今年も開催されるイベント『イタリア、アモーレ・ミオ』(在日イタリア商工会議所主催)で来日が発表されたChiara(キァーラ/33歳/Padova出身)ことChiara Galiazzo(キァーラ・ガリアッツォ)特集。
IAM-2019-JP

第2部に引き続いてのChiara来日特集だが、ここからは2ndアルバム『Un giorno di sole(意:太陽に彩られたある日)』(2014)。
Chiara - Un giorno di sole _Straordinario

タイトル曲「Un giorno di sole」は、Umbria州Castelluccioでロケされたヴィデオクリップが製作された。

「Il rimedio la vita e la cura(意:治療、人生と配慮)」はイタリア人俳優が多数出演するヴィデオクリップ。

翌2015年にChiaraは2度目のサンレモ音楽祭に後にサンレモ音楽祭優勝者となるカンタウトーレErmal Meta(エルマル・メータ)作の「Straordinario(意:並はずれた)で出場し、3回のサンレモ出場の中で最高位となる5位となった。

同年のサンレモ音楽祭カヴァー大会でChiaraは「Il volto della vita(意:人生の顔つき)」を披露。英語曲「Days of Pearly Spencer(パーリー・スペンサーの日々)」のイタリア語カヴァー曲で、Caterina Caselli(カテリーナ・カゼッリ)のヒット曲となった。Caselliのはじけたイメージを払拭し、Chiaraらしいしっとりとしたバラード調に歌って魅了。同アルバムにも収録された。

「Siamo adesso(意:私たちは今)」はChiaraが初めて作曲陣に参加した作品。作詞はカンタウトーレのPacifico(パチフィコ)。

2017年、Chiaraは3度目のサンレモ音楽祭に出場し、「Nessun posto e` casa mia(意:何処にも場所がない私の家)」を歌い、順位は14位と振るわなかったものの、あのMauro Pagani(マウロ・パガーニ)がプロデュースし、タクトを振るったことが大きな話題となった。

このアルバムの最も大きな話題はあのMauro Pagani(マウロ・パガーニ)がプロデュースしたことだ。Mauro Paganiは世界的な知名度を誇るイタリアを代表するロックバンドPFMことPremiata Forneria Marconi(プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ)の創立メンバーの1人で、人気最高潮の時にアメリカ中心の音楽ビジネスに疑問を抱いて脱退。やがてイタリア音楽の範疇に留まらない"地中海音楽"に取り組み、地中海に面したアフリカ、アラブ、中近東のエッセンスを取り入れた作風を確立。その世界の第1人者となった。今ではイタリア音楽界きってのマエストロの1人だ。

そして同年のサンレモ音楽祭カヴァー大会でChiaraが披露したのはZucchero(ズッケロ)の「Diamante」。Zucchero自身の祖母の名前を冠した楽曲で、歌詞を書いたのは燻し銀の魅力を持つカンタウトーレFrancesco De Gregori(フランチェスコ・デ・グレゴーリ)。そして何よりもこのステージが大注目を集めたのは、Mauro Paganiとの共演となったことだ。Paganiがギリシャのブズーキを弾き、中盤からヴァイオリンに持ち替えて縦横無尽に演奏することで、人々の視線の多くをPaganiに持って行かれてしまい、Chiaraの存在が霞んでさえしまうという結果となった。
Chiara con Mauro Pagani_SR2017-3a-3

※当サイトでのMauro Paganiの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Mauro_Pagani

サンレモ音楽祭2017出場曲を含み、現在のところChiaraの最近作となるアルバムが3rdアルバム『Nessun posto e` casa mia』(2017)。
Chiara - Nessun posto e casa mia

「Fermo immagine(意:イメージを止める)」。この頃からChiaraの楽曲は"canzoni del salotto(サロン音楽)"と呼ばれるようになった。

「Buio e luce(意:暗闇と光)」

※当サイトでのChiaraの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Chiara


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2019年に達する年齢で表記。