Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Anna_Tatangelo

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアPOPS鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアPOPS(イタリアン・ポップス)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。

Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第47回イタリアPOPSフェスタ(2009年2月)レポート (その1)

第47回Festaは、15名の参加者が集まり、東京・水道橋のYou Meにて2/11(水・祝)に開催しました。参加者の内訳は男性5名 女性10名(うち、初参加者2名)。

中2階の小ルームですが、防音完備&ドレスアップの改装後ということで、前回の同スペース利用時とはまた一味違った体験になったかと思います。

今回は、イタリアで2008年11月に発売されたアルバムを中心に紹介いたしました。


AnnaTatangelo/nel mondo delle donne第1部

Anna Tatangelo(アンナ・タタンジェロ/22歳/Lazio州Sora出身)の4枚目のアルバム「nel mondo delle donne(女たちの世界の中で)」(2008)は、2008年11月28日に発売。

アルバムのリーフレットの冒頭には、このアルバムの企画についてAnna自身の言葉で語られています。

女性たちが持つ強い感情について語ってみたいと以前から思っていたの。

幸福感や高揚感、妊娠の兆しとか、人生を満たす大いなる愛の存在など、
そしてはっきりと作り笑いの表情をすることなどが、
私たち女性の中には共存しているってこと。

こうしたちょっとした瞬間に 私たちは苦痛を被るでしょ。
終わった恋愛とか偶然始まる恐れとかで。

もっと悪い事に、誰かに服従して生きている女性がいて、
その人は力を持っていなくて
周囲に知らせることも出来ないでいるわ。

拒食症の悲劇は、スタイル良く見せたい願望とともに始まり、
劇的な展開で終わる。

こんな事柄をこの私のCDの中に、
あなた達は見つけることができると思うの。
ほんの些細なことだけど、こうした感覚のシーソーゲームが
「女たちの世界の中で」ということ。

日に日に私を成熟させ成長させる経験に生きていることを実感しながら、
これらが私を澄み切った到達点へと連れて行ってくれることを願っているの。
ここまで私を追って来てくれたあなた達みんなにも同じ事を願うわ。

愛を込めて
Anna

プロデュースはまたも、予想通りGigi D'Alessio(ジジ・ダレッスィオ)ではありますが、21歳を超えて事実上大人の世界に足を踏み入れたAnna自身に主体性を委ねたアルバムと言えるかもしれません。この師匠Gigi D'Alessioが曲を書いたのは11曲中4曲と、従来よりも少なめなのも、その表れかも。

アルバムに先駆けて2008年11月5日に先行シングルとして発売されたのは、"Profumo di mamma"。直訳すれば、『ママの香り』ですが、どちらかといえば『ママの兆し』、すなわち『妊娠の予感・実感』を差していると思います。前出のAnnaのコメント中にもある『妊娠の兆し-Quella notizia dell'arrivo di un figlio(子供が出来た時のあの知らせ)』というテーマですね。Gigi D'AlessioとAdriano Pennino(アドリアーノ・ペンニーノ)の共作による、軽やかなPOPチューン。
Raffaella Carrà(ラッファエッラ・カッラ)が司会を務める人気番組『Carramba!(カッランバ)』に出演した時に映像で紹介しました。

何といってもギタリストがトランペットに持ち換えて吹く間奏がかっこいい。フレーズもイカシテいるし、ギターを抱えたままトランペットを吹くスタイルもサマになっています。TVライブではトランペットを構えていますが、フリューゲルホルンっぽい音色なので、調べてみたらやはり実際レコーディングに用いられているのはフリューゲルホルンですね。

2曲目は第2弾シングルに選ばれた"Rose spezzate(砕かれた薔薇)"。こちらはEnzo Rossi(エンツォ・ロッスィ)の作詞作曲の楽曲で、失った恋について内省的に歌っています。

Annaを一躍お茶の間の人気者に押し上げたVideo-Italia出演時の映像で紹介しました。古巣での楽曲披露ということで感極まったのか、歌い終わって涙ぐむAnnaを垣間見ることができます。

続きを読む(leggere la continuazione)
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第41回イタリアPOPSフェスタ(2008年8月)レポート (その4)

その3はコチラ


第4部

イタリア初のエスノロックのジャンルを築き上げたTazenda(タゼンダ)。イタリア音楽史に大きな足跡を残した彼らは、看板ボーカリストのAndrea Parodi(アンドレア・パロディ)を癌で失ったものの、同郷サルデーニャ出身の音楽職人Beppe Dettori(ベッペ・デットリ/43)の加入で、新生Tazendaとして再出発を切りました。(詳しくは2007年8月FESTAのレポートをご覧ください)

新生Tazendaとしての1作目のアルバム「Vida」(2007)は、国際的な大スターEros Ramazzotti(エロス・ラマッツォッティ)をフィーチャリングした楽曲"Domo mia(私の家)"が大きな話題をさらい、耳残りのする良い楽曲だったこともあり、順調な滑り出しを果たしました。

Tazenda/MadreTerra1年後の2008年初夏、早くも新生Tazenda第2弾のアルバム「Madre terra(母なる大地)」(2008)が発売になりました。これまたアルバム全体を通して聴いていて心地良く、話題性にも充分なネタが仕込まれたアルバムに仕上がっており、新生Tazendaはもう大丈夫そうだ、という安心感を与えてくれました。ほぼ全曲がギターのLuigi Marielli(ルイジ・マリエッリ/50)によって書かれています。

1曲目は"Miele amaro(苦いハチミツ)"。Popながらも、雄大な草原をイメージさせるスケール感も漂わせた、Nomadiのサウンドにも通ずる世界観の楽曲です。標準語の歌い出しですが、すぐにサルド語の歌詞に代わり、意味は追いにくくなりますが、サルド語の不思議な響きが耳馴染みの良い楽曲に仕上がっています。彼女の香りが"苦いハチミツ"の香りがするそうです。『甘苦い』感じかな?

2曲目"Narami"は、全編サルド語の歌詞で歌われています。Naramiとはイタリア共通語ではDimmi、すなわち『僕に言ってごらん』っていう意味のようです。軽快なPOPに仕上がった楽曲。

余談ですが、サルド語の第一人者と言われる研究者が日本人の菅田茂昭先生(早稲田大学)のお陰で、『サルド語−イタリア語−日本語辞典』の存在には、本当に助かっています。サルデーニャの人も良く使っているとか。筆者にはサルデーニャのamicaがプレゼントしてくれました。日本向けには『サルジニア語基礎語彙集』として出版されているようです。

3曲目はアルバムタイトル曲"Madre terra(母なる大地)"。その通り、このアルバムを代表する楽曲であり、話題性バツグンの楽曲。前出の通り、前作でEros Ramazzottiを担ぎ出したBeppe Dettoriは、今度はそのErosをプロデューサーに迎え、Erosは現在絶好調のヴォーカリストFrancesco Renga(フランチェスコ・レンガ/40)を引っ張り出して、Tazendaと一緒に"Madre terra"を歌わせたのです。

まるでRengaのオリジナル曲のようにRengaの粘っこいヴォーカルにマッチした楽曲ですが、TazendaのギタリストLuigi Marielliのペンになっています。BeppeとRengaの2人の高音ヴォーカルの掛け合いが心地よく、最後の方でキーボードのGigi Camedda(ジジ・カメッダ)のエスニックなフレーズのパートが挟まる構成になっています。




2008年8月FESTAのオオトリは、Gigi D'Alessio(ジジ・ダレッスィオ/41/Napoli出身)のライヴDVD「Al'Olympia - Live in Paris(オランピア/ライヴ・イン・パリ)」(2008)から。

GigiD'Alessi/MiFaccioIn42007年10月にCD4枚組の公式ベストアルバム「Mi faccio in 4 (4枚でやってみるよ)」を発売し、プラティナ・ディスクを獲得していますが、ちょうどその発売時期にパリの名門オランピア劇場で行われたライヴをDVD映像にまとめた内容になっています。

Laura Pausini(ラウラ・パウズィーニ)のパリ・ライヴなどでは、イタリア国内よりも観客が上品すぎて盛り上がりにいまひとつ・・・という印象がありましたが、Gigiの場合はご心配無用。まるでそこはNapoli。Gigiもナポリ訛りのまま早口にMCをするし、会場は大盛り上がりだわ・・・きっとパリにもイタリア南部の出稼ぎ者が多いのかもしれませんね。


Gigi D'Alessio/Al'Olympia Live in Paris1曲目は"Una volta nella vita(一生に一度)"。 現時点で一番新しいオリジナルアルバムとなる「Made in Italy」(2006)に収めらた落ち着いた雰囲気ながらも切ない想いが溢れる楽曲です。
 
2曲目は"Una notte al telefono(ある夜ケータイで)"(2000)。曲が始まる前にGigiは照明さんに向って、『ちょっとライトを落としてくれないか』と声をかけ、観客に向って『みんな、ケータイを出してくれ』とリクエスト。バックライトを点灯させたータイの小さな明かりが無数、照明が落ちた会場に広がって、まるでスターダスト。日本でのコンサートだったらケータイは『電源を切るかマナーモードで』と注意されますし、たとえマナーモードにしてあっても、バックライトを点灯させる行為はできませんが・・・・

キーボードの響きとベースの低音域のうねり、ストリングスの優しい風に包まれた、落ち着いたミドルテンポのバラードで、もうすっかり第一級のエンターテイナーに成長したGigiの姿がステージに映えます。

3曲目は"Un nuovo bacio(新しいキス)"(2002)。もちろん原曲のデュエット相手Anna Tatangelo(アンナ・タタンジェロ/21)も客演に駆け付けています。途中GigiがちょっとサービスしてAnnaの腰を抱くパフォーマンス(!)。当然、会場には大絶叫が!イタリアの世論を騒がせた大スキャンダルからわずか1年弱。もうすっかり公認の仲なのでしょうか?(2007年3月FESTAを参照のこと)


(セールスを阻害しないよう、DVD商品とは異なる映像をリンクします)

そしてデュエットものを続けて。GigiがパリでコンサートをするきっかけにもなったLara Fabian(ララ・ファビアン/38/ベルギー国籍)とのステージで"Un Cuore Malato(病んだ心)"。このステージの翌月に出産することになる、9ヵ月の妊婦だったLaraですが、腹筋をよく使った発声と腰の振りで、楽しませてくれました。このステージングならば、きっと安産だったに違いありませんね。


(セールスを阻害しないよう、DVD商品とは異なる映像をリンクします)



注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2008年に達する年齢で表記しています。

次回9月FESTAは、9月20日(土)の開催予定です。

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第37回イタリアPOPSフェスタ(2008年4月)レポート (その1)

第37回Festaは、24名の参加者が集まり、4/19(土)に開催しました。参加者の内訳は男性11名 女性14名(うち、新顔さん7名、イタリア人1名)。
東京・水道橋のダイニングバーYou Meにて、美味しいドリンクと温かい料理をつつきながら、120インチの巨大スクリーンに投射されるDVDを大音量で楽しむことができました。


第1部

第1部は20代の部。まずはDaniele Battaglia(ダニエレ・バッタリア/27/Bologna出身)のサンレモ音楽祭2008出場時の映像で、"Voce nel vento(風の中の声)。
Daniele自身が曲作りにも参加したサンレモ向きの落ち着いた曲調でしたが、残念ながら予選落ちしてしまい、サンレモ初日のみの出場となってしまいました。

DanieleBattaglia/TuttoIlMareCheVorreiこのサンレモ出場曲を2007年9月に発売になったデビューアルバム「Tutto il mare che vorrei(僕が求める海じゅうに)」に追加した、いわゆる『サンレモ・エディション』がサンレモ直後の2008年3月に発売されました。悪評高い『サンレモ・エディション』ですが、Danieleのはさらに自身のビデオクリップ4曲を収めたDVDを付けているので、良心的と言えるでしょう。

ジャケットの背景は、Danieleの幼少時からの成長を記録したスナップ写真のコラージュになっていて、父Dodi Battaglia(ドディ・バッタリァ)が所属するイタリアの国民的人気バンドPooh(プー)のバックステージパスなども映っています。

既に2回ほどDaniele BattagliaをFESTAで紹介していますので、このDVDから、まだFESTAで紹介していない曲"Tutte ma nessuna(無二の女性)"を紹介。父Dodi Battagliaが曲作りに参加しているだけあって、Poohのアルバムの中に収録されても違和感のないアップテンポの曲。タクシーの運転手役を務めるDanieleの姿が楽しめるビデオクリップになっています。

3曲目は、既に2007年5月FESTAでも紹介したデビュー曲"Vorrei dirti che è facile(簡単なことだよと君に言いたい)"をDVDに収められたビデオクリップで再度紹介しました。i Gens(イ・ジェンス)のベーシストEttore Cardullo(エットーレ・カルドゥッロ)の愛娘・Brenda(ブレンダ/20)とのデュエットです。

改めて映像付きで鑑賞してみると、この曲、スケールが大きく、なかなか素晴らしい曲だと気付きます。2人のヴォーカルの掛け合いも心地よく、Sanremo2008のオーガナイザーPippo Baudo(ピッポ・バウド)が各出演者にデュエットでの参加を呼びかけ、実際にデュエット曲が優勝(2008年3月FESTA参照)していることから考えると、Daniele Battagliaも再びBrendaとのデュエットで新たな曲を手掛けた方が最終日まで残れたのではないかと、残念に思います。



第1部2人目の20代は、Anna Tatangelo(アンナ・タタンジェロ/21/Lazio州Sora出身)。Daniele Battagliaとともに、2005年のRADIO-ITALIAの映像放送番組で進行役を務めていましたが、歌手としてはAnnaの方がキャリアが長く、僅か20歳そこそこにして既にサンレモ音楽祭出場5回を誇ります。

2007年11月に3rdアルバム「Mai dire mai」を発表。Annna自身が作詞に取り組んだ最初のアルバムともなりました。大半の曲の作曲とアルバムのプロデュースを例によってGigi D'Alessio(ジジ・ダレッスィオ)が手掛けています。

ロングヘアをバッサリと切ったうえ、セミヌードに近い写真が多数収められたアルバムとなり、清純なデビュー当時の面影を引きずるファンには、かなりショックを与える事になりました。

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5/27・6/24『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)開催決定!

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記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、記事を書いた年度に達する年齢で表記しています。

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イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい、という目標が込められた名前です。

Cristina da Kyoto e Yoshio Antonio da Tokio, non siamo professionisti nel settore musicale, ma come fan della musica pop italiana vorremmo creare la circostanza in cui si può ascoltarla più facilmente anche qua in Giappone. Sperando questo motivo, il progetto si chiama "Piccola RADIO-ITALIA".

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