Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

アーティストからのメッセージ/messaggi d'artisti

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアPOPS鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアPOPS(イタリアン・ポップス)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。

Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

Intervista a Joe Barbieri / ジョー・バルビエリへのインタビュー

2012年4月27日〜28日の3日間に渡って、計6回のステージを敢行したJoe Barbieri(ジョー・バルビエリ/39歳/Napoli出身)へインタビューをして参りました。(2012年4月28日)

JoeBarbieri-CottonClub2012-solo#1

※Joe Barbieri来日情報はこちら
http://piccola-radio-italia.com/archives/52002162.html

※当サイトでのJoe Barbieriの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Joe_Barbieri


筆者(以下、筆):今回はインタビューの機会をありがとう!

Joe Barbieri(以下、J):いやいや、とても素敵な機会だよ!

筆:まず最初に、友達言葉で話してもいい? あなたの新しい歌のように!
注)"diamoci del tu(邦題:友達言葉で)"。アルバム"Respiro(息をする/邦題:静かに、息をするように)"(2012年作)の3曲目に収録。

J:(笑)もちろん!いゃー素晴らしい!完璧だね(笑)!

Joe Barbieri-intervista3

筆:Pino Daniele(ピーノ・ダニエレ/57歳/Napoli出身)のプロデュースでデビューしたんだよね。彼との出会いを教えてくれる?

J:もう随分前の事になるねぇ。彼にカセットテープで僕が作った曲を何曲か送ったんだ。そしたら僕に電話をかけて来て、『他にも曲があるかい?』って訊いてくれたんだ。それで僕らは実際に逢い、お互いに意気投合して2枚のCDを作ったんだ。本当にもう昔のことになるなぁ、僕も凄く若かったし(訳注:推定20歳前後)。こんな感じだったよ。僕と彼の出会いは。

※当サイトでのPino Danieleの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Pino_Daniele

筆:それにサンレモ音楽祭にも出場してたよね?1994年?

J:うん、1994年と2000年の2回だよ

"Non ci piove(雨は降らない)"(2000)

筆:その頃のあなたの歌い方や音楽の世界は、まだごく普通の歌手っぽい感じだったけれど、その後、こうして現在のような『囁く』歌い方に大きく変わったよね!その頃、あなたの中で何が起こったの?

J:そうだね、僕が愛する音楽の多くがブラジル音楽だったり、(ポルトガルの)ファドだったり、黄金時代のフランス音楽だったり、イタリア音楽だとSergio Endrigo(セルジォ・エンドリゴ)、Bruno Martino(ブルーノ・マルティーノ)やLuigi Tenco(ルイジ・テンコ)だっていうことに気が付いたんだ。彼らの世界観こそが僕の本当のスタイルだって気が付いたんだ。

J:ほんの駆け出しだった若者が、少しずついろんな世界を発見するようになり、やがて自分自身の事が判り始め、本来の自分や自分の本来の情熱を再発見するようになったということさ。

※当サイトでのSergio Endrigoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Sergio_Endrigo

※当サイトでのBruno Martinoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Bruno_Martino

※当サイトでのLuigi Tencoの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Luigi_Tenco

J:アルバム「In Parole Povere(乏しい言葉で/邦題:素直な気持ちで)」(2004年作品)の前までは、Pino Danieleを始めとするいろんなタイプの音楽家と活動を共にして、あらゆることを勉強していたんだよ。いろんなアドヴァイスを貰ってね。彼らの手助けを通して、ようやく自分にどういう音楽が合うか、どういう音楽をするべきなのかに気付かされ、判って来たんだよね。それでとうとう、それまでの自分の全てを変えることにしたんだ。

img134

筆:最新作(「Respiro(邦題:静かに、息をするように)」)でも、多くのミュージシャンと共演していることに気付いたよ。Stefano Bollani(ステーファノ・ボッラーニ/40歳/Milano出身)、Fabrizio Bosso(ファブリツィオ・ボッソ/39歳/Torino出身)、Jorge Drexler(ホルヘ・ドレクスレル48歳/ウルグアイ出身)、そして偉大なカンタウトーレのGianmaria Testa(ジァンマリア・テスタ/54歳/Piemonte州Cuneo近郊出身)らなど。彼らとの出会いは?

Joe Barbieri - Respiro

J:Stefano Bollaniとは、彼のラジオ番組『Il Dottor Djembe(ジャンベ博士)』やTV番組『Sostiene Bollani(ボッラーニ、支える)』に僕を呼んでくれたことで知り合ったんだけど、すぐにお互いのフィーリングがものすごく合う事に気付いて、彼は度々コンサートに僕を招いてくれたんだ。そこで僕が書いた"Un regno da disfare(壊すべき王国/邦題:壊したい世界)"を披露していたので、CD化の際も彼に参加して貰ったのさ。

J:Fabrizio Bossoとは、南イタリアLecceのFestivalで一緒にゲストとして出演した時に知り合ったんだ。その時、お互いの音楽を聴かせ合って、とっても好きになって、すぐに一緒に何かやろうって気運になったのさ。夏のコンサートを一緒にやったり、彼が僕のグループにゲスト参加してくれたりしてね。それで今回やっと、僕のアルバムの中でゲスト出演して貰う機会に至ったんだ。

J:Jorge Drexlerとはもう10年来の友達なんだ。彼もLuigi Tencoが好きでね!僕が"Un regno da disfare(壊すべき王国/邦題:壊したい世界)"を書いた時、彼はLuigi Tenco風のエッセンスを感じてくれて、僕がこの曲はLuigi Tencoに捧げるつもりで書いたんだと話していたら、僕のアルバムに参加する事を快諾してくれたんだ。

訳注)おそらくLuigi Tencoの"Il mio regno(僕の王国)"と推察できます。

J:Giamaria Testa(ジァンマリア・テスタ)は、僕が知っている音楽家の中では、とてもユニークな人物で、他に居ないタイプのアーティストなんだ。ここ数年、僕がタンゴを聴いて踊り始めた時にかけていたのが、たいていGianmaria Testaの曲だということに気付いたんだ。だから今回僕がタンゴ曲を書いた時に、その恩返しをしたいと思って、Gianmaria Testaを招いたんだ。

訳注)"Le milonghe del sabato(土曜日のミロンガ)"

筆:そして今回は日本語の曲"見上げてごらん夜の星を"も選んでくれてありがとう!イタリア人に取っては難しいはずの『H』の発音も完璧だったよ!この曲を歌っている時にはどんなことを考えてるの?

J:歌詞だね。日本語詞を勉強して理解したからね。星を見上げていると、小さな幸せや小さな喜びが魂を鼓舞するっていうこと。この曲を選んで良かったって思うよ。特にこうして日本が今厳しい時だからこそ。星を見上げて、この逆境にもめげず復興の力を出してくれればと願っているよ。

筆:ありがとう。日本人を代表してお礼を言うよ!ところで今まで日本には来た事がある?

J:今回が初めてさ!

筆:日本にはどんな印象を持った?

J:日本文化とは自然との調和だと思うよ。僕の性格と似ていると感じたよ、細かな点では、他人に対する敬いの念とか振る舞いとかね。作法といった表面的なことだけじゃなく、辺り全体を深く包み込むような感じとか。だから僕はここ日本に居るとすごく居心地良く感じらるよ!ちょっとばかげた言い方かもしれないけど、イタリア風『オタク文化』にも似ているかもね。

訳注)イタリア語化した『オタク』という言葉は、ポジティブな褒め言葉となっています。

Joe Barbieri-intervista4

筆:では、今後の音楽活動の計画を教えてくれる?

J:しばらくは「Respiro」のプロジェクトさ。イタリアでも日本でもちょうどリリースされたばかりのアルバムだから、ヨーロッパや南米など発売された地域をフォローして廻る活動になるね。特にこの発売直後の1ヶ月は!

J:でも今夏を過ぎれば、また新しい録音を始めるつもりさ。ちょっとアイデアがあってね。今度は今まで以上に、もっともっと魅力的なプロジェクトになるよ!他のアーティストも巻き込んだ野心的なプロジェクトなんだ。イタリアのアーティストだけでなく外国のアーティストもね。だからそれにかかりっきりになるだろうね。

筆:それじゃあ、最後に日本のファンにビデオメッセージを貰える?

J:イタリア語でも大丈夫??

筆:うん、後で字幕入れるから大丈夫だよ。

そしてJoe自身からのNewアルバム「Respiro(邦題:静かに、息をするように)」の宣伝を。


[筆者あとがき]

突如来日公演が決まったJoe Barbieriは、アルバムのプロモーションを中心に、たくさんの取材が入っているようでしたので、ステージ前の15分〜20分という短い時間でのインタビューとなりました。

帰国直後に発表になったのは、日本のAvexと契約したという速報! あぁ、滞在中にその契約交渉をしていたのも多忙の理由の一つだったんですね! 何はともあれ、日本側の受け入れ態勢が整ってきている、いい傾向かもしれません。イタリアのPOPアーティストとしては貴重な扱われ方です!

また、インタビュー中に何度もLuigi Tencoの名が飛び出したのには、同じくLuigi Tencoファンの筆者に取って、それはそれは嬉しい事だったのですが、インタビュー時間の短さが気になって、Luigi Tenco談義に花を咲かすことが出来なかったことが、若干の心残りとなりました。

また、Joeがサインするのを見ていたら、左利きなんですね! ギター弾く時は右なのに。これもまた筆者と同じなので、妙に親近感を感じてしまいました。

次回はイタリアPOPSファンを多数動員できるスケジュールでのコンサートを期待したいと思います。

インタビューの機会を下さったCotton Club Japan様に感謝の意を捧げます。

Check

Joe Barbieri来日公演レポート(2012年04月)

2012年4月28日(土)、Joe Barbieri(ジョー・バルビエリ/39歳/Napoli出身)の来日公演を観て参りました。(9:30〜の2nd show)

Joe Barbiri nel Cotton Club
 写真提供/COTTON CLUB  撮影/米田泰久

※Joe Barbieriの来日情報はこちら
http://piccola-radio-italia.com/archives/52002162.html

※当サイトでのJoe Barbieriの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Joe_Barbieri

会場となったCotton Clubは、筆者にとっては初めて訪れる場所でしたが、Blue Note Tokyoと系列店だけあって、非常に似たコンセプト&雰囲気の内装です。

でも、Cotton Clubの方がやや落ち着いた雰囲気を感じましたし、また主要駅から近く(東京駅から徒歩2分)の立地もGood!特に今回、筆者は川崎でのPooh公演を中抜けして駆け付けたので、この地の利に大いに助けられました。

Joe Barbieri nel Cotton Club

またこのCotton Clubは、客席の通路を縫うように通って出演者がステージに上がるので、握手や声掛けなど、出演者と客席のコミュニケーションがし易いのも魅力的でした。

Joe Barbieri nel Cotton Club
 写真提供/COTTON CLUB  撮影/米田泰久

いざ、公演開始時刻になると、まずはバンドメンバーがステージに上がります。
ドラム、ウッドベース、ピアノ、ギターというオーソドックスな編成に加え、チェロを加えているのがエキセントリックで、このチェロがサウンド面で重要なエッセンスとなっていました。バンドメンバーは以下の通り。

Antonio Fresa(アントニオ・フレーザ/Piano)アレンジャー&プロデューサー
Sergio Di Natale(セルジォ・ディ・ナターレ/Ds.)
Giacomo Pedicini(ジァコモ・ペディチーニ/B.)
Stefano Jorio(ステーファノ・イォーリォ/Violoncello)

Joe Barbieri e la sua band

そして一呼吸置いて、今夜の主役、Joe Barbieriの入場。静かでメローな楽曲からコンサートが始まると、Cotton ClubはもうJoeの甘美な音楽の世界に!

"Normalmente(いつものように)"や"Lacrime di coccodrillo(ワニの涙)"のパフォーマンスは、溜息が漏れてしまいそうな素晴らしさ!

しかしそこはイタリア人、しかもNapoliっ子のJoe。次第にダンサブルなナンバーも演奏し出し、陽気な雰囲気も醸し出してくれました。特にイタリアでも3月にリリースしたばかりの"Zenzero e cannella(ジンジャーとシナモン)"は、本当にゴキゲンでした。

圧巻は、震災からの復興に励む日本のためにと、"見上げてごらん夜の星を"を日本語で歌ってくれたこと(Newアルバムにも日本盤のみのボーナストラックとして収録)。Joe自身が奏でるギターとチェロ1本のメランコリックな雰囲気の中、イタリア人には難しいはずの"H"の発音も完ぺきに、情緒豊かな日本語で歌ってくれました。それにも関らず、『間違ったりしたらごめんね』と前置きしてから歌い始めた謙虚なJoeの人柄に惹かれてしまいました。

まさに筆者が観に行ったその時のパフォーマンスをJoeのスタッフが撮影し、YouTubeにUPしてくれました。

また、ステージ毎に、ステージ側からJoeを含んだ観客席を撮影し、facebookに公開するという楽しい試みも行ってくれてたのも、観客には嬉しかったですよね!

Joe barbieri dal palco al Cotton Club Tokyo

公演後は、Joeと共同プロデューサー&アレンジャーのAntonio Fresaの2人がクロークの手前に立ち、観客の見送りをしてくれていました。もちろん握手、サイン&写真撮影などのサービスをしてくれていました。

Antonio Fresa e Joe Barbieri

Joe e YoshioAntonio

Firma di Joe Barbieri

そしてサインだけでなくご丁寧に、一人一人異なるメッセージを書いてくれてたJoe。筆者には:

UN GRANDE GRANDE ABBRACCIO!(大きな・大きな抱擁を!)

とか、

VIVA IL GIAPPONE!(日本万歳!)
VIVA L'ITALIA!(イタリア万歳!)

などと書き添えてくれました。

今回の来日公演で唯一残念だったのは、その公演日程。多くのイタリアファンは毎年この時期に恒例のイタリア映画祭に集中するのに加え、今年は国民的人気バンドPoohの初来日公演日とフルに重なったので、涙を飲んでJoe Barbieri公演を見送った人も多かったようです。

次回はぜひ、イタリア音楽ファンが多数詰め寄せた状態でJoeを日本に迎えたいところですね。

翌29日にはPiccola RADIO-ITALIAとして、Joeへのインタビューを敢行したのですが、こちらは別記事にて。
http://piccola-radio-italia.com/archives/52012800.html 

Check

Pooh来日公演レポート(2012年4月)

2012年4月27日〜29日に開催された『イタリアン・プログレッシヴ・フェスティヴァル〜春の陣2012:ロマンの誕生』の全3日間のステージに立ったPooh(プー/日本表記:イ・プー)の『初来日公演』を見て参りました。
※来日は何度かしているものの、コンサートは初めてなので、『初来日公演』という表記とします。

ItaloProgFes2012Primavera
※チラシのダウンロードはこちらからpdficon_large
http://piccola-radio-italia.com/ItaloProgFes2012Primavera.pdf

2012年時点で46年に渡って、活動休止期間もなく、1973年以来メンバーチェンジもなく(2009年に一人脱退したものの)、常にイタリアPOPS界の最前線を走ってきた実績を、まざまざと見せ付けてくれました。

Pooh-Giappone2

Pooh-Giappone1

Pooh-Giappone3

来日したPoohのメンバーは:

Roby Facchinetti(ロビー・ファッキネッティ/Key./68歳/Bergamo出身/1966年加入)
Dodi Battaglia(ドディ・バッタリァ/Gt./61歳/Bologna出身/1968年加入 )
Red Canzian(レッド・カンツィアン/Bass/61歳/Treviso出身/1973年加入 )
の3人に加え、サポートメンバーとして
Phil Mer(フィル・メール/Ds./Red Canzianの息子)
Danilo Ballo(ダニーロ・バッロ/Key./Poohの楽曲のアレンジやプロデュースを務める)
の5人。

イタリアではサポートギタリストとしてLudovico Vagnone(ルドヴィコ・ヴァニョーネ/Gt.) が入った鉄壁の6人編成でのライヴが多いのですが、何故か今回はLudovicoが来日しなかったため、ギタリストのDodiは高度なテクニックを駆使したリードギターとVocalを同時にこなす神業のオンパレードで、一番大変そうでしたが、変わることなくいつものライヴ同等のサウンドを奏でていたのが見事でした。

また足元にモニタースピーカーどころか、エフェクター類を一切置かないステージなので、ミキサー側で全てエフェクト処理や切替をしているはず。つまりステージに立っているミュージシャン同様に、楽曲理解度のあるミキシング担当者がしっかり付いていること感じさせる、Poohチームの一体感をひしひしと味わえました。ちなみに今回の来日ステージでは、最小スタッフ体勢の5〜6人だとか。

Pooh-Giappone-backstage

3日間のセットリストは変わらず、以下の通り。

1) Dove comincia il sole [parte 1° / parte 2°](太陽が始まる処/パート1&2)-2011年
2) L'aquila e il falco(ワシとタカ)-2011年
3) Isabel(イザベル)-2011年
4) Canterò per te(君のために歌うよ/邦題:あなた色の歌)-1980年
5) Io sono vivo(僕は生きてる/邦題:歓びのプレリュード)-1979年
6) Infiniti noi(限りなき二人)-1973年
7) Il tempo, una donna, la città(時、ある女、その街/邦題:ロマン組曲[幻想のミラノ])-1975年
8) Uomini soli(孤独な人々)-1990年
9) Viva(万歳/邦題:ヴィーヴァ)-1979年
10) Parsifal [parte 1° / parte 2°](パルシファル)-1973年
11) Eleonora mia madre(我が母エレオノーラ/邦題:エレオノーラの想い出)-1975年
12) Non siamo in pericolo(僕らは危機状態ではない)-1982年
-----bis(アンコール)-------
13) L'anno, il posto, l'ora(年、場所、時間)-1973年
14) Tanta voglia di lei(彼女がすごく愛しい/邦題:君をこの胸に)-1971年
15) Dammi solo un minuto(僕にほんの1分の時間をくれ/邦題:ひと吹きの夢)-1972年
16) Noi due nel mondo e nell'anima(僕らは世界で・心の中で二人/邦題:愛のルネッサンス)-1972年
17) Nascerò con te(あなたと共に生まれるの/邦題:初めての恋人)-1972年
18) Pensiero(考え/邦題:ペンシエロ)-1971年
19) Chi fermerà la musica(誰が音楽を止めるのだろう/邦題:永遠に向かって)-1981年

※17)" Nascerò con te"では、予想通り『Stanotte a Tokyo coi Pooh(今夜は東京でPoohと共に)』って歌ってくれましたね。最終日は英語で『tonight in Tokyo with Pooh』って歌ってました。 

正味80分〜90分程度の内容ですから、本国での通常3時間を超えるライヴの半分の時間となるため、日本公演では披露されなかった定番曲がたくさんあったのも残念でしたが、逆に6)"Infiniti noi"や11)"Eleonora mia madre"は、イタリアでのコンサートでは普段演奏されておらず、仮に披露されるとしても、メドレーの中での短いヴァージョンに留まるとのことで、イタリアの筋金入りPoohファンからは羨望交じりの声も届いています。

ちなみにイタリアでのPoohのコンサートは、観客も一緒に歌い、応援メッセージ入りのボードや幕を掲げ、ステージと客席が一体化してコンサートを共同作業で完成させるのが定石です。

それを日本にも再現したいと思い、当Piccola RADIO-ITALIAでは、1月から毎月の課題曲を設定し、この4月の公演までに厳選6曲を歌えるように集中コーナーを設け、Poohのイタリアでのライヴ同様に歌える観客を養成した結果、今回のライヴ会場となったクラブチッタを、少しだけイタリアのライヴ会場に近づけることに貢献できたと自負しております。

もちろんその他にも、全国に熱心なPoohファンも点在しており、その多くが今回ライヴ会場に集結し、日本で演奏するPoohのメンバーたちがイタリアと同じように気持ち良く演奏して貰いたいと、一生懸命応援していたこともいうまでもありません。

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Pooh-Giappone-fanclub

こうした熱心なPoohファンの想いは、しっかりPooh側にも伝わったようで、日を追うごとにPoohが客席にマイクを向けるシーンも目立つようになり、Poohのアレンジャーでもあり、サポートキーボーディストとしてステージに立っていたDanilo Ballo(ダニーロ・バッロ)は、自身のfacebookにこのような書き込みをしています。

Oggi il pubblico di Tokyo ha fatto il pieno di grande musica...
New Trolls-Ut al pomeriggio e Pooh la sera...
Due sventole di concerti! Pazzesco vedere in quanti cantavano!
Il Giappone è sorprendente... Calore, gentilezza e grande rispetto.
Fa effetto trovare un pubblico del genere a 9000 km da casa...
E domani si bissa!

今日(訳注:4/27-コンサート初日)東京のオーディンエンスは、偉大な音楽に包まれたんだ。
午後はニュー・トロルス-UT、そして夜はPoohにね・・・2つのコンサートでの平手打ちさ!
沢山の人たちが歌ってるのを見てると狂っちゃうぜ!日本って、スゴイね・・・
情熱的で、親切で、すごく配慮があるんだ
自宅から9000kmのところに こういう人たちを見つけたのは収穫だね・・・
明日もまた演るよ!


5 minuti di standing ovation per "Parsifal" ieri sera...
I cori del pubblico su "Pensiero"...
Una rappresentanza del "Pooh Fans Club" con regali e dediche...
Che dire? Giappone nel cuore!

昨夜(訳注:4/28-コンサート2夜目)は、"パルシファル"で5分に及ぶ『スタンディング・オヴェーション』だ!
"ペンシエロ"ではオーディエンスのコーラスが・・・
"プー・ファン・クラブ"の代表の女性が謝辞を添えたプレゼントを贈ってた
何か言うことがあるかって?心の中には日本さ!

Pooh-Giappone-backstage-Danilo-Phil

コンサート会場では、アーティストグッズも販売され、最終日にはPooh関連グッズは売切れ状態になっていました。特にブレスレットはイタリアの女性ファンから『イタリア本国に存在しないグッズがなぜそこで売られてるのー!』って、これまた羨望の嘆きが(笑)

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他に白・緑が販売されていて、3色揃えるとイタリア国旗色になる仕様。

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Tatsuya Nanniniさんが獲得したサイン

これだけの人がPooh目当てに集まり、当初は対バン目当てのプログレファンの心も鷲掴みにしたので、次回はぜひイタリア本国同様3時間の単独公演が実現できる事を期待したいところです。

※当サイトでのPoohの紹介記事はコチラ
http://piccola-radio-italia.com/tag/Pooh

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5/27・6/24『イタリア音楽&イタリアンブランチ』(於:アッティコ)開催決定!

『イタリア音楽&イタリアンブランチ』@Attico

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記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、記事を書いた年度に達する年齢で表記しています。

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京都のCristinaと東京のYoshioAntonioによるプロジェクト。2人とも音楽業界人ではありませんが、趣味としてイタリア音楽の普及活動を行う際のコードネームが、Piccola RADIO-ITALIA(ピッコラ・ラディオ=イタリア)です。

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアPOPSを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい、という目標が込められた名前です。

Cristina da Kyoto e Yoshio Antonio da Tokio, non siamo professionisti nel settore musicale, ma come fan della musica pop italiana vorremmo creare la circostanza in cui si può ascoltarla più facilmente anche qua in Giappone. Sperando questo motivo, il progetto si chiama "Piccola RADIO-ITALIA".

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