2017年5月19日〜21日の来日公演が迫ったArisa(アリーザ/35歳/Genova生まれBasilicata州Pignola育ち)のミニ特集。
Arisa

サンレモ音楽祭2009年新人部門に「Sincerita`(意:誠実さ)」で出場。ホンワカした楽曲とDr.スランプのアラレちゃんそっくりのルックスの相乗効果もあって優勝。ミア・マルティーニ賞(批評家賞)と記者クラブ賞も獲得して、全国区の知名度を得た。同年の新人部門にはMalika Ayane(マリカ・アヤン)、Simona Molinari(シモーナ・モリナーリ)、Iskra(イスクラ)、Irene Fornaciari(イレーネ・フォルナチァーリ/Zuccheroの娘)、Chiara Canzian(キァーラ・カンツィアン/PoohのRedの娘)、Karima(カリマ)といった錚々たる顔ぶれの居並ぶ中で優勝したのだから、その価値はひときわ大きかった。

次にArisaが大躍進を遂げて転機となったのが2012年のサンレモ音楽祭。前年より映画出演を始めたこともあり、アラレちゃんキャラを止めて大人スタイルにイメチェン。情感たっぷりの楽曲「La notte(意:夜)」を、見事に歌い、大賞部門第2位に。プロデュースをMauro Pagani(マウロ・パガーニ)が務めたことでも話題になった。

2年後の2014年サンレモ音楽祭で「Controvento(意:風に向かって)」を歌い、ついに優勝を果たす。ちなみに同年の決勝戦に残った3人のうち、残りの2人はRaphael Gualazzi(ラファエル・グアラッツィ/2013年来日)とRenzo Rubino(レンツォ・ルビーノ/2014年来日)。つまり今回Arisaが来日することで、この3人全員が来日を果たすこととなる。

ちなみにArisaという芸名は家族の頭文字で構成されており、最初のAは父Antonio。RはArisa本人の本名Rosalba。IとSは姉妹のIsabellaとSabrina。最後のAは母Assuntaというのも、Arisaの人となりを感じる逸話だ。

※当サイトでのArisaの紹介記事
http://piccola-radio-italia.com/tag/Arisa


2017年5月29日に初の来日フルコンサートが開催されるZucchero(ズッケロ/62歳/Reggio nell'Emilia出身)。

Zucchero_2017

数々の後世にまで語り継がれるコンサートの実績を持つZuccheroだが、今回は1990年、ソビエト連邦崩壊直前のモスクワ・クレムリン宮殿で行ったコンサートDVD『Live at the Kremlin』(1991)から。35歳時の若々しいZucchero。オーケストラ指揮はサンレモ音楽祭でもお馴染みのPeppe Vessicchio(ペッペ・ヴェッシッキォ)。Zuccheroのイタリア語MCにロシア語の同時翻訳が付けられているところも違和感が有って不思議な雰囲気。しかもこれがZucchero初の映像作品だったと言うのも異色中の異色だった。発売当初はVHSで21世紀になってからDVD化された。
Zucchero - Live at Kremlin

同コンサートは日本盤も発売された世界的大ヒットアルバム『Oro incenso & birra(邦題:ズッケロ)』(1989)収録曲を中心に披露されている。

Festaでは「Overdose[d'amore](意:愛の与え過ぎ)」、「Diamante(意:ダイアモンド/Zuccheroの祖母の名)」、「Diavolo in me(意:僕の中の悪魔)」「Senza una donna [without woman](意:ある女なしに)」を紹介した。

※当サイトでのZuccheroの紹介記事
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注)記事中の歌手の年齢は、記載時点での誕生日の到来を考慮はせず、2017年に達する年齢で表記。

Continua alla prossima puntata.(続く)