若手実力派カンタウトリーチェのErica Mou(エリカ・ムウ/28歳/Puglia州Bisceglie出身)が2017年にリリースしたアルバム『Bandiera sulla luna(意:月面上の国旗)』
Erica Mou - Bandiera sulla luna

第1弾シングルとなったのは彼女にしては珍しいラップ調の楽曲「Svuoto i cassetti(意:私は引出の中を空にする)」だ。

シングル第2弾は彼女らしい作風の楽曲「Roma era vuota(意:ローマは空っぽだった)」

同アルバムには1969年にAdriano Celentano(アドリアーノ・チェレンターノ)が歌って大ヒットした「Azzurro(意:空色)」(Paolo Conte作曲/Vito Pallavicini作詞)のカヴァーが収録されている。同曲のタイトルがイタリアのナショナルチームのイメージカラー(そのため、ナショナルチームはAzzurri/アッズーリと呼ばれる)であることもあり、オリンピックやW杯などの国際大会では必ず応援歌として歌われるほど、言わば準国家に等しいほどド定番のマーチ調の楽曲なのだが、Ericaはしっとりとしたバラード調のアレンジで歌い、同曲の新たな魅力を引き出すことに成功している名カヴァーとなった。

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Puglia州南端のSalento地方で結成された人気バンドNegramaro(ネグラマーロ)が2017年にリリースしたアルバム『Amore che torni(意:戻って来そうな愛)』は、2017年・年間アルバムチャート15位にランクイン。
Negramaro - Amore che torni

シングル第1弾「Fino all'imbrunire(意:夕暮れまで)」。途中何か所かに入る幼女の声は、ヴォーカルのGiuliano Sangiorgi(ジュリアーノ・サンジョルジ)の姪っ子が務めている。

シングル第2弾「La prima volta(意:初めて)」。

Negramaroはサンレモ音楽祭2018にスーパーゲストとして出演し、出世作「Mentre tutto scorre(意:全てが流れる間に)」(2005)と前出の「La prima volta」を歌い、さらに司会を務めた大御所カンタウトーレClaudio Baglioni(クラウディオ・バリォーニ)と共に彼の1975年のヒット曲「Poster(ポスター)」を共演して話題となった。
Negramaro-OP

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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2018年に達する年齢で表記。