Francesco Gabbani(フランチェスコ・ガッバーニ/36歳/Toscana州Carrara出身)のアルバム『Magellano(意:マゼラン)』(2017)から。なお、同アルバムには背景が白のイタリア盤(9曲入り)、同時発売で背景が黄色のインターナショナル盤(+ボーナストラック1曲/タイトル名は英語表記の"Magellan")、さらに後に背景が赤のSpecial盤(16曲入り)がリリースされている。プロデュースは彼のサンレモ音楽祭出場時にオーケストラ指揮を務めていたLuca Chiaravalli(ルカ・キァラヴァッリ)。
Francesco Gabbani - Magellan

サンレモ音楽祭2016の新人部門で「Amen(アーメン)」を歌って部門優勝を遂げ、翌2017年は同音楽祭の大賞部門に出場して、見事優勝を勝ち取ったサクセス・ストーリーを歩む注目のカンタウトーレ。

そのサンレモ音楽祭2017優勝曲が「Occidentali's karma(意:西洋のカルマ[業/ごう])」だ。西洋文化に対してシニカルな立場=東洋文化への接近というステレオタイプの楽曲なので、ヴィデオクリップが面白い。歌詞にある"ハダカの猿が踊る"をフィーチャーして、猿(ゴリラ?)の着ぐるみダンサーも踊る。この着ぐるみダンサーはサンレモ音楽祭でも毎晩登場して彼のステージを盛り立てていた。

https://youtu.be/i4HmDV0wmOg

その彼がサンレモ2017の第3夜のカヴァー大会で披露したのは、Adriano Celentano(アドリァーノ・チェレンターノ/80歳)の1984年発表曲「Susanna, Susanna(スザンナ)」。

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2017年夏のイタリアでスマッシュヒットとなったのは「Tra le granite e le granate(意:シロップとザクロの間に)」

「Pachidermi e pappagalli(意:厚皮動物とオウム[=鉄面皮と受け売り屋])」は、陰謀論主義の人々を風刺している作品。美しい風景のロケ地はSardegna州SassariのOlbia e il mare di Golfo Aranci。ラッパーのSalmo(サルモ)がカメオ出演しているのも見どころ。

「La mia versione dei ricordi(意:僕の想い出のヴァージョン)」は、Wham!(ワム)の「Last Christmas」へのオマージュ作品とのこと。雪景色はTrentino-Alto AdigeのSan Cassianoロケ。

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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2018年に達する年齢で表記。