オールディーズ風の曲調で定評のあるカンタウトリーチェNina Zilli(ニーナ・ズィッリ/38歳/Emilia-Romagna州Piacenza出身)の近作アルバム2枚から紹介。

『Frasi & Fumo(意:フレーズと煙)』(2015)は、Nina自身と名匠Mauro Pagani(マウロ・パガーニ)と共同プロデュースで話題となったアルバム
Nina Zilli - Frasi & Fumo

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このアルバムにはサンレモ音楽祭2015で9位となった「Sola(意:独り)」を収録しており、同音楽祭ではPaganiがオーケストラ指揮をしたシーンも見逃せなかった。

同音楽祭のカヴァー大会でNinaはMassimo Ranieri(マッシモ・ラニエリ)がCanzonissima1969で歌って3位となったヒット曲「Se bruciasse la citta`(意:もし街が燃えたなら)」をカヴァーして披露。上記のアルバムにスタジオ録音テイクを収録している。

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同アルバムからのシングル第2弾は「#RLL [Riprenditi le lacrime(意:涙から立ち直りなさい)])
。Ninaらしいモータウン調の楽曲。

2017年に発表したアルバム『Modern Art』は、プロデューサーに売れっ子の敏腕Michele Canova Iorfida(ミケーレ・カノーヴァ・イォルフィダ)を迎えてリリース。
Nina Zilli - MoDERN ART

第1弾シングル「Mi hai fatto fare(意:あなたは私にさせた)」は、Ninaの従来路線からイメチェンを図りヒップホップ調となった。
https://youtu.be/U08DkmuiwQw

第2弾シングル「Domani arrivera`[Modern Art](意:明日はやって来るわ)」は、さらにラップ調楽曲となった。
https://youtu.be/f_d6G_FJ-oU

サンレモ音楽祭2018に「Senza appartenere(意:所属することなく)」で出場し、結果は20人中17位と振るわなかったが、従来のNinaの路線&サンレモ音楽祭向きで安心して聴いていられる楽曲。同アルバムのサンレモ・エディションに追加収録された。同音楽祭第4夜のゲストを迎えた演出では、ジャズ系カンタウトーレSergio Cammariere(セルジォ・カンマリエレ/58歳/Calabria州Crotone出身)と共演。Cammariereが弾くピアノをフィーチャーした2人のデュエットは同曲の魅力を異なる角度で再現した名演となった。

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シングル第4弾となったのは「1XUnattimo(意:1X一瞬|ひと時をひとりの人に」

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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2018年に達する年齢で表記。