イタリアのポップスターEmma(エンマ)が在日イタリア商工会議所主催のイベント『イタリア、アモーレ・ミオ2018』のメインゲストとして来日し、ミニコンサート(2018/4/21)を行った。公演前日の4/20のインタヴューを掲載する。

【Emma来歴】
1984年Firenze生まれPuglia州Aradeo育ち(34歳)。いくつかのバンドで活動したのち、25歳の時ソロとして参加した人気オーディション番組Amiciの2009-2010年シーズンで優勝して一躍人気歌手となった。その後、サンレモ音楽祭2011準優勝、同音楽祭2012優勝、2014年にはイタリア代表としてEurovision Song Contestに出場を果たすなど、若くしてイタリア本国とヨーロッパで絶大な知名度誇る人気歌手となった。

※当サイトでのEmmaの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Emma

日本のファンへのヴィデオメッセージ


---Newアルバム『Essere qui(意:ここにいること)』(2018)について---

Emma - Essere qui

Emma:1月にリリースしたこのNewアルバム『Essere qui』を私はとても誇らしく思ってるの。歌詞や音楽面に私自身が意見を出すことを自由にしてくれたので、たくさん意見交換や検討し合うことで生まれた、私にはちょっとした革命的な作品なのよ。私は私らしくいたいし、私らしい言葉で伝えたい。商業的な面じゃなくてね。いわば私にとって"自由のアルバム"なの。

---共同プロデューサーLuca Mattioni(ルカ・マッティオーニ)について---

Emma:前作『Adesso(意:今)』(2015)で共同プロデュースをお願いした人物で、今回も彼・Luca Mattioniを選んだの。(プロデューサーとしては)まだ若いけれど(45歳)、私に自由を与えてくれる、コラボレーション相手として最適な人。私たちは一緒にアルバムが目指すサウンドを探り、道筋を決めたの。他の誰とでもできなかったことだった。アーティストとしてとっても幸せなことだわ。

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(記者会見時)

----Amiciとサンレモ音楽祭について----

Emma:Amiciは私の才能をさらけ出して、大手のレコード会社にアピールできるとてもいい機会だったわ。私は本当にラッキーだった、Amici出演の後、私はプロとしてこの職業ができるようになり、今までずっとアクティヴに仕事を続けて来れたわ。サンレモ音楽祭もとても大きな経験。イタリア音楽にとって歴史ある祭典で、子供の頃から観ていた音楽祭で私が優勝するなんて、果てしのない喜び。とても大きな満足感のある栄誉だわ。
(注:EmmaはAmici出身者初の来日歌手となった。)

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(コンサート中/撮影:富田和磨)

---Eurovison Song Contest2014について---

Emma:Eurovisionは私にとって初めての外国での活動だったの。外国進出に比べれば自国での活動はより容易いものよ。皆が知ってくれていて、応援してくれて、守ってくれるから。でも外国ではそうじゃない。自国と違って活動の場自体を探すことが難しいから。だから私にとってEurovisionはとてもいい経験になったわ。私にはとても居心地も良かったし、光栄に感じたし、勇気も貰えた。私はいつも新しい事に挑戦するのが好きなの。今回のここ日本でもそうよ。予想もしてなかった大きな声援が得られるのかしら? こんなに遠く離れた地で言語が異なる文化が受け入れられるのかしら? ほんの少しでも日本に私の爪痕が残せればいいなって思ってるの。そうなったらすごく嬉しいことだわ。異なる文化・言語の場所で認められることはとても価値のあることだから。

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(公演直後)


【日本公演の結果】

"日本では無名"というEmmaの不安を大きく裏切って、大勢の観客(公式発表では5,000人)に大きな声援を送られたステージとなった。日本公演直後にEmmaも自身のSNSで以下のように独白している。

ステージにあがる前はすごく怖かったの。
場を持たせることができないと思ってたから。
実際、誰が私のことを知ってるの?と。
すると(観客が)私の名前を叫び始め、
私はホームにいるみたいに感じたわ。
スゴイ!キスと抱擁を
そして私のCDを手にサインを求めて、一列に並んでくれた。
また来てねと言ってくれたわ、私の声に感動したからと。
やりがいがあるわ。
ありがとう、東京。
また会おうね。エンマ

この来日公演の成功はイタリア国内のNews番組でも紹介された。

Emmaが来日公演で披露した楽曲のセットリストは以下の通り。
01.L'isola(2018)
02.Occhi profondi(2015)
03.Amami(2013)
04.Mi parli piano(2018)
05.Effetto domino(2018)
06.L'amore non mi basta(2013)
07.Malelingue(2018)
08.Quando le canzoni finiranno(2015)
09.Calore(2010)
----bis(アンコール)---
10.Amami(2013)
※9曲中4曲がNewアルバム『Essere qui』(2018)からの選曲となった。

1曲目「L'isola(意:島)」

5曲目「Effetto domino(意:ドミノ倒し)」。

4曲目「Mi parli piano(意:あなたは私にゆっくりと話す)」の公式ヴィデオクリップは、東京の後に渡米してラスベガスで撮影。