2001年の『日本におけるイタリア年』に始まったイタリア映画祭ですが、12回目となる『イタリア映画祭2012』が東京会場では2012年4月28日より開始され、14本の作品を後悔してくれることになりました。(大阪会場では、5/12・5/13の2日間に7本のみ上映)
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http://piccola-radio-italia.com/ItaloCinemaFes2012.pdf
筆者が独自の事前調査をしたところ、イタリアPOPSと絡んでいる作品は、5タイトルあると考えられます。
K枠:『何もかも音楽のせい(Tutta colpa della musica)』(2011年作品)では、サンレモ音楽祭2012で2位に輝き、出場者の中で最もヒットしているArisa(アリーザ/30歳)が女優として初登場。2012年発表のNewアルバムに収められた楽曲"Il tempo che verrà(やって来る時)"が採用されています。
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なお、実際に本映画を鑑賞しましたところ、他にPaolo Conte(パオロ・コンテ)の"Bartali"が劇中に流れるシーンもありました。
G枠:『錆び(Ruggine)』(2011年作品)では、2008年のアルバムが栄誉あるTarga Tenco賞を獲得したLe Luci della Centrale Elettrica(レ・ルーチ・デッラ・チェントラーレ・エレットリカ)ことVasco Brondi(ヴァスコ・ブロンディ/28歳)とBaustelle(バウステッレ)の紅一点Rachele Bastreghi(ラケーレ・バストレギ/35歳)がデュエットした新曲"Un campo lungo cinematografico(映画のロングショット)"が採用されています。
同曲の歌詞は、主人公たちの心理描写を補完する重要な役割を果たしています。
※Le Luci della Centrale Elettrica(意:発電所の光)は、いわゆる『独りプロジェクト』。 そのプロジェクト名から推察できるように、原子力発電等の環境問題や社会問題をテーマにした作品が目立ちます。
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B枠:『気楽な人生(La vita facile)』(2010年作品)では、巨匠Franco Battiato(フランコ・バッティアート/67歳)の1983年作品"La stagione dell'amore(恋の季節)"が、出演者の想い出の曲としても、心理描写の補足としても重要な使われ方をしています。
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なお、実際に本映画を鑑賞しましたところ、他にMatia Bazar(マティア・バザール)の"Ti sento(あなたを感じる)"が劇中に流れるシーンもありました。
A枠:『楽園の中へ(Into paradiso)』(2010年作品)では、Avion Travel(アヴィオン・トラヴェル)のFausto Mesolella(ファウスト・メゾレッラ)が音楽を担当。そして、イタリア映画祭でもすっかりお馴染みの怪優Toni Servillo(トニ・セルヴィッロ)の弟で、同Avion Travelのヴォーカリスト・Peppe Servillo(ペッペ・セルヴィッロ)が俳優として出演。
なお、映画に出演したPeppe Servillo(ペッペ・セルヴィッロ)が舞台挨拶のために来日しました。(Paola Randi監督と) 詳細記事はコチラ
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I枠:『シャッラ/いいから!(Scialla!)』(2011年作品)は、ラッパーのAmir(アミール/34歳)が主題歌を歌ってます。
※タイトルの『Scialla』とは、イタリアで2009年に流行語となった若者言葉で、人気TV番組『Amici』の中で使われたのが発端。意味は、『落ち着いて!』というニュアンスのようです。
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また、当方はノーチェックでしたが、J枠:『バッグにはクリプトナイト(La kryptonite nella borsa)』(2011年作品)をご覧になった方から、同作にはかなり音楽が使われていて、イタリア語曲も3曲ほどあり、来日したIvan Cotroneo(イヴァン・コトロネオ)監督も『この映画では音楽が重要な役割を果たしている』という趣旨の発言をしたそうです。
Mina(ミーナ)/ "Quand'ero piccola(私が小さかった時)"
Dalida(ダリダ)/ "Stivaletti rossi(赤いショートブーツ)"
Peppino Di Capri(ペッピーノ・ディ・カプリ)/ "Nun è peccato(罪な事じゃない/残念じゃない)"
またイタリアのファンクバンドPlanet Funk(プラネット・ファンク)の英語曲"These boots are made for walking"がフィーチュアされているようです。
日本ではイタリアPOPS周りの環境や情報が不足していることもあってか、イタリア映画祭の公式サイトやパンフレットにも、残念な事にイタリアPOPS作品との関連情報・記事が少ない状態に甘んじてしまっておりますが、ぜひ映画のストーリーだけではなく、流れる音楽にも耳を傾けてみてください。中にはその歌詞が映画のストーリーと密接に絡みついている場面も少なくありません。
そして、エンディングロールでメインテーマ曲が流れることも多いので、イタリア映画祭では、ぜひ最後まで着席したままの観賞をお薦めします。ほとんどの場合、流れた楽曲のタイトルや歌手のテロップもエンディングロールの中にクレジットされていますので、読み取っていただけると思います。
エンディングロールは非常に重要な情報の宝庫です。音楽に限らず、美術や衣装、音響、撮影などのクレジットを読み取っている方も多いはず。
そもそも会場が明るくならないうちに途中退出することは、多くの観賞者への迷惑行為です。どうしても途中退出せざるを得ない場合でも、こうして鑑賞している方の前を無頓着に横切らないようご注意いただきたいものです。
さぁ。今年もイタリア映画祭を楽しみましょう! Buon divertimento!























































