サンレモ音楽祭2018出場組から3組を紹介する。まずはElio e le Storie Tese(エリオ・エ・レ・ストリエ・テーゼ)の「Arrivedorci(アッリヴェドルチ)」。2018年に38年間の活動に終止符を打って解散することを表明した彼らの最後のサンレモ出場となったが、大会ではまさかの最下位に甘んじた。タイトルは米のサイレントからトーキー映画の時代に活躍したローレル&ハーディのセリフから取ったもの。コーラスはNeri per caso(ネリ・ペル・カーゾ)が務めている。

彼らのラストアルバム『Arrivedorci』(2018)は、上記サンレモ出場曲ともう1曲の新曲以外は彼らのヒット曲のライヴヴァージョンが収録された2枚組CDとなった。
Elio e le Storie Tese - Arrivedorci

もう1曲の新曲「Il circo discutibile(意:不審なサーカス)」。人気TV番組『Quelli che il calcio』出演時の映像で。

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サンレモ音楽祭2018で第2位という大躍進を果たしたのがLo Stato Sociale(ロ・スタート・ソチァーレ)の「Una vita in vacanza(意:休暇中のある生き方)」だ。

彼らはBolognaのラジオ局Radiocitta` Fujiko(ラディオチッタ・フジコ)の3人のDJたちで結成され、現在は5人のバンド編成で活動している。ラジオ局名に冠された"Fujiko"はルパン三世に登場する峰不二子のことで、ラジオ局のシンボルにも日本語が使われている。
Radiocittafujiko

同曲を含む彼らのアルバム『Primati(意:霊長目)』は彼らの過去に発表した楽曲集だ。
Lo Stato Sociale - Primati

同アルバムからのシングル第2弾となった「Facile(意:簡単な)」。アルバムに収録されたのはLuca Carboni(ルカ・カルボーニ)をフィーチャリングしている。

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サンレモ音楽祭2018で初優勝を飾ったのは、Ermal Meta(エルマル・メータ/37歳/Albania国生まれPuglia州Bari育ち)とFabrizio Moro(ファブリツィオ・モーロ/43歳/Roma出身)が歌った「Non mi avete fatto niente(意:お前らは僕に何もしてくれなかった)」。近年欧州を中心に多発しているテロ事件やその原因となっている宗教戦争に対するプロテストソングだ。フレーズ毎に様々な言語の字幕が入る演出が施され、もちろん日本語字幕が入る箇所もある。

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上記優勝曲を含むErmal Metaのアルバム『Non abbiamo armi(意:僕らは武器を持たない)』(2018)
Ermal Meta - Non abbiamo armi

同アルバムからのシングル第2弾「Dall'alba al tramonto(日の出から日の入りへ)」

シングル第3弾「Io mi innamoro ancora(意:僕はまだ恋をしている)」

シングル第4弾「9 primavere(意:9回の春)」。Radio-Italiaのライヴ映像で。

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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2018年に達する年齢で表記。