Mina(ミーナ/80歳/Cremona育ち)とIvano Fossati(イヴァーノ・フォッサーティ/69歳/Genova出身)の奇跡のコラボでリリースされたデュオ・アルバム『mina fossati』(2019)。
Mina Fossati(2019)

Minaは1950年代にデビューすると、その卓越した歌唱力でスター歌手となった。1970年代に隠遁生活に入るも、レコーディング活動を続け、現在もトップクラスであり続ける他に例を見ないベテラン歌手。Ivano Fossatiはソロ・カンタウトーレとしての活動と並行して、多くの歌手に楽曲を提供する重鎮ソングライターとして活躍するも2012年に歌手活動を引退。こうした実力&人気を兼ね備えながら、俗世間と一線を画した2人がタッグを組んだのだから、大きな驚愕と注目を集めることとなった。

このコラボは1997年に両アーティストが意思疎通のうえ合意に至ったものの、レコード会社が乗らなかったため頓挫。それから20年後の2017年にMinaからFossatiに再オファーするも、Fossatiは既に引退していたために躊躇する。しかしFossatiの妻が背中を押して実現に至ったというエピソードが伝えられている。Fossatiはこのコラボのために12曲の新曲を書き下ろし、うち11曲がアルバムに収録されている。

Minaは大衆の前に姿を現さない隠遁生活を貫いているため、製作されたミュージックヴィデオもすべてイメージ映像だ。

1stシングル「Tex-Mex」

シングル第2弾「Luna diamante(意:月ダイヤモンド)」は、フェルザン・オズペテク監督映画『幸運の女神(La dea fortuna)』(2019/イタリア映画祭2020で上映予定)のサントラに採用されている。

シングル第3弾「L'infinito di stelle(意:星々の無限さ)」
https://youtu.be/nCR0NhxWF4Q

※当サイトでのMinaの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Mina

※当サイトでのIvano Fossatiの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Ivano_Fossati


そのMinaが寵愛して登用する3人のミュージシャンたちが結集し、ジャズのキーでMinaの楽曲をカヴァーする企画アルバムが『Tre per Una - nelle canzoni di Mina(意:ひとりの女性のための3人 - ミーナの歌の中で)』(2019)
Danilo Rea, Massimo Morini, Alfredo Golino - Tre pe una(2019)

その3人のミュージシャンとは、Danilo Rea(ダニーロ・レア/ピアノ)、Massimo Moriconi(マッシモ・モリコーニ/ベース)、Alfredo Golino(アルフレード・ゴリーノ/ドラムス)の3人。
https://youtu.be/mo2MSGQMpBs

第179回イタリアPOPSフェスタ(2020年10月)紹介曲PlayList


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2020年に達する年齢で表記。