Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Arisa

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアン・ポップス鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアン・ポップス(イタリアPOPS)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。Festa情報→http://piccola-radio-italia.com/archives/cat_50003116.html

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Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第156回イタリアPOPSフェスタ(2018年8月)レポート(第1部:Renzo Rubino, Giovanni Caccamo, Luca Barbarossa)

2014年に来日歴のある若手カンタウトーレRenzo Rubino(レンツォ・ルビーノ/30歳/Puglia州Taranto出身)のアルバム『Il gelato dopo il mare(意:海のあとのジェラート)』(2018)から。全曲Renzo自身の作詞・作曲で、プロデュースはMilano生まれ&育ちの日本人Taketo Goharaで、空間サウンドデザインに定評のある敏腕プロデューサーの手腕が光る一枚だ。
Renzo Rubino - Il gelato dopo il mare

サンレモ音楽祭2018出場曲「Custodire(意:守ること)」を収録しており、結果は13位と振るわなかったものの美しい佳曲で、楽曲プロデュースはNegramaro(ネグラマーロ)のGiuliano Sangiorgi(ジュリアーノ・サンジォルジ)が務めている。サンレモ2018第4夜は女優&歌手のSerena Rossi(セレーナ・ロッシ)とのデュエットを披露した。

シングル第2弾「La La La」

余談だがアルバム11曲目に収録の「Margarita(マルガリータ)」という曲は、2014年の来日ステージで突然披露されていた楽曲だ。帯同したバンドメンバー(2人とも今回のアルバムに演奏で参加している)にも事前に知らされておらず、Renzoのピアノ弾き語りだけで歌われたのだ。

※当サイトでのRenzo Rubinoの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Renzo_Rubino


2016年に来日歴のあるGiovanni Caccamo(ジォヴァンニ・カッカモ/28歳/Sicilia州Modica出身)のアルバム『Eterno(意:永遠の)』(2018)から。Box型のカートン型パッケージで、百日草の種が封入されている。
Giovanni Caccamo - Eterno

サンレモ音楽祭2018出場曲はアルバムタイトルにもなった「Eterno」で結果は10位。作曲はGiovanni自身で、作詞は名作詞家一家の三代目Cheope(ケオペ/Mogolの息子)。

サンレモ第4夜ではArisa(アリーザ)をゲストに迎えてデュエットを披露した。Arisaは、Giovanni来日の翌2017年に来日を果たしているが、来日時に「Sugar Musicへ移籍を考えてるの」と筆者に密かに打ち明けた通り、その5ヶ月後にSugar Musicへ移籍し、今回のGiovanniとのデュエットはSugar Music所属歌手同士の共演のお披露目にもなった。

※当サイトでのArisaの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Arisa

同アルバムからのシングル第2弾は「Bisogno di tutto(意:全てが必要)」

アルバム1曲目の「Puoi fidarti di me(意:君は僕を信用していいよ)」は、映画『Puoi baciare lo sposo(意:君は花婿にキスしていいよ)』(2018)の挿入歌にも抜擢されている。

※当サイトでのGiovanni Caccamoの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Giovanni_Caccamo


ベテランカンタウトーレLuca Barbarossa(ルカ・バルバロッサ/57歳/Roma出身)のアルバム『Roma e` de tutti(意:ローマはみんなで出来ている)』(2018)から。
Luca Barbarossa - Roma e de tutti

サンレモ音楽祭1992優勝歴のあるLucaだが、サンレモ2018に出場したものの、出場曲の規定(イタリア共通語に限る)に抵触するローマ方言を使った自作曲「Passame er sale(意:僕に塩をとって)」を歌ったせいか、7位に留まった。しかし歌詞の文学性を評価するルネツィア賞を受賞している。

サンレモ第4夜のゲストには、女優Anna Foglietta(アンナ・フォリェッタ)を招いてデュエットを披露した。近年のヒット作品では日本でも劇場公開された映画『おとなの事情(Perfetti sconosciuti)』(2016)で倦怠期の夫婦の妻役を演じていた女優だ。

同アルバムからのシングル第2弾は「La dieta(意:ダイエット)」

※当サイトでのLuca Barbarossaの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Luca_Barbarossa


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2018年に達する年齢で表記。

第149回イタリアPOPSフェスタ(2017年12月)レポート(第1部:2017年来日アーティスト&物故者)

2017年は前年に引き続き多くのイタリア人アーティストが来日した。ここでは非クラシック&非ジャズ系のアーティストを列挙して紹介する。

4月16日、Ludovico Einaudi(ルドヴィコ・エイナウディ)来日公演。
Ludovico Einaudi - Live in Japan 2017

2017年9月9日に公開された日本映画『三度目の殺人』の音楽も担当し、同映画はヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に正式出品し、日本でも初日2日間で映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第2位となる大ヒットとなった。

※当サイトでのLudovico Einaudiの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Ludovico_Einaudi

5月20・21日はArisa(アリーザ)が『イタリア・アモーレ・ミオ』のメインゲストとして来日ステージを披露。

※当サイトでのArisaの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Arisa

5月29日は超大物Zucchero(ズッケロ)が初の来日フル公演。昨年の初来日時は『イタリア・アモーレ・ミオ』のイベント屋外会場でわずか30分のステージだったため、消化不良ぎみだったことが払拭された。布袋寅泰もゲスト出演。
ズッケロ_live_Michiko Yamamoto
ズッケロ_live_Michiko Yamamoto
(撮影:Michiko Yamamoto)

※当サイトでのZuccheroの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Zucchero

6月21〜27日、Giovanni Allevi(ジョヴァンニ・アレヴィ)が日本ツアーを敢行。
Giovanni ALLEVI - JAPAN2017

※当サイトでのGiovanni Alleviの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Giovanni_Allevi

8月12日・13日はクラブチッタで『ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック Vol,5,6』が開催され、メインアクトとして両日に出演したDelirium(デリリウム)、12日出演のSemiramis(セミラミス)、13日出演のRaccomandata Ricevuta Ritorno(ラッコマンダータ・リチェヴータ・リトルノ)の3バンドが饗宴を開いた。
17081213-summerfes

10月21日、RanestRane(ラーネストラーネ)がイギリスのバンドMARILLION (マリリオン) 来日公演のオープニングアクトに出演。
ranestrane2

10月28日、Goblin(ゴブリン)来日公演。昨年の映画『サスペリア』を全編上映しながら、そのサウンドトラックをGoblinが生でシンクロ演奏するという企画で大好評となったため、今回は映画『サスペリア 2』を上映しながら同様に演奏する企画となった。
171028-goblin

11月18・19日、Gigliola Cinquetti(ジリオラ・チンクェッティ)の24年振りの来日公演が実現。
Gigliola Cinquetti

※当サイトでのGigliola Cinquettiの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Gigliola_Cinquetti

11月29日・12月1日、Il Volo(イル・ヴォーロ)来日公演。
Il Volo - Giappone2017

※当サイトでのIl Voloの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Il_Volo

12月1日、Mario Venuti(マリオ・ヴェヌーティ)が在日イタリア商工会議所のガラ・ディナーのゲストとして来日。
Mario Venuti a Tokyo2

※当サイトでのMario Venutiの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Mario_Venuti


続いて惜しくも2017年にこの世を去った物故者。

2月28日、Leone di Lernia(レオーネ・ディ・レルニア)、満79歳で逝去。ラジオ番組のパーソナリティとして著名で、社会風刺&馬鹿騒ぎを特徴とするカンタウトーレでもあった。

3月30日、Fausto Mesolella(ファウスト・メゾレッラ)、満64歳で逝去。サンレモ音楽祭優勝歴もある異色バンドAvion Travel(アヴィオン・トラヴェル)のギタリスト&コンポーザーであり、ソロとしても活動していた孤高の音楽家でもあった。

※当サイトでのAvion Travelの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Avion_Travel

4月16日、Gianni Boncompagni(ジァンニ・ボンコンパーニ)、満84歳で逝去。Raffaella Carra`(ラッファエッラ・カッラ)らに多くの楽曲を書き(主に作詞)、カルト的TV番組『Non e` la RAI(ノネ・ラ・ライ)』の制作を手掛けたTVプロデューサーとしても活躍した。彼が書いたヒット曲には「Ragazzo triste(意:悲しい青年)」(1966)/Patty Paravo(パッティ・プラヴォ)、「Tuca tuca」(1971)/Raffaella Carra`などがある。
gianni-boncompagni-raffaella-carra

4月30日、Rino Zurzolo(リーノ・ズルゾロ)、満59歳で逝去。Pino Daniele(ピーノ・ダニエレ)を支えた"ナポリタン・パワー"と呼ばれた凄腕ミュージシャン群のベーシスト。コントラバスを中心にエレキベースも操るミュージシャンズ・ミュージシャンたる存在だった。

8月4日、Bruno Canfora(ブルーノ・カンフォラ)、満92歳で逝去。オーケストラ指揮者&作曲者のマエストロで、彼が書いたヒット曲には「Zum zum zum」(1968)/Sylvie Vartan(シルヴィー・ヴァルタン)(他にMinaやGigliola Cinquettiもカヴァーしたが、Sylvie Vartan版が一番ヒットした)や、Mina(ミーナ) に多数の楽曲を書き下ろしたことで知られていた。
Bruno Canfora & Mina 1965

8月26日、Nanni Svampa(ナンニ・ズヴァンパ)、満79歳で逝去。Lombardia方言歌手の第一人者で、I Gufi(イ・グーフィ)というグループを率いたリーダーでもあった。
Nanni Svampa

11月15日、Luis Bacalov(ルイス・バカロフ)、満84歳で逝去。アルゼンチン生まれでイタリアに帰化した作曲&編曲家で、数多くの映画音楽を担当。最も有名なのは映画『イル・ポスティーノ』でオスカー賞に輝いたことだ。イタリアPops界でも多くの楽曲の編曲を担当し、「Legata a un granello di sabbia(邦題:愛の砂)」(1961)/Nico Fidenco(ニコ・フィデンコ)、「Io che amo solo te(邦題:君だけを愛して)」(1962)/Sergio Endrigo(セルジォ・エンドリゴ)、「Come te non c'e` nessuno(邦題:恋の意気地なし)」(1962)/Rita Pavone(リタ・パヴォーネ)などの往年のヒット曲を手掛けただけでなく、70年代になると後にプログレと呼ばれる前衛的なロック畑に進出し、特にクラシックとロックの融合を試みた作品、「Concerto grosso(邦題:コンチェルト・グロッソ)」(1971)/New Trolls(ニュー・トロルス)、「Milano Calibro 9(邦題:ミラノ・カリブロ 9)」(1972)/Osanna(オザンナ)、「Contaminazione(邦題:汚染された世界)」(1973)/Rovescio della Medaglia(ロヴェショ・デッラ・メダーリァ)などを手掛けた。その後はカンタウトーレ作品にも手を貸し、「Sabato pomeriggio(意:土曜日の午後)」(1975)/Claudio Baglioni(クラウディオ・バリォーニ)などでもその存在を発揮した。
Luis_Bacalov

11月26日、Enrico Boccadoro(エンリコ・ボッカドーロ)、満42歳で逝去。サンレモ音楽祭2005の新人部門出場歴のあるカンタウトーレだった。

12月9日、Lando Fiorini(ランド・フィオリーニ)、満79歳で逝去。Canzone Romana(ローマ語歌唱)の第一人者者だった。
Lando Fiorini

第141回イタリアPOPSフェスタ(2017年4月)レポート(第2部:Zucchero, Arisa)

2017年5月19日〜21日の来日公演が迫ったArisa(アリーザ/35歳/Genova生まれBasilicata州Pignola育ち)のミニ特集。
Arisa

サンレモ音楽祭2009年新人部門に「Sincerita`(意:誠実さ)」で出場。ホンワカした楽曲とDr.スランプのアラレちゃんそっくりのルックスの相乗効果もあって優勝。ミア・マルティーニ賞(批評家賞)と記者クラブ賞も獲得して、全国区の知名度を得た。同年の新人部門にはMalika Ayane(マリカ・アヤン)、Simona Molinari(シモーナ・モリナーリ)、Iskra(イスクラ)、Irene Fornaciari(イレーネ・フォルナチァーリ/Zuccheroの娘)、Chiara Canzian(キァーラ・カンツィアン/PoohのRedの娘)、Karima(カリマ)といった錚々たる顔ぶれの居並ぶ中で優勝したのだから、その価値はひときわ大きかった。

次にArisaが大躍進を遂げて転機となったのが2012年のサンレモ音楽祭。前年より映画出演を始めたこともあり、アラレちゃんキャラを止めて大人スタイルにイメチェン。情感たっぷりの楽曲「La notte(意:夜)」を、見事に歌い、大賞部門第2位に。プロデュースをMauro Pagani(マウロ・パガーニ)が務めたことでも話題になった。

2年後の2014年サンレモ音楽祭で「Controvento(意:風に向かって)」を歌い、ついに優勝を果たす。ちなみに同年の決勝戦に残った3人のうち、残りの2人はRaphael Gualazzi(ラファエル・グアラッツィ/2013年来日)とRenzo Rubino(レンツォ・ルビーノ/2014年来日)。つまり今回Arisaが来日することで、この3人全員が来日を果たすこととなる。

ちなみにArisaという芸名は家族の頭文字で構成されており、最初のAは父Antonio。RはArisa本人の本名Rosalba。IとSは姉妹のIsabellaとSabrina。最後のAは母Assuntaというのも、Arisaの人となりを感じる逸話だ。

※当サイトでのArisaの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Arisa


2017年5月29日に初の来日フルコンサートが開催されるZucchero(ズッケロ/62歳/Reggio nell'Emilia出身)。

Zucchero_2017

数々の後世にまで語り継がれるコンサートの実績を持つZuccheroだが、今回は1990年、ソビエト連邦崩壊直前のモスクワ・クレムリン宮殿で行ったコンサートDVD『Live at the Kremlin』(1991)から。35歳時の若々しいZucchero。オーケストラ指揮はサンレモ音楽祭でもお馴染みのPeppe Vessicchio(ペッペ・ヴェッシッキォ)。Zuccheroのイタリア語MCにロシア語の同時翻訳が付けられているところも違和感が有って不思議な雰囲気。しかもこれがZucchero初の映像作品だったと言うのも異色中の異色だった。発売当初はVHSで21世紀になってからDVD化された。
Zucchero - Live at Kremlin

同コンサートは日本盤も発売された世界的大ヒットアルバム『Oro incenso & birra(邦題:ズッケロ)』(1989)収録曲を中心に披露されている。

Festaでは「Overdose[d'amore](意:愛の与え過ぎ)」、「Diamante(意:ダイアモンド/Zuccheroの祖母の名)」、「Diavolo in me(意:僕の中の悪魔)」「Senza una donna [without woman](意:ある女なしに)」を紹介した。

※当サイトでのZuccheroの紹介記事
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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2017年に達する年齢で表記。

Continua alla prossima puntata.(続く)

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Tra te e mare(海のように)/Laura pausini
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Storie di tutti i giorni(過ぎ行く日々の物語)/Riccardo Fogli(リッカルド・フォッリ)
Storie di tutti i giorni(過ぎ行く日々の物語)/Riccardo Fogli(リッカルド・フォッリ)
シングル盤リリース時に歌詞注釈を担当いたしました!

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Opera prima(オペラ・プリマ)/Pooh(プー)
日本盤初リリース時にコラム記事を執筆いたしました!

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