2014年に来日歴のある若手カンタウトーレRenzo Rubino(レンツォ・ルビーノ/30歳/Puglia州Taranto出身)のアルバム『Il gelato dopo il mare(意:海のあとのジェラート)』(2018)から。全曲Renzo自身の作詞・作曲で、プロデュースはMilano生まれ&育ちの日本人Taketo Goharaで、空間サウンドデザインに定評のある敏腕プロデューサーの手腕が光る一枚だ。
Renzo Rubino - Il gelato dopo il mare

サンレモ音楽祭2018出場曲「Custodire(意:守ること)」を収録しており、結果は13位と振るわなかったものの美しい佳曲で、楽曲プロデュースはNegramaro(ネグラマーロ)のGiuliano Sangiorgi(ジュリアーノ・サンジォルジ)が務めている。サンレモ2018第4夜は女優&歌手のSerena Rossi(セレーナ・ロッシ)とのデュエットを披露した。

シングル第2弾「La La La」

余談だがアルバム11曲目に収録の「Margarita(マルガリータ)」という曲は、2014年の来日ステージで突然披露されていた楽曲だ。帯同したバンドメンバー(2人とも今回のアルバムに演奏で参加している)にも事前に知らされておらず、Renzoのピアノ弾き語りだけで歌われたのだ。

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2016年に来日歴のあるGiovanni Caccamo(ジォヴァンニ・カッカモ/28歳/Sicilia州Modica出身)のアルバム『Eterno(意:永遠の)』(2018)から。Box型のカートン型パッケージで、百日草の種が封入されている。
Giovanni Caccamo - Eterno

サンレモ音楽祭2018出場曲はアルバムタイトルにもなった「Eterno」で結果は10位。作曲はGiovanni自身で、作詞は名作詞家一家の三代目Cheope(ケオペ/Mogolの息子)。

サンレモ第4夜ではArisa(アリーザ)をゲストに迎えてデュエットを披露した。Arisaは、Giovanni来日の翌2017年に来日を果たしているが、来日時に「Sugar Musicへ移籍を考えてるの」と筆者に密かに打ち明けた通り、その5ヶ月後にSugar Musicへ移籍し、今回のGiovanniとのデュエットはSugar Music所属歌手同士の共演のお披露目にもなった。

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同アルバムからのシングル第2弾は「Bisogno di tutto(意:全てが必要)」

アルバム1曲目の「Puoi fidarti di me(意:君は僕を信用していいよ)」は、映画『Puoi baciare lo sposo(意:君は花婿にキスしていいよ)』(2018)の挿入歌にも抜擢されている。

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ベテランカンタウトーレLuca Barbarossa(ルカ・バルバロッサ/57歳/Roma出身)のアルバム『Roma e` de tutti(意:ローマはみんなで出来ている)』(2018)から。
Luca Barbarossa - Roma e de tutti

サンレモ音楽祭1992優勝歴のあるLucaだが、サンレモ2018に出場したものの、出場曲の規定(イタリア共通語に限る)に抵触するローマ方言を使った自作曲「Passame er sale(意:僕に塩をとって)」を歌ったせいか、7位に留まった。しかし歌詞の文学性を評価するルネツィア賞を受賞している。

サンレモ第4夜のゲストには、女優Anna Foglietta(アンナ・フォリェッタ)を招いてデュエットを披露した。近年のヒット作品では日本でも劇場公開された映画『おとなの事情(Perfetti sconosciuti)』(2016)で倦怠期の夫婦の妻役を演じていた女優だ。

同アルバムからのシングル第2弾は「La dieta(意:ダイエット)」

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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2018年に達する年齢で表記。