国際的な名声を持つイタリア人アーティストのひとりZucchero(ズッケロ/66歳/Reggio nell'Emilia出身)のアルバム『D.O.C.』(2019)から。
Zucchero Sugar Fornaciari - D.O.C.(2019)

※当サイトでのZuccheroの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Zucchero

まずはシングル第1弾「Freedom(意:自由)」。英語タイトルだが、英語詞&イタリア語歌詞が半々。
https://youtu.be/OMpzcw8DVyU

サンレモ音楽祭2020にゲスト出演した時の映像から同アルバムのシングル第2弾「Spirito nel buio(意:闇の中の精神)」〜第3弾「La canzone che se ne va(意:去り行く歌)」、そして1987年の曲「Solo una sana e consapevole libidine salva il giovane dallo stress e dall'Azione Cattolica(意:健康的で意識的な欲望だけが若者をストレスとカトリックの実践から救う)」のメドレー
https://youtu.be/ZVxbN1btIjw

シングル第4弾「Soul Mama」。
https://youtu.be/aIHSO796kQw

2020年、パンデミックとなってもZuccheroは出来ることに精力的に取り組み、ソロスタジオライヴ映像や、無観客の会場でのソロライヴ映像などを沢山UPしてくれた。

「Sarebbe questo il mondo(意:これがあの世界なのか)」の動画は、いつもなら観光客で賑わっているはずのVeneziaのSan Marco広場で撮影されたもの。その歌詞には“果たしてこれが子供の頃に夢見ていた世界なのだろうか?”というフレーズがあり、コロナ禍以前に作られた曲なのに、この世界情勢を予言していたかのように聴こえる。


Zuccheroは世界中の著名アーティストたちとのコラボでも知られており、アイルランドのスーパーバンドU2のBonoとのコラボは特に有名。パンデミック下ゆえリモートではあるが共演映像もUPしてくれた。Bonoがコロナ禍で苦しむイタリア人のために発表した「Let your love be known」をZuccheroがイタリア語詞をつけ「Canta la vita(意:君の人生を歌え)」として、パンデミック下のRomaのコロッセオからの美しい映像を乗せて披露した。
https://youtu.be/F5R2pjgakDE

そしてZuccheroと日本との懸け橋役を果たして来た布袋寅泰のアルバム『Soul to Soul』にもZuccheroのヴォーカルをフィーチャリングした「Lotus Flower」も公開された。まずはZuccheroからのメッセージ。

そして発表されたMV。ところどころBeatlesの「Fool on the hill」に似てる?
https://youtu.be/NeK72vG21d4

2020年の暮れ、Zuccheroはアルバム『D.O.C.』に6曲を追加した2枚組のDX盤『D.O.C.deluxe edition』(2020)をリリース
Zucchero Sugar Fornaciari - D.O.C. Deluxe edition (2020)

話題となったのは、Sting(スティング)との共作&共演曲「September(意:9月)」。ZuccheroとStingとの共演は過去に何度かあり、Stingは以前からイタリア(Toscana州)在住なので、リアル共演のMVも作成された。Stingもちゃんとイタリア語でコーラス入れている点にも注目。

新曲「Succede(意:起こる)」。
https://youtu.be/fykOT4i46J0

シングル第6弾となった「Facile(意:簡単な)」
https://youtu.be/vvxDw99vPxM

「Don't cry Angelina(意:泣かないでアンジェリーナ)」は、第2次世界大戦末期に活躍したパルチザンの男女のラヴストーリーが歌われている。パルチザン運動の中心地となったZuccheroの故郷は、今でも逆境に抗う反骨精神を持つ人々が多い地域で、Zuccheroもそれを誇りに思っているようだ。

第182回イタリアPOPSフェスタ(2021年1月)紹介曲PlayList


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2021年に達する年齢で表記。