Piccola RADIO-ITALIA

〜イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本に作りたい〜
Gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone!!

イタリアの旅 2005

イタリアの家庭でラジオをつけるがごとく、イタリアン・ポップスを簡単に聴ける環境を日本にも作りたい
という趣旨で、2005年4月より毎月1回、通称“FESTA(フェスタ)”と呼ばれるイタリアン・ポップス鑑賞会を開催しております。
このサイトでは、そのFESTAのレポートを中心に、イタリアン・ポップス(イタリアPOPS)を紹介しております。
FESTA会場で流した音楽や映像には、Web上ではご紹介できないのが多々あります。ぜひFESTA会場にお越しください。

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Ecco il gruppo per diffondere la musica pop italiana in Giappone,
e speriamo di creare la circostanza in cui si divertono la musica pop italiana in Giappone
Diamo la festa musicale ogni mese da Aprile 2005, dove mettiamo la musica pop italiana.
Qua sul nostro sito, inseriamo dei rapporti sulla ogni festa.
Ci sono tante musiche che non si può mettere nel sito,quindi partecipate alla nostra festa pure!

イタリアの旅2005〜その7〜Piobbico4日目

(前号はこちら)
4日目の日曜日。これがもう最後の日になるので、今日はPiobbicoを中心に。

Castello Brancaleone

castello Brancaleone2Piobbicoのシンボルとも言えるBrancaleoni城の見学へ。ルネサンス以前に建造され、1000年も続いた城とのことで、小さいながらも威厳がありました。
いわゆる山城の作りですが、登って行く石畳の小道が、とても良い雰囲気です。

vestiti

場内はPiobbicoの博物館にもなっていましたが、スゴイのが当時の王族の衣装がマネキンに着せられて展示されている事。挿絵やマンガに出てくるような、あのヨーロッパ貴族の衣装。その背中側まで回り込んで手の届くような近さで見ることが出来るのです。

しばらく感心して見ていると、イタリア人の団体さんが館内を廻っているのに遭遇しました。ふと見ると、Mochi市長がアテンドしているではありませんか!どうやらPiobbicoを広めるお仕事の一環のようでした。彼もこちらに気が付くと、

「ガイドさんの説明、一緒に聴いてみて!
君が家族に通訳すればいいじゃない?」

というオファーをしてくれたので、彼らと合流して鑑賞を続けました。

最後にMochi市長は、

「明朝、君たちは出発するの? 
だったら、今日のこの出会いが最後になるだろう」

というので、記念写真を撮りました。「館内撮影禁止」と書いてあったのに、

Che se ne frega! (気にするこたぁ、ないよ!)

なんてキメ台詞。いやぁ〜粋な市長さんだこと(苦笑)。

市長と別れ、その日の昼は、再びトラットリアBurchioへ。すっかり仲良くなったSimoneと子供たちも記念撮影をして別れました。

Continua alla prossima puntata.(続く)

イタリアの旅2005〜その6〜Piobbico3日目

(前号はこちら)
3日目の土曜日は近くのUrbinoの町まで遠出をしました。

campoMegane

丘陵地帯の緩やかな峠超えの道をたどって行くのですが、天気も良かったし暖かかったので、ルノー・メガーヌ・カブリオ電動ガラスルーフを思いっきりオープンにして走りました。子供たちにも「わ〜、チキチキバンバンみたいだ〜!」と大興奮。とても良い小1時間ほどのドライブコースになりました。

Urbino

また町全体が世界遺産に指定されているUrbinoの町に漂うルネッサンスの香りを思いっきり味わってきました。Rafaelloの生家もあります。この町にタムロしている若者たちも、大都会の若者たちとは異なり、とても純粋な目をした穏やかな顔つきでとても好感が持てました。

夜はキッチンで何か作ろうかということになり、町の食料品店で、パスタやチーズ、生ハム、パンチェッタ、パン、飲み物、お菓子類を購入。とても感じの良い働き者の若女将で、生ハムやパンチェッタの種類の違いや、相性のいいチーズの種類やレシピを教えてもらいました。物価高のイタリアとはいえ、こうした庶民の必需を賄う食料品店は、非常にリーズナブルでした。早速、キッチンでミネストローネやパスタを作ったところ、パンチェッタや生ハム、チーズが滅茶苦茶うまい!その基本的な味だけで料理を堪能できました。

Continua alla prossima puntata.(続く)

イタリアの旅2005〜その5〜Piobbico2日目

(前号はこちら)
2日目の朝、朝食を食べているとMochi市長から電話が。

「隣町のUrbaniaへ行くんだけど、道案内を兼ねて一緒に行かないかい?」

とのこと。

「マンマMariaが小学校に連れてってくれるって話は大丈夫なの?」

って聞き返したところ、

「Urbaniaから戻ってからでも間に合うよ」

というので、同行する事に。

まもなくMochi市長と連れの男性が1台のFIATに乗ってお迎えに来ました。後をついておいでというので、ついていこうとするのだけれど、曲がりくねった峠道なのに、すんごいスピードでぶっ飛ばして行く彼ら。

市長ともあろう者が、峠レーサーなんだから・・・困ったものです(苦笑)。それにさ、外国人の道に慣れないドライバーで子供を載せた車を先導しているのだから、少しは後ろを気にして欲しい・・・どんどん間が空いて、必至に追いすがっていかないと、見失いそうなほど先行して行く彼ら。

なんとかUrbaniaに着いて、現地集合の女性と合流し、しばしcafèタイム。「死者の協会」とか、見所がある町だよ、と教えてもらい、彼らは仕事へ出かけ、僕らは町の散策へ。

Urbania

UrbaniaはPiobbicoよりも大きな町だけれど、それでも人口は6,000人ほど。そんな町にもBenetonショップがあったので、子供服を調達。日本では見かけないデザインの洒落たデザインの服を店員さんにチョイスしてもらいました。

するとマンマMariaから電話が。

「今どこに居るの?」

「まだUrbaniaだけど、小学校はいつ行けるの?」

「学校からOKが出たから、帰って来て!」

とのことなので、観光はせず、慌ててトンボ帰り。早速、小学校へ連れて行ってもらいました。

どうやら、この人口2,000人のPiobbicoで初めての日本人観光客。異文化との交流に、小学校側も大いに期待を寄せていたようです。

scuola

娘は用意していたイタリア語の挨拶を終えると、黒板に日本語で自分の名前を書きました。すると、いろんな子が寄ってきて、銘々に見慣れぬその文字を真似して書き始めます。中には上手にコピーしている子も居て、非常に柔軟な子供の才能を感じました。

折り紙のお土産を渡し、子供たちに折り紙についてを簡単に僕から説明しました。記念写真を一緒に取ったりもできました。

その日の夜は、centroにあるcandianaccioの契約トラットリアBurchioに行きました。ここでも入るなり、

「あ、Mochiさんのとこのゲストですね!」

っと話が通過です。厨房はトラットリアのマンマが仕切っていて、その息子Simoneとその彼女がホール担当です。

イタリア人でも違う町のメニューは見ても判らない、という話を聞いているので、あまりメニューは見ず、子供たちに向いているお奨め料理などをSimoneから聞きながら、決定。

最初に子供たちにと、家庭風zuppaが出てきました。これ、やや田舎くささが粋な 芋ベースの美味しいスープでした。この辺りは酪農が盛んなので、肉や乳製品を使ったパスタや料理はお任せにしたら、とても美味しい料理ばかりで大満足でした。

Continua alla prossima puntata.(続く)

イタリアの旅2005〜その4〜Piobbicoへ

(前号はこちら)

いよいよ今回の旅の主目的Piobbicoのアグリツーリズモへの移動日です。

滞在するCandianaccioは、Piobbico市長さん一家所有とのこと。先方から「Riminiを出る時に連絡をくれ」と言われていましたので、早速電話。すると案内役の方が電話に出て、非常に明快なイタリア語で

 

「では1時間強ぐらいで着くね!道順は・・・・・」

 

とひとつひとつ丁寧に教えてくれました。

 

しかしながら実際は、道案内で教えてもらったautostradaの出口が非常に判りにくい。道路に何号線かの明記がない、など結構迷いました。途中のautogrillに車を止めて、休憩がてらのespressoを飲みながら、scopaで遊んでいるトラックの運転手たちに道を尋ねてみると、人によって言う事が違う(^_^;) もっとも多くの人が示した道を選ぶ事にしたら、それらしいルートに出ました。するとPiobbicoサイドから携帯に電話が。

 

「今どこにいるの?え?まだそんなところなんだ・・・じゃあ、ついたら電話ちょうだい」 

 

どうやらお使いの方が、町のcentroでお出迎えに待っててくれていたらしい。

 

いや〜、初めてなんだからさ、そんな時間通りには着かないよ〜 と思いつつ、残る道程を進めていくと、目印の大岩が見えてきました。恐ろしいぐらいの大きさの大岩で、ここはイタリアなのに、なんだか孫悟空が生まれた中国の山のように感じました。

 

その大岩を過ぎてしばらくいくと、小さな町が見えてきました。どうやらここが目的地Piobbicoのようです。待ち合わせ場所に指定されたの並木道沿いの駐車場に車を止め、市長さんサイドに電話。

 

「やっと今着きました!例の駐車場に居ます」

 

と伝えると、

 

「じゃあちょっと待っててね。直ぐに行くから」

 

とのこと。

 

centro
しばらく町の様子を眺めていました。本当に小さな町で、わずか
200mほどの通りが町のcentroのようです。すぐ脇にきれいな小川が流れていて、小さな山を頂く丘陵に抱かれた閑静な人口2,000人の町。自然と親しむ目的のagriturismo型の滞在には最適な環境ではありませんか!

 

やがて1台のFIATが駐車場に入ってきました。ドアを開けて出てきたのはまだ青年に見える金髪の紳士。Giorgio Mochi

 

「ようこそPiobbicoへ!Giorgioです」

 

「???え??? Giorgioって・・・Mochi市長さん?」

 

「そう、僕がGiorgio Mochiだよ」

 

びっくりしました。市長だと聞いていたから、初老の紳士だと思っていたし、市長自らお迎えに来て貰えるなんて思っていなかった。それにどうやら、今まで電話で道案内をしてくれていた使いの者だと思っていた人物は、Mochi市長ご自身だったのです。

 

「それじゃあ、さっそく宿へご案内しよう。車で着いてきて」

 

とのことで、Candianaccio Residenza Agriturticaへ向かいました。

Candianaccio1
町の
centroから車で5分ほど、山側に登っていった田園の中に、ポツンと立った建物でした。建物の前には、初老の女性が立って待っていました。

 

「僕のマンマのMariaだよ」

 

マンマに僕たちをバトンタッチして、多忙な市長さんは執務へと帰っていきました。

 

マンマMariaが建物の施設を一通り案内してくれました。

2階建ての建物で、玄関が2つ。この2つは部屋の中から行き来ができないような作りだったので、ひとつの建物をまったく別の2グループに使って貰えるような作りなんですね。

 

Candianaccio2
そして僕らに貸してくれる方の玄関を入ると、
1階に暖炉がある広いsalotto。そしてその奥の庭側にダイニングキッチン。ダイニングキッチンの奥には2つダブルサイズの客室が。2階にもダブルサイズの2部屋。つまりこの建物の半分だけで、4部屋=8人が泊まれる仕様になっていました。それぞれの部屋にシャワー室とトイレを完備。キッチンとsalottoは共有して使う、というスタイルでした。8人のグループで貸し切って使うも良し、それぞれの部屋が別々の客だけど、ユースホステル風に共同生活を楽しめるのではないかな、と思える作りでした。

 

Candianaccio3
庭には、夏なら大いに楽しめるであろうプールがあり、納屋のような建物の中には、卓球ができるようになっていました。また数百m離れた隣に、また別の
agritursmoが立っていました。

 

一通り説明し終えたマンマMariaが

 

「良かったらウチでお茶しない?」

 

と誘ってくれたので、遠慮なくお呼ばれする事にしました。

 

再び車に乗って、マンマMariaの車の後をついていくと、来た道の途中に彼女のお家がありました。お城を小さくしたような石造りのお家。きっとこのあたりの地主だった一家なんでしょう。

 

広いsalottoに隣接されたキッチンに招かれ、大人にはespresso。子供たちにはホットミルクを入れてくれ、自家製パンと自家製のジャムを勧めてくれました。美味しい!! 子供たちは、お代わりまで貰ってしまいました。やがてMariaのだんな様Pieroが帰って来ました。そしてGiorgioの姉や弟が代わる代わる現れては、挨拶を交わしました。

 

僕の上の娘が小学校2年生なのですが、このお姉さんの子供Maria Elena2年生だと言う事が判明し、だったら

 

「授業参観していかない?」

 

なんて話になりました。何でもその小学校の先生が、Mochi家の親戚のようで、

 

「学校側に交渉しておくから、明日なんてどうかしら?」

 

ということになりました。これは貴重な体験になりますねぇ。

 

マンマMariaの家を後にし、宿へ。

9月下旬の高原地帯ということもあり、夜になるとかなり冷え込んで来ました。壁にはオイルヒーターが埋め込まれているものの、壁の調節器や本体のスイッチらしきものをいくらいじっても温まらない。これはおそらく大もとのスイッチが切られたままになっているのだろう。仕方が無いので、暖炉をつかうことにしました。納屋に詰まれた薪をいくらかsalottoに運び入れ、火を起こします。

 

camino
こういう暖炉の現物を見たことがなく、サンタクロースや童話のお話しの中やメリーポピンズの映画の中でしか聞いたことのない子供たちにとっては、興味津々。太い薪に火を着けるために行う手順など、子供たちにとって、とても有意義な体験になったようです。

 

一旦暖炉に火がつくと部屋中が温まり、部屋の温度だけでなく、暖炉を囲んで肩を寄せ合って座る、というそのスタイル、とてもよい家族の温度感となり、これもまた良い体験になりました。ちなみに翌日からはオイルヒーターの大元のスイッチを入れてもらい、暖炉無しでも暖かく過ごせました。

 

翌日は小学校へ行くかも知れないので、娘はイタリア語で自己紹介をしたい、と一夜漬けのイタリア語特訓を希望したので、いくつか文章を考えて教えたところ、ひたすら暗記していました。下の5歳の折り紙好き息子は、折り紙を手土産に持って行くんだと、いくつも折っています。

 

そうして最初の夜の床に着きました。大きくてふっくらしたベッドだったことと、翌日がこの旅では初めての移動の無い日だったこともあり、ぐっすりと眠れました。 

 

Continua alla prossima puntata.(続く)

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