3位3回という戦績を残しています。今回は"Nostalgia Canaglia(意:郷愁感という悪者/1987出場曲-3位)"、"È la mia vita(意:これが僕の人生/1996年参加曲)"、そして"Felicità(意:幸福/1982年準優勝曲)"を歌ってくれました。

"Felicità"では、あまりにもAl Banoの地声が大きくて、デュエットした司会のLucianaが耳を塞ぐシーンが笑えます。

※当サイトでのAl Banoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Al_Bano


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2013年に達する年齢で表記しています。

Continua alla prossima puntata.(続く)