Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

Alex_Britti

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアン・ポップス鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアン・ポップス(イタリアPOPS)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。Festa情報→http://piccola-radio-italia.com/archives/cat_50003116.html

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Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

第125回イタリアPOPSフェスタ(2015年10月)レポート(第3部:Alex Britti, Jovanotti)

第3部

サンレモ音楽祭2015に「Un attimo importante(意:重要な一瞬)」で出場し、総合11位となったAlex Britti(アレックス・ブリッティ/47歳/Roma出身)。Britti自身が書きおろした楽曲で、指揮は名匠Adriano Pennino(アドリアーノ・ペンニーノ)で、第5夜はカンタウトーレのEdoardo Bennato(エドアルド・ベンナート)が応援ヴィデオメッセージを贈った。

なお、同曲はサンレモ2015のコンピCDに収録されておらず、サンレモ会期から半年以上も経過した時点でも、この楽曲を収録したBrittiのアルバムが発売されていないため、ダウンロード販売のみで入手できる。

Alex Britti-Un attimo importante

そしてサンレモ2015第3夜のカヴァー大会では、サンレモ1970出場曲の「Io mi fermo qui(邦題:ここにたたずんで)」のカヴァーを披露したが、同曲もサンレモ2015のコンピCDに収録されず、ダウンロード販売もされていない。

ここではサンレモ1970で歌ったDik Dik(ディク・ディク)とDonatello(ドナテッロ)のオリジナル・ヴァージョンを。

※当サイトでのAlex Brittiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Alex_Britti


Jovanotti(ジォヴァノッティ/ジョヴァノッティ/49歳/Roma出身)が4年振りにリリースしたオリジナル作品集『Lorenzo 2015 CC.』は、30曲もの新曲を収録した意欲作(CD2枚組/LP3枚組、18曲入りのCD1枚版もあり)。

Jovanotti - Lorenzo 2015 CC

Jovanotti本人の弁によると、《私たちはクラウドの時代にいる。クラウドとは雲のこと。雲からは雨が降る。このアルバムはリスナーが望むあらゆるタイプの音楽を雨のように降り注ぐように、30曲も収録した。》と語っている。

その弁の通り、彼の出自となったラップはもちろん、歌モノ、エレポップなど、ヴァラエティに富んだ楽曲集となっており、全曲に渡って捨て曲がない渾身の力作。また録音地は、Jovanotti自身が所有するスタジオKarakoram International Studios(Toscana州Cortona)やMilanoのスタジオといったイタリア国内の他、仏のパリ、米のNew York、Los Angeles、Santa Monicaなどに渡っている。

シングル第1弾は「Sabato(意:土曜日)」。

シングル第2弾は「Gli immortali(意:不朽の人々)」。

シングル第3弾は「L'estate addosso(意:夏にとりつかれて)」。

シングル第4弾は「Pieno di vita(意:満タンの人生)」。

※当サイトでのJovanottiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Jovanotti


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2015年に達する年齢で表記。

Continua alla prossima puntata.(続く)

第125回イタリアPOPSフェスタ(2015年10月)レポート(第2部:Bianca Atzei)

第2部

第1部ではサンレモ2015出場後のBianca Atzei(ビアンカ・アッゼイ/28歳/Milano出身)を紹介したが、第2部ではそれ以前のBiancaの来歴、いわばBianca Atzeiエピソードゼロを紹介。

2012年、Biancaが25歳の時のデビュー曲が「La gelosia(意:嫉妬)」。同年のサンレモ音楽祭新人部門出場を託された楽曲だったが落選となった。当時から彼女のプロデューサーを務めるDiego Calvetti(ディエゴ・カルヴェッティ)が中心になって書いた楽曲。

しかし同年、Moda`(モダー)との共演でリメイクされて注目を集めることとなった。ちなみにKekkoは曲作りに参加していないというちょっと珍しい共演。

※当サイトでのModa`の紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Moda`

この共演の前にリリースされたBiancaの2枚目のシングルが「L'amore vero(意:真実の愛)」。Biancaが書いた楽曲。

Moda`との共演をきっかけにBiancaは様々な方面から声が掛かるようになり、2013年にカンタウトーレ&作曲家のNiccolo` Agliardi(ニッコロ・アリアルディ/41歳/Milano出身)に呼ばれて「Fino in fondo(意:最後まで)」をリリース。ちなみにNiccolo` Agliardiはソロ活動よりも様々な歌手に多くの楽曲を提供する作曲家としての活動の方が著名で、これまでLaura Pausini(ラウラ・パウズィーニ/ラウラ・パウジーニ)、Emma(エンマ)らに書いている。

同年、RAIで放映されたドラマ『Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)』(原作:トルストイ)のテーマ曲「One day I'll fly away(邦題:愛ふたたび)」の歌手にBiancaは大抜擢された。米歌手Randy Crawford(ランディ・クロフォード)が歌った1980年の楽曲のカヴァーで、BiancaもRandyも本名はVeronicaであるという共通点もある。(注:Biancaの作曲者としてのクレジットは本名のVeronica Atzei名義)

そしてBiancaのカヴァー、『Anna Karenina』ヴァージョン。

同年にBiancaがリリースしたシングル「La paura che ho di perderti(意:あなたを失う恐れ)」は、ギターヒーローのMaurizio Solieri(マウリツィオ・ソリエリ/62歳/EmiliaRomagna州Concordia sulla Secchia出身)との共演という、これまた話題作品となった。Maurizio SolieriはVasco Rossiのお気に入りギタリストとして、長年に渡ってVascoを支えつつ、自らのバンドを率いたり、ソロとしても活動する、イタリアを代表するTopギタリストのひとり。同曲はModa`のKekkoが書き下ろしている。

2014年にリリースした久々のソロのイタリア語シングルが「Non puoi chiamarlo amore(意:あなたはそれを愛とは呼べない)」。タンゴ調のアレンジが施された楽曲で、BiancaがプロデューサーのDiego Calvettiらと共作。

2014年のサンレモ音楽祭にもBiancaは、Alex Britti(アレックス・ブリッティ/47歳/Roma出身)とのデュエット曲「Non e` vero mai(意:絶対に真実ではない)」(AlexとプロデューサーのCalvettiとの共作)で出場を目指していたが落選。この2人が揃ってのサンレモ出場は2015年に繰り越されて実現することになり、第1部で紹介した「Ciao amore ciao」で彼らのデュエットはブレイクすることとなる。

※当サイトでのAlex Brittiの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Alex_Britti

シングルのみでリリースされたNiccolo` Agliardiとの共演曲以外は、Bianca Atzeiの1stアルバム『Bianco e nero』に収録されている。

Bianca Atzei - Biano e nero


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2015年に達する年齢で表記。

Continua alla prossima puntata.(続く)

第125回イタリアPOPSフェスタ(2015年10月)レポート(第1部:Bianca Atzei)

第1部

サンレモ音楽祭2015に「Il solo al mondo(意:世界で唯一の男)」で出場し、総合14位となったBianca Atzei(ビアンカ・アッゼイ/28歳/Milano出身)。Moda`(モダー)のKekko(ケッコ)が書きおろした楽曲で、指揮は彼女のプロデューサー&共作者も務めるDiego Calvetti(ディエゴ・カルヴェッティ)で、第5夜はカンタウトーレのFrancesco Renga(フランチェスコ・レンガ)がBiancaに応援ヴィデオメッセージを贈った。

そしてサンレモ2015第3夜のカヴァー大会では、故Luigi Tenco(ルイジ・テンコ/1968-1967/28歳没/Piemonte州Cassine出身)の「Ciao amore ciao」を披露した。

同曲でサンレモ1967年に出場中のLuigi Tencoは、予選落ちになったことへ抗議するために自殺。サンレモ会期中であったため、当然、同年のサンレモ音楽祭は大混乱となり、後に"Il caso di Tenco(意:テンコ騒動)"と呼ばれる事になるため、サンレモ音楽祭で同曲を歌うことは、多くの人にその事件を思い起こさせ、故人への郷愁感を感じさせると同時に、チャレンジングな試みともなる。

※当サイトでのLuigi Tencoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Luigi_Tenco

当時のサンレモ音楽祭はダブルキャスト制をとっており、同曲を歌うパートナーを務めたのは、私生活でもTencoとパートナーだったDalida(ダリダ/1933-1987/54歳没/エジプト生まれの仏伊ハーフ)だった。DalidaはTencoの死で半狂乱となり、フランスに帰って後追い自殺を図るも未遂に終わる。その後も世界的なトップスターとして活躍し続けたが心の隙間は埋まらなかったようで、何度も自殺未遂を繰り返し、Tenco騒動から20年後に遂に成功して帰らぬ人となった。

Biancaのカヴァーでシングル化されたのはAlex Britti(アレックス・ブリッティ/47歳/Roma出身)とのデュエット版で、アレンジャーもBrittiが務めている。リリースの半年以上経過後もヒット継続中。

※当サイトでのAlex Brittiの紹介記事はコチラ
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サンレモ2015にはBrittiも出場していたので、ステージではBiancaのソロで披露されたが、逆にこのBiancaソロの公式音源はリリースされていない。

BiancaとBrittiとの関わりは第2部のレポートで。Brittiのサンレモ2015出場曲の紹介は第3部のレポートで。

Biancaの1stアルバム『Bianco e nero』では、Biancaのアルト域の特徴的なハスキーなヴォーカルの魅力がたっぷりと味わえる。また彼女がソウル系の音楽と同時に1960年代のイタリアのカンタウトーレたちの音楽に影響を受けている事が判る。Bianca自身も過半数の楽曲の作り手に名を連ねている。またMilano出身のBiancaだが、両親はサルデーニャ出身ということもあり、Tazenda(タゼンダ)との共演も収録されている。チャートでも最高15位に付けた。

Bianca Atzei - Biano e nero

サンレモ後の2015年6月にリリースされたシングル「In un giorno di sole(意:ある太陽の日の中で)」は、Biancaが親友に捧げて書いた楽曲。過去のことではなく、未来のことだけを考えようというポジティヴなメッセージソング。

2015年9月にシングルカットされたのは「Riderai(意:あなたは笑うでしょう)」。


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2015年に達する年齢で表記。

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