Amici2016-2017で歌手部門4位・総合6位となったThomas(トーマス)ことThomas Bocchimpani(トーマス・ボッキンパーニ/Veneto州Cassola)は2000年生まれの18歳(Amici出演時16-17歳)。Amici出演以前、13歳時に少年タレントショー番組Io Cantoに出演して頭角を現した人物で、歌唱力は折り紙付き。さらにAmici出演時からは踊って歌うスタイルを身に付け、言わばイタリア版・三浦大知の存在。デビューミニアルバム『Oggi piu` che mai(意:かつて無いほどの今日)』(2017)は2017年・年間アルバムチャート31位に入った。
Thomas - Oggi piu che mai

「Normalita`(意:普通っぽさ)」の公式ヴィデオクリップを見れば、その人気のはじけ方が判るだろう。同曲はThomas自身が作曲のメインを担当しているため、カンタウトーレと言っても良いだろう。

その人気に乗じて同2017年には自身の名を冠したフルアルバム『Thomas』(2017)をリリース。同年の年間アルバムチャート67位に入った。
Thomas

2017年9月「E` un attimo(意:それは一瞬)」をシングル化。

同年10月「Il sole alla finestra(意:窓辺の太陽)」をリリース。

翌2018年3月「Non ridere di me(意:僕を笑わないで)」

Thomasが18歳になるのを記念して発売されたアルバム『Thomas - 18 Edition』(2018)は前出のアルバム『Thomas』に5曲の新曲を追加収録した新エディション。
Thomas - 18 edition

その5曲の新曲からシングル化されたのが「Non te ne vai mai(意:君は絶対に立ち去らない)」


2014年にポップスを歌って踊る修道女として脚光を浴び、日本でもデビューアルバムが発売され来日も果たしたSister Cristina(シスター・クリスティーナ/30歳/Sicilia州Vittoria出身)ことCristina Scuccia(クリスティーナ・スクッチァ)。イタリアではSuor Cristina(スォール・クリスティーナ)と呼ばれている彼女の出自もまたオーディション番組だったが、前例と異なるのはブラインド・オーディション式のThe Voiceだったこと。審査員はステージに背を向けていて、その歌声だけを聴いて合否を下すシステムだ。J-Ax(ジェイ・アックス/ラッパー)、Piero Pelu`(ピエロ・ペルー/Rock系歌手)、Noemi(ノエミ/歌手)、Raffaella Carra`(ラッファエッラ・カッラ/歌手)といった錚々たる現役歌手の審査員たちがCristinaの歌声だけで合格を出したのだが、修道服のままシャウトしているその姿を見て、全員が驚嘆したのは言うまでもない。

そのデビュー盤は残念ながらほとんどが英語曲だったので、今までここで紹介していなかったが、彼女の2ndアルバム『Felice(意:幸せ)』(2017)は、ほとんどがイタリア語詞で、イタリア音楽ファンにお奨めの1枚だ。
Sister Cristina - Felice

アルバムタイトル曲「Felice」を聴けば、そのお奨めの理由が判るだろう。


注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2018年に達する年齢で表記。